Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記の人気ブログ記事

  • 電源電流容量について考える その1.5

    【再公開する為部分削除しました】 ★電源電流容量について考える その1.5 寄道と多忙に紛れ、どこまで進めたか自更新を読み直す始末です。 と言って完結させる余裕がないので「その2」でなく「その1.5」でお茶を濁します(滝汗) 電源電流容量の検討続編は、市販電源電流容量不足を引き起こすその他の要因に... 続きをみる

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  • 露太本線のJAM2018訪問記②

    1回でまとめ切れなかった前回の続編です。 5.風景モジュールから 国鉄時代にしか興味がなく車両へ執着がないと見る物は風景が中心になります。 この駅舎は昔の東急田園調布駅(現在保存中)がモデルに見えます、東横線沿線で育った筆者には馴染みの駅でした。 昭和30年代と思われる風景モジュールは、『昭和の鉄... 続きをみる

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  • 電源製作③コンパレータ

    電源製作3回目、今回はPWMパルスを発生させるコンパレータの設計です。 その前に、実は『親爺ぃさん』に難しくて解らんと怒られました。 例えば前回の「矩形波発振回路」と「三角波発生回路」を繋ぐ抵抗、 ①何故必要でどんな働きをするのか? ②何故1kΩでは小さく1.35kΩなら良... 続きをみる

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  • CLK講座 スタイロフォーム基台の設計と製作

    予告したスタイロフォーム使用基台の製作法解説です。 筆者はスタイロフォーム使用経験はありますが、レイアウト基台製作経験はありません。 【延伸線エリア天井断熱DIY施工】 使用経験は屋根裏レイアウトルーム断熱工事で40mm厚スタイロフォームを使用しました。 それで基台製作法解説は乱暴な話ですが、『一... 続きをみる

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  • CLK講座 線路敷設アレコレ❶レール塗装

    線路配置設計を完了し、レイアウト基台を製作して、使用レールを調達すれば次は線路敷設ですが、当社ではその順番で進めて後で大変な苦労をしました。 【TMS表紙を飾ったレイアウト】 ★レール塗装 50年前のレイアウトにバラスト撒布事例は多くありましたが、レール塗装は皆無でした。 従ってレール敷設後にバラ... 続きをみる

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  • HOn2 1/2レイアウトをどうするか? その1

    TMS掲載の祖師谷軽便鉄道に触発されHOナローに興味を持ち、小型レイアウトを、作るとしたらの前提で設計しました。 【設計記事より転載】 設計が完了し780mmx1240mmのスペースで1/87森林鉄道の世界を再現可能と解り、益々興味が深くなりました。 延伸線建設中断でGoかNo Goか2週間考えま... 続きをみる

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  • 鉄道P誌1963年10月号 C61特集

    鉄道P誌は蒸機全廃が既定路線にになった1962-1964年に、形式別の特集を組んでます。 早く消えそうな形式からで、最後がD51特集でした。 9600、C58は単独特集、D50/D60、8620/C50、C55/C57の様に兄弟形式一括特集もあり、C10/C11/C12も一括でした。 【鉄道P誌1... 続きをみる

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  • C59/C60の話

    C57とC59は2C1の軸配置が同じ旅客列車用蒸機で、製造された時代も同じですが、直接の血縁関係がない遠い親戚の様な物です。 【蒸気機関車スタイルブックより】 C57はC51に始まる国産旅客列車用大型蒸機を、C54、C55と正常進化させた形式です。 一方C59は当初C51が牽引してた東海道山陽特急... 続きをみる

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  • 1963年 消えゆく地方小私鉄

    1960年代の国鉄は新線建設時代だったと前回紹介しました。 結果的に巨費を投じて赤字を膨らませたのですが、実質的に国営企業だった国鉄は『赤字の責任?、国が決めて承認した新線建設を進めただけで、赤字は国が何とかするのでしょ』の立場でした。 高速交通網の起点名神高速全通は1963年7月、東名高速全通は... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年8月号

    前回更新で紹介した16番レイアウト須津谷急行電鉄のネタ本紹介です。 ◆農業倉庫の話 前編 ◆農業倉庫の話 後編 ◆トラス橋の基本知識 ◆N用トラス橋製作法 この号掲載記事で以上4記事も公開しており1冊で6回の更新です。 著作権切れの手持ち冊数が減ってるので、徹底的にしゃぶり尽くしてます。 【前号よ... 続きをみる

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  • 摂津鉄道S氏の貨車入換講座 前編

    摂津鉄道作者S氏は国鉄職員で車掌として貨物列車に乗務されてました。 レイアウト運転にダイヤを組んだ運転、旅客列車の一部切り離し、折返し列車編成組込み運転、そして貨物列車入換作業などを取り入れ、運転の楽しみを増やす事を提案されてます。 現在のJR貨物の様にコンテナとタンカーだけなら旅客列車固定編成の... 続きをみる

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  • 線路際のアクセサリー➌

    前回の続編、シリーズ最終回です。 【前号より転載】 ◆携帯電話器用ターミナルボックス この時代は自動車搭載型携帯電話登場の20年以上前です、聞いた事のない話なので記事を読むと、機関車・電車・気動車には非常用携帯電話器が搭載され、事故発生時などに最寄駅と通話できるターミナルブックスが沿線500m毎に... 続きをみる

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  • 駅をレイアウトする その3

    シリーズ最終回はその他の駅の線形についてです 【笠松スイッチバック信号所】 通過型スイッチバックの基本形は本線直線で、場内信号機は本線用/構内線用2基です。 従来線笠松信号所で実現できなかったこの不満点は延伸線倉元駅で解消します。 9.ヤード K氏はヤードをレイアウトに良く見られる電車区の様な留置... 続きをみる

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  • ポイント電気講座⑦Pecoその2

    ポイント電気講座7回目です。 6-3.ダブルスリップ 限られたスペースに理想の線形で長い列車を走らせたい、この夢実現に最も効果的なのがダブルスリップとカーブポイントだと思います。 カーブポイントは通常ポイントの形が歪んだだけなので、電気講座としてダブルスリップを取り上げます。 とは言う物のローカル... 続きをみる

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  • ワフ29500室内灯点灯化工作

    ワフ29500室内灯点灯化をダイオードブリッジを使わずに実現します、工作が簡単でより低電圧点灯が可能な方法で、低速運転貨物列車に向いているからです。 PWM方式電源でも効果がありますが、通常方式電源の当社ではより大きな効果を得られます。 図の様にLEDを2個使用し進行方向により一方が点灯、一方が消... 続きをみる

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  • 模型照明の電気講座④車両室内灯 前編

    模型照明の電気講座今回は車両室内灯です。 本講座開始はKATOキハ52車両加工記事にoomoriさんからいただいたコメントへの返信がキッカケでした。 多分筆者返信にoomoriさんが疑問を感じ検証実験をしていただく結果になりました。 そして今度は、oomoriさんの検証実験に筆者が疑問を感じ検証す... 続きをみる

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  • コンデンサポイント切替電気講座 総集編②

    最初は前回の補足です。 2-4. 切替不良時の対処法 当記事推奨コンデンサポイント切替回路で切替不良発生時の対処法は以下の通りです。 ①切替不良発生ポイントコンデンサをテスターで導通試験して下さい。 導通(0Ω)の場合はコンデンサショートモード故障です。⇒コンデンサ交換。 ②... 続きをみる

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  • CLK講座 基台の設計と製作

    今回は前回に続き調達した1x4材、2x4材を使ったレイアウト基台の組立法解説です。 前回更新でスタイロフォーム利用基台は絶対的強度不足で、配線収納スペース確保不能で本講座対象外にした事に対し、『一読者』さんからコメントを頂戴しました。 40年間の空白を経て2013年~2014年にレイアウト製作最新... 続きをみる

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  • TOMIX電気設計は今も出鱈目です!

    ★お詫び(2025.03.07追記) 粗忽物の筆者はポイント裏表の関係を勘違いし、実際は分岐側内側レール通電用コイルバネを、トングフログ側固定レールと勘違いしたまま記事作成と計測依頼を行いました。 3/7読者コメントで間違いに気付き、記事・計測依頼内容を訂正しました。 誤情報発信した事をお詫びしま... 続きをみる

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  • 釜石製鉄所専用線の話

    昨年9月鉄道P誌に掲載された1枚の写真が気になり、次の記事を書きました。 ★1枚の写真から・・・2024.09.11更新 【同記事より転載】 結局場所は釜石、被写体は釜石線準急『陸中』と、並行して走る釜石製鉄所鉱山専用線と解ったのですが、廃止間際のこの鉱山専用線訪問レポートがあったので紹介します。... 続きをみる

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  • 鉄道P誌 1964年9月号 C59特集

    鉄道P誌1964年9月号からC59特集を紹介します。 【鉄道P誌 1964年9月号表紙】 本来ならC59/C60特集として特急ヘッドマークを付けたC59が表紙を飾る処でしたが、C56にその座を譲ってます。 【1963年版 蒸気機関車スタイルブックより】 国産初の特急牽引蒸機C51の後継として192... 続きをみる

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  • 祖師谷軽便鉄道

    先日の『ナローの魅力』、沼尻鉄道訪問記と、HOn2 1/2レイアウト祖師谷軽便鉄道の紹介でしたが、レイアウトの詳細がなく、何処かで見たハズと探したら見つかりました。 前記記事から離れた号にレイアウト紹介記事がありました。 沼尻鉄道に倣った鉱山鉄道で、一般的な石灰石鉱山とし、運材列車が走ってもおかし... 続きをみる

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  • 摂津鉄道S氏の貨車入換講座 後編

    前回、山崎駅の事例から上下1方向のみ貨物取扱駅の解説に話が飛び火しました。 しかしコレを理解してないとS氏解説が解り難い部分があるのでご容赦ください、本題です。 【前回記事より転載】 吹田操車場発、梅小路操車場着解結貨物列車実例での貨車入換解説です。 ◆茨木駅の貨車入換作業 吹田操車場を発車した上... 続きをみる

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  • 良く解る2列車運転

    TMS1964年2月号紹介の続編第4回です。 【同号表紙】 ◆良く解る2列車運転 この時代も現代も目に見えない『電気』が苦手の鉄道模型マニアは多く、現代の方が多いと思います。 TMS編集部中尾氏の電気が苦手の人向けの解説記事が掲載されてます。 キャブコントロールの非常に解り易い解説なので、記事内容... 続きをみる

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  • レイアウトの水田を実感的に!

    『ご趣味は?』と訊かれ『俳句を少々』なら『高尚なご趣味ですね』、『ゴルフに凝ってます』なら『健康に宜しいですね』、しかし『鉄道模型です』には『面白そうですね』の返事でも、内心良い年して電車で遊んでると思ってないかと気を回す、そんな肩身の狭さを皆さん感じてるのではないでしょうか?、残念ながら鉄道模型... 続きをみる

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  • KATOのお客様対応に感動!

    前回更新でKATO 8620東北仕様を自己責任でデフ除去改造し、そのプロセスでコネクティングロッドカシメ外れを引き起こし修理に出した話をしました、その後日談です。 【前号より転載】・・・デフ除去ハチロク 原則中2日更新に移行した昨年11月以降は自転車操業を脱し、常時2-3回分の記事ストックを持てる... 続きをみる

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  • KATO新製品ローカル線の小型駅舎

    昭和40年代国鉄ローカル線がテーマの当社では、毎月各社から発売される新製品に興味が沸く物がほとんどありません。 そんな中KATO新製品予告に「ローカル線の小型駅舎」を発見し早速チェックしました。 【生野駅構内】 当社メインステーション生野駅ストラクチャはGM製改造跨線橋と3/4番線上屋を除き、ほぼ... 続きをみる

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  • 抵抗内蔵LED製品使用の改善提案

    テープLEDは3本直列抵抗内蔵で、そのまま12V電源に接続すれば点灯します。 他にも12V仕様砲弾型/各種チップ抵抗内蔵LEDが製品化されてます。 使い易いので高価格を時間や電気知識習得とのトレードオフと考えれば、利用価値の高い製品だと思います。 ただ1点だけ注意が必要で、筆者失敗に基づき簡単に実... 続きをみる

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  • 信号扱所の構想設計

    前号で倉元駅の列車運行と信号扱所の役割を解説しました、信号掛は日に何十回いや百回以上ポイント・信号機切替を機械式梃子を操作し人力で行っていました。 今回は倉元駅信号扱所の構想設計です、まずは鍵を握る信号機梃子からです。 1.信号機梃子Aタイプ 自作予定の信号機梃子を記憶確認の為に検索すると出てくる... 続きをみる

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  • ローカル駅舎①屋根製作と前加工

    スイッチバック駅用GMのローカル駅舎製作を始めます、厳寒期で屋根裏作業ができず、進捗が遅くなると思います。 拙い工作ですが筆者にできれば誰でもできると言うもの、わらぶき農家の好評に気を良くし、製作プロセスを紹介します。 少し高価格ですが着色済みキットを使います、下塗りの手間を省く目的です。 まず屋... 続きをみる

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  • 路面電車と電気鉄道の違い?

    『路面電車』から連想するのは『併用軌道』『ポールまたはビューゲル集電』『単行運転』(連接車を含む)、『電気鉄道』から連想するのは『専用軌道』『パンタ集電』『統括制御多連運転』のキーワードになるのが一般的だと思います。 なお、この記事は北海道乗り鉄旅に出掛けるので予約更新です。 コメント頂戴しても帰... 続きをみる

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  • 1965年ダイヤ改正直前 私鉄編

    金曜日毎にCLK講座を更新してきましたが、工作に必要な視力回復が思わしくなく、北海道旅行準備の為に当分お休みします、次回はバラスト撒布の予定です。 数回に渡り1965年10月ダイヤ改正直前の全国の動きを紹介しました。 最後は私鉄と路面電車編です。 【過去記事から転載】 ★私鉄の動き 国鉄が新旧交替... 続きをみる

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  • 国鉄型機械式気動車

    前回1952年のガソリン動車終焉まで、国鉄型気動車の歴史を追いました。 最後に登場したキハ41500・キハ42500は戦後復興の旅客輸送増大期に活躍しましたが、統括制御ができず多連運転できない欠点がありました。 気動車の内燃機関はモーターと異なり無負荷起動が必要で、自動車と同じ機械式ギアの変速機が... 続きをみる

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  • 60年前春の出来事 後編

    前回の続編、今回は関西私鉄の話題からです。 【前号より転載】 近鉄特急網拡大のニュースです。 発車式に花を添える着飾った女性達は多分近鉄社員なのでしょう。 現在なら社外から雇わないと問題化する処です。 由運行開始翌日の吉野駅、終端駅だと解ります。 近鉄特急乗車経験は京都-近鉄奈良間だけですが、西大... 続きをみる

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  • 1964年 全国鉄道ニュース 九州編

    新幹線開業60周年で1964年の話題が続いてます。 同年鉄道P誌複数号の各地の話題を地域毎にまとめて紹介します。 レイアウト製作記ブログでなく、鉄ネタ昔話ブログと化してますが、まっ良いでしょう。 九州玄関口の博多駅が手狭になり、新駅が前年末に移転開業してます。 新博多駅は市街中心地にあった旧駅から... 続きをみる

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  • スイッチバック信号所

    スイッチバックには木次線出雲坂根や箱根登山鉄道の様に、進行方向を逆転させて山を登る方式と、通過型スイッチバックと呼ばれる方式がありました。 勾配線区列車交換施設建設の際に、平坦区間を取れない場合に使われたのが通過型スイッチバックです。 通過型スイッチバックは、勾配本線から水平に引上線と発着線が出て... 続きをみる

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  • レイアウトスペースを考える 後編

    前回レイアウトと言えば16番だった60年前の状況と、未完に終わった筆者建設計画の話をしました。 また北海道の自然風景に特化した小型レイアウト再評価の話と作者後書きを最後に紹介しました。 実はこの後書きには続きがありました、以下の通りです。 【作者後書きより】 16番レイアウトでここまで潔く捨てた作... 続きをみる

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  • KATOは鈍行夜行列車シリーズ化?

    久し振りにKATOのHP覗いたらトップページスクロール画面に気になる広告がありました。 KATO以外の車両に興味はなく他社は見ません。 気になったのは2024年5月発売予定の夜行鈍行『山陰』です。 【KATO HPより】 『山陰』には???となりました。 国鉄は1949年6月に鉄道省を引き継ぐ形で... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 第4章

    ここまで計画から開業までと、開業からアプト式廃止前夜までの計93年間を紹介しました。 今回は新線営業開始前夜からの話で、やっと筆者実体験のある時代に近付きました。 8.信越本線電化 1963年5月末に碓氷峠越え新線敷設工事が完了し、全線慣熟運転が開始され、営業運転に必要な施設も7月初旬完成予定でし... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年5月号

    工作は夏休中なので他の話題で繋ぐしかありません。 先月連載した機関庫の風景のネタ本TMS1966年5月号の紹介です。 【TMS1966年5月号表紙】 TMS表紙は誌上発表レイアウトかスケールモデル秀作が相場でしたが、まれに凝った造りの自由形蒸機が登場してました。 しかし自由形電車編成の表紙は記憶に... 続きをみる

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  • 組立式個人レイアウト

    KATO/TOMIXの2社は自社レールシステムを使った様々なお座敷運転用レイアウトプランと構成に必要なレールセットを公開してます。 便利ですが、道床付き既製品レールの組合せ自由度確保が、実物とかけ離れた複線間隔や分岐側カーブポイントの背景になってます。 【KATO公開レイアウトプランの1例】 KA... 続きをみる

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  • 線路際のアクセサリー➊

    工作は出来高払いなので、またまた古いTMSの特集記事紹介です。 スケールに係らずレイアウト製作に有用な情報です、記事執筆者は摂津鉄道製作者のS氏、国鉄職員だった方です、当社実施例を含めた紹介です。 ◆線路の構造 最初に線路の構造として下図を掲げ次の様に書かれてます。 『盛土部分は路盤と言って、いわ... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS1964年2月号➊

    困った時の昔の鉄道雑誌紹介の拙ブログですが、所蔵する著作権期間満了の1967年以前発行号が残り少なくなりました。 そこでバックナンバーを検索すると、ありました。 鉄道P誌は56年以上前の号ですが¥1,000/冊で入手可能でした。 TMSは更に豊富で¥800/冊で入手できました。 レイアウト製作は開... 続きをみる

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  • 筆者のブラックジャック戦略と戦績

    ギャンブラーは勝った話はするが負けた話をしないのが定説になってます。 筆者の29回ラスベガス訪問カジノギャンブル収支は、記録を残してないので正確には解りませんが$1500~$2000の負け越しです。 でも1訪問平均4夜の遊び代$50と考えれば安い物です。 【シリーズ記事より転載】 その負け越しのほ... 続きをみる

  • 半世紀前のTMS 1967年10月号➊

    暑いです、標高900m高冷地でもエアコンのない自室工作は無理ましてや屋根裏はです。 【TMS1967年10月号表紙】 前回の『TMS買物帖』も6月24日公開『機関庫の小アクセサリー』もTMS1967年10月号からの紹介でした。 同号掲載の他記事紹介です。 1.天賞堂モデラーズサロン 天賞堂開催イベ... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後❿

    今回は新品レールで敷設し、塗装/バラスト撒布してないトンネル内区間のジョイナー接触抵抗劣化を計測し、塗料やボンド水の影響がどの程度あったのかを明らかにします。 【本シリーズ表紙画像】 4-6.塗装/バラスト撒布影響度の調査 対象となるトンネル内区間はレイアウト南北に位置し、天井が低く作業困難な場所... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➌

    前回の続編です。 【本シリーズ表紙画像】 いきなり図面は味気なく表紙が必要、画像在庫も少なく使い回します。 3.計測結果に基づく考察 3-1.KATOレイアウトプランの検証 計測結果からフィーダー設置基準作成の為に、KATOレイアウトプランを検証します。 【KATOレイアウトプラン集】・・・前々号... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1964年2月号⑤D50特集

    鉄道P誌D50特集の続きです。 【前々号より転載】 ◆D50・D60関東信越編 今回は関東信越編からです。 このエリアでD50が活躍したのは八高線と信越本線、そして松本にも配属されてたので、篠ノ井線または中央西線での運用だったと思われます。 【八高線 越生-明覚間 1963年11月】 八高線鉱石列... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➊

    今年春に発覚したユニジョイナー経年劣化問題のその後です。 敷設8年の従来線にどう対策するか悩み、暫定対策を実施しても効果不十分でした。 一番確実なジョイナー半田付けは実施不能、大工事になる補助フィーダー追加にも施工の基礎データが何もありません。 【拙ブログ2021年4月3日更新】 問題発覚時に『が... 続きをみる

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  • KATOナノプランツ試してみました

    先日KATOフォーリッジ製品名変更に伴う確認でプランツシート調達しましたが、送料薄める為に必要な、または興味ある製品を同時発注しました、その一つがナノプランツです。 ナノという命名から細かい素材と想像されますが、皆目見当つかず製品説明読みました。 【筆者常用通販店製品ページより】 ところが製品説明... 続きをみる

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  • KATOさんそりゃーないでしょ!

    3月16日更新でKATOフォーリッジが入手難でプレミア価格になってる、フォーリッジクラスターも市場から姿を消してるとお伝えしました。 【拙ブログ3月16日更新】 これに対し『524spider』さんと『がおう☆』さんからコメントがあり、 ★KATOフォーリッジ⇒KATOプランツシート ★... 続きをみる

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  • Wさんレイアウト⑤キャブコンのフィーダーとギャップ

    設計お手伝いしてるWさんレイアウトの線路配置が確定しました。 自作線形設計ツールを他人様のレイアウトに適用したの始めてでしたが上手く機能し、Wさんがイメージしてたこんな事やりたいを形にできました。 【水田脇のハザ棒置場】 記事タイトル通り遊ばせて貰ってますし、Wさんにはバーターで筆者ができない事を... 続きをみる

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  • Wさんレイアウトで遊ぶ③やればできる!?

    お楽しみにと期待持たせて引っ張るのも嫌なのでシリーズ続編を連投します。 Wさんからサポート依頼受けたのが12月10日頃、線路配置助言も欲しいの追加依頼を受け、ブログ記事化了解を得て作業開始しました。 【鉄橋脇の保線小屋】 4.大どんでん返し Wさんレイアウトで遊ぶ①プロローグ公開の12月24日には... 続きをみる

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  • 制御の基本と応用技法 その7

    さて厄介な中間駅10基の信号機制御の論理設計です、脳みそ液状化は収まりましたが、何しろ色灯式信号機に興味なし、信号機制御は初体験、我ながら良い度胸してます。 【夕焼けのキハ その3】 前回、今回と中間駅制御の論理設計を行ってるのは以下の理由によります。 ①湖南総合運転所Arduinoスケッチ設計要... 続きをみる

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  • PWM電源後方HLチラツキ 番外編③

    本件番外編は②で終りの予定でしたが、その後解った事があるのでまとめます。 【中山平郵便局】 右隣は中山平駅進入列車撮影用カメラ台として空き地になってます、淋しいので生野北町通り商店長屋不動産屋の売地看板を立ててあります。 8.新たに解った事 N-1001-CL逆起電力保護ダイオードを低損失大電流容... 続きをみる

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  • テープLED室内灯⑧オハ61系整備

    ★お断り 下記投稿コメント欄でお騒がせしております、現在一時的にコメント受信停止中です。 良識あるコメント送信者の皆様にはご迷惑をお掛けしますがご了承ください。 さて本題、テープLED室内灯の続編です。 キハユニ26換装用照明モジュールが余りました。 当社標準品にするので困りませんが単品では何とも... 続きをみる

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  • KATOスタンダードSXの性能評価 その2

    前回の続きです。 読者の皆さんは正直です、専門的な電源設計は結果に興味お持ちでもプロセスは難解で敬遠され、サッパリだったOUTポイントとアクセス数がスタンダードSX性能評価で一気に回復しました。 でもその割にINポイントは増えません(笑) 3.16V仕様の性能評価 12V仕様評価と同じくKATO純... 続きをみる

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  • KATO新型キハ58が届いたけれど・・・

    年末に予約したKATO新型キハ58が届きました。 送品開始時期に合わせ1月3日投稿記事が何故か当ブログ人気No.1に躍り出ました??? 記事の様にキハ58M車T車各1両の予約、KATO旧型キハ58系急行「ろふと号」5連が就役中で、とりあえず先頭車用に2両入手し現物を見てから追加発注判断の予定でした... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1963年5月号

    諏訪に暮らして35年目、夏場の都会の暑さにメッキリ弱くなりましたが、と言って寒さに強くなる事はなく(笑)工作を思う様に進められません。 そこで今回は雑誌著作権50年を経過したTMS1963年5月号から紹介します。 表紙は前年の名古屋コンクールでTMS特別賞を受賞した私鉄風の電車駅です。 表紙裏が天... 続きをみる

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  • 野小屋の製作③蛍光灯作り顛末記

    どうせ凝るならチラつく蛍光灯を低目線から目視できなければ面白くない、という想いが大きな回り道の原因になってしまいました。 丸4日間行きつ戻りつしましたので、失敗プロセスを含めて紹介します、何かの参考になるかもしれません。 ★失敗事例ー1 遮光技法開発実験装置の光り輝くサンプルホルダーの印象から、1... 続きをみる

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  • カーブ鉄橋の構想設計

    11/20(日)は昨年欠席した大学の同窓会へ出席し、楽しい時間を過ごしてきました。 年を取ると同じ時間を共有した昔の仲間は良い物です、筆者レイアウト・ブログも話題になり、クチコミで読者増加すればありがたいのですが・・・・。 さて、設計課題①延伸線接続部と②スイッチバック駅をクリアしましたが、もう一... 続きをみる

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  • 昭和に消えた路面電車たち

    前回路面電車(軌道線)の話をしました、その流れで昭和時代に消えた路面電車の話です。 大阪市電・東京都電の大部分が昭和時代に消えましたが、地方でも多く消えてます。 廃止順紹介法もありますが、西から見ていきます。 今回は廃止軌道線だけで、同時期廃止の鉄道線(ナロー含む)は除外してます。 ◆琴平参宮鉄道... 続きをみる

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  • 私鉄の国鉄型機械式気動車

    前回まで3回に渡り国鉄型機械式気動車の歴史を追ってきました。 国鉄(鉄道省)が気動車開発に期待した小単位・多回数・高速運転は、地方私鉄に於いても全く同じで、運転経費が嵩む蒸機運転合理化策として、地方私鉄各社でも採用する動きが広がりました。 特にキハ39500(41000)が成功を収めるとその動きが... 続きをみる

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  • 2024年を振り返る 6月以降

    上半期/下半期で別ける予定が、5月で終わってしまいました。 6月以降のまとめです。 【物置を作るより転載】・・・6月19日 小型水田3枚でも稲刈りすればハザ掛けして天日干しですし、様々な用途に使う稲わら収納場所も必要です。 何より日々使う農機具や蓑や菅笠などを収納する物置を作りました。 簡単にチョ... 続きをみる

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  • ツル操の話 分解作業

    『ツル操』とは現在の新川崎駅近くにあった新鶴見操車場の事です。 国鉄関係者が岡操(岡山)、広操(広島)の様に貨物列車始発駅終着駅の略称として使ってた物です。 操車場で編成されたローカル貨物列車が各駅で行う貨車入換作業については、TMS掲載摂津鉄道S氏記事を基にした以下2記事を2023年9月に公開し... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年12月号

    前回に続きTMS1966年12月号からの紹介です。 【1966年12月号表紙】 表紙は前月号から連載されてたナローの魅力HO2 1/2祖師谷軽便鉄道です.。 同じく前号から連載の『キユ25の作り方』後半も当号です。 1.作品グラフ 1-1. 9mmゲージ米国型蒸機 最初は日本訪問中の米国人鉄道模型... 続きをみる

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  • Nストラクチャの価格動向 前編

    先日KATO D51を例に過去10年余の車両価格動向調査し、物価上昇を上回る38%アップと解りました。 今回はストラクチャの価格動向です。 1.トミーテック建コレ 建コレは市販ストラクチャで最も種類が豊富で、当社従来線ストラクチャ最多数派の50数棟採用してます。 比較的安価で外観もそこそこ、ウェザ... 続きをみる

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  • 中山平の列車交換

    露太本線が現在もJR路線またはキラキラネーム第三セクター路線として存続してるとしたら、中山平は貨物上屋と貨物側線を撤去された無人駅になってます。 ポイントと色灯化された信号機は遠隔操作され、自動閉塞方式に変更されてます。 更に言えば駅舎が取り壊され、待合室替わりの廃車掌車かもしれませんし、1番線ス... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年10月号➋

    年初から毎水曜日にレイアウト建設工作記発表を続けてきましたが、梅雨末期から屋根裏での工作不能になり、しばらく工事・工作を中断するしかなくなりました。 苦しい時の古い鉄道雑誌頼りは拙ブログ定番で、前回に続いて同号掲載記事を紹介します。 【前号より転載】 4.高校生製作のレイアウト 最初は筆者1学年上... 続きをみる

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  • 機関庫の風景総集編 最終回

    機関庫の風景最終回は残りの機関支区と駐泊所です。 十日町も飯山と同じく飯山線途中駅です。 調べた限りでは最初は仙台鉄道管理局の駐泊所として開設され、後に新潟鉄道管理局に移管、更に長野鉄道管理局へと移管されてます。 在籍機はC56、本区はC56わずか7両在籍の飯山からの分駐ではなく長野の方が自然です... 続きをみる

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  • 水タンクとスポート 前編

    シナリーガイド著者K氏寄稿記事の紹介です。 筆者は親から離れて旅が可能になった高校進学から無煙化まで10年ありましたが、マニアを除けば厄介者扱いされてた現役時代蒸機を知る最後の世代が高齢者になりました。 その後の復活蒸機のイベント列車は別物です。 復活蒸機は別物でも、若い人に興味を持ってもらうのは... 続きをみる

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  • 釜石線 陸中大橋駅

    今回はTMS1967年3月号に掲載された『シナリーガイド』著者K氏による釜石線陸中大橋駅紹介が素材です。 元記事は写真が多く、記述は当時のローカル線事情に詳しい読者を対象にした物なので、筆者知見を加え昭和のローカル駅事例研究としてまとめ直しました。 平野部の少ないリアス式海岸の鉄の街釜石から狭い谷... 続きをみる

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  • 国鉄黄金時代回想録④

    雑感なので何でもあり、アチコチ飛び火します。 今回は青函連絡船と東京-江差間時間距離がどう変遷したかシミュレーションしたら面白い結果になりましたのでその紹介です。 【1964年9月時刻表復刻版】 2-11.青函連絡船 当時『北海道へ行く』の言い方より『北海道へ渡る』の方が一般的でした、北海道は青函... 続きをみる

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  • TMS特集 楽しい鉄道模型③制御技術編

    今回この特集シリーズを紹介するに当たり全記事に目を通しましたが、タイトル通りストラクチャ/車両工作難易度が低いのに対し制御技術だけレベルが高いのです。 それは現在の鉄道模型界と違い、誰もが走らせて楽しむ為に必要な一般電気知識を持ってたからです。 【前々号より転載】 高校時代にコレ読んだ筆者は制御技... 続きをみる

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  • TOMIX腕木式信号機の切替制御 まとめ

    腕木式信号機のTOMIX推奨条件は、コンデンサ充放電エネルギーが切替必要パワー下限値4.32倍、切替波形有効パワーが下限値6-7倍のオーバーパワーと解りました。 ハイパーポイント電源ポイント切替同等か以上のストレスで寿命に悪影響が出ると考えてます。  シリーズ最後のまとめとして、TOMIX腕木式信... 続きをみる

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  • 制御の基本と応用技法 その10

    前回の続きです。 【詰所前のキハ】 第七章:デルタ線と地下ヤードの制御 7-1.デルタ線とは? 拙レイアウト通過型スイッチバックは全国百ヶ所近くありながらレイアウト作例がわずか数例なのはスペース効率の悪さが原因です。 それより少ないとは言え、実在したデルタ線の作例がないのは、スペース効率に加え制御... 続きをみる

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  • 高機能電源④各ノッチ最高速度を決める

    高機能電源4回目です。 【前号より転載】 前回実験結果に基づき各ノッチ最高電圧仕様と加速度仕様を決めます。 【夕焼け混合列車】 1.従来線用電源再評価 高機能電源は従来線用電源をベースに「PWM化」「常点灯対応」「ノッチ数増加」し、更に「制御特性」改善を行います。 以前に制御特性概念図を公開してま... 続きをみる

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  • ポイント電気講座⑥Peco その1

    ポイント電気講座6回目です。 6.Peco 6-1.インサルフログ Pecoには『ポイント電気講座②ルーツから学ぶ』で紹介したポイント界のレジェンド、エレクトロフログの他にインサルフログが製品化されています。 エレクトロフログは『選択式』、インサルフログは『非選択式』と誤った情報が流布された為、不... 続きをみる

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  • SB駅の設計②駅構内設計

    スイッチバック駅の設計①で、改造前提で考えていた両渡り線が意外な結果でしたので、駅構内設計を先行しました。 構内設計の要「線路」「ホーム」「駅舎」配置を決定し、スペース確認、両渡り線改造検討へと繋げて行きます。 生野駅はKATOローカル駅舎をKATO近郊型ホーム改造嵩上げタイプと合体、上屋は1番線... 続きをみる

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  • 田園風景-10 里山周辺

    田園風景シリーズ最終回は、北東コーナーの里山です。 これからも個別の田園風景を撮影し、改修などがあれば紹介しますが、ブロック毎シリーズは一旦完結とします。 レイアウト敷地の形状に係らず、コーナー部を山にする事例が多い様です。 トンネル設置、風景変化、見せたくない物を隠す、様々な目的達成に山は非常に... 続きをみる

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  • 北海道乗り鉄旅計画は難産の末に完成 後編

    前回旅の2日目旭川泊まで、今回は残りの行程計画です。 3日目、4日目と進めるのが普通ですが、4日目宿泊地を札幌に絞り込み、先に帰りの5日目行程を決めました。 札幌の他に旭川と帯広ホテルも仮押さえしてましたが、乗り鉄稼ぎ不能や早朝発がネックで、具合が悪かったのです。 札幌から普通電車で岩見沢へ戻り、... 続きをみる

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  • 1965年ダイヤ改正直前 他の国鉄編

    1965年10月ダイヤ改正は、東北本線盛岡電化と鹿児島本線熊本電化に伴う変化、特に大型蒸機の大量余剰と廃車が南北で発生しましたが、他地方でも様々な動きがありました。 【過去記事より転載】 ★在来線の動き 新幹線開業1年を経て旅客輸送実績データが収集されました、東海道在来線昼間特急は廃止され新幹線に... 続きをみる

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  • 60年前年末年始の鉄道風景 東日本編

    結局2月はレイアウト建設進展なしに終わりました、西日本編に続き東日本編です。 ブルトレ全盛時代の牽引機EF65登場です、1965年デビューだったんですね。 岐阜は名古屋に近い為かブルトレ特急は全列車通過でした。 『県庁所在地駅なにに』と、地元から要望があったのでしょう、1964年10月ダイヤ改正で... 続きをみる

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  • 満鉄特急『あじあ』号

    『満鉄』特急『あじあ』号計画が持ち上がったのは満州国の建国翌年1933年でした。 日本が満州の直接経営を始め、その背骨に当たる大連-新京間高速列車の要望実現が背景です。 当時の最速列車急行『はと』は、701.4kmのこの区間を10時間30分で結んでました。 ここに130km/h運転を目標にした世界... 続きをみる

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  • KATOストラクチャに想う事アレコレ

    久し振りにKATOホームページ覗いたら面白い新製品がありました、現代型住宅各種です。 新型JR車両が次々発売され、平成後期が時代設定のレイアウトに似合う民家がなかったので良い狙い処です。 KATOストラクチャは伝統的に完成品販売が多く、これもそうです。 【通販サイトより】 令和に新築された住宅とし... 続きをみる

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  • 60年前の鉄道P誌 早春

    めっきり寒くなってきました、秋の工作最適シーズンが過ぎつつありますが、どうにもなりません。 鉄道昔話と雑感です。 【鉄道P誌 1964年3月号表紙】 ◆ED75 表紙の交流電機ED75の牽引列車乗車経験があるハズですが、電化完成路線から消えた蒸機に興味はあっても、新鋭電機に興味がなかったので馴染み... 続きをみる

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  • 最後の青函連絡新造船

    1960年代は経済発展に伴い本州-北海道間の貨客輸送量も伸び続けてました。 その需要増加に対処するには、増便か連絡線の大型化しかなく、津軽丸級が新造されました。 津軽丸に続き、八甲田丸、大雪丸、羊蹄丸、摩周丸、十和田丸、松前丸の同型船が次々就航し、旧型船を置き替えて輸送力が増強されました。 青函連... 続きをみる

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  • 還暦を迎えた新幹線

    今月は新幹線開業60周年の節目になりますが、記念イベントのニュースは聞いてません。 60年前の春は新幹線の話題で持ち切りでした。 輸送力増強が限界に達していた東海道本線の問題解消もありますが、東京-大阪を3時間10分、在来線の半分以下で結ぶ世界に誇る高速鉄道が、オリンピック直前に日本にできる高揚感... 続きをみる

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  • Nストラクチャの価格動向 後編

    前回建コレとTOMIXストラクチャについて10年前と価格比較し、一部の不人気製品の処分販売を除き、ほぼ倍になってると解りました。 今回はKATOとGMを見ていきます。 3.KATO KATOは鉄道関連施設ストラクチャは充実してますが、その他は建コレに遠く及びません。 KATOストラクチャは寸法精度... 続きをみる

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  • 木曽森林鉄道の話

    鉄道P誌1964年1月号落穂拾い最終回は木曽森林鉄道です。 【鉄道P誌1964年1月号表紙】 4.木曽森林鉄道 中学校社会科教科書の『日本の林業』の項には、秋田杉と並んで木曽桧が書かれてました。 木曽川V字谷で農業で生計を立てるのが困難な木曽では、古くから林業や牧畜(木曽駒 )が盛んでした。 戦国... 続きをみる

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  • 1963年 鉄道の話題 九州/中国編

    1963年は国鉄の話題が豊富な年で、アプト式廃止、新線開業、電化延伸、事故多発など様々なテーマに沿って紹介してきました。 今回は地域毎の話題をまとめて紹介します。 ◆九州編 日南線・指宿枕崎線が開業した年で、電化区間は鹿児島本線門司-荒木間のみ、熊本へ向け電化工事が進んでました。 日南線南宮崎-青... 続きをみる

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  • 地味~な蒸機C54の話

    『国鉄近代型蒸機』と言う言葉は昔から使われてますが、定義がある訳ではありません。 多少強引に定義すると、20世紀前半に製造されて鉄道院/鉄道省/国鉄在籍機になり、20世紀後半まで現役活躍した蒸機と言えるのではないかと思います。 この定義ではB-E動軸数呼称形式ではC52(1947年廃車)を除く全て... 続きをみる

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  • 令和の田舎の沿線を訪ねて その2

    ◆10月7日(土) 山陽道トンネル火災事故通行止め渋滞を避ける為に、初日の計画を変更し数ヶ所で撮影しましたが学んだ事があります。 良いポイントと思っても天候や時刻により条件が全く違う事です。(当り前!) ホテル7:00発、前日の上月撮影ポイントに7:55到着しました。 本当はこのアングルで撮影した... 続きをみる

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  • 機関庫の風景総集編 その2

    最近紹介した1966年TMS掲載記事から、KATOがそれを参考にして、と言うよりパクって給水塔・木造機関庫、構内建物等のストラクチャ群を設計してた事が解りました。 シナリーガイドK氏の実地踏査による情報ですから、昭和の雰囲気が出てるのは当然です。 ◆KATO新製品ローカル線の小型駅舎・・・2020... 続きをみる

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  • 水タンクとスポート 後編

    元記事が7ページ掲載でボリュームがあったので2回に分けました。 東北本線と花輪線分岐駅好摩の機関車駐泊所の水タンクは、当社倉元駅水タンクとほぼ同サイズです。 好摩は大機関区がある盛岡から21km、花輪線8620三重連基地の荒屋新町まで38kmの位置にあり、給水施設は当然としても、駐泊所があったとは... 続きをみる

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  • トロリーラインレイアウト

    TMS200特別号記事からの最後はトロリーラインレイアウトの紹介です。 【TMS1965年2月号表紙】 ◆トロリーラインレイアウト トロリーラインレイアウトとは単に路面電車が走る市街地レイアウトではなく、実際に架線を張って架線集電を行うレイアウトの意味です。 Nのトロリーラインレイアウトもあるかど... 続きをみる

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  • 線路際のアクセサリー➋

    前回の続きです。 【前号より転載】 ◆信号警標 黄と黒の警戒色に塗り分けられた長方形の標識で、乗務員に場内信号機を再確認させる為に場内信号機の150m手前に設置されてます。 乗務員が視認し易い様に地上3.5mの高い位置に、標識板サイズは450mmx600mmです。 ◆速度制限標 勾配標、距離標と並... 続きをみる

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  • 給水塔足場の製作➊

    給水塔足場をGM洗浄台キット加工で作れる目途が立ったので製作に着手しました。 設計が上手くできると結果を見るのが楽しみです。 [生野駅給水塔] 製作中給水塔のポンプ小屋どうするかなんて考えてしまいます。 ◆部品加工 工作は順番を良く考えて進めないと後でシマッタとなり勝ちです。 もう一度組立説明図を... 続きをみる

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  • 生野駅の製作➊駅舎と1番線ホーム

    生野駅は当社メインステーションで、レイアウト製作に燃えてた初期の製作で細部にこだわりました。 ブログ開設は念頭になく製作プロセス記録を残さなかったので、これまで製作記事を書いてません。 残されたわずかな画像に新撮画像を加え紹介したいと思います。 【表紙画像】 今回は駅舎と駅舎のある1番線ホーム製作... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1964年2月号④D50特集

    鉄道P誌D50特集の続きです。 【前号より転載】 ◆疑問:D50のデフ 写真で見るD50/D60は全て同形状のデフ付きです。 【TMS蒸気機関車スタイルブック1962年版より】 しかし形式図はデフなし、一方でD60形式図はデフ付きです。 8620や9600の様にオリジナルはデフなし、後年追加したな... 続きをみる

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