Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ストラクチャ照明改修その2

息子に手伝ってもらい何とか新PCセットアップを完了し、本更新校正から供用開始しました、まだWIN10に馴れず戸惑う事ばかりです。 さて前回の続編、もう1ヶ所照明改修必要なストラクチャがあります。

前回改修した病院の駅舎反対側には、郵便局・床屋・洋館付き住宅が並んでます。

今年の春、洋館付き住宅母屋の照明が非点灯になりました、ここでお詫びと訂正です、2018.02.02更新模型照明の電気講座②LED使用法 基礎編に下表を掲載しました。

「3mm砲弾型白色20mA残数14は全て6mA/11mAに改修」と書きましたが、実際は改修不能な2ヶ所を除き全てでした、お詫びし訂正します。 そしてその2ヶ所が電線地中化した洋館付き住宅と病院、推奨条件20mA使用5年で6/7寿命非点灯、生き残ったのは病院だけでした。 この間33Ω/68Ω突入電流保護抵抗付き白熱球不良ゼロです。

屋根を外すと玄関と奥座敷照明を消し、茶の間と裏手厨房を照明する設計です。 既にLEDは首元から切ったので、病院LEDを照明設置位置を示す為、置いて撮影しました。 当時は配光特性お構いなし、横向きでも明るくなれば良いの設計でした。

病院は配線引き出せましたが、この民家は固定した様で引き出せません、それで首元切断し熱収縮チューブを被った内蔵抵抗510Ωが残ったままです。 ワイヤーストリッパーを使えず、細心の注意をして半田ゴテ熱とピンセットで被覆を剥きました。

延長リード線を半田付けし絶縁処理しました。 視力低下の上に生来の粗忽者、風景部品にコテを触れてしまうのではとヒヤヒヤ物で、何とか熱溶融事故は免れました。

照明点灯モードで延長リード線先端の電圧計測、OKでした。

ここのLED切断形態を病院LEDで再現しました、接着跡から光ファイバー角度は45度前後、これでは門灯暗かったの当然です。
例によってLED実装用ユニバーサル基板を切り出しました。
最適輝度1.5mAの予想で手持抵抗から2.7kΩ各1本を両端直列実装しました。 2.7kΩx2+510Ωで約6kΩ、12VからLED損失3Vを引いて9V、6kΩで1.5mAです。
点灯試験OKです、室内灯用色差しのまま使います。

民家前道路に置いた木片が作業台、リード線半田付けして点灯確認、半田付け不良や極性ミスがあるのでステップ毎の確認が必要です。 民家裏手は中山平安全側線です。

民家奥に基板支持用スタイロフォーム片を押し込みます。

仮組点灯確認したらイメージより暗かったので、2.7kΩ1本をジャンパーし1.5mAを2.8mAへ約倍増させました、照明はやってみなければ解りません。

照明基板を乗せたセット状態です接着しません。 延長リード線収納スペース節約の為、遠い側から引き出し、絶縁テープで基板固定しました。

ちなみに洋館照明白熱灯は年代物です。 筆者が中学生の55年前に譲渡されたヤード灯の光源で、LED換装した余剰品利用で推定年齢60歳、まだまだ現役で活躍してます。

照明改修完了、周囲の建物照明とのバランスが取れてます。 蛍光灯想定の郵便局が少し白っぽ過ぎたので軽く色を差しました、色の道は奥が深いです(笑) これで照明非点灯問題は当分発生しないと思います。


ではまた。

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