Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記の人気ブログ記事

  • 半世紀前のTMS1964年2月号➊

    困った時の昔の鉄道雑誌紹介の拙ブログですが、所蔵する著作権期間満了の1967年以前発行号が残り少なくなりました。 そこでバックナンバーを検索すると、ありました。 鉄道P誌は56年以上前の号ですが¥1,000/冊で入手可能でした。 TMSは更に豊富で¥800/冊で入手できました。 レイアウト製作は開... 続きをみる

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  • フィーダー設置に関する計測結果まとめ

    今回は一連の計測結果をまとめ、具体的な事例で解り易く解説します。 【本シリーズ表紙画像】 計測は全て完了?、いえ一つだけ残ってます。 KATOフィーダー配線はメーカーデータ引用で、当社幹線配線半分弱の芯線数で同じ配線抵抗は変です、確認するしかありません。 6-1.KATOフィーダー配線抵抗(con... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1968年3月号

    [2022.08.10付記]機芸出版社転載許諾済。 前回は摂津鉄道『小川のある風景』についてでした、今回はその他です。 【前号より転載】 ◆多分天賞堂が大損した1/14凸電 表紙見開き天賞堂広告指定席に面白い製品が載ってます。 1/14スケールの人を乗せて走行可能なバッテリー駆動凸電です。  写真... 続きをみる

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  • TMS特集 楽しい鉄道模型④CBと車両製作

    1冊で長く引っ張るつもりなかったのですが内容盛り沢山で長編シリーズになりました。 今回は制御技術積み残し運転制御盤と車両製作編です。 ⑤コントロールボード(運転制御盤) 鉄道模型に電気知識ほとんど不要になってもレイアウトはそれぞれ個別仕様、電気知識不要にしたTOMIXはレアウト製作推奨しても制御盤... 続きをみる

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  • 倉元駅制御はこう動かす

    前回で倉元駅運転制御のマン・マシンインターフェースが決まりましたので、それを実現する回路設計に進みます。 【ヤード塔手摺もシルエットなら結構見られるかな?】 8.制御回路の設計 個別回路設計に入る前に全体に関する内容を解説します。 8-1.コンデンサ切替の2モード ポイントサーボ駆動採用を中止し、... 続きをみる

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  • 混合列車がゆく

    当社の想定、昭和40年代国鉄裏街道亜幹線に混合列車は似合わないと思って調べたら、日豊本線で昭和49年の無煙化まで走ってたと知り、「想定外」でないと解りました。 当時乗車DC急行交換列車として名前だけ本線(失礼!)の閑散線区で見かけました。 【C58が牽く釧網本線混合列車】・・・無煙化後も昭和54年... 続きをみる

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  • KATOキハ52の車両加工③急展開

    前回の続きです、同時進行故の予想外の展開になりました。 グリーンマックスダミーカプラーを開封しました。 ナックル、密連両タイプとカプラーポケットがセットになってます。 グリーマックス製品全般に言える事ですがマニュアルがなく、組み立て方や使い方は自分で考えてのスタイルです。 KATOカプラーNと比較... 続きをみる

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  • KATOキハ52の車両加工①調査

    大寒波襲来、昨日11日はシーズン初の真冬日でした。 さて、1月3日投稿『KATOキハ58リニューアル予約しました』でキハ58車両加工と共に、キハ20系をTOMIXからKATOに置き換えた経緯に触れました、今回はKATOキハ52の車両加工です。 左がTOMIXキハ20、右がKATOキハ52、上回りデ... 続きをみる

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  • 雪崩覆いの設計

    ヒートブリッジ対策は、接着剤硬化時間が長い事がネックになり連続投稿できません。 北基台次の製作予定ストラクチャ、雪崩覆い設計の現状を紹介します。 完成イメージはこの写真トンネル出口に設置された落石止め兼雪崩覆いです。 北基台西部、背景板から県道と本線が姿を現す場所に設置し、長さは約160mmです。... 続きをみる

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  • ポイント切替電気講座⑪Peco その3

    ポイント切替電気講座シリーズ最終回です。 Peco推奨回路は実績データを使い設計します。 Peco純正ポイントマシンPL-10使用時の作動条件は前回明らかになりました。 1.実効電力量 TOMIXとKATOは安定切替必要ON時間との比較から設計しました。(KATOは推定値) Pecoは推定が困難な... 続きをみる

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  • 露太本線の良く解るポイント切替電気講座③

    前回までポイントマシンと純正ポイントスイッチ使用時の電流波形を解説してきました、ご理解いただけた前提で進めます。 ネット情報に動作原理や工作記事は数多くあれど、信頼性・安全性・設計手法の解説は見当りません。 どうせ始めた講座なら、今後の標準技法になる物にしたいと欲も出てきました、設計手法にはデータ... 続きをみる

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  • 県道駐車帯ほぼ完成!次は?

    県道駐車帯は基台端で風景途切れてますが、石垣の下は谷で川が流れてます。 冬場は里から登って来た車が、洞門先トンネル出口の雪が深いと困るとチェーン装着場として使われますが、晩秋のこの時期は川対岸の山の紅葉が見事で駐車する休憩スポットになります。 駐車帯の転落防止柵はコンクリートタイプなのですが、在庫... 続きをみる

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  • 1963年 鉄道の話題 首都圏編

    引き続き首都圏の話題からです。 ◆国鉄編 輸送力増強中心の関西に対し首都圏はバラエティに富んでます。 1963年末から九州行ブルトレ牽引機がEF58からEF60 500番台に交替する予定になっており、7月末には試運転が行われてます。 10月末には完成したEF60 501機が貨物列車牽引で足慣らしし... 続きをみる

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  • 1963年 国鉄新線開業

    1960年代は国鉄近代化計画に基づく輸送力増強と、地域発展の動脈となる新線建設が全国各地で進んだ時代でした。 十数年後から赤字ローカル線廃止が次々行われたのは何とも皮肉でした。 今回は1963年、最初の東京五輪前年に開業した国鉄路線を紹介します。 ◆日南線全通 日南線南宮崎-北郷間が1963年5月... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 第3章

    第2章では蒸機運転で輸送力が飽和した1898年から、電化された1912年、ED42登場の1930年、更に戦争の空白期を経てED42配備完了の1947年まで49年間の経緯を紹介しました。  6.歴史は繰り返す 第3章はED42配備完了以降の続編です。 ◆熊ノ平土砂崩落事故 鉄道事故ではありませんが、... 続きをみる

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  • N用トラス橋製作法

    トラス橋の基礎知識とN用鉄橋市販品を見てきましたが、当社採用トラス橋KATO製を始めとしてほとんどの製品が、スパンを短縮して模型化してるのでトラス橋設計期十を満たしてません。 また全てプラ製品なので、部材が実物より骨太になってます。 そんな中、市販トラス橋が存在しなかったN黎明期の自作事例が紹介さ... 続きをみる

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  • KATO C56発売予告に想う

    先日KATO EF55発売時の人気に驚いて雑感を公開しました。 筆者も知らない現役時代、知るのは80代の旧型電機が何故?と思った訳ですが、頂戴したコメントから高崎運転所籍でイベント列車牽引や交通博物館展示を知り、世代による車両認知の違いを感じました。 【KATO HPより】 高品質蒸機を送り出して... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年5月号

    工作は夏休中なので他の話題で繋ぐしかありません。 先月連載した機関庫の風景のネタ本TMS1966年5月号の紹介です。 【TMS1966年5月号表紙】 TMS表紙は誌上発表レイアウトかスケールモデル秀作が相場でしたが、まれに凝った造りの自由形蒸機が登場してました。 しかし自由形電車編成の表紙は記憶に... 続きをみる

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  • 写真集『旅のたまゆら1981-1988』

    筆者は2013年4月にレイアウト建設着手し、7-8割完成した2015年末ブログ開設しました。 レイアウト製作を決意してから関連ブログを読み始め、レイアウト製作だけでなく鉄道写真ブログも数多く訪問し、非常に共感を覚える『風太郎のPな日々』と出逢いました。 車両主役の記録写真が多い中、鉄道とその土地に... 続きをみる

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  • 機関庫の風景総集編 その2

    最近紹介した1966年TMS掲載記事から、KATOがそれを参考にして、と言うよりパクって給水塔・木造機関庫、構内建物等のストラクチャ群を設計してた事が解りました。 シナリーガイドK氏の実地踏査による情報ですから、昭和の雰囲気が出てるのは当然です。 ◆KATO新製品ローカル線の小型駅舎・・・2020... 続きをみる

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  • 線路際のアクセサリー➊

    工作は出来高払いなので、またまた古いTMSの特集記事紹介です。 スケールに係らずレイアウト製作に有用な情報です、記事執筆者は摂津鉄道製作者のS氏、国鉄職員だった方です、当社実施例を含めた紹介です。 ◆線路の構造 最初に線路の構造として下図を掲げ次の様に書かれてます。 『盛土部分は路盤と言って、いわ... 続きをみる

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  • 当社のデュアルキャブコン その3

    延伸線で計画してる1人2列車運転ついて解説します。 従来線で実施した2列車運転の様に2列車の速度制御とセクション選択及びポイント切替をタイミング通り行う忙しい運転ではなく、一つ一つの操作を順番に行う運転で時間に追われず楽しめる様にします。 延伸線線路配置概念図です。 従来線と同じ考え方でセクション... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS1964年2月号➌

    TMS1964年2月号紹介の続編です。 【同号表紙】 ◆温泉電軌のりかえ シナリーガイド著者K氏の寄稿です。 現在なら現地訪問しなくてもネット上に情報が溢れてますし、ストリートビューで疑似現場体験をする事もできます。 しかし当時の都会に住むローカル線ファンにとってK氏の記事は知らなかった/知りたか... 続きをみる

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  • 採石場ホッパーの設計➋

    拙ブログは最近記事余裕がない自転車操業(苦笑)、同時進行故の失敗ややり直しプロセス含めて記事ネタにしておりますのでご了承ください。 ◆高い買物 採石場専用貨車の社紋・社名インレタ貼りにトラ55000では都合が悪く、品切れ中トラ45000が1セット必要になり、買える処で調達しました。 【プレミア付き... 続きをみる

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  • 1963年 鉄道の話題 北海道/東北/甲信越編

    昨日3月21日の最高気温は+1℃、あと少しで真冬日の寒さでした。 今朝の予想最低気温は-10と真冬並み、暑さ寒さも彼岸まで何て『嘘だろ~』と言いたくなる気候です。 1963年鉄道の話題最終回は北海道・東北・甲信越編です。 ◆北海道編 動力近代化の波は北海道にも押し寄せてました。 北海道の蒸機牽引急... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➏

    次から次へと新しい発見があり調査必要項目が増えてくる、当初予想に反し本シリーズは長くなりそうな状況です。 【本シリーズ表紙画像】 4-3.ポイント内部抵抗の計測 ジョイナー接触抵抗経時変化計測の本項目的から少し外れますが、前回KATOポイント内部抵抗が無視できないと解りましたので確認します。 ◆計... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➎

    前回の30年前レールジョイナー劣化度試験、何だか消化不良です。 【本シリーズ表紙画像】 ザクッとジョイナー接触抵抗3倍になってると解りましたが、従来線リニューアル仕様決定の必要情報が不足しており、追加計測を行いました。 4-2.中山平北方電気区間計測と考察 前回の試験区間R315/180度を含む電... 続きをみる

  • 半世紀前の鉄道P誌1964年2月号⑤D50特集

    鉄道P誌D50特集の続きです。 【前々号より転載】 ◆D50・D60関東信越編 今回は関東信越編からです。 このエリアでD50が活躍したのは八高線と信越本線、そして松本にも配属されてたので、篠ノ井線または中央西線での運用だったと思われます。 【八高線 越生-明覚間 1963年11月】 八高線鉱石列... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1965年9月号①

    今回は鉄道P誌1965年9月号の紹介です。 連載中『国鉄黄金時代回想録』ネタ本時刻表の1年後、前回東京五輪・新幹線開業1年弱の、国鉄が大きく変化し発展を遂げた時代です。 【鉄道P誌1965年9月号巻頭グラビア】 中央東線松本電化完成祝賀列車です、記載ありませんが撮影は1965年7月1日、撮影地は最... 続きをみる

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  • 摂津鉄道 晩秋の蔵本村

    摂津鉄道『晩秋の蔵本村』は、昨年『レイアウトモデリング』で始めて読みました。 従来線製作前に読めば良かったと思う部分と、風景重視レイアウトパイオニアの大先輩に失礼かもしれませんが、自分の製作スタンスは間違ってなかったと安心する部分が半々でした。 【前号より転載】 今回『レイアウトモデリング』は発表... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➊

    今年春に発覚したユニジョイナー経年劣化問題のその後です。 敷設8年の従来線にどう対策するか悩み、暫定対策を実施しても効果不十分でした。 一番確実なジョイナー半田付けは実施不能、大工事になる補助フィーダー追加にも施工の基礎データが何もありません。 【拙ブログ2021年4月3日更新】 問題発覚時に『が... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化発覚!

    人生に三つの坂有りという言葉があります、『上り坂』と『下り坂』そして『まさか』だそうです、その『まさか』が当社で発生しました。 【日に1本の特急がやってくる】 『アレーッ、変だな~』が発生したのは、湖南電源が完成し当社従来線生野-中山平間レール磨きをして試験運転の際でした。 『何か速度上昇がゆっく... 続きをみる

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  • TMS特集 楽しい鉄道模型⑤最終回

    2-3回予定でしたが読み返した結果5回シリーズになってしまいました。 最終回は車両製作記と参考情報、最後にペン画集の特別増刊号です。 ★車両製作(cont.) ⑤客車ペーパーキットの組立 当時市販されてた16番車両は真鍮等の金属製が大半を占めてましたが、自作車輛となると蒸機を除き木と紙が主要材料で... 続きをみる

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  • カーブ鉄橋の製作 前編

    カーブ鉄橋を橋梁合成が必要な3連から長さ短縮の4連に設計変更し、鉄橋製作の大きな課題が解決しましたので製作に着手します。 KATOデッキガーダー橋124mm長4本中の2本を35mm短縮し、89mm長に改造します。 橋梁切断前に通路手摺を短縮位置でニッパーカットします。 加工前は左右対称ですが短縮に... 続きをみる

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  • 1.1万円のギャンブルKATO8620デフ外し

    ハチロクとは60年代後半から70年代初頭の旅の途上で少なくとも十数度遭遇しており、デフなしは遠くからすぐソレと解り、デフ付きは「何だろう?アッ、ハチロクか~」で、デフ有無比率はほぼ半々だったと記憶してます。 個人的にはデフなしの軽快な姿が好きです。 【『KATOハチロク2両届いてたけれど・・・』よ... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1963年11月号①

    拙ブログでは大半を処分しながら手元に残した雑誌著作権50年を経過したTMSを随時紹介してきました。 残り僅かになり昨年新年号以来途絶えてました。 中2日で「苦しい時のTMS頼り」ではありませんが、面白い内容なので紹介します。 表紙は本文に製作記が掲載されてる20系特急「さくら」です。 当時の16番... 続きをみる

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  • 更新750回に想う事

    今回が節目の更新750回になります、完全隔日なら1,500日ですが1,483日、昨年11月からペースダウンするも、まだ平均では隔日を若干上回るペースです。 【D51牽引鈍行列車-1】 750回に何の意味があるの?と言われると返す言葉に詰まりますが、500回から1,000回の折り返し点、当面目標だっ... 続きをみる

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  • 制御の基本と応用技法 その10

    前回の続きです。 【詰所前のキハ】 第七章:デルタ線と地下ヤードの制御 7-1.デルタ線とは? 拙レイアウト通過型スイッチバックは全国百ヶ所近くありながらレイアウト作例がわずか数例なのはスペース効率の悪さが原因です。 それより少ないとは言え、実在したデルタ線の作例がないのは、スペース効率に加え制御... 続きをみる

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  • 給水給炭施設について

    子供の頃、機関車と言えば蒸気機関車の事でした、SLの呼称は第一次ブーム後です。 無煙化は遠い昔の44年前、でも復活蒸機イベント列車の人気は高く、レイアウトの世界ではターンテーブルに扇形庫を備えた機関区を製作される方が少なくありません。 その代表として『がおう☆』さん湖南総合運転所中央駅を例示させて... 続きをみる

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  • 電源電流容量について考える その2

    前回の続き、市販電源電流容量不足原因になるその他の要因の技術解説とまとめです。 2-4.KATO電源はポイント切替独立 KATOポイント切替は短時間ソレノイド通電方式で、消費電流は以下の通りです。 ①通常ポイント:ソレノイド1個、約0.6A ②片渡り線:  ソレノイド2個、約1.1A ③両渡り線:... 続きをみる

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  • 鉄道模型界の後進性に想う

    JAM納期が迫り準備に追われブログネタに事欠く始末です。 先日臨時休業し普段の顔を紹介したらJAMプロジェクト『た625』さんから『私なら1-2行で済ますのに休業でも長文』と笑われました。 今日も実質休業ですが、日頃感じてる事を書いてみます。 1970-80年代製品品質に起因する事故は現在より多発... 続きをみる

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  • スイッチバック駅の信号扱所

    県道洞門の次に倉元駅信号扱所を製作します。 当ブログ読者には半世紀前の腕木式信号機や通票閉塞をご存知ない方もかなりいらっしゃると思いますので、今回は倉元駅で列車がどんな動きをし、信号扱所がどう係るのかについて解説します。 信号扱所はスイッチバック両渡り線近くの本線脇に建ち、線路勾配に合わせ傾斜した... 続きをみる

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  • オハ35系編成の室内灯改修 後編

    近代化改造され蛍光灯に換装されたオハ35系の室内灯を設計製作します。 1.オハ35系近代化改造 【オハ35近代化改造車】・・・ドアは木製のまま 両数が多いオハ35系近代化改造は一律でなく様々な雑種が存在します、写真左端KATOがモデル化している鋼製Hゴムドアが標準ですが、ご覧の様な旧ドア車もありま... 続きをみる

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  • TOMIX電気設計の検証 その2

    前回の続きです。 いやーっ、驚きました、度肝を抜かれ目が点になりました。 4.TOMIX N-1001-CLの分解調査Part-2 4-1.基本の『き』さえできてない回路設計 最初にシステムブロック図作成の為、各部の電圧を計測しました。 ACアダプタージャックを挿入しDCジャック入力電圧を計測する... 続きをみる

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  • 露太本線の良く解るポイント切替電気講座①

    前回予告の『露太本線の良く解るポイント切替電気講座』を開講します。 この講座は、電気が苦手の方を対象にして、解り易さ優先で詳細説明を省き、不要な部分を丸めて説明しますので、専門家からは突っ込み処がある事を、予めご了承ください。 第一章:ポイント切替の動作原理 1-1.ポイントマシンの動作原理 最初... 続きをみる

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  • ローカル駅舎③配置決定と内部設計

    ローカル駅舎3回目は内部設計です。 その前提として駅舎配置を決定します。 間取り設計は待合室と駅務室は決まっているので、めくら板で仕切られた右側をどうするかだけです。 ホーム側出入口付き部分が駅長室、残りが駅員のロッカーや仮眠ベッドが備えられた宿直休憩室になります、他に選択の余地はありません。 マ... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌 1966年12月号①

    いよいよ厳冬季に突入、昨日1/14は真冬日、1/15の予報は加えて最低気温マイナス2桁、気力だけでレイアウト製作を続けられません。 昨年12月31日で雑誌著作権期限切れとなった鉄道P誌1966年12月号を紹介します、内容盛り沢山なので何回かに分けます。 同誌を定期購読していなかった筆者が所持してい... 続きをみる

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  • スイッチバック駅の設計①

    従来線は99%ユニトラックです、笠松信号所場内通過信号機付属線路しかファイントラック使用経験がないのでまずは学習します。 ファイントラックを使い馴れた諸兄から見れば常識かもしれませんが、「初心者の目」としてご覧ください。 最初はポイント、分岐角度15度140mm長、KATO4番ポイント相当品です。... 続きをみる

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  • 露太本線生野駅構内風景 前編

    露太本線のメインステーション生野駅構内風景を紹介します。 上り方から跨線橋越しの風景です。 1・2番線間は標準複線間隔33mmですが、2・3番線間は本線ポイントに6番を使用しているので40mmと広くなっており、その差を利用して幅広融雪溝を設置しています。 ホームは6両分で、中央約4両分が嵩上げされ... 続きをみる

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  • 特急『みずほ』の話

    本題に入る前に告知を少々です。 ご承知の様に当社レイアウト製作は、気候・眼病・俳句等で進行速度が遅く、所蔵する著作権切れ(~1967年12月)古本記事をネタにしてます。 本業のレイアウト製作よりこちらの方が人気ありそうで苦笑してます。 今年から紹介方法を変更してます。 鉄道P誌は複数号からテーマ記... 続きをみる

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  • 1963年 進む新幹線建設

    北陸新幹線は敦賀延伸され、いずれ京都まで繋がります。 東海道新幹線は1964年東京五輪に間に合わせるべく、その1年前には急ピッチで建設が進んでました。 敗戦から立ち直り経済復興して先進国の仲間入りをしたシンボル、国威発揚の道具でもあったのです。 当時の記憶をお持ちなのは高齢者に限られてしまいますが... 続きをみる

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  • 民家Aの設置

    今回は廃車物置を完成させて畑脇に置き、民家Aを設置します。 ➊カッター刃でこじって車体上下を分解しました。  ➋後部ドアがある面を前に設置するので、防犯用ダンボールを想定で車内側にマスキングテープを貼りました、真っ暗になるのでこの面だけです。 ➌上下を再組立しウェザリングマスターで雨晒しの車体を汚... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 第4章

    ここまで計画から開業までと、開業からアプト式廃止前夜までの計93年間を紹介しました。 今回は新線営業開始前夜からの話で、やっと筆者実体験のある時代に近付きました。 8.信越本線電化 1963年5月末に碓氷峠越え新線敷設工事が完了し、全線慣熟運転が開始され、営業運転に必要な施設も7月初旬完成予定でし... 続きをみる

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  • 駅の植物学

    マニアは詳しい部分は細部までこだわり、知らない部分は大雑把で済ます傾向があります。 レイアウト製作でも、用水路のない水田に何じゃコリャと筆者は感じますが、車両の仕様に詳しい方が当社のキハ20系床下機器装着したキハ58に何じゃコリャとなる様な物です。 レイアウト鉄道関連施設はそれぞれのこだわりでメリ... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年8月号

    前回更新で紹介した16番レイアウト須津谷急行電鉄のネタ本紹介です。 ◆農業倉庫の話 前編 ◆農業倉庫の話 後編 ◆トラス橋の基本知識 ◆N用トラス橋製作法 この号掲載記事で以上4記事も公開しており1冊で6回の更新です。 著作権切れの手持ち冊数が減ってるので、徹底的にしゃぶり尽くしてます。 【前号よ... 続きをみる

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  • 続・写真集『旅のたまゆら1981-1988』

    前回の続きで筆者が感じる風太郎さん写真の魅力について紹介します。 【前号より転載】 前回書いた風太郎さんが度々訪問された津軽鉄道からです。 筆者はストーブ列車見たさに五所川原-金木間の乗車経験があります、多分1971年の年末ではなかったかと思います。 【津軽鉄道 川倉 1983年2月】・・・写真集... 続きをみる

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  • 機関庫の風景総集編 最終回

    機関庫の風景最終回は残りの機関支区と駐泊所です。 十日町も飯山と同じく飯山線途中駅です。 調べた限りでは最初は仙台鉄道管理局の駐泊所として開設され、後に新潟鉄道管理局に移管、更に長野鉄道管理局へと移管されてます。 在籍機はC56、本区はC56わずか7両在籍の飯山からの分駐ではなく長野の方が自然です... 続きをみる

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  • D51重連運転区間の話

    当社でも時々運転してるD51重連の話です、D51運用線区と合わせて紹介します。 情報元の信頼性には少々疑問が残りますがご容赦ください。 国鉄の勾配区間では重連または後補機付き運転が各地で行われていました。 電化後はEL1両に運転士2人、更に1人乗務で済んだ区間に機関助手を含め4人乗務で運転してまし... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1967年7月号➌

    TMS1967年7月号紹介最終回です。 6.その他の製作記 6-1.EF90製作記 鉄道模型歴3年、TMS200号からの読者の作品です。 ブログもYouTubeもない当時、自作品のTMS誌上掲載は鉄道模型を趣味にする者にとって目標であり夢でもありました。 子供にせがまれて作ったプラキット『べんけい... 続きをみる

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  • 水門ハンドルの再製作

    『oomori』さんから頂戴したセキハンドルの加工は何とかできた物の、現在の視力では扱える下限サイズと解り、別用途に使用する予定です。 ハンドル捜索中に給水ハンドル軸紛失の1mmビス2本を発見しました。 照明+拡大鏡で何かあるのが解り、更に拡大して正体か解る現状です。 水門ハンドルを再製作するに当... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1967年4月号➋

    前回の続編、同号掲載その他の記事Part-1です。 昨日1月12日は最低気温-5℃、最高気温0℃で今シーズン初の真冬日でした、本日予報最低気温-9℃の一番寒い季節です。 【TMS1967年4月号】 5.機関庫を作る 特集シリーズ『シーナリーガイド』を始め数々の記事を執筆されたK氏の機関庫を作る連載... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➑

    問題発覚時の計測法に疑問を感じ、追加フィーダー設置場所検討を兼ねて検証しました。 【本シリーズ表紙画像】 【本シリーズ表紙画像】 ◆祭りの後 生来の慌て者が目を悪くして遠近感が狂ったら鬼に金棒(笑)、かなりの被害発生です。 中山平ではテスタークリップ押し当て点近くの貨物側線接触限界標が根元からポキ... 続きをみる

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  • 俳句の話 旅・鉄道の句

    先日愛読ブログの一つ団塊同世代の『イノッチ』さんがなんでも話題にしよう!という記事を公開されました。 全く同感で、高齢者は熱中できる事があり、今日する事がある、今日行く場所がある『教育(今日行く)』が充実した人生を送る為に重要だと言われてます。 【宵闇迫る生野駅】 と言う訳で今回は筆者のもう一つの... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1964年2月号①

    前例に倣い蒸機特集は後回し、その他の話題からです。 1964年東京オリンピック開会半年前、新幹線開業前の時代です。 ◆巻頭グラビア 朝靄の中を疾走する上り特急『あさかぜ』です。 巻頭グラビア被写体選定には背景があり、前年末からブルトレ特急牽引機がEF60 500番台に交替したとTOPICSにありま... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1965年9月号③9600特集

    前回の続きです、掲載された1960年代の9600をタップリ紹介します。 【前号より転載】 ◆旅客列車を牽く9600 9600と言えば貨物列車ですが、客レ牽引の様子も紹介されてます。 【胆振線 倶知安-六郷間 1957年9月】 胆振線で客レを牽く9600です、鉱物搬出路線として建設されたので客貨分離... 続きをみる

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  • 国鉄黄金時代回想録⑪中央本線

    今回は一番馴染み深く現在その沿線に暮らす中央本線について書きます。 【1964年9月時刻表復刻版】 5.中央本線 雑感なので切口色々、駅名改称から取り掛かります。 5-1.駅名改称について 鉄道省/国鉄/JR化後を問わず駅名改称は頻繁に行われており中央本線も同じです。 この駅名改称を類型化すると三... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1967年1月号②

    前回の続きです。 【前号より転載】 ★名鉄ディーゼルカー8000系製作記 前回の拙ブログTMS紹介1967年6月号の長野電鉄OSカー製作者K氏の作品です。 実際はコチラが先の製作、5ヶ月後にOSカー発表です。 キハ82系に似た外観と国鉄DC急行色塗装のキハ8000系は、名鉄が国鉄高山本線乗入れ急行... 続きをみる

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  • 駅をレイアウトする その2

    職場ルール遵守が徹底してる現在は、カメラ片手に『関係者以外立入禁止』の電車区を訪問し『写真撮らせてください』と声を掛けても、『良いよ、でも線路横断時は指差確認忘れずにね』何て返事は有り得ません。 【中山平駅】 機関区や庫内の様子に興味あってもホームや跨線橋から遠望するだけでした。 心臓に毛の生えた... 続きをみる

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  • カーブ鉄橋の製作 後編

    カーブ鉄橋は橋脚ジョイナーを短縮しないと橋梁隙間問題解決できないと解りました。 ジョイナー内側寸法は13.5mm、これを2-2.5mm短くする必要があります。 鉄橋の正確な設置にはジョイナー使用が必須、見えない部分の小さな部品加工はトホホです。 ①ジョイナー外側の薄い部分を除去し小丸彫刻刀で中央軸... 続きをみる

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  • 制御の基本と応用技法 その4(7/12追記)

    今回は従属接続フィーダーによる進路選択制御の応用事例を紹介します。 その前に前回の補足説明とお断りがあります、まずはお断りから。 【長閑な午後】 ◆お断り 拙ブログコメント欄にもあります様にoomoriさんが『進路選択によるポイント/フィーダー制御』コンセプトの出展をJAM2018でされたそうです... 続きをみる

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  • 学校ストラクチャに想うこと

    レイアウトに学校を作ろうと思い立った時の事をアレコレ書いてみます。 ★少ない先行事例と市販キット まず先輩諸氏の作例に学校がほとんどない事と市販キットが少ない事に驚きました。 【建コレ:中学校】 昭和40年代から現在まで幅広く対応可能なのがコレ、昭和37年中学入学の筆者は鉄筋4階建新築のこのタイプ... 続きをみる

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  • テープLED室内灯③1期工事は旧客

    前回ブリッジダイオード8両分組立着手しました、当社在籍旧客に適用予定するです。 工作続編の前にその背景説明です。 【『オハ35系編成の室内灯改修前編』より転載】 今年春。DC9V現行電源の条件でオハ35系室内灯改修を実施しました。 演色性を重視して白熱球を2灯化しましたが中央が暗く満足には今一歩で... 続きをみる

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  • 電源製作②三角波発生回路

    2018.9/26追記しました。 電源製作2回目です、何回で完成する?、全く見当も付きません。 1-2.応用事例(cont.) 矩形波発振回路応用事例をもう一つ紹介します。 Nゲージ 踏切警報遮断機 【『親爺ぃさん』ブログより】 踏切警報機にLEDを仕込む方は多く、僚友『親爺ぃさん』はArduin... 続きをみる

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  • オハ35系室内灯改修実験

    先日のKATOキハ52系車両加工で室内灯を改修し、より均質な室内照明ができました。 そうなるともう一方の旅客列車D51牽引オハ35系の室内灯が気になり出しました。 県道洞門製作着手はまたまた先送り、趣味は気の向くままですから。 アラカン世代以上でないと白熱灯照明旧客乗車経験をお持ちの方は少ないと思... 続きをみる

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  • 鉄道模型車両価格の経済学 本編

    鉄道模型車両価格の経済学続編です。 《夕暮れの貨物ホーム》・・・輸送革命により失われた鉄道風景です。 2.三男坊は辛いよ どの業界でもNo.3の経営が苦しいのはビジネス界の常識です。 ブランド認知され固定客も付き、上位2社に対抗するには製品ラインナップを揃える必要があります。 しかし規模の論理で何... 続きをみる

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  • TOMIX電気設計の検証 その5 被害者救済策

    今回は予告したTOMIX制御機器被害者救済策の実証実験です。 7-2.動作確認と改善効果 TOMIX制御機器15V駆動に変更した場合の各部動作と改善効果を検証します。 実証実験用部品が届きました。 15V/3.34A仕様ACアダプターとセメント抵抗47Ω/10Wです。 セメント抵抗は列車走行ダミー... 続きをみる

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  • 露太本線の良く解るポイント切替電気講座⑤

    標準技法化されているコンデンサポイント切替に不安を感じて本講座を開講しました。 最終的にはKATO・TOMIX・Pecoそれぞれのユーザーに対し、『こうすれば確実動作と寿命・安全性を両立できます』と推奨回路を提示する義務が生じたと考えています。 ここまでTOMIXポイント・マシンで解説を進めてきま... 続きをみる

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  • 県道沿いの民家C⑧花壇の製作

    民家Cが完成直前で足踏みしていたのは、正面花壇に植える花製作法が暗礁に乗り上げていたからです。 何とか目鼻が付き完成させましたのでプロセスを紹介します。 【中山平駅構内】 中山平駅ホームの花壇はフォーリッジ+花びらで製作しました、わらぶき農家花壇も同じ方法です。 生垣の陰になるわらぶき農家に対し、... 続きをみる

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  • KATO C11を買わなかった理由

    KATO新C11入線ブログ記事が数多く発表され非常に高い評価を受けています。 筆者は新幹線とJR車両に全く興味が無く、昭和40年代の時代設定と非電化亜幹線の場面設定に合う車両のみ入手しています。 ならばC11を見逃すはずはないと思われるでしょうが、実は見送りました、何故なのか?その辺りについて書い... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌 1966年4月号②

    鉄道P誌1966年4月号2回目は西日本編です。 最初はC58が主力機関車として活躍した高山本線からです。 トンネルや雪崩覆いが多い路線なので、夏場の乗客は窓を開けたり閉めたり忙しかったと思います。 同じく高山本線、筆者が2016.11.22『カーブ鉄橋の構想設計』に引用した鉄橋を渡るC58牽引列車... 続きをみる

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  • カーブ鉄橋の構想設計

    11/20(日)は昨年欠席した大学の同窓会へ出席し、楽しい時間を過ごしてきました。 年を取ると同じ時間を共有した昔の仲間は良い物です、筆者レイアウト・ブログも話題になり、クチコミで読者増加すればありがたいのですが・・・・。 さて、設計課題①延伸線接続部と②スイッチバック駅をクリアしましたが、もう一... 続きをみる

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  • 露太本線生野駅夜のひととき

    今回は新撮写真で生野駅の夜景を紹介します。 駅構内には詰所やヤード灯を含めて、約40箇所に照明を組み込んであります。 灯りが織りなす風景をお楽しみください。 町役場屋上から、駅前大通りを見下ろした構図です。 ファインダーを見る事ができないので、おおよその角度・焦点距離で絞りを振って撮影した、カメラ... 続きをみる

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  • 露太本線生野駅構内風景 後編

    前回の続編です。 機関区事務所窓から3・4番線ホーム越しに1番線改札口方向を眺めた風景です。 3・4番線ホーム上屋はGM製で、KATO製待合室や1番線上屋と屋根瓦の風合いが異なりますが、塗装とウェザリングで馴染んでくれました。 なお、この角度の視界から構造鉄骨を消すことはできません。 夜景です。 ... 続きをみる

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  • 国鉄露太本線のシナリオと線路配置

    最初に露太本線のシナリオ設定について書きます。 1.路線の設定 露太本線は始点終点間を結ぶ電化された幹線と並行して走る、とある北国の裏街道亜幹線です。 全線非電化単線の乙線区で、当時の奥羽本線や中央西線をイメージしています。 2.舞台の設定 露太本線が走る、とある地方の経済・交通の要衝守屋市から北... 続きをみる

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  • 私の模型歴とレイアウト製作のキッカケ

    こんにちは、生まれついての鉄道好きの団塊世代です。 Oゲージブリキレール3線式の模型を買ってもらった8歳から夢中になり、10代半ばには木製道床16番レールをホチキス針でスパイクし直し13mm化したり、C58に発煙装置を自作し取り付けたりしていました。 ちょうど関水金属(KATO)がNゲージ製品を発... 続きをみる

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  • 敷地造成と県道下石垣の製作

    自分で仕事増やして忙しがってるのだから世話はありません。 県道に石垣作り、紙粘土で傾斜地にして草を生やし、適当に樹木や岩を配置すれば1週間で完成するエリアに、田越し灌漑小型水田を作る事にしました。 現在では耕作放棄されてまず見られない風景です。 施工エリアは北基台が露出してます。 北基台高は手間を... 続きをみる

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  • 第8回鉄道写真コンクール入選作

    1963年に行われた鉄道写真コンクールの入選作の発表です。 撮影日と掲載号からすると、応募〆切が7月末、審査結果発表8月末の様です。 毎年続いてるとしたら、今年69回目になりますがどうなのでしょう。 60年間で写真はアナログからデジタルへ激変、被写体も大きく変化し、評価基準も少しづつ変わってるかも... 続きをみる

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  • 続・傾斜地畑周辺の風景製作

    寒は開けましたがまだ寒い日が続いてます。 今回は傾斜地畑周辺の風景製作を進め、民家Aの設置準備を整えます。 轍に撒いた砂はボンド原液だったので2日で固着しました。 完全固着してない砂を掃除機で吸い取りました。 境界がクッキリしてて違和感のあった築堤にグラデーション撒きした緑が濃い混合ターフは乾燥し... 続きをみる

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  • 傾斜地畑周辺の風景製作

    延伸線建設作業は、先行製作した民家A裏築堤を削り込み傾斜地畑を固定設置しました。 今回は法面角度変更の築堤再製作と周辺風景製作です。 前々回モミ殻焼作る時に探して見つからなかった写真が出てきました。 モミ殻を積み火種を入れて煙突立てた直後の撮影です、4-5時間で8割ほど黒く蒸し焼きされ消火します。... 続きをみる

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  • 根北線遊記

    日本の鉄道網が最も充実したのは1950年頃でした。 1960年代に入ると採算性の低い地方私鉄や路面軌道の廃線が始まり、1970年代1980年代は国鉄ローカル線が大量廃線され、その流れは今も続いてます。 国鉄路線では早期1970年に廃線された根北線の紹介です。 鉄道は昔から人と物の往来があった街道沿... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 終章

    第4章は新線敷設完了から、開業以来70年続いたアプト式廃止までの3ヶ月の経緯を紹介しました。 その続編で最終回です。 10.アプト式廃止後の3年間 1963年10月ダイヤ改正で上野発長野までの優等列車はほぼ全て電車化されました。 アプト式廃止により、歯軌条撤去した現在線を下り本線、新線を上り本線と... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 第2章

    本シリーズは鉄道P誌に掲載された複数記事を、碓氷峠越えをキーワードに、明治初期から歴史を追ってその変遷をまとめ直した物です 前回、東京-京阪間鉄道敷設計画が始まった1870年から横川-軽井沢間開業の1893年、そして蒸機増備で輸送力増強した1898年(明治31年)までの経緯を紹介しました。 百年物... 続きをみる

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  • 米坂線紀行

    昭和35年は1960年、64年前の米坂線紀行文がありましたので紹介します。 随所に日本が元気だった時代の香がしますので、原文記事を引きながら、筆者の思い出や考証を加え、正月箸休めにまとめてみました。 筆者の米坂線乗車経験は、1975年か1976年の勤務先ワンゲル夏合宿飯豊連峰縦走の帰路に小国-坂町... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年7月号

    今回は拙ブログで公開した以下3記事のネタ本紹介です。 ◆摂津鉄道S氏の貨車入換講座 前編 ◆摂津鉄道S氏の貨車入換講座 後編 ◆樹木の作り方 【TMS1966年7月号表紙】 表紙写真は交通博物館運転会のライブスチーム実演の風景です。 記載ありませんがこの年5月連休に開催されたと思います。 ★作品グ... 続きをみる

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  • 昔の北海道の旅と句-03

    旅の計画書や写真が電子データとしてPC及びバックアップHDに残ってるのは1990年代後半から過去25年分です。 諏訪へ転居してから子供達が成長した40年-25年前の家族旅行は、何処へ行ったの記憶はあっても、何時だったかはサッパリ、断片的な記憶だけです。 ましてや55年-50年前の学生時代となると、... 続きをみる

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  • 摂津鉄道S氏の貨車入換講座 前編

    摂津鉄道作者S氏は国鉄職員で車掌として貨物列車に乗務されてました。 レイアウト運転にダイヤを組んだ運転、旅客列車の一部切り離し、折返し列車編成組込み運転、そして貨物列車入換作業などを取り入れ、運転の楽しみを増やす事を提案されてます。 現在のJR貨物の様にコンテナとタンカーだけなら旅客列車固定編成の... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年6月号

    前回に引き続き、先月連載した機関庫の風景のネタ本TMS1966年6月号の紹介です。 【TMS1966年6月号表紙】 表紙はTCCレイアウトです、組立式は誌上紹介されてたと思いますが、シナリー付き固定式は見た記憶がなく未発発表の様です。 ★作品グラフ 同号発表作品の紹介です、製作記は割愛します。 1... 続きをみる

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  • 10年目の露太本線 着工時と現在

    前回レイアウト建設を思い立ってから建設着手するまでの用地選定や風景と基台の設計プロセスと、レイアウトルーム立地条件を紹介しました。 今回は10年前2013年3月末の床と基台設置工事完了時と現在の姿をエリア毎に対比し、全体像を理解していただきます。 ただし10年前と同アングルで現在の姿を撮影しても、... 続きをみる

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  • レイアウトを引き立てる小物たち

    摂津鉄道と並び時代設定昭和のローカル線レイアウトとして非常に優れ、参考にすべき点が多々あるのが城新鉄道です。 その作者A氏がレイアウトを引き立てる小物の製作記を連載されてるので紹介します。 連載1回目はドラム缶を使ったアクセサリーです。 ストラクチャ類の市販品が少なかった当時でも、ドラム缶は真鍮製... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年3月号

    TMS1966年3月号その他の記事のまとめ編です。 【TMS1966年3月号表紙】 ◆作品グラフ-2:阪和電鉄モヨ100 阪和電鉄と言うからには大阪と和歌山を結んでたと思われますが、何じゃそりゃでした。 かつて私鉄電車の一方の雄とのキャプションにもサッパリピンとこないので調べました。 1930年か... 続きをみる

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