Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

延伸線の畑を作る その2

ダンボール利用で大根畑の畝を実感的に作る事ができました。 隣の畑は風景に変化を求めて仕舞畑にする事にしました。

冬越えで栽培する玉ネギやニンニクを除き冬の畑はお休みです。 5-6月は何処の畑も野菜栽培で一杯ですが、季節設定の晩秋になると、大根や白菜など冬野菜を除き今年の栽培終了した畑がありそれが仕舞畑です。


従来線には2ヶ所あり、トウモロコシ収穫後放置畑と、耕し整地した写真の様な姿で冬を越す仕舞畑です。 トラクターに付けたブレードで整地した間隔の筋が付いてます。

現場で採寸し仕舞畑の形をこの様に決めました、通路部分は1.5mm階段1段分低くなってます。 これだけ横長だと強度不足で補強が必要です。

仕舞畑部に1.5tコルクマットを貼ってから、全体に0.8t板紙を貼り付けました。 補強ではなく板紙2枚を階段1段分にする目的です。 乾燥したら外周を切り出します。

補強は3x10mm工作材を使います。 水田畔の材料など使い道の多い素材なので3本調達しました。 ホームセンターも物皆値上げでした。

横長畑の裏から、少し反ってるのを矯正しながら瞬着で2本貼ります。

通路階段のある民家A側は2mm突出させてます。 民家A敷地への斜面になり、階段部は次の1段になる訳です

次に仕舞畑コルクマットより各辺1.5mm短い板紙を切り出しました。  左の大根畑収穫後整地すればこの程度の高さになる見当です。

従来線仕舞畑の整地幅はトラクター想定で20mmにしましたが、延伸線は耕運機想定で14mmに狭くしました。

ここでコルクマットと板紙を貼った部分をフラットアース塗装します。

コーナーの斜め部分板紙を少し削り、先日製作した石塚3個の一番小さい物を置きました。 畑の隅の石塚は小さなアクセサリーです。

通路をマスキングし、濃厚ボンド水をタップリ筆塗りします。 リアルサンドブラウン/ナチュラル混合砂を撒布します。 写真は右側仕舞畑撒布完了時で、まだ乾いてません。

大根畑側にも濃厚ボンド水をタップリ塗って混合砂を撒布しました。 特に焼鳥串を刺した畝断面が目立たなくなる様に撒布しました。 フォーリッジクラスター片接着で完成ですが、先にやる事があります。

【従来線唯一の傾斜地畑】・・・斜度3%
傾斜地畑なのでどの程度傾けるか決めなければなりません。 自宅周辺実例では2-3%でしたが、従来線で唯一の傾斜畑は3%でも傾斜地畑に見えません。 10%越える傾斜地なら段々畑にすると思いますので、傾斜地畑と見て解る6%前後にしたいと思います。

左が民家A側、右が築堤側を計測すると補強材まで45mmでした。 この間に3mm高低差付ければ1/15、6.7%傾斜になります、スケール左端がゼロ、45mmポイント高さ3mmです。

補強材は2本共傾きます、1/15傾斜なら0.8t板紙分高低差は12mmです。 10mm幅工作材なので2mm離れた場所に面出し用帯板を貼りました、見易く曲がり防止に着色してます。

工作材3本を瞬着で接着すると、その底面と写真上方補強材上辺面を水平にすれば、畑全体が1/15傾斜になります。 意図した訳ではありませんが、碓氷峠越えと同じ傾斜です。

見た目で傾斜地畑と解り、かつ作業に困るほど急傾斜でない丁度良い具合になりました。

最後に大根葉っぱ植えてオシマイと考えてたらこれが大変な作業、畝にボンドをチョン置きしてフォーリッジクラスター片をピンセットで乗せる作業です。 8割方固まってからでないと隣が動いてしまいます、瞬着使うと見苦しくなるのでボンドで気長にやります。


ではまた。

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