Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

2023年5月のブログ記事

  • 雪と国鉄

    諏訪在住40年で温暖化を肌で感じます。 転居した1983年は最低気温-23度の厳冬で、諏訪湖も道路も12月初旬から3月下旬まで全面凍結、1m以上せり上がった御神渡が出現、ダイアモンドダストを何度も見ましたし、初使用スパイクタイヤの有難味を実感しました。 戦前の凍結諏訪湖上での飛行機離発着や戦車軍事... 続きをみる

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  • ドライブインの敷地造成 その1

    図面を読み間違え擁壁長を1.5倍で製作してしまった大チョンボは、擁壁➊を5スパン75mm切断し2スパン斜めに張出す改修で何とかリカバーしました。 次工程ドライブイン建設の前に準備作業がいくつかあります。 ◆仕上げと準備作業 最初は突合せに変更した擁壁接合部です。 ➊擁壁接合部裏から手元照明LEDラ... 続きをみる

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  • 7回目の車検

    自家用車が普及した50年前、車は社会的地位を表わすシンボルの側面がありました、例えば平社員はカローラ、係長はコロナ、課長はマークⅡ、部長はクラウンの様にです。  この風潮を崩したのがレガシーワゴンで、ホテルに乗り付けたら『納入業者は裏へ』何て笑い話が残ってます。 以降はRVやミニバン等、好きな車に... 続きをみる

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  • トンネルと煙「窓閉めれっ!」

    1966年前後はシナリーガイドK氏が最も活発に各地を訪問して執筆した時期で、これもその一つです。 当時は優等列車が順次冷房化されてた時代で、蒸機牽引普通列車は夏場窓を開けて走るのが当り前、地元の方がトンネル手前で号令を掛ける姿を見た記憶があります。 K氏は記事冒頭に『トンネルの蒸気機関車の最大の悩... 続きをみる

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  • お恥ずかしい限りの大失策

    筆者は慌て者で先日も読者からの制御関係質問回答図面のフィーダー極性間違えて記事修正する一幕がありました。 レイアウト製作では自分の特性を理解してるので注意し、これまで大きなミスをしないで凌いできましたが、ついに大チョンボをやってしまいました。 既に記事公開してますので隠す訳にもゆかず、恥を忍んでの... 続きをみる

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  • 1950年代末の鉄道風景

    拙ブログでは著作権期限満了した昔の鉄道雑誌を紹介してます。 それを楽しみにしてくれる読者も居る様です。 在庫減で調達したバックナンバーから一番古い物を紹介します。  【鉄道P誌1959年12月号表紙】 64年前です、筆者は小学生でした。 物心が付き当時の記憶を持つ方は70歳、ほとんどの読者が知らな... 続きをみる

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  • 北基台西部の風景端末完成

    延伸線製作再開した春先から屋根裏作業が苦にならない気候が続いてきましたが、5月17日諏訪の最高気温は30度、暑くなりました。 と言って夏場休んでは再起動に時間が掛かり、完成が見込めません。 前回地形下地を製作した北基台西部風景端末の製作です。 いきなり収斂する波形の様な200x200mm板紙の登場... 続きをみる

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  • 半世紀前のTMS 1966年2月号

    TMS1966年2月号掲載その他の記事の紹介です。 【TMS1966年2月号表紙】 ◆作品グラフと製作記-1 同号掲載の作品グラフと製作記からです。 写真を見て以前TMSに登場した山陽電鉄荷電を連想しましたが小田急でした。 当時は国鉄だけでなく私鉄も手小荷物や貨物輸送をしてました。 熱狂性はマニア... 続きをみる

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  • 北基台西部の風景端末処理

    北基台西部は雪崩覆い、県道洞門両ユニットを固定設置し、その間の風景製作も完了し残るは一番手前の基台端のみになりました。 スペースの限られたレイアウト風景の製作は、実際には存在しない『風景の端末』が発生し、上手く処理しないと実在感を損なってしまいます。 県道洞門の角度を緩くする為にアチコチ削ったので... 続きをみる

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  • 蒸機発煙装置の話

    先日『1965年秋各地の運転会』で発煙装置付きナロー蒸機を紹介しましたが、その発煙装置の話を書きます。 リンクは控えますが発煙装置付きN蒸機を製作し、動画公開されてる方も居ますので、工作力のある方なら(筆者には絶対無理です)組込み可能だと思います。 【TMS1966年2月号表紙】 TMSに蒸機発煙... 続きをみる

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  • 組立式個人レイアウト

    KATO/TOMIXの2社は自社レールシステムを使った様々なお座敷運転用レイアウトプランと構成に必要なレールセットを公開してます。 便利ですが、道床付き既製品レールの組合せ自由度確保が、実物とかけ離れた複線間隔や分岐側カーブポイントの背景になってます。 【KATO公開レイアウトプランの1例】 KA... 続きをみる

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  • 擁壁の側溝を作る

    東基台西端はまだ県道洞門手前の基台端風景製作が残ってますが、隣のドライブイン擁壁ユニットの側溝を先に作ります。 擁壁の3面足元に水抜き穴の水や雨水を流す施設で、擁壁製作時に設置予定で材料は揃ってましたが、擁壁より少し明るい色の塗料が見つからず、後回しになってたのです。 た 側溝には3mmU字プラ棒... 続きをみる

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  • 爛熟期の16番電機買物帖

    1966年は関水金属が103系や5番電動ポイントを発売し、TMSがNゲージを推奨した事もあり、今日に至るNゲージ発展の起点となった年です。 と同時にそれまで鉄道模型界を牽引してきた16番の製品が、経済発展の後押しを受け最も充実してた爛熟期でした。 この年のTMS特別企画で購入可能な市販電機の誌上展... 続きをみる

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  • ススキ製作大苦戦

    雪崩覆いから県道洞門の間の原はススキを植えるだけになりました。 その前に前回最後に杉10本を植えた西端山地を仕上げます。 更に杉12本を稜線に植えて草を生やし完成形に持ち込みました。 結局西端は雪崩覆いユニットに植えてあった分を含めると60本近い杉国有林になり、杉の在庫が底を尽きました。 さてスス... 続きをみる

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  • 水タンクとスポート 後編

    元記事が7ページ掲載でボリュームがあったので2回に分けました。 東北本線と花輪線分岐駅好摩の機関車駐泊所の水タンクは、当社倉元駅水タンクとほぼ同サイズです。 好摩は大機関区がある盛岡から21km、花輪線8620三重連基地の荒屋新町まで38kmの位置にあり、給水施設は当然としても、駐泊所があったとは... 続きをみる

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