Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ドライブインその後①

延伸線ドライブインは『ぎっしゃ』さんから3Dプリンターで部品作りますよと大変ありがたい申し出を受け、以下更新で設計進捗をお知らせしました、その後です。
ドライブインの設計・・・2019.05.04更新
『ぎっしゃ』さんからの届き物前編・・・2019.06.04更新
『ぎっしゃ』さんからの届き物後編・・・2019.06.06更新

【病院照明改修後の中山平夜景】
左端タクシー会社から駅前家並みが続き、右に消防屯所赤灯と一番高い位置に火の見櫓の灯り、その斜め左下にポツンとお寺山門、そこに至る田舎道の街灯が点々と続く。


1.筆者設計図面
筆者が設計したのは以下三面図だけで、後はメールQ&Aで『ぎっしゃ』さんが3Dデータ設計と部品製造をしてくださいました。

【過去更新より転載】
ドライブインと言っても観光バスが立ち寄る規模でなく峠の食堂です。

【過去更新より転載】
安普請で築年数も経っている、でも清潔感のある建物が狙い目です。

【過去更新より転載】
打合せの結果、屋根妻面とトタン屋根まで作っていただける事になりました。

【過去更新より転載】
厨房のある裏面にはディテールまで作り込む事になりました。 『ぎっしゃ』さんは3Dプリンター技術習得になるからと仰いましたが、100%オーダーメイド未塗装組立キット設計生産を好意に甘える訳には行きません。 信州蕎麦をお送りし、鉄道模型狂いの父親株が上がったと喜んでいただけました(笑)

【グーグルストリートビューより】
ドライブイン設計の元イメージになった建物です。 筆者が当地に暮らし始めた頃から、国道旧20号線沿いで全く変わらぬ姿で営業してます、創業50年は経っているかと思われるお店で、10年ほど前バイパス開通で交通量が減っても様子は変わりません。


2.3D設計データ
設計が完了し『ぎっしゃ』さんから3Dデータが届いたのは6月末でした。

最初は窓桟加工が難しい3面壁をお願いするつもりが、屋根妻面追加に始まり、住居境界壁、看板。トタン屋根と建物全体にエスカレートしました。

3Dデータは自由に見る角度を変えられるので雰囲気を掴むのに非常に便利です。 食堂なので客席側窓が多い開放的な建物です。

人間目線で屋根は見えません、テストピース確認済みですが市販キットより窓周りがかなり細くスッキリした形状になります。 側面看板全長/半分は未定のままです。

厨房がある裏面の窓は少なめ、業務用プロパンボンベや大型レンジフードのディテールも一体造形です。

拡大すると電気配管や電力積算計、水道配管まで造形されてます。

入口には庇と暖簾架けの穴まで空いてる至れり尽くせりの設計です。


3.部品到着
仕事の合間見て部品製作するので7月20日頃送付の連絡が入ってました。 細かな造形で積層ピッチをマシン限界に設定すると、1部品製作に数時間必要だからです。

『ぎっしゃ』さんから部品が届いたのは7月21日でした。 中身と解説確認しただけで、高温に晒されない場所に保管してました。 本命部品は反りの問題でサポート付き、細い窓桟部はなしの配慮をしていただいても、とても着手自信を持てなかったのです。

8月上旬の定期検診で右目にも黄斑変性が出始めてる事が解りました。

白内障手術前後の今年2-5月は老眼鏡でメール読み書き、ブログ記事作成できましたが、6月以降はこの拡大鏡がないといずれもできません。 合わせて遠近感が掴めず半田コテ先と半田位置合わせに苦労する始末です。 この拡大鏡拡大率1.8倍でした。

盆前後の晴れた満月の夜に愕然とさせられました、右目が利き目で右片目は同じですが、左片目で月の直径が2/3に見えるのです、遠近感狂うの当然です。 専門医がレンズ入れ間違えたと思いませんが9月定期健診で相談します。


完全回復は無理として、少しはジタバタして見るかと久しぶりの工作、ストラクチャ照明改修を行いました。 良く見えないなりに、やれば何とかなるが感想で、ドライブインもできる処から着手する事にしました、工作下手を視力に責任転嫁できるしね(笑)


ではまた。

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