前回旅の2日目旭川泊まで、今回は残りの行程計画です。 3日目、4日目と進めるのが普通ですが、4日目宿泊地を札幌に絞り込み、先に帰りの5日目行程を決めました。 札幌の他に旭川と帯広ホテルも仮押さえしてましたが、乗り鉄稼ぎ不能や早朝発がネックで、具合が悪かったのです。 札幌から普通電車で岩見沢へ戻り、... 続きをみる
Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記の人気ブログ記事
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閑散期限定の超お買い得切符で北海道訪問予定の話を5月末に公開しました。 ◆北海道乗り鉄急ぎ旅計画・・・5月28日更新 有効期間5日で出発日は9日間だけ、通常は行程を決めて宿を押さえて出発日を決めますが、今回は宿を重複予約して出発可能日を絞り込んでの見込み購入でした。 予定数販売で売り切れになるから... 続きをみる
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最初は製品状態では実感に乏しいわらぶき屋根の加工です。 フラットアースをタミヤ水性カラー溶剤で3-4倍に薄めます。 主目的は塗装ではなく、質感表現材固着なので溶剤を使います。 ここにモリーンリアルサンドブラウン2摘み、ナチュラル1摘みを加えて良く混ぜます。 太筆でなすり付ける感覚で屋根全体に塗りま... 続きをみる
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この処60年前1965年10月ダイヤ改正関連記事を続けて投稿してます。 当時筆者は高校1年で、限られた時間と軍資金がない中『何処へ旅しようか』と時刻表で模索してた頃で、列車名にも懐かしさを感じます。 この時登場した列車について雑感を記します。 【過去記事よりっ転載】 このダイヤ改正で、その後路線の... 続きをみる
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第2章では蒸機運転で輸送力が飽和した1898年から、電化された1912年、ED42登場の1930年、更に戦争の空白期を経てED42配備完了の1947年まで49年間の経緯を紹介しました。 6.歴史は繰り返す 第3章はED42配備完了以降の続編です。 ◆熊ノ平土砂崩落事故 鉄道事故ではありませんが、... 続きをみる
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『路面電車』から連想するのは『併用軌道』『ポールまたはビューゲル集電』『単行運転』(連接車を含む)、『電気鉄道』から連想するのは『専用軌道』『パンタ集電』『統括制御多連運転』のキーワードになるのが一般的だと思います。 なお、この記事は北海道乗り鉄旅に出掛けるので予約更新です。 コメント頂戴しても帰... 続きをみる
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拙ブログ掲載写真撮影カメラはRICOH GX200、いわゆるコンデジです。 レイアウト製作着手時にスナップ用所有のSONYサイバーショットでは役不足と解り、レイアウト撮影用に購入しました。 絶版機種で中古『良』で1.2万円でした、以来10年で現在4代目です。 【筆者愛用カメラGX200】 2回は... 続きをみる
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好評連載中(笑)の『露太本線の良く解るポイント切替電気講座』はコンデンサポイント切替動作説明、設計手法と推奨回路が残っています。 警鐘を鳴らして不正確な情報拡散をする訳にいきません。 その為の手配ツールが届くまで『今後の設計』に戻ります。 Arduinoを採用し倉元駅スイッチバックのポイントを一括... 続きをみる
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ポイント電気講座3回目です。 4-2.ギャップ設置法その2 前項で『ポイント分岐側が対向する場所にはギャップを設置する』と解説しました、その目的はショート事故防止でした。 ギャップ設置目的はそれだけではありません、線形により運転を楽しむ為のギャップもあります、最初にリバースループ線で解説します。 ... 続きをみる
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ご承知の様に筆者はTOMIX電気関連製品の低品質と低信頼性を度々取り上げ批判してます。 ◆今後の設計⑤TOMIXポイントはレイアウトに使えない! ◆TOMIXの電気設計は出鱈目です! ◆TOMIX被害報告続々に想う 上記3記事がその代表、更新5年経ても週間アクセス数ランキング上位の良く読まれてる記... 続きをみる
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Nレールとポイントについて日頃感じている事をまとめてみました。 風景モジュールかエンドレスだけのレイアウトでない限り、レール選びは結局ポイント選びなのでポイント中心に話を進めます。(筆者の主観である事を予めお断りしておきます) 1.Nレール国内シェアは? 調べても確かなデータがありません、レール選... 続きをみる
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8月8日から3ヶ月近く掛けて完結した標記電気講座、電気が苦手な読者向けに結論だけを解り易くまとめた方が良いのではとoomoriさんからコメントをいただき、その通りだと思いました。 部品選定の自由度も広げ、総集編としてまとめます。 1.最初に 1-1. 各社純正ポイント切替方式 各社専用ポイントスイ... 続きをみる
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人間は手痛い目に遭って始めて何が不足してたかを考え、同じ過ちを繰り返さない様に手を打つ歴史を繰り返してきました。 能登半島地震では1981年の建築物耐震基準強化前、築43年以上の多くの家屋が全壊し多数の死亡者が出ました、ここから何を学ぶのでしょう。 【オハユニ61 過去記事より転載】 戦後の鉄道史... 続きをみる
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ポイント電気講座5回目です。 5-2.非選択式の特性と用法 前回KATO市販品状態の解説をしました。 『非開通内側レール開放式』(筆者命名)によりルーツポイントの選択式を使い易くした方式とご理解いただけたと思います。 KATOは電気特性変更が簡単にできます、裏側の選択/非選択ネジ締め位置を市販状態... 続きをみる
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前回記事公開後もう一度考え、TOMIX『完全選択式』は、通電不良・切替不良がなかったら『誰でも簡単に遊べる』コンセプトを実現する素晴らしい方法だと理解できました。 現状は貴重な宝物を持ちながら、劣悪な製品品質と顧客対応の拙さで宝物をドブに捨ててます。 新ポイント調査の前に、何故『完全選択式』が素晴... 続きをみる
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半世紀前のTMS、手放してしまった号に常連投稿者K氏の国鉄駅線路配置連載がありました、K氏は国鉄職員だったと(筆者誤認でした2020.11.15追記)思います。 筆者が鉄道旅を始めた昭和40年代、DC列車運転席直後に陣取り、タブレット授受や運転士と運転助手の指差称呼を見聞きしながら、様々なローカル... 続きをみる
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ポイント電気講座4回目です、宿題の中間テスト解答と解説からです。 4-5.中間テスト解答と解説 《中級問題解答》 ①最初に着目するのはエンドレス左側P1とP5トング側が背中合わせの部分です、双方の分岐先に給電するにはこの位置にフィーダーが必要です。 ②フィーダーから時計回りにP5、P4、P3とト... 続きをみる
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今回は東北地方電化の歴史とそれに伴う優等列車の変遷です。 【1964年9月時刻表復刻版】 3-5.電化が進んだ1960年代 東北地方の1960年時点の電化は、輸送力増強の為に早く電化された福島-米沢間と交流電化実験線に選ばれた仙山線北仙台-作並間を別にすれば、南から伸びてきた交流電化の波がようやく... 続きをみる
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他の部品と一緒にTOMIX新ポイント発注したら翌々日に届きました。 【KATOレールとツーショット】 箱が余りにも小さいのでZゲージ用ポイントかと勘違いし、通販店に問い合わせました。 間違いないとの回答を得てから開梱しました。 箱から出すと段ボール緩衝材で保護されたポイント本体と付属品小袋、そして... 続きをみる
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電源製作の番外編です。 出力デューティー5%前後未満で安定出力が得られない件につき、12V/16V兼用仕様KATOスタンダードSXの性能評価をしたいと考えてました。 市販品より高性能な電源を誰でも作れる様にするには欠かせないステップだからです。 それがこの度、oomoriさんとのコラボレーション企... 続きをみる
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鉄道線路は曲線部で外側レールが内側レールより高く、つまり枕木を傾斜させて敷設されてます。 曲線外側への遠心力で列車が転倒するのを防ぎ、曲線通過速度を高くする為です。 レイアウトでもカント有無は実感を大きく左右する要素で、是非取り入れたい物です。 【TMS表紙を飾ったレイアウト】 ★カント付敷設 カ... 続きをみる
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ボリュームの大きい記事が続いたので、今回は前回C59特集に関連する小話です。 前回のC59特集で『1962年5月に広島まで電化され、瀬野八越えD52補機の役割も終わりました』と書きましたが、筆者の思い込みで間違ってました。 広島電化で登場した151系特急『富士』や153系急行『宮島』の瀬野八越え補... 続きをみる
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工作ネタが枯渇した訳ではありませんが、KATOキハ52車両加工でLED増設にいただいた反応から、鉄道模型及びレイアウトに使われる照明についてまとめる必要を感じ、本講座を始める事にしました。 例によって電気が苦手な方を対象に解り易くです。 現在全盛のLEDだけでなく白熱球(ムギ球)も含め、12V点灯... 続きをみる
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1965年10月ダイヤ改正は、東北本線盛岡電化と鹿児島本線熊本電化に伴う変化、特に大型蒸機の大量余剰と廃車が南北で発生しましたが、他地方でも様々な動きがありました。 【過去記事より転載】 ★在来線の動き 新幹線開業1年を経て旅客輸送実績データが収集されました、東海道在来線昼間特急は廃止され新幹線に... 続きをみる
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前回設計2線駅基本パターン2案に適合するホームと駅舎に使用可能市販品をまとめます。 どんなレイアウトを作りたいのか、考えをまとめる参考になると思います。 【TMSの表紙を飾ったレイアウト】 ホームと駅舎はレイアウトの時代設定と場所を表し、中央前面の目立つ場所に位置する重要なストラクチャです。 走行... 続きをみる
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金曜日毎にCLK講座を更新してきましたが、工作に必要な視力回復が思わしくなく、北海道旅行準備の為に当分お休みします、次回はバラスト撒布の予定です。 数回に渡り1965年10月ダイヤ改正直前の全国の動きを紹介しました。 最後は私鉄と路面電車編です。 【過去記事から転載】 ★私鉄の動き 国鉄が新旧交替... 続きをみる
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レイアウト基台が完成したので次は線路敷設へ進みたい処ですが、その前に調達レールにも係わるギャップとフィーダー設置位置を決めます。 また『建設費用を抑える』狙いで設計しましたが、敷設に必要なレール類をリストアップします。 【TMS表紙を飾ったレイアウト】 ★ギャップとフィーダー設置 ギャップとフィー... 続きをみる
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拙ブログでは著作権期限満了した昔の鉄道雑誌を紹介してます。 それを楽しみにしてくれる読者も居る様です。 在庫減で調達したバックナンバーから一番古い物を紹介します。 【鉄道P誌1959年12月号表紙】 64年前です、筆者は小学生でした。 物心が付き当時の記憶を持つ方は70歳、ほとんどの読者が知らな... 続きをみる
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前回TMS200特別号表紙になったC54製作記紹介の中で、鉄道模型マニアには他人がやらない事をやりたいという気持ちがあり、それは現在でも変わりませんと書きました。 【TMS1965年2月号表紙】 今回は筆者のレイアウト製作のこだわり、『ポイント定位/反位と駅構内線形』について書きます。 スペースの... 続きをみる
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前回レール塗装について解説しました、今回は塗装した線路の敷設準備工程です。 【TMS表紙を飾ったレイアウト】 ★軌道構造 線路敷設に関しては当社従来線事例を断面図で紹介しました。 これは木製基台・天板前提で、スタイロフォーム基台には適用できません。 本講座では基台素材に係わりなく使える敷設法を提案... 続きをみる
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筆者がレイアウト建設着手時にユニトラックを採用したのは、お座敷運転使用レール転用が理由で、ローカル線の『ゆとり線路配置』に支障がなかったからです。 KATOをメーカーとして信頼してましたが、KATOファンだった訳ではなく、変な処は指摘してます。 ◆KATOさんそりゃーないでしょ! ◆KATOさんチ... 続きをみる
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今回この特集シリーズを紹介するに当たり全記事に目を通しましたが、タイトル通りストラクチャ/車両工作難易度が低いのに対し制御技術だけレベルが高いのです。 それは現在の鉄道模型界と違い、誰もが走らせて楽しむ為に必要な一般電気知識を持ってたからです。 【前々号より転載】 高校時代にコレ読んだ筆者は制御技... 続きをみる
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TMSに連載されその後シナリーガイドに収録された『駅をレイアウトする』は手放した号の記事と思ってましたが手元にありました。 改めて読むと一人旅を許された高校進学1年少し前に読み、見知らぬ土地のローカル駅に想いを馳せた頃を懐かしく思い出しました。 【生野駅】 原典は京大鉄道研究会の国鉄ローカル駅構内... 続きをみる
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今月に入ってレイアウト製作カテゴリー新着記事にTOMIX製品信頼性に係る記事が目立ちます。 了解をいただいてリンクを貼る手間を惜しんで概要のみ記しますが、ああアレねと思い当たる方も多いと思います。 【部分照明完工後の当社延伸線北基台】 それでは筆者の目に止まった記事内容を公開順に3件紹介します。 ... 続きをみる
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2018.9/26追記しました。 電源製作2回目です、何回で完成する?、全く見当も付きません。 1-2.応用事例(cont.) 矩形波発振回路応用事例をもう一つ紹介します。 Nゲージ 踏切警報遮断機 【『親爺ぃさん』ブログより】 踏切警報機にLEDを仕込む方は多く、僚友『親爺ぃさん』はArduin... 続きをみる
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前回のTOMIX製140mmスパンデッキガーダー橋で全長420mmの思い付きに大きな期待がありました。 KATO製橋梁の1スパン1形式に比較しTOMIX製橋梁は品揃えが充実してるからで、既にお世話になってます。 【過去記事より転載】 TOMIX橋梁はKATOにない長スパン複線トラス橋、上路式トラス... 続きをみる
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1966年前後はシナリーガイドK氏が最も活発に各地を訪問して執筆した時期で、これもその一つです。 当時は優等列車が順次冷房化されてた時代で、蒸機牽引普通列車は夏場窓を開けて走るのが当り前、地元の方がトンネル手前で号令を掛ける姿を見た記憶があります。 K氏は記事冒頭に『トンネルの蒸気機関車の最大の悩... 続きをみる
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気の向くままの鉄道模型趣味ライフ、仕掛中の湖南電源仕上げてないのに新しい案件に着手しました。 電気が苦手なWさん(仮名)からの電気設計応援要請を受けて、他人様のレイアウト設計で遊び始めました(汗) 【急行生野駅進入】 1.Wさんの応援要請 拙ブログではレイアウト電気関連技術を紹介し、湖南総合運転所... 続きをみる
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前回の続編で3線駅の線形です。 ローカル線3線駅は2線駅より少なく、その多くは支線分岐駅や始終発列車がある拠点駅でしたが、そうとばかりは限りません。 【鉄橋のキハ】 第二章:ローカル3線駅 2-1.本線+貨物待避3線駅 最初は本線有効長12両以上と長く運転密度が比較的高い亜幹線に良く見られた3線駅... 続きをみる
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『がおう☆さん』湖南総合運転所へ2CH高機能電源納入する予定です。 その仕様決定の一環として、N車両消費電流を計測しました。 当社の様なローカル線は1.2Aで余裕ですが、長編成列車が走る大幹線レイアウト用電源仕様検討の基礎データ収集です。 1.消費電流計測法 デジタルストレージオシロ用電流プローブ... 続きをみる
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ポイント電気講座最終回です。 本講座は以下の様な方を念頭に解説しました。 ①TOMIX通電/切替不良に嫌気が差しPeco乗換を検討中の方へ。 ⇒本講座一番のお客様です、壁を乗り越え通電/切替不良から開放されましょう。 ②KATO/Pecoユーザーで電気トラブルが発生し困っている方へ。 ... 続きをみる
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今回は一連の計測結果をまとめ、具体的な事例で解り易く解説します。 【本シリーズ表紙画像】 計測は全て完了?、いえ一つだけ残ってます。 KATOフィーダー配線はメーカーデータ引用で、当社幹線配線半分弱の芯線数で同じ配線抵抗は変です、確認するしかありません。 6-1.KATOフィーダー配線抵抗(con... 続きをみる
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倉元駅制御ハード回路設計が完了したので最後はコントローラArduino制御に関してです。 Arduinoをレイアウト制御に取り入れる方が増えてますが、使用上の注意事項を解説した先行事例が少ないので筆者知見をまとめました。 【生野駅夜景】 9.Arduino IN/OUTと制御論理 倉元駅制御では、... 続きをみる
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ポイント電気講座6回目です。 6.Peco 6-1.インサルフログ Pecoには『ポイント電気講座②ルーツから学ぶ』で紹介したポイント界のレジェンド、エレクトロフログの他にインサルフログが製品化されています。 エレクトロフログは『選択式』、インサルフログは『非選択式』と誤った情報が流布された為、不... 続きをみる
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従来線は99%ユニトラックです、笠松信号所場内通過信号機付属線路しかファイントラック使用経験がないのでまずは学習します。 ファイントラックを使い馴れた諸兄から見れば常識かもしれませんが、「初心者の目」としてご覧ください。 最初はポイント、分岐角度15度140mm長、KATO4番ポイント相当品です。... 続きをみる
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先日カーブ鉄橋設計変更の検討でTOMIX製品検索をした際、興味深い新製品がありました、『木造駅舎セット寒地タイプ』です。 写真で見ただけでも昭和の香がする木造駅舎と解り、かなり良さそうなので製品紹介ページを読んでみました。 ご覧の通り昭和末に建設された木造駅舎の雰囲気を再現した出来栄えで、電話BO... 続きをみる
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『国鉄近代型蒸機』と言う言葉は昔から使われてますが、定義がある訳ではありません。 多少強引に定義すると、20世紀前半に製造されて鉄道院/鉄道省/国鉄在籍機になり、20世紀後半まで現役活躍した蒸機と言えるのではないかと思います。 この定義ではB-E動軸数呼称形式ではC52(1947年廃車)を除く全て... 続きをみる
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関東上信越2回目はこのエリアの新設路線/廃止路線と、信越本線/上越線を振り返ります。 【1964年9月時刻表復刻版】 4-4.新設路線と廃止路線 ◆新設路線 1970年代以降首都圏に埼京線・京葉線・つくばエクスプレス・湾岸線が開業すると共に複々線化が進み、通勤圏が大きく拡大しました。 【つくばエク... 続きをみる
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当初『露太本線の良く解るポイント切替電気講座⑥TOMIX』のタイトル予定でしたが、計測結果から、TOMIXのユーザーを馬鹿にした出鱈目な電気設計が判明しましたので、記事タイトルを変更しました。 筆者は本講座開講後にレイアウト関連調査結果を、 として、信頼性の低さを指摘しました。 しかし使い易いのは... 続きをみる
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1965年10月に実施されたダイヤ改正については先日紹介しました。 ★60年前1965年のダイヤ改正・・・5月21日更新 この改正で東北本線仙台-盛岡間が電化され、盛岡駅の特急『やまびこ』や急行『いわて』発車式の様子を紹介しました。 華々しい10月1日の直前、9月上旬には電化開業へ向けて、仙台エリ... 続きをみる
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★開講の辞 本講座ではKATOユニトラックを使用して、定尺サイズ小型レイアウトの線路配置設計から基台製作、ストラクチャやシーナリー製作法、照明組み込み、制御装置までの全てを解説します。 TOMIXから逃げ出せない方に『KATOで作れるんだ』と理解していただく事を目的にします。 数十回の長期連載シリ... 続きをみる
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拙ブログではTMSに掲載されたシナリーガイドK氏訪問記で柘植機関支区、鍛冶屋原駐泊所を数年前に紹介しました。 ◆機関車駐泊所の風景・・・2023.04.07更新 今年春には姫新線佐用駐泊所を取り上げ、時刻表解析から毎日2両の蒸機が夜を明かし複線機関庫が必要だった背景を考察しました。 今回は個別事例... 続きをみる
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工作は出来高払いなので、またまた古いTMSの特集記事紹介です。 スケールに係らずレイアウト製作に有用な情報です、記事執筆者は摂津鉄道製作者のS氏、国鉄職員だった方です、当社実施例を含めた紹介です。 ◆線路の構造 最初に線路の構造として下図を掲げ次の様に書かれてます。 『盛土部分は路盤と言って、いわ... 続きをみる
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高松ステイで友人達との楽しい時間を過ごし、筆者の旅が始まりました。 ★3日目:11月24日(木)晴れ時々曇り この日は琴電初乗車、乗り鉄からです、横浜から来たSさん同行です。 JR高松駅から少し離れた高松築港から終点琴平まで約60分です。 1時間乗車ならまあこんな料金と思える運賃でした。 琴平行は... 続きをみる
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鉄道P誌D50特集の続きです。 【前号より転載】 ◆疑問:D50のデフ 写真で見るD50/D60は全て同形状のデフ付きです。 【TMS蒸気機関車スタイルブック1962年版より】 しかし形式図はデフなし、一方でD60形式図はデフ付きです。 8620や9600の様にオリジナルはデフなし、後年追加したな... 続きをみる
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筆者はTOMIXの工業製品にはほど遠いオモチャレベル電気設計品質と、お客様の声に真摯に向き合わない企業姿勢を批判してます。 なのでストラクチャでお世話になっても、TOMIX車両の入線は今後あり得ません。 1.プロローグ 当社想定は昭和40年代国鉄ローカル亜幹線で腕木式信号機が必須です、ダミーで満足... 続きをみる
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当社想定の昭和40年代は、スーパーはあってもコンビニや宅配便は誕生した直後、携帯電話やパソコン、インターネットなど影も形もなく、鉄道が人・モノを運ぶだけでなく、情報を伝え、人と人の絆を繋ぐライフラインの役割を果たしていた時代でした。 短編成列車が山間の小駅に到着するとハユニの荷室・郵便室扉が開き、... 続きをみる
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子供の頃、機関車と言えば蒸気機関車の事でした、SLの呼称は第一次ブーム後です。 無煙化は遠い昔の44年前、でも復活蒸機イベント列車の人気は高く、レイアウトの世界ではターンテーブルに扇形庫を備えた機関区を製作される方が少なくありません。 その代表として『がおう☆』さん湖南総合運転所中央駅を例示させて... 続きをみる
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予告したポイント電気講座の開講です。 誰でも「電気の壁」を乗り越えてKATO/Pecoを使いこなせるようになる目標で進めます。 メーカー毎に電気特性を解説しただけでは目標達成できませんので、解説順を工夫し、その特性を活かして何ができるかの使用例を盛り込んだ構成を心掛けてます、お気付きの点は何なりと... 続きをみる
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前回の続編です。 『分解作業』で目的地別に分類し仕訳線に留置された貨車を引き出し、出発する貨物列車編成に仕上げるのが『組成作業』です。 旅客列車の編成表と同じ様に貨物列車にも列車毎に貨車の編成順序が決められており、ダイヤ改正の都度改定される『貨車集結方』に全貨物列車の編成順序が記されてます。 新鶴... 続きをみる
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2月5日の降雪で東京は8cmだったそうですが、首都高が長時間閉鎖されるなど大きな影響が出た様です。 諏訪はこの日最高気温-0.2℃の真冬日で10時に降り始めた雪が見る見る積もり、夕方までに15cmと今シーズン初の本格的降雪になり、雪かきに追われました。 【2/7朝8時高速側道で撮影】 2月7日(水... 続きをみる
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鉄道敷設以来100年間、新幹線開業まで常に日本一路線だった東海道本線についてです。 【1964年9月時刻表復刻版】 6.東海道本線 この時刻表は東海道新幹線開業前月、在来線東海道本線が最も輝いていた時です。 東海道本線黄金時代の優等列車から見て行きます。 6-1.圧倒的な優等列車数 サン・ロク・ト... 続きをみる
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『ご趣味は?』と訊かれ『俳句を少々』なら『高尚なご趣味ですね』、『ゴルフに凝ってます』なら『健康に宜しいですね』、しかし『鉄道模型です』には『面白そうですね』の返事でも、内心良い年して電車で遊んでると思ってないかと気を回す、そんな肩身の狭さを皆さん感じてるのではないでしょうか?、残念ながら鉄道模型... 続きをみる
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延伸線基台製作が進み、いずれPeco製品を英国Hatton社に一括発注予定です。 そんな中、もしかして?と基台製作を中断し、1週間かけた検討結果がお題です。 何しろ外出自粛で家に居るしかありません、余裕できたので隔日にしました(笑) 【『湖南中央駅制御⑤』より転載】 『がおう☆』さんに提供いただい... 続きをみる
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1960年代は経済発展に伴い本州-北海道間の貨客輸送量も伸び続けてました。 その需要増加に対処するには、増便か連絡線の大型化しかなく、津軽丸級が新造されました。 津軽丸に続き、八甲田丸、大雪丸、羊蹄丸、摩周丸、十和田丸、松前丸の同型船が次々就航し、旧型船を置き替えて輸送力が増強されました。 青函連... 続きをみる
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1963年、昭和38年は新型鉄道車両の当たり年でした。 国鉄では103系/115系/165系がこの年登場と言えば十分で、その後長年通勤区間、近郊路線、中長距離優等列車として活躍した車両達です。 私鉄では小田急NSE車登場もこの年でした。 派手さは今一歩ですが京王5000系も1963年に登場してま... 続きをみる
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今回は一番馴染み深く現在その沿線に暮らす中央本線について書きます。 【1964年9月時刻表復刻版】 5.中央本線 雑感なので切口色々、駅名改称から取り掛かります。 5-1.駅名改称について 鉄道省/国鉄/JR化後を問わず駅名改称は頻繁に行われており中央本線も同じです。 この駅名改称を類型化すると三... 続きをみる
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今年春に発覚したユニジョイナー経年劣化問題のその後です。 敷設8年の従来線にどう対策するか悩み、暫定対策を実施しても効果不十分でした。 一番確実なジョイナー半田付けは実施不能、大工事になる補助フィーダー追加にも施工の基礎データが何もありません。 【拙ブログ2021年4月3日更新】 問題発覚時に『が... 続きをみる
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昨年末からWさんの依頼を受けレイアウト設計のお手伝いをしてきましたが、残る電気設計サポートは転車台制御のみになりました。 【小川を渡るキハ】 ★転車台の制御 KATO転車台は湖南総合運転所で採用しており一通り動作理解してましたが、今回は電気が苦手なWさんサポートなので再度仕様を精読しました。 【K... 続きをみる
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前回投稿記事でTOMIXを批判しました、どんな会社なのか?、設計・製造・品質保証を全て外注に丸投げしているのでは?、という疑念を確認する為、調べて見ました。 するとかつては海外委託生産をしてた様ですが、現在はほぼ栃木の本社工場で国内生産、母体が玩具メーカーとは言え、企画から製品化まで一貫して行う『... 続きをみる
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今回筆者が【警鐘】を鳴らした最大の理由は安全性問題です。 失敗は表面に出てこないので、火事は起きてなくても、発煙程度はあって不思議ではなく、ポイントを昇天させた方はかなり居るのではないかと推定しています。 前回信頼性設計で解説した技法を使えば、アルミ電解コンデンサの信頼性は大幅に向上しヘビーユーザ... 続きをみる
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私事で恐縮ですが、5月24日に東京で眼科手術を受けました、術後数日見え方が悪くなると言われてましたが、実際は1週間全くメールも読めない状態で、ブログ記事ストックが底を尽き掛けてます。 先日1965年10月ダイヤ改正直前の東北本線の様子を紹介しましたが、同様な事が全国各地でも起きてました。 今回は西... 続きをみる
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『ツル操』とは現在の新川崎駅近くにあった新鶴見操車場の事です。 国鉄関係者が岡操(岡山)、広操(広島)の様に貨物列車始発駅終着駅の略称として使ってた物です。 操車場で編成されたローカル貨物列車が各駅で行う貨車入換作業については、TMS掲載摂津鉄道S氏記事を基にした以下2記事を2023年9月に公開し... 続きをみる
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今回は鉄道P誌1964年9月号からC56特集です。 【鉄道P誌 1964年9月号表紙】 国鉄動力近代化計画がスタートし、近い将来蒸機全廃が確定した1960年代初頭から、鉄道P誌は蒸機特集を始めました。 早く消える形式からで、C51から始まりました。 関連形式一緒にしたシリーズでしたが、企画者は全体... 続きをみる
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前回KATO D51北海道形の記事をリリースしました。 ギースル・エジェクター装着機をD51北海道形とやや強引な命名の新製品と紹介しました。 今回は鉄道模型の価格高騰について書く予定でしたが、筆者の理解ミスがあったので、そちらを先に片付けます。 【KATO公式HPより】 定価確認しようと再度HP見... 続きをみる
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久し振りにKATO HPを覗いて来年3月のC12再生産発売を知りました。 新製品時に購入しましたが、筆者は入線記事を書かないので正確な年月は解りません。 2018年前半だったと思うので5年振りの再発売です。(12/30付記:2015年新発売と指摘がありました) 正【KTO2024年3月発売予定品】... 続きをみる
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前回に続き今回はC57特集です。 【鉄道P誌1963年2月号表紙】 ◆C57特集 前回紹介のC55とC57は形式名が違いますが、昭和10年~昭和12年にC55が62両製造され、増備車に様々な改良を加えてた結果。C55 63⇒C571 と形式名を変更したのが実態です。 【C57 一次型左側... 続きをみる
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寒くても暖房の入った自室作業はできますので、小工作の話題を紹介します。 倉元採石場ホッパーは完成しましたが、砕石運搬貨車としてトラ55000を発注し、最終的にトラ45000に逆戻りしました。 【『採石場ホッパー設計準備』より転載】 トラ45000が入手難で入手可能なトラ55000必要数6両調達しま... 続きをみる
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採石場ホッパー製作を進めてますが、進捗が遅く鼻血も出なくなります、今回は倉元採石場に出入りする筆者創作企業中越第一鉱業(CDK)私有貨車について書きます。 と言うのは少々設定が強引だったからです。 【倉元採石場ホッパー看板】 発端はこの看板です。 設備投資が大きく単価が安い砕石事業は中小企業には無... 続きをみる
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今回紹介の鉄道P誌は蔵書でなく、摂津鉄道建設記掲載TMSバックナンバーと同時購入古書です。 拙ブログで古い鉄道関連雑誌紹介する場合は表紙写真を最初に掲載するのが通例でしたが、今回は掲載せず巻頭グラビアから始めたのはネタばらしを避ける目的でした。 【鉄道P誌1965年9月号表紙】 この号は9600特... 続きをみる
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お楽しみにと期待持たせて引っ張るのも嫌なのでシリーズ続編を連投します。 Wさんからサポート依頼受けたのが12月10日頃、線路配置助言も欲しいの追加依頼を受け、ブログ記事化了解を得て作業開始しました。 【鉄橋脇の保線小屋】 4.大どんでん返し Wさんレイアウトで遊ぶ①プロローグ公開の12月24日には... 続きをみる
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ポイント電気講座7回目です。 6-3.ダブルスリップ 限られたスペースに理想の線形で長い列車を走らせたい、この夢実現に最も効果的なのがダブルスリップとカーブポイントだと思います。 カーブポイントは通常ポイントの形が歪んだだけなので、電気講座としてダブルスリップを取り上げます。 とは言う物のローカル... 続きをみる
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近代化改造され蛍光灯に換装されたオハ35系の室内灯を設計製作します。 1.オハ35系近代化改造 【オハ35近代化改造車】・・・ドアは木製のまま 両数が多いオハ35系近代化改造は一律でなく様々な雑種が存在します、写真左端KATOがモデル化している鋼製Hゴムドアが標準ですが、ご覧の様な旧ドア車もありま... 続きをみる
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予告したスタイロフォーム使用基台の製作法解説です。 筆者はスタイロフォーム使用経験はありますが、レイアウト基台製作経験はありません。 【延伸線エリア天井断熱DIY施工】 使用経験は屋根裏レイアウトルーム断熱工事で40mm厚スタイロフォームを使用しました。 それで基台製作法解説は乱暴な話ですが、『一... 続きをみる
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線路配置設計を完了し、レイアウト基台を製作して、使用レールを調達すれば次は線路敷設ですが、当社ではその順番で進めて後で大変な苦労をしました。 【TMS表紙を飾ったレイアウト】 ★レール塗装 50年前のレイアウトにバラスト撒布事例は多くありましたが、レール塗装は皆無でした。 従ってレール敷設後にバラ... 続きをみる
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2月24日更新の以下記事でTOMIXポイントユーザー読者に計測依頼を行いました。 ◆TOMIXの電気設計は今も出鱈目です! 【以下2/24更新記事】 ★TOMIXポイント・レイアウト所有者の皆様へ計測のお願い TOMIX完全選択式ポイント(レイアウト設置済可)所有者の皆様ににお願いがあります。 以... 続きをみる
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定尺サイズ小型レイアウトにユニトラック敷設で、6両編成停車可能な中央駅設計と、市販ストラクチャを利用し、ホーム一部改造して・駅舎・跨線橋製作法解説が終わりました。 今回はレイアウト設計最大の難所、本線の線路配置設計です。 作ってみたくなる様な魅力溢れる物でなくてはなりません。 腕によりを掛けて取り... 続きをみる
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前回トラス橋の基本知識として、設計基準と構造について解説しました。 今回は各社から販売されてるN用鉄橋をトラス橋を中心に俯瞰します。 なお掲載画像は筆者利用通販会社製品紹介ページから引用しました。 ◆KATO KATOのトラス橋はスパン248mmの1種類のみです。 色は当社採用緑の他に赤とグレーが... 続きをみる
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前回、山崎駅の事例から上下1方向のみ貨物取扱駅の解説に話が飛び火しました。 しかしコレを理解してないとS氏解説が解り難い部分があるのでご容赦ください、本題です。 【前回記事より転載】 吹田操車場発、梅小路操車場着解結貨物列車実例での貨車入換解説です。 ◆茨木駅の貨車入換作業 吹田操車場を発車した上... 続きをみる
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前回でドライブイン建物の設置準備は完了しました。 しかし、ユニット側にはまだ建物設置前の準備作業があります。 まず基台に照明配線引出し用穴を空けます。 10mm穴でギボシ端子付き配線2本通す事ができますが、基台上から1本づつ通す場合で基台下から引出すのは困難です。 そこでユニットでマーキングし6.... 続きをみる
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設計完了しながら動力近代化の波に飲み込まれ登場する事がなかった幻の蒸機C63についての想いを書きたいと思います。 筆者は蒸気機関車スタイルブックを所有してます。 国鉄蒸気の図面集ですが、蒸機形式と仕様の参考書・写真集としても楽しめる書籍です。 過去記事に1962年版と書きましたが1963年発刊なの... 続きをみる