Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記の人気ブログ記事

  • 1963年 鉄道の話題 北海道/東北/甲信越編

    昨日3月21日の最高気温は+1℃、あと少しで真冬日の寒さでした。 今朝の予想最低気温は-10と真冬並み、暑さ寒さも彼岸まで何て『嘘だろ~』と言いたくなる気候です。 1963年鉄道の話題最終回は北海道・東北・甲信越編です。 ◆北海道編 動力近代化の波は北海道にも押し寄せてました。 北海道の蒸機牽引急... 続きをみる

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  • 60年前の鉄道P誌 1963年8/11月号

    さて、今年から鉄道P誌紹介をテーマ毎に切り替えましたので、その裏話や落穂拾い的記事で隙間を埋めて完結させます。 【鉄道P誌1963年8月号表紙】 表紙は電車化された上越線急行『佐渡』です。 信越本線電化特集号で、廃止されるアプト式に関連し興味深い記事が多く掲載されてます。 連載した碓井峠百年物語は... 続きをみる

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  • 今後の設計⑤TOMIXポイントはレイアウトに使えない!

    好評連載中(笑)の『露太本線の良く解るポイント切替電気講座』はコンデンサポイント切替動作説明、設計手法と推奨回路が残っています。 警鐘を鳴らして不正確な情報拡散をする訳にいきません。 その為の手配ツールが届くまで『今後の設計』に戻ります。 Arduinoを採用し倉元駅スイッチバックのポイントを一括... 続きをみる

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  • わらぶき農家の製作②屋根加工とウェザリング

    最初は製品状態では実感に乏しいわらぶき屋根の加工です。 フラットアースをタミヤ水性カラー溶剤で3-4倍に薄めます。 主目的は塗装ではなく、質感表現材固着なので溶剤を使います。 ここにモリーンリアルサンドブラウン2摘み、ナチュラル1摘みを加えて良く混ぜます。 太筆でなすり付ける感覚で屋根全体に塗りま... 続きをみる

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  • 県道駐車帯の製作 その3

    駐車帯と洞門出口石垣塗装までが前回でした、その続きです。 陽光下で艶が目立った塗色は室内光でも少し艶があります。 当社標準技法のフラットアース/ダークグリーン薄め液でウェザリングします。 ウェザリング終了、艶は消え落ち着いた色調になりました。 洞門側石垣に3mmU字材側溝排水口を挿入して接着しまし... 続きをみる

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  • ポイント電気講座③ギャップとフィーダー設置法

    ポイント電気講座3回目です。 4-2.ギャップ設置法その2 前項で『ポイント分岐側が対向する場所にはギャップを設置する』と解説しました、その目的はショート事故防止でした。 ギャップ設置目的はそれだけではありません、線形により運転を楽しむ為のギャップもあります、最初にリバースループ線で解説します。 ... 続きをみる

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  • TOMIX製品品質が向上しない理由

    ご承知の様に筆者はTOMIX電気関連製品の低品質と低信頼性を度々取り上げ批判してます。 ◆今後の設計⑤TOMIXポイントはレイアウトに使えない! ◆TOMIXの電気設計は出鱈目です! ◆TOMIX被害報告続々に想う 上記3記事がその代表、更新5年経ても週間アクセス数ランキング上位の良く読まれてる記... 続きをみる

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  • Nレール選びについて考える

    Nレールとポイントについて日頃感じている事をまとめてみました。 風景モジュールかエンドレスだけのレイアウトでない限り、レール選びは結局ポイント選びなのでポイント中心に話を進めます。(筆者の主観である事を予めお断りしておきます) 1.Nレール国内シェアは? 調べても確かなデータがありません、レール選... 続きをみる

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  • ポイント電気講座⑤KATO その2

    ポイント電気講座5回目です。 5-2.非選択式の特性と用法 前回KATO市販品状態の解説をしました。 『非開通内側レール開放式』(筆者命名)によりルーツポイントの選択式を使い易くした方式とご理解いただけたと思います。 KATOは電気特性変更が簡単にできます、裏側の選択/非選択ネジ締め位置を市販状態... 続きをみる

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  • 1963年 鉄道の話題 首都圏編

    引き続き首都圏の話題からです。 ◆国鉄編 輸送力増強中心の関西に対し首都圏はバラエティに富んでます。 1963年末から九州行ブルトレ牽引機がEF58からEF60 500番台に交替する予定になっており、7月末には試運転が行われてます。 10月末には完成したEF60 501機が貨物列車牽引で足慣らしし... 続きをみる

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  • 県道駐車帯の製作 その2

    前回の続きです。 三角棒と角棒組合せで石垣角度出しする方法が予想以上に上手くいき、5枚中駐車帯3面の目途が立ちました。 今回は洞門出口県道の石垣作りからです。 ここの県道は2.5%勾配で、石垣上辺が傾いた石垣なので、面倒な工作になりそうです。 石垣作りの前に洞門出口に40mm長ガードレールを取り付... 続きをみる

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  • コンデンサポイント切替電気講座 総集編①

    8月8日から3ヶ月近く掛けて完結した標記電気講座、電気が苦手な読者向けに結論だけを解り易くまとめた方が良いのではとoomoriさんからコメントをいただき、その通りだと思いました。 部品選定の自由度も広げ、総集編としてまとめます。 1.最初に 1-1. 各社純正ポイント切替方式 各社専用ポイントスイ... 続きをみる

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  • N車両消費電流を計る その1

    『がおう☆さん』湖南総合運転所へ2CH高機能電源納入する予定です。 その仕様決定の一環として、N車両消費電流を計測しました。 当社の様なローカル線は1.2Aで余裕ですが、長編成列車が走る大幹線レイアウト用電源仕様検討の基礎データ収集です。 1.消費電流計測法 デジタルストレージオシロ用電流プローブ... 続きをみる

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  • 1963年 鉄道の話題 関西エリア編

    九州中国編に続き、関西エリアの新幹線開業前年の話題です。 ◆国鉄編 関西エリアの国鉄関連話題は輸送力増強関係が中心です。 首都圏だけでなく京阪神にも人口集中が進んだ結果です。 高徳本線の優等列車は高松-徳島間の準急『阿波』と、高松‐牟岐間の準急『むろと』でした。 阿波踊りの多客時に臨時準急が運転さ... 続きをみる

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  • チョッと高い買物をしました

    拙ブログ掲載写真撮影カメラはRICOH GX200、いわゆるコンデジです。 レイアウト製作着手時にスナップ用所有のSONYサイバーショットでは役不足と解り、レイアウト撮影用に購入しました。 絶版機種で中古『良』で1.2万円でした、以来10年で現在4代目です。  【筆者愛用カメラGX200】 2回は... 続きをみる

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  • KATO再生産C12をお薦めします

    久し振りにKATO HPを覗いて来年3月のC12再生産発売を知りました。 新製品時に購入しましたが、筆者は入線記事を書かないので正確な年月は解りません。 2018年前半だったと思うので5年振りの再発売です。(12/30付記:2015年新発売と指摘がありました) 正【KTO2024年3月発売予定品】... 続きをみる

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  • TOMIX被害報告続々に想う

    今月に入ってレイアウト製作カテゴリー新着記事にTOMIX製品信頼性に係る記事が目立ちます。 了解をいただいてリンクを貼る手間を惜しんで概要のみ記しますが、ああアレねと思い当たる方も多いと思います。 【部分照明完工後の当社延伸線北基台】 それでは筆者の目に止まった記事内容を公開順に3件紹介します。 ... 続きをみる

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  • ポイント電気講座④KATO その1

    ポイント電気講座4回目です、宿題の中間テスト解答と解説からです。  4-5.中間テスト解答と解説 《中級問題解答》 ①最初に着目するのはエンドレス左側P1とP5トング側が背中合わせの部分です、双方の分岐先に給電するにはこの位置にフィーダーが必要です。 ②フィーダーから時計回りにP5、P4、P3とト... 続きをみる

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  • 1963年 鉄道の話題 九州/中国編

    1963年は国鉄の話題が豊富な年で、アプト式廃止、新線開業、電化延伸、事故多発など様々なテーマに沿って紹介してきました。 今回は地域毎の話題をまとめて紹介します。 ◆九州編 日南線・指宿枕崎線が開業した年で、電化区間は鹿児島本線門司-荒木間のみ、熊本へ向け電化工事が進んでました。 日南線南宮崎-青... 続きをみる

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  • KATO新型キハ58が届いたけれど・・・

    年末に予約したKATO新型キハ58が届きました。 送品開始時期に合わせ1月3日投稿記事が何故か当ブログ人気No.1に躍り出ました??? 記事の様にキハ58M車T車各1両の予約、KATO旧型キハ58系急行「ろふと号」5連が就役中で、とりあえず先頭車用に2両入手し現物を見てから追加発注判断の予定でした... 続きをみる

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  • TOMIXの電気設計は出鱈目です!

    当初『露太本線の良く解るポイント切替電気講座⑥TOMIX』のタイトル予定でしたが、計測結果から、TOMIXのユーザーを馬鹿にした出鱈目な電気設計が判明しましたので、記事タイトルを変更しました。 筆者は本講座開講後にレイアウト関連調査結果を、 として、信頼性の低さを指摘しました。 しかし使い易いのは... 続きをみる

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  • 1963年 頻発した鉄道事故

    人間は手痛い目に遭って始めて何が不足してたかを考え、同じ過ちを繰り返さない様に手を打つ歴史を繰り返してきました。 能登半島地震では1981年の建築物耐震基準強化前、築43年以上の多くの家屋が全壊し多数の死亡者が出ました、ここから何を学ぶのでしょう。 【オハユニ61 過去記事より転載】 戦後の鉄道史... 続きをみる

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  • 御都合主義で生まれた短命特急の話

    昭和36年10月のサン・ロク・トウ大改正で特急『白鳥』『まつかぜ』が誕生し、特急運転線区が本州の形を形成する様になりました。 九州は特急『はやぶさ』『さくら』が西鹿児島と長崎・佐世保まで、昭和39年10月に特急『富士』が大分まで運転開始してました。 特急『富士』が西鹿児島まで延長運転され、特急運転... 続きをみる

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  • ポイント電気講座①プロローグ

    予告したポイント電気講座の開講です。 誰でも「電気の壁」を乗り越えてKATO/Pecoを使いこなせるようになる目標で進めます。 メーカー毎に電気特性を解説しただけでは目標達成できませんので、解説順を工夫し、その特性を活かして何ができるかの使用例を盛り込んだ構成を心掛けてます、お気付きの点は何なりと... 続きをみる

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  • 県道駐車帯の製作 その1

    自然界風景の中には人工物以外水平や直線は少ないという考え方を基に、延伸線製作を進めてきました。 人工物の県道にも緩和曲線や勾配変化を付けた結果、基台端直線で風景が途切れ、水平でなくてはならない駐車帯にその皺寄せがくる形になりました。 【前回工作記より転載】 駐車帯&チェーン脱着場は基台手前端に位置... 続きをみる

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  • 国鉄黄金時代回想録⑦東北電化

    今回は東北地方電化の歴史とそれに伴う優等列車の変遷です。 【1964年9月時刻表復刻版】 3-5.電化が進んだ1960年代 東北地方の1960年時点の電化は、輸送力増強の為に早く電化された福島-米沢間と交流電化実験線に選ばれた仙山線北仙台-作並間を別にすれば、南から伸びてきた交流電化の波がようやく... 続きをみる

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  • 大逆転!?カーブポイント検討顛末記

    延伸線基台製作が進み、いずれPeco製品を英国Hatton社に一括発注予定です。 そんな中、もしかして?と基台製作を中断し、1週間かけた検討結果がお題です。 何しろ外出自粛で家に居るしかありません、余裕できたので隔日にしました(笑) 【『湖南中央駅制御⑤』より転載】 『がおう☆』さんに提供いただい... 続きをみる

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  • Arduinoユーザー必見!倉元駅制御

    倉元駅制御ハード回路設計が完了したので最後はコントローラArduino制御に関してです。 Arduinoをレイアウト制御に取り入れる方が増えてますが、使用上の注意事項を解説した先行事例が少ないので筆者知見をまとめました。 【生野駅夜景】 9.Arduino IN/OUTと制御論理 倉元駅制御では、... 続きをみる

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  • 県道周辺の製作

    お気付きかと思いますが、今年から月曜水曜金曜の週3回更新に頻度を上げ、水曜にレイアウト建設記事をリリースしてます。 慣れてきた俳句とのバランスが良く、レイアウト建設が週一で進みます。 生活リズムに合ってるので、しばらく続けてみるつもりです。 今回の施工区間です、県道とドライブイン出入口には紙粘土を... 続きをみる

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  • 鉄道模型メーカーの栄枯盛衰に想う

    手元に残ったTMS最後は1963年12月号通算186号です。 1964年1月号以降は一括売却したハズなのに何故か1冊だけ残ってました、バックナンバーは連続してこそ価値があるので、売却後中抜けで1冊購入した様です。 それが1968年12号通算246号で186号とは丁度丸5年の開きがあります。 この5... 続きをみる

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  • ローカル駅線形考 後編《7/23追記》

    前回の続編で3線駅の線形です。 ローカル線3線駅は2線駅より少なく、その多くは支線分岐駅や始終発列車がある拠点駅でしたが、そうとばかりは限りません。 【鉄橋のキハ】 第二章:ローカル3線駅 2-1.本線+貨物待避3線駅 最初は本線有効長12両以上と長く運転密度が比較的高い亜幹線に良く見られた3線駅... 続きをみる

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  • 地味~な蒸機C54の話

    『国鉄近代型蒸機』と言う言葉は昔から使われてますが、定義がある訳ではありません。 多少強引に定義すると、20世紀前半に製造されて鉄道院/鉄道省/国鉄在籍機になり、20世紀後半まで現役活躍した蒸機と言えるのではないかと思います。 この定義ではB-E動軸数呼称形式ではC52(1947年廃車)を除く全て... 続きをみる

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  • 延伸線の畑を作る その2

    ダンボール利用で大根畑の畝を実感的に作る事ができました。 隣の畑は風景に変化を求めて仕舞畑にする事にしました。 冬越えで栽培する玉ネギやニンニクを除き冬の畑はお休みです。 5-6月は何処の畑も野菜栽培で一杯ですが、季節設定の晩秋になると、大根や白菜など冬野菜を除き今年の栽培終了した畑がありそれが仕... 続きをみる

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  • Wさんレイアウトで遊ぶ①プロローグ

    気の向くままの鉄道模型趣味ライフ、仕掛中の湖南電源仕上げてないのに新しい案件に着手しました。 電気が苦手なWさん(仮名)からの電気設計応援要請を受けて、他人様のレイアウト設計で遊び始めました(汗) 【急行生野駅進入】 1.Wさんの応援要請 拙ブログではレイアウト電気関連技術を紹介し、湖南総合運転所... 続きをみる

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  • 模型照明の電気講座④車両室内灯 前編

    模型照明の電気講座今回は車両室内灯です。 本講座開始はKATOキハ52車両加工記事にoomoriさんからいただいたコメントへの返信がキッカケでした。 多分筆者返信にoomoriさんが疑問を感じ検証実験をしていただく結果になりました。 そして今度は、oomoriさんの検証実験に筆者が疑問を感じ検証す... 続きをみる

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  • 1963年 進む輸送力増強

    1960年代は国鉄近代化計画に基づく幹線電化と、地域発展の動脈となる新線建設が全国各地で進んだ時代でした。 十数年後から赤字ローカル線廃止が次々行われたのは何とも皮肉でしたが、自動車交通急速発展を読めなかった交通政策の失敗の見方もできます。 ◆常磐線平電化 先日紹介した信越本線長野電化はこの年7月... 続きをみる

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  • トラス橋の基本知識

    『緑濃い山間から現れた列車は、峡谷に架かる鉄橋へ差し掛かり、汽笛の音も爽やかに駆け抜けてゆく』これはレイアウト製作を志す誰もが思い浮かべる情景ではないでしょうか? 筆者もその例に漏れず、レイアウト製作の必須条件として設計に組み入れました。 『可能なら雄大な鉄橋にしたい、でもスペース制約がある』この... 続きをみる

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  • 駅をレイアウトする その3

    シリーズ最終回はその他の駅の線形についてです 【笠松スイッチバック信号所】 通過型スイッチバックの基本形は本線直線で、場内信号機は本線用/構内線用2基です。 従来線笠松信号所で実現できなかったこの不満点は延伸線倉元駅で解消します。 9.ヤード K氏はヤードをレイアウトに良く見られる電車区の様な留置... 続きをみる

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  • ポイント電気講座⑦Pecoその2

    ポイント電気講座7回目です。 6-3.ダブルスリップ 限られたスペースに理想の線形で長い列車を走らせたい、この夢実現に最も効果的なのがダブルスリップとカーブポイントだと思います。 カーブポイントは通常ポイントの形が歪んだだけなので、電気講座としてダブルスリップを取り上げます。 とは言う物のローカル... 続きをみる

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  • KATOは鈍行夜行列車シリーズ化?

    久し振りにKATOのHP覗いたらトップページスクロール画面に気になる広告がありました。 KATO以外の車両に興味はなく他社は見ません。 気になったのは2024年5月発売予定の夜行鈍行『山陰』です。 【KATO HPより】 『山陰』には???となりました。 国鉄は1949年6月に鉄道省を引き継ぐ形で... 続きをみる

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  • 機関庫の風景総集編 その1

    拙ブログではTMSに掲載されたシナリーガイドK氏訪問記で柘植機関支区、鍛冶屋原駐泊所を数年前に紹介しました。 ◆機関車駐泊所の風景・・・2023.04.07更新 今年春には姫新線佐用駐泊所を取り上げ、時刻表解析から毎日2両の蒸機が夜を明かし複線機関庫が必要だった背景を考察しました。 今回は個別事例... 続きをみる

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  • ポイントの定位と反位

    前回TMS200特別号表紙になったC54製作記紹介の中で、鉄道模型マニアには他人がやらない事をやりたいという気持ちがあり、それは現在でも変わりませんと書きました。 【TMS1965年2月号表紙】 今回は筆者のレイアウト製作のこだわり、『ポイント定位/反位と駅構内線形』について書きます。 スペースの... 続きをみる

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  • 抵抗内蔵LED製品使用の改善提案

    テープLEDは3本直列抵抗内蔵で、そのまま12V電源に接続すれば点灯します。 他にも12V仕様砲弾型/各種チップ抵抗内蔵LEDが製品化されてます。 使い易いので高価格を時間や電気知識習得とのトレードオフと考えれば、利用価値の高い製品だと思います。 ただ1点だけ注意が必要で、筆者失敗に基づき簡単に実... 続きをみる

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  • ポイント切替電気講座⑦KATO その1

    前回投稿記事でTOMIXを批判しました、どんな会社なのか?、設計・製造・品質保証を全て外注に丸投げしているのでは?、という疑念を確認する為、調べて見ました。 するとかつては海外委託生産をしてた様ですが、現在はほぼ栃木の本社工場で国内生産、母体が玩具メーカーとは言え、企画から製品化まで一貫して行う『... 続きをみる

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  • 特急『みずほ』の話

    本題に入る前に告知を少々です。 ご承知の様に当社レイアウト製作は、気候・眼病・俳句等で進行速度が遅く、所蔵する著作権切れ(~1967年12月)古本記事をネタにしてます。 本業のレイアウト製作よりこちらの方が人気ありそうで苦笑してます。 今年から紹介方法を変更してます。 鉄道P誌は複数号からテーマ記... 続きをみる

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  • KATOさんチョッと変ですよ!

    当社想定の昭和40年代は、スーパーはあってもコンビニや宅配便は誕生した直後、携帯電話やパソコン、インターネットなど影も形もなく、鉄道が人・モノを運ぶだけでなく、情報を伝え、人と人の絆を繋ぐライフラインの役割を果たしていた時代でした。 短編成列車が山間の小駅に到着するとハユニの荷室・郵便室扉が開き、... 続きをみる

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  • KATOスタンダードSXの性能評価 その1

    電源製作の番外編です。 出力デューティー5%前後未満で安定出力が得られない件につき、12V/16V兼用仕様KATOスタンダードSXの性能評価をしたいと考えてました。 市販品より高性能な電源を誰でも作れる様にするには欠かせないステップだからです。 それがこの度、oomoriさんとのコラボレーション企... 続きをみる

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  • 民家Aの設置

    今回は廃車物置を完成させて畑脇に置き、民家Aを設置します。 ➊カッター刃でこじって車体上下を分解しました。  ➋後部ドアがある面を前に設置するので、防犯用ダンボールを想定で車内側にマスキングテープを貼りました、真っ暗になるのでこの面だけです。 ➌上下を再組立しウェザリングマスターで雨晒しの車体を汚... 続きをみる

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  • KATOさんこんなポイント作りませんか?

    筆者がレイアウト建設着手時にユニトラックを採用したのは、お座敷運転使用レール転用が理由で、ローカル線の『ゆとり線路配置』に支障がなかったからです。 KATOをメーカーとして信頼してましたが、KATOファンだった訳ではなく、変な処は指摘してます。 ◆KATOさんそりゃーないでしょ! ◆KATOさんチ... 続きをみる

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  • 駅をレイアウトする その1

    TMSに連載されその後シナリーガイドに収録された『駅をレイアウトする』は手放した号の記事と思ってましたが手元にありました。 改めて読むと一人旅を許された高校進学1年少し前に読み、見知らぬ土地のローカル駅に想いを馳せた頃を懐かしく思い出しました。 【生野駅】 原典は京大鉄道研究会の国鉄ローカル駅構内... 続きをみる

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  • テープLED室内灯①露太本線仕様

    Hyper-G製作と性能評価が一段落したら機関庫製作続きに戻る予定でしたが、始めて入手したテープLEDをどう使いこなすか気になり、またまた電気ネタです。 それに興が乗った時に一気にやった方が効率良く進みます。 1.触ってみて解った事 その1:ストラクチャ照明と車両室内灯は基準が違う LED室内灯常... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 第3章

    第2章では蒸機運転で輸送力が飽和した1898年から、電化された1912年、ED42登場の1930年、更に戦争の空白期を経てED42配備完了の1947年まで49年間の経緯を紹介しました。  6.歴史は繰り返す 第3章はED42配備完了以降の続編です。 ◆熊ノ平土砂崩落事故 鉄道事故ではありませんが、... 続きをみる

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  • 碓氷峠百年物語 第4章

    ここまで計画から開業までと、開業からアプト式廃止前夜までの計93年間を紹介しました。 今回は新線営業開始前夜からの話で、やっと筆者実体験のある時代に近付きました。 8.信越本線電化 1963年5月末に碓氷峠越え新線敷設工事が完了し、全線慣熟運転が開始され、営業運転に必要な施設も7月初旬完成予定でし... 続きをみる

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  • 国鉄黄金時代回想録⑬東海道本線

    鉄道敷設以来100年間、新幹線開業まで常に日本一路線だった東海道本線についてです。 【1964年9月時刻表復刻版】 6.東海道本線 この時刻表は東海道新幹線開業前月、在来線東海道本線が最も輝いていた時です。 東海道本線黄金時代の優等列車から見て行きます。 6-1.圧倒的な優等列車数 サン・ロク・ト... 続きをみる

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  • ユニトラックとPecoコード55の接続

    延伸線はPeco、従来線接続部とトンネル内はユニトラックと早くから決めてましたが、その接続をどうするかは全く未検討でした、何とかなるさと高を括ってました。 今回は接続検討とPeco路盤構造の基本設計を行います。 ◆当社ユニトラックの路盤構造 ユニトラックレール高は7mm、幅は25mmです。 2mm... 続きをみる

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  • ローカル駅線形考 前編

    半世紀前のTMS、手放してしまった号に常連投稿者K氏の国鉄駅線路配置連載がありました、K氏は国鉄職員だったと(筆者誤認でした2020.11.15追記)思います。 筆者が鉄道旅を始めた昭和40年代、DC列車運転席直後に陣取り、タブレット授受や運転士と運転助手の指差称呼を見聞きしながら、様々なローカル... 続きをみる

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  • ポイント電気講座⑧あしたのために

    ポイント電気講座最終回です。 本講座は以下の様な方を念頭に解説しました。 ①TOMIX通電/切替不良に嫌気が差しPeco乗換を検討中の方へ。  ⇒本講座一番のお客様です、壁を乗り越え通電/切替不良から開放されましょう。 ②KATO/Pecoユーザーで電気トラブルが発生し困っている方へ。  ⇒フィー... 続きをみる

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  • ポイント電気講座②ルーツから学ぶ

    ポイント電気講座2回目です。 3.ポイントのルーツから学ぶ 現在は使い易さ追求やDCC化対応など要求事項が増え、様々な形でポイントの電気特性が発展細分化しています。 その違いを解説しても頭が混乱するだけ、筆者でさえ整理が必要(爆)な状況です。 まず最初にそのルーツから学びましょう。 3-1.Pec... 続きをみる

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  • 根北線遊記

    日本の鉄道網が最も充実したのは1950年頃でした。 1960年代に入ると採算性の低い地方私鉄や路面軌道の廃線が始まり、1970年代1980年代は国鉄ローカル線が大量廃線され、その流れは今も続いてます。 国鉄路線では早期1970年に廃線された根北線の紹介です。 鉄道は昔から人と物の往来があった街道沿... 続きをみる

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  • 延伸線畑の設置

    民家Aの畑ユニットが完成しました。 畑サイズ決める採寸時に解ってましたが、先行製作した本線築堤部を削り込んで設置する事になります。 【1月15日7:30外気温-9℃】 工作サボってらえないと暖房した自室でできる工作のつもりで始めましたが、1年で一番寒い時期に屋根裏作業する羽目になりました。 例年こ... 続きをみる

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  • AさんのHyper-G製作記⑤完成

    動作確認終ったし、ケース取付部品で一番面倒なボリューム片付いたから、残りはスイッチ2つとパイロットランプだ。 【『AさんのHyper-G製作記①』より転載】 10.残り部品の組立・完成 10-1.スイッチ配線 右が6Pトグルスイッチ電源ON/OFF用、左が6Pトグルスイッチ中点付きディレクションス... 続きをみる

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  • 模型照明の電気講座①白熱球も使い方次第

    工作ネタが枯渇した訳ではありませんが、KATOキハ52車両加工でLED増設にいただいた反応から、鉄道模型及びレイアウトに使われる照明についてまとめる必要を感じ、本講座を始める事にしました。 例によって電気が苦手な方を対象に解り易くです。 現在全盛のLEDだけでなく白熱球(ムギ球)も含め、12V点灯... 続きをみる

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  • 瓢箪から駒の北海道遠征計画

    昨年12月、今年5月に仙台で開催されるイベントの案内が届き、その参加申込〆切が1月末でした。 俳句関連イベントで、現地拘束時間は正午から翌日正午まで24H、参加費が3万円(宿泊/懇親会込み)と高額で参加/不参加で悩みました。 帰路は仙台昼過ぎで同日中帰着可能ですが、往路は前泊が必要で交通費と追加宿... 続きをみる

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  • 県道の設置

    満足できる仕上りではありませんが、県道のガードレール取付が終わりましたので、いよいよ県道を固定設置します。 県道は洞門出口から左に45度カーブし、少しづつ傾斜を緩めながら民家Aまで下り水平になります。 県道と県道ベースは、洞門出口は面接着できますが、そこから先は上写真6ヶ所のラインで高さ出し接着す... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1965年4月号➋8620特集

    さて、この特集真打8620です。 【鉄道P誌1965年4月号表紙】 ◆8620の基本事項 8620は9600と共に大正期製造ですが、無煙化達成直前まで長く働き続け愛されました。 8620は大正3年から昭和3年に687両が製造されてます。 先行製造された8600型と8700型の中間に位置する事から8... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➌

    前回の続編です。 【本シリーズ表紙画像】 いきなり図面は味気なく表紙が必要、画像在庫も少なく使い回します。 3.計測結果に基づく考察 3-1.KATOレイアウトプランの検証 計測結果からフィーダー設置基準作成の為に、KATOレイアウトプランを検証します。 【KATOレイアウトプラン集】・・・前々号... 続きをみる

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  • 制御の基本と応用技法 その8

    論理設計が一段落したので電源の話に移ります。 本シリーズ序章、湖南総合運転所制御スーパーバイザー就任に、『②リバース線一方通行:「がおう☆」さんは運転を楽にするキモをご存知でした、これで湖南電源ディレクションスイッチは1個に決まりました。』と書きましたが理由を省きました、その件とリバース線制御技法... 続きをみる

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  • 電源電流容量について考える その2

    前回の続き、市販電源電流容量不足原因になるその他の要因の技術解説とまとめです。 2-4.KATO電源はポイント切替独立 KATOポイント切替は短時間ソレノイド通電方式で、消費電流は以下の通りです。 ①通常ポイント:ソレノイド1個、約0.6A ②片渡り線:  ソレノイド2個、約1.1A ③両渡り線:... 続きをみる

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  • テープLED室内灯⑦キハユニ26換装計画が・・・

    テープLED室内灯検討着手から気になっていた事がありました。 KATOキハ52系3両とTOMIXキハユニ26を2灯化し混成可能に改造しましたが、TOMIX N-1001-CLで気にならなかったキハユニ26常点灯輝度がHyper-Gではキハ52より明るいのです。 キハユニ26がワンランク明るく、Hy... 続きをみる

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  • ポイント電気講座⑥Peco その1

    ポイント電気講座6回目です。 6.Peco 6-1.インサルフログ Pecoには『ポイント電気講座②ルーツから学ぶ』で紹介したポイント界のレジェンド、エレクトロフログの他にインサルフログが製品化されています。 エレクトロフログは『選択式』、インサルフログは『非選択式』と誤った情報が流布された為、不... 続きをみる

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  • SB駅の設計②駅構内設計

    スイッチバック駅の設計①で、改造前提で考えていた両渡り線が意外な結果でしたので、駅構内設計を先行しました。 構内設計の要「線路」「ホーム」「駅舎」配置を決定し、スペース確認、両渡り線改造検討へと繋げて行きます。 生野駅はKATOローカル駅舎をKATO近郊型ホーム改造嵩上げタイプと合体、上屋は1番線... 続きをみる

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  • 傾斜地畑周辺の風景製作

    延伸線建設作業は、先行製作した民家A裏築堤を削り込み傾斜地畑を固定設置しました。 今回は法面角度変更の築堤再製作と周辺風景製作です。 前々回モミ殻焼作る時に探して見つからなかった写真が出てきました。 モミ殻を積み火種を入れて煙突立てた直後の撮影です、4-5時間で8割ほど黒く蒸し焼きされ消火します。... 続きをみる

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  • 米坂線紀行

    昭和35年は1960年、64年前の米坂線紀行文がありましたので紹介します。 随所に日本が元気だった時代の香がしますので、原文記事を引きながら、筆者の思い出や考証を加え、正月箸休めにまとめてみました。 筆者の米坂線乗車経験は、1975年か1976年の勤務先ワンゲル夏合宿飯豊連峰縦走の帰路に小国-坂町... 続きをみる

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  • KATO C56発売予告に想う

    先日KATO EF55発売時の人気に驚いて雑感を公開しました。 筆者も知らない現役時代、知るのは80代の旧型電機が何故?と思った訳ですが、頂戴したコメントから高崎運転所籍でイベント列車牽引や交通博物館展示を知り、世代による車両認知の違いを感じました。 【KATO HPより】 高品質蒸機を送り出して... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1962年5月号➌C12

    C10、C11特集に続きC12特集です。 【鉄道P誌1962年5月号表紙】 ◆C12 C12はC11と同じ昭和7年から昭和22年までに293両製造されました。 C11がC10の改良増備機であったのに対し、C12は旧型機置き換え目的ではありません。 また同時にタンクロコ2形式、それもC11より一回り... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後⓫

    従来線速度段差発生に始まった本シリーズは、特定箇所ジョイナー接触不良発見と半田付け補修で目に見える問題は解決しました。 しかし様々な計測して見ると知らなかった事ばかり、乗り掛かった舟で解り易い『こうすれば良いよ』にまとめたいと考えてます。 【本シリーズ表紙画像】 ◆御礼:150万アクセス到達 お陰... 続きをみる

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  • 国鉄黄金時代回想録⑪中央本線

    今回は一番馴染み深く現在その沿線に暮らす中央本線について書きます。 【1964年9月時刻表復刻版】 5.中央本線 雑感なので切口色々、駅名改称から取り掛かります。 5-1.駅名改称について 鉄道省/国鉄/JR化後を問わず駅名改称は頻繁に行われており中央本線も同じです。 この駅名改称を類型化すると三... 続きをみる

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  • 露太本線ブログINDEX-3:TOMIXの功罪

    現在の鉄道模型界は半世紀前の鉄道模型ファンから見ればパラダイスです。 精巧安価な車両が次々発売され入手できますし、技術(工作・電気)、お金、時間がなければ庶民には手が届き難かったレイアウト製作が『夢』でなく『現実』になってます。 その中でTOMIXが国内Nゲージ草分けKATOと共に果たした役割は大... 続きをみる

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  • 給水給炭施設について

    子供の頃、機関車と言えば蒸気機関車の事でした、SLの呼称は第一次ブーム後です。 無煙化は遠い昔の44年前、でも復活蒸機イベント列車の人気は高く、レイアウトの世界ではターンテーブルに扇形庫を備えた機関区を製作される方が少なくありません。 その代表として『がおう☆』さん湖南総合運転所中央駅を例示させて... 続きをみる

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  • 混合列車がゆく

    当社の想定、昭和40年代国鉄裏街道亜幹線に混合列車は似合わないと思って調べたら、日豊本線で昭和49年の無煙化まで走ってたと知り、「想定外」でないと解りました。 当時乗車DC急行交換列車として名前だけ本線(失礼!)の閑散線区で見かけました。 【C58が牽く釧網本線混合列車】・・・無煙化後も昭和54年... 続きをみる

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  • コンデンサポイント切替電気講座 総集編②

    最初は前回の補足です。 2-4. 切替不良時の対処法 当記事推奨コンデンサポイント切替回路で切替不良発生時の対処法は以下の通りです。 ①切替不良発生ポイントコンデンサをテスターで導通試験して下さい。 導通(0Ω)の場合はコンデンサショートモード故障です。⇒コンデンサ交換。 ②導通試験結果オープン(... 続きをみる

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  • 国鉄露太本線の設計コンセプトとレイアウトルーム紹介

    昭和40年代後半の風景再現という大目標は決めたけれど、ではどうやってというお話です。 2mx4mは個人レイアウトとしては大型ですが実寸換算で300mx600m、山あり谷ありには無理があります、 そこで何を重視し、何を諦めるか決めなくてはなりません。 以下3点を重視することにしました。 1.地形を重... 続きをみる

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  • 私鉄特急ロマンスカーの系譜 その3

    2月5日の降雪で東京は8cmだったそうですが、首都高が長時間閉鎖されるなど大きな影響が出た様です。 諏訪はこの日最高気温-0.2℃の真冬日で10時に降り始めた雪が見る見る積もり、夕方までに15cmと今シーズン初の本格的降雪になり、雪かきに追われました。 【2/7朝8時高速側道で撮影】 2月7日(水... 続きをみる

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  • N用鉄橋市販品を俯瞰する

    前回トラス橋の基本知識として、設計基準と構造について解説しました。 今回は各社から販売されてるN用鉄橋をトラス橋を中心に俯瞰します。 なお掲載画像は筆者利用通販会社製品紹介ページから引用しました。 ◆KATO KATOのトラス橋はスパン248mmの1種類のみです。 色は当社採用緑の他に赤とグレーが... 続きをみる

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  • EF55人気に想う

    KATOのEF55発売予告を見た時、『何考えてるんだ?』と思いました。 国鉄電機の中では最も地味な存在で華々しい活躍してません。 従ってこれは一部のコレクターズアイテムに過ぎず、商売として失敗するだろうと思いました。 ところが、発売されると『EF55入線』記事が鉄道ブログ注目記事TOP20に7件も... 続きをみる

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  • 組立式個人レイアウト

    KATO/TOMIXの2社は自社レールシステムを使った様々なお座敷運転用レイアウトプランと構成に必要なレールセットを公開してます。 便利ですが、道床付き既製品レールの組合せ自由度確保が、実物とかけ離れた複線間隔や分岐側カーブポイントの背景になってます。 【KATO公開レイアウトプランの1例】 KA... 続きをみる

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  • 当社のデュアルキャブコン その3

    延伸線で計画してる1人2列車運転ついて解説します。 従来線で実施した2列車運転の様に2列車の速度制御とセクション選択及びポイント切替をタイミング通り行う忙しい運転ではなく、一つ一つの操作を順番に行う運転で時間に追われず楽しめる様にします。 延伸線線路配置概念図です。 従来線と同じ考え方でセクション... 続きをみる

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  • 半世紀前の鉄道P誌1962年5月号➋C11

    前回の続編C11特集です。 【鉄道P誌1962年5月号表紙】 ◆C11 C11はC10の改良増備型として、C10の2年後昭和7年から昭和21年までに381両製造されました。 日本の鉄道史上最大両数のタンクロコです。 C11はC10を正常進化させただけでなく、C10の大都市近郊快速区間列車用から開発... 続きをみる

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  • 生野駅の製作➍跨線橋

    今回は3線駅生野のスパンが長い跨線橋製作についてです。 【表紙画像】 4.跨線橋 生野駅設計時点から跨線橋をどうするかが大きな課題でした。 100%自作は無理、キット改造前提にしても入手可能市販品は限られており、設計制約条件が多かったからです。 4-1.入手可能市販品 建設当時に昭和の跨線橋として... 続きをみる

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  • ユニジョイナー経年劣化問題その後➏

    次から次へと新しい発見があり調査必要項目が増えてくる、当初予想に反し本シリーズは長くなりそうな状況です。 【本シリーズ表紙画像】 4-3.ポイント内部抵抗の計測 ジョイナー接触抵抗経時変化計測の本項目的から少し外れますが、前回KATOポイント内部抵抗が無視できないと解りましたので確認します。 ◆計... 続きをみる

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  • 国鉄黄金時代回想録⑩上信越

    関東上信越2回目はこのエリアの新設路線/廃止路線と、信越本線/上越線を振り返ります。 【1964年9月時刻表復刻版】 4-4.新設路線と廃止路線 ◆新設路線 1970年代以降首都圏に埼京線・京葉線・つくばエクスプレス・湾岸線が開業すると共に複々線化が進み、通勤圏が大きく拡大しました。 【つくばエク... 続きをみる

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  • Wさんレイアウト⑦KATO転車台は顧客視点欠如

    昨年末からWさんの依頼を受けレイアウト設計のお手伝いをしてきましたが、残る電気設計サポートは転車台制御のみになりました。 【小川を渡るキハ】 ★転車台の制御 KATO転車台は湖南総合運転所で採用しており一通り動作理解してましたが、今回は電気が苦手なWさんサポートなので再度仕様を精読しました。 【K... 続きをみる

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  • カーブ鉄橋の製作 前編

    カーブ鉄橋を橋梁合成が必要な3連から長さ短縮の4連に設計変更し、鉄橋製作の大きな課題が解決しましたので製作に着手します。 KATOデッキガーダー橋124mm長4本中の2本を35mm短縮し、89mm長に改造します。 橋梁切断前に通路手摺を短縮位置でニッパーカットします。 加工前は左右対称ですが短縮に... 続きをみる

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  • TMS蒸気機関車の製作から 前編

    数ヶ月前、何かの記事で触れた半世紀以上前のTMS特集シリーズ『日本型蒸気機関車の製作』を紹介します。 蒸機模型が欲しければ作るしかなかった時代のお話です。 この特集シリーズはTMS89号から152号に掲載された蒸機製作記をまとめた物で、発表は1955年-1961年、表紙はハンドメイドC50です。 ... 続きをみる

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  • テープLED室内灯⑤量産仕様検討

    本テーマは1ヶ月、間が空いたので進捗状況整理から始めます。 【比較基準キハ52と露太本線仕様オハフ33近代化更新車】 ①テープLED直列抵抗1.0kΩ、色味調整マスキングテープ2重貼り。 ②オハフ33は室内パーツ色グレーにより尾灯側が暗くなる、塗装が必要。 ③集電シュー位置によるテープLEDと車室... 続きをみる

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  • テープLED室内灯②部品選定が重要

    前回の続きです。 当社在籍車両へのテープLED室内灯本格採用を決めました。 これは大きな意味を持ってます、従来線現行9V電源では点灯しないので、12VHyper-G化が必須になりました。 これで当分電気工作ネタにこと欠きません(笑) 4.テープLED室内灯露太本線仕様 テープLED抵抗330Ω変更... 続きをみる

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  • TOMIX電気設計の検証 その6 使えます15V!

    前回の続きです。 TOMIX制御機器15V駆動実証実験の結果、筆者懸念は払拭されましたが、負荷状態の動作が理論検証とは違う事が解りました。 また、アレーッ変だなと筆者勘違いも発見、皆さんに納得していただく為にも追加実験を行いました。 最初に、ポイント切替波形を正確に計測する為、10Ωで代用していた... 続きをみる

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  • TOMIX電気設計の検証 その1

    筆者8/31投稿記事、 の中で、計測結果を基に『N-1001-CLは欠陥製品です。』と断じました。 純正ポイントスイッチを使い純正ポイントを確実に切り替える事ができない電気設計だからです。 1.その後の調査で判明したTOMIXポイント切替の実態 その後の調査結果を最初に報告します。 【筆者所有のT... 続きをみる

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  • 露太本線の良く解るポイント切替電気講座③

    前回までポイントマシンと純正ポイントスイッチ使用時の電流波形を解説してきました、ご理解いただけた前提で進めます。 ネット情報に動作原理や工作記事は数多くあれど、信頼性・安全性・設計手法の解説は見当りません。 どうせ始めた講座なら、今後の標準技法になる物にしたいと欲も出てきました、設計手法にはデータ... 続きをみる

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  • 露太本線の良く解るポイント切替電気講座①

    前回予告の『露太本線の良く解るポイント切替電気講座』を開講します。 この講座は、電気が苦手の方を対象にして、解り易さ優先で詳細説明を省き、不要な部分を丸めて説明しますので、専門家からは突っ込み処がある事を、予めご了承ください。 第一章:ポイント切替の動作原理 1-1.ポイントマシンの動作原理 最初... 続きをみる

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