Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

1万キロ片道切符旅計画 Vol.5

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残り2日で首都圏一筆書きルートを乗り継ぎ、茅野まで戻れればフリー切符利用、駄目なら手書き切符になります、費用差がどの程度か不明ですが、フリー切符の方が断然お得なのは間違いありません。 8日目行程は、本州内ループ切符東日本ルート5日目、友部(水戸泊)から倉賀野(高崎泊)の、成田-大宮間にほぼ重なります。

行程7日目までのの1日乗車列車は最大8本、毎日非電化ローカル線列車がありましたが、8日目は首都圏に入り全て電化路線普通列車、ローカル気分は最初だけ、後は国電乗継です。 乗継駅16、乗車列車数17本、平均50分少々で乗換え、乗車時間45分の忙しさです。


★Day 08

成田6:40発成田線銚子行で出発し、松岸で総武本線、成東で東金線、大網で外房線乗継まで同じ、外房線・内房線は普通列車乗継です。 首都圏から直通乗入があるからです。

【松岸駅】・・・2020年6月

内房線蘇我から京葉線乗車も同じ、ただし終点東京まで行きます、環状線を同駅通過しなければ複数回利用可能にしたルール変更で、乗車キロを稼ぐ為です。 幕張メッセ開催展示会で京葉線利用した際、地下4階ホームまで遠かった記憶があります。 山手線乗換時間12分取ってますが、走る必要はないと思いますが、乗換は急ぐ必要があります。

【ウィキペディアより】

子供の頃品川-田町間の、京浜東北乗越し高架隙間から垣間見える品川電車区・客車区停車車両を見るのが楽しみでした。 まだ見た事のない山手線新駅を通過します。 代々木から総武緩行線で西船橋へ、御茶ノ水下車で神田・秋葉原に回れば乗車キロ1.1km稼げますが、みみっちい最長追及はパスします、経路として美しくないからです。

【60年前建設工事中の南浦和駅付近】

西船橋から武蔵野線で南浦和へ、60年前田畑の中に建設された郊外路線の今の姿を見るのが楽しみです。 南浦和から京浜東北線で赤羽へ、赤羽から東北本線(宇都宮線)で尾久経由で上野へ向かいます。 上野から山手線内回りで新宿へ、山手線非通過駅は御徒町と神田の2駅だけになります。 新宿から中央線で西国分寺に向かいます。

西国分寺は武蔵野線開業時に接続駅として新設された駅です。 武蔵野線に乗り継ぎ2時間前に乗換えた南浦和1駅手前の武蔵浦和で下車、埼京線で大宮に行き、8日目行程を乗車キロ521.4km、累計2849.4kmで終えます。 近郊区間なので乗継良好です。

【8日目行程】

8日目行程は、房総半島一周後、山手線ターミナル駅と武蔵野線東西半分を縦横に走る路線で、行ったり来たりの一筆書きルートになります。 近郊区間の電車路線ばかりの1日ですが、未乗車区間も多少あるし、旅人気分で景色を眺めるのも良いかもしれません。


★Day 09

9日目行程は大宮から首都圏南西部を回ります。 大宮6:39発高崎線で倉賀野へ、八高線に乗り継ぎ秩父山系麓を南下、高麗川までこの日唯一の非電化ローカル線です。 高麗川から電車列車に乗り継ぎ、拝島から青梅線で立川へ、南武線川崎行で川崎に向かいます。

【川崎付近JR路線図】

南武線には終着川崎1駅手前尻手から浜川期に通じる支線があり、浜川崎から鶴見線で鶴見に出ると乗車キロが4.6km長くなります。 京浜工業地帯工場群への通勤路線で、朝夕運転本数は多い物の、昼間は30分に1本運転で、接続が気になりますが見逃せません。

【南武線運転系統図】

また現在の南武線は快速運転があり、立川-川崎間普通電車60分を、快速電車45分で結んでます。 しかも尻手は支線分岐駅でも快速通過、南武支線・鶴見線経由で約1時間の遅れが発生しますが、初乗車工場街の通勤電車には興味があります。

浜川崎へ回り道した後、鶴見から京浜東北・根岸線直通で乗車キロの長い大船に出ます。 横浜-大船間は東海道本線・根岸線並行区間ですが、経路が異なる別撰です。 赤羽-上野間の京浜東北線・東北本線と同様の関係です。 大船の東海道本線乗換4分で国府津13:48着、御殿場線列車は13:50発、乗換時間2分で逃すと次は1時間後です。

【国府津駅2・3番線ホーム】

国府津駅は3面5線駅で、駅舎ホーム1番線と2番線が東海道本線下り、3番線が御殿場線用、4・5番線が東海道本線上りです。 13:48着列車は2番線到着、御殿場線13:50発列車は3番線発車なので、到着ホーム反対側で待つ列車に、2分で乗継可能です、綱渡りですが。

【JR東路線とJR東海路線】

また国府津駅は境界駅で御殿場線はJR東海路線です。 フリー切符適用対象外で、国府津-沼津-静岡-新横浜間乗車券と、静岡-新横浜間新幹線『ひかり712号』特急券が必要です。 小河原-三島間は新幹線・在来線並行区間で一方のみ利用可能、沼津・富士に新幹線駅がなく、沼津-静岡間は並行区間でなく併用可能です。


八高線拝島-立川間をショートカットし、鶴見-東神奈川-橋本-茅ヶ崎ルートを取らず残したのは、静岡-新横浜-八王子-甲府ルート利用の為でした。 八王子から特急『あずさ49号』、甲府20:32着で9日目行程を乗車キロ652.1km、累計4501.5kmで終えます。 筆者は10日目行程61.1kmを加えた茅野まで乗車し、21:14着が9日目行程になります。

【シリーズVol.1より転載】

と言う訳で、余裕全くありませんが、フリー切符利用期間13日の10日間にJR東・北海道とJR東5日間乗り放題パスの連続使用可能ならば、初日を稚内アクセスに使い、残り9日間で帰着可能な旅行計画が完成しました。


★フリー切符利用法と費用比較

感覚的にフリー切符がお得と思ってるだけで、実際に比較しないと解りません。 まず最初に稚内⇒茅野、営業キロ4560km片道切符利用費用を概算しました。

まず出発地稚内へは札幌から夜行バス利用とし、札幌までの交通費が必要です。 1.2万円格安航空券が入手可能の仮定で1.8万円、JR利用だと3割引でより高額な2.4万円近く掛かります。 北海道5日間乗り放題で、復路も使える2.8万円フリー切符の安さが光ります。


片道切符は営業キロと運賃キロの違い等複雑ですが4万円少々、3割引で2.8万円、特急料金は10回必要で2400-2500円の3割引きで1700円平均で計算、格安航空券期待値1.2万円で総額7万円、札幌までJR利用だと7.6万円、これが比較基準値になります。

実施日程み制約がありますが、JR東・北海道フリー切符と、JR東フリー切符有効期間を5日シフトして連続使用(可能か未確認)した場合は、双方フリー切符以外に稚内アクセス夜行バスと国府津⇒新横浜間乗車券・特急券が別途必要で総額6万円弱、1万円お得です。


この場合13日間の有効期間に双方利用可能な出発日は3日間しかなく、連続利用可否未確認です。 米沢⇒茅野の5日間で、フリー切符とJR東海切符合算して2.5万円強はお得感が薄い気がします。 そこでJR東・北海道フリー切符と、米沢⇒茅野片道切符の組み合わせ利用を検討しました。 米沢で期限切れは問題なく利用可能です。

営業キロ2540km片道切符は3割引で1.6万円、稚内アクセス夜行バスは必要ですが、JR東海は不要になります。 米沢以降特急6回利用で概算平均値で、双方フリー切符との差は千円未満です。 実際の特急料金は『つばさ』¥1,580、『こまち』¥1,130、『やまびこ』¥2,640、『ひたち』¥1,020、『ひかり』¥2,530、『あずさ』¥1,580でジパング3割引を合算すると¥7,370(自由席ありは自由席)で、逆転するかもしれません。


営業キロ2540km切符有効日数は14日で余裕、出発日も8日から選べる自由度があります。 それにJR東・北海道フリー切符も、米沢⇒茅野片道切符も記念として手元に残せます、来年6月末にJR東・北海道フリー切符と米沢⇒茅野片道切符組合せで、『JR線1万キロ片道切符旅ルート』の稚内⇒茅野間4560km、9日間行程を旅する事にほぼ決定です。


ではまた。

1万キロ片道切符旅計画 Vol.4

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JR線1万キロ片道切符旅計画の4回目は、行程6日目気仙沼、東日本大震災の被災地から始まります。 60年前の気仙沼は大船渡線途中駅で、旧気仙沼線は本吉までの盲腸路線、柳津-前谷地間柳津線と接続してない全通前でした。

【気仙沼線1964年9月ダイヤ】・・・過去記事より転載

本吉-柳津間が開業して全通したのは1977年12月、只見線(1971年8月全通)、予土線(1974年3月全通)三江線(1975年8月全通・2018年4月全廃)と比べ、最も遅く全線開業し、34年で実質廃止、43年で正式廃止され、三江線と並ぶ旧国鉄短命路線になりました。

【BRT路線図】・・・JR東HPより

震災津波被害は気仙沼線気仙沼-柳津間の他、大船渡線気仙沼-盛間、三陸鉄道釜石-宮古間等三陸沿岸広範囲に及び、三陸南部海沿いJR線は鉄道復旧を断念し、地元自治体と合意の上、BRTを復旧手段として選びました。

【BRT化以降の盛駅】・・・JR東HPより

BRTは『線路敷をバス専用道にした定時性・速達性に優れた交通システム』と大雑把に理解してましたが、利便性・バリアフリーにも配慮してます。 三陸鉄道と大船渡線BRT接続駅盛は、駅舎・ホームを改造し、スムースな乗換可能になってます。

【気仙沼駅】・・・2023年10月

鉄道線としては大船渡線終着駅になった気仙沼駅も改造を受け、1・2番線がBRT発着、3・4番線が列車発着ホームになってます。 BRT初乗車(多分最後)になります。


★Day 06

気仙沼6:45発の気仙沼線BRTで出発です、前谷地まで営業キロ72.8kmを2時間20分、前谷地は24駅目で鉄道時代より多くの駅があります、5-8分毎にBRT駅が設置されてます。 表定速度31.2km/hになるので、ローカル線キハに遜色ありません。

前谷地から石巻線で石巻10:04着、仙石線は60年前に松島海岸-仙台間乗車しただけで、全線乗車経験がありません。 次の10:48発仙台行は『仙石東北ライン』の松島付近渡り線から東北本線乗入で仙石線完乗できないので、11:27発仙石線経由を選びます。

【駅近高層ビル最上階からの仙台駅北側】・・・2024年5月

上写真最上階から新幹線・自動車専用道上下線・在来線高架2本並列と続き、在来線高架下が東北本線、上(黄矢印)が仙石線高架だと思います。 『仙石東北ライン』が乗車キロが1.3km短く、仙石線完乗したいので、ここは1.3kmにこだわります。

【郡山-福島間普通列車 郡山駅】・・・2025年12月

国鉄時代の普通列車は『大は小を兼ねる』、8-10両編成列車が上野-青森等長距離運転してました。 民営JRは『効率化と最適化でコストカット』、東北本線普通列車は区間利用乗客数データに基づき、2連ワンマンから15連まで各種、運転頻度も細かく調整しており、仙台から郡山まで、一ノ関発白石行・白石発福島行・福島発郡山行の3列車乗継です。

【郡山駅】・・・2025年12月

郡山から東京まで普通列車で行こうとすると、更に郡山発新白川行・新白河発黒磯行・黒磯発宇都宮行・宇都宮ラインと4本乗継が必要で、100km以上は新幹線使えと言わんばかりのダイヤが現在のJRの姿です。 郡山の磐越東線乗継が悪く、2時間以上待ちです。

【磐越東線 小野新町駅】・・・2025年12月

郡山17:44発列車は小野新町行、いわき行に乗継が必要で、いわき19:29着です。 いわき泊で良い時間ですが、翌日行程に影響するので水戸まで足を伸ばし、水戸21:19着で原案作成しました。 自ら決めた最大行動時間内到着ですが、どうにも気に入りません。

仮に石巻10:48発仙石東北ラインで仙台に行ったらと調べると、石巻40分差が仙台で1時間、郡山で2時間半、水戸到着が3時間早くなると解りました。 乗車キロ1.3km短縮すれば水戸に3時間早着です。 でも仙石線完乗を優先し、他を削る事にしました。

【いわき駅の磐越東線列車】・・・2025年12月

旅の移動手段としてフル規格新幹線ほど詰まらない物はないと感じてます。 長大トンネルが多く、遮音フェンス設置で景色も楽しめず、高速過ぎて旅の実感が薄いからです。 でも休息時間3時間には替えられませんので、仙台-郡山間で新幹線を利用します。

普通列車2回乗継で在来線2時間半の仙台-郡山を、新幹線は福島に停車して40分で走り抜けます。 原案いわき-水戸間は普通列車ですが、修正案は特急『ひたち24号』です。 6日目行程は、乗車営業キロ441.2km、累計2898.7kmになります。


★Day 07

7日目行程は水戸7:48発水郡線から始まります、キハ1-2両のワンマン運転普通列車です。 水郡線は久慈川沿いになだらかな阿武隈山地の中を進みます。

【6日目行程と7日目行程】

水郡線列車は名前が示す通り前日通過した郡山行ですが、分岐駅は1駅手前の安積永盛で、一筆書きルートの定番になってます。

【水郡線列車位置情報システム『おしらせくん』】

水郡線駅には列車位置情報システムが設置されてます。 秘境駅でやる訳ないので、乗降客がそれなりに居るのでしょう。

安積永盛から東北本線普通列車新白河行・黒磯行・宇都宮行・湘南新宿ライン逗子行の4本乗継で小山へ行きます。 交流電車2連ワンマン運転から直流電車15連まで普通電車図鑑を見る様な旅になるでしょう、新白河-小山間新幹線利用で早着できますがしません。


小山から水戸線で友部へ、朝出発した水戸から10分です。 常磐線で我孫子へ行き成田線に乗換え、60年前は上野発成田行定期蒸機列車が、佐倉機関区C57またはC58牽引で走ってました。 筆者乗車の成田山新勝寺初詣列車はC58牽引でした。

【成田線本線と我孫子・空港支線】

7日目行程は乗車営業キロ429.3km、累計3328.0kmで成田で終わります。 7日間で1万キロの丁度1/3進みました、やはり1万キロには21-22日掛かりそうです。 稚内アクセスを含めて8日、JR東・北海道とJR東5日間乗り放題パス利用の場合、有効期間残り2日です。


成田から自宅直行すれば半日ですが、目的はあくまで『JR線1万キロ片道切符旅』です。 有効期限内に回れるだけの選択は本末転倒、どうなる事やら。〔続く〕


ではまた。

1万キロ片道切符旅計画 Vol.3

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JR線1万キロ片道切符旅計画の3回目は、行程4日目弘前からです。 4日目行程計画の前に米坂線利用可否を検証しました、比較したのは関西⇒盛岡ルート(米坂線使用せず)と関西⇒会津若松ルート(米坂線使用)で、1万キロ達成には後者が必要と解りました。


★Day 04

旅のルートは新青森-川部-五能線ですが、乗越弘前宿泊なので、弘前6:47始発、川部7:03発普通列車で4日目行程が始まります。 JR東・北海道フリー切符利用時は初日を稚内入りに使うので最終日になります、JR東エリアに入ってるので問題ありません。

【『風太郎さん』より頂戴した作品パネル】・・・驫木 1980年代半ば

五能線は想い出深い路線です、1971年11月末に、上野から急行『津軽』で大曲、開通間もない田沢湖線で盛岡へ、花輪線で大館、弘前から五能線に乗り、秋田から羽越本線経由急行『鳥海』で東京に戻る夜行2泊3日旅を、東京発大宮行P字型切符で経験しました。


入換機でない本務機活躍の8620を見に行った旅でしたが、鰍沢から岩館までの日本海沿いの暗い景色が印象に残ってます。 丁度一回り若い『風太郎さん』は十数年後に驫木周辺を度々訪問されてますが、その作品には蒸機時代の面影が色濃く残ってます。

【驫木駅】・・・2023年6月

退職後五能線を車で2回、昨年12月にはフリー切符で全線乗車してます。 『風太郎さん』写真に刺激され、『冬ざれの驫木浜や五能線』と詠みましたが、現在は番屋跡も綺麗に片付けられた浜で、当時の面影は跡形もなく消えてます。

【岩館鉄橋の『リゾート白神』】・・・2023年6月

昔の乗車列車はDC化されてましたが、5時間近く掛かったと思います。 現在は4時間弱、普通列車と同頻度で観光列車が運転され、絶景ポイントでは徐行運転してます。

東能代-秋田間は特急『つがる』、秋田新幹線リレー特急です。 秋田からは普通列車酒田行、地図上海沿いを走る羽越本線ですが、海が見えるのは短い区間です。

【酒田始発新潟行特急『いなほ』】・・・202512月

酒田からは上越新幹線リレー特急『いなほ』に乗り継ぎます。 温海-村上の『笹川流れ』は海沿い絶景で、天気が良ければ佐渡の姿が遠望できるでしょう。

【米坂線 越後片貝-越後金丸間】・・・2023年6月

坂町から米坂線の7割近い今泉まで代行輸送バスに乗ります。 2022年8月の東北集中豪雨で米坂線はズタズタになり、国の激甚災害指定を受ければ国費で復旧されたのですが、復旧費用88億円負担をJR東・新潟県・地元自治体がどう分担するか協議が続いてます。 既に4年、協議進展の様子はなく、廃線されるのは時間の問題です。


代行バス輸送10ヶ月で越後片貝駅構内線路は草に埋もれてました。 代行バス走行国道から見えるこの場所も撮影から3年以上経過し、線路が見えないほどの草丈でしょう。

【集中豪雨で寸断された米坂線】・・・2022年8月

代行バス車窓から、壊れたまま放置された鉄橋が見えるかもしれませんね。 山間を抜けた今泉-米沢間は運転しており、4日目行程を518.3kmで終え、累計2022.8kmです。


★Day 05

5日目行程は米沢から北へ向かいます。 山形・秋田新幹線開業後、急行『津軽』全線運転してた奥羽本線の現状を調べて驚かされました。 全線が5区間に細分化されてます。


❶福島-新庄間:

1990年代に山形・新庄間を運休して1435mm改軌し新幹線開業、現在は普通列車も1435mm軌間車両が走る区間、山形-羽前千歳間は、仙山線・左沢線山形乗入用の単線並列です。

【山形-羽前千歳間の単線並列区間】・・・ウィキペディアより

❷新庄-院内間:

2024年7月の集中豪雨で新庄-院内間不通になり代行バス輸送実施、2025年4月の復旧に際し電化設備を撤去し非電化区間として復旧し、2-4時間に1本のキハ運転になってます。

❸院内-大曲間:

山形・秋田新幹線開業後、秋田県中南部の湯沢・横手地方は相対的に地盤沈下してます。 電化路線で、湯沢-横手間1-2時間、横手-大曲間毎時1本運転されてます。 この地方は東京への最短ルートは秋田新幹線で、山形新幹線の選択肢はない様です。

【横手駅構内】・・・2025年12月

❹大曲-秋田間:

秋田新幹線開業前に、複線化されてた一方を1435mm改軌し、単線並列になってます。

❺秋田-青森間:

院内-大曲間と共に、奥羽本線交流電化完成時の姿で残ってます。

米沢-新庄間を普通列車で移動する方法もありますが、その先接続列車が同じなので新幹線利用で予定を組んでます。 米沢9:08発普通列車で山形で乗継、他では見られない標準軌の普通列車用JR車両を見物するのも面白いと考えてます。

【1960年頃の院内駐泊所】・・・過去記事より転載

非電化に戻った新庄-院内間キハ乗車は楽しみです。 60年前の院内は峠越え補機の基地で機関車駐泊所が設置されてました。 何の痕跡も残ってないでしょうが、非電化・電化境界駅です。 乗車列車は院内1駅先の横堀で電車列車接続で、大曲13:14着です。

【大曲駅】・・・2025年12月

大曲は60年前の初東北旅行の宿泊地でした、駅前から横手方に伸びる線路沿い道路の商人宿に宿泊しました。 昨年末訪問時に『この辺り』と確認を試みましたが、新幹線開業と花火が全国区になった事で、駅だけでなく大曲の町が大変貌を遂げてました。


田沢湖線には普通列車もありますが『こまち』で盛岡へ、山田線宮古-釜石間が三陸鉄道に経営移管されたので選択肢はなく南下、5日目行程は一ノ関から大船渡線に乗車し、気仙沼まで乗車営業キロ434.7km、累計2457.5kmになります。 定宿ビジネスホテルはありませんが、全国有数の漁港なので、海の物が旨い宿を探すとしましょう。

【新花巻駅】・・・2025年12月

ところで盛岡-一ノ瀬期間は在来線で4分乗継、新幹線で48分乗継で、営業キロは90.2kmで同じです。 新花巻で下車して釜石線で花巻から東北本線に乗り継ぐと、営業キロが2-3km伸びますが、気仙沼着2時間後で、これこそ乗車営業キロ稼ぎの極みです。〔続く〕


ではまた。