Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

Hyper-Gの事後対応

前回7月20日更新でお知らせした通り、Hyper-G 2CH仕様安全性問題が判明し、その事後対応に追われてます。


1.公開情報改訂
まずは公開情報の改訂からです。

Hyper-G設計製作関連記事のまとめページに判明した事実を追記し、安全性問題のある2CH仕様と未確認の2A仕様を製作推奨から外しました。 製作情報をまとめた下記記事を除いては、開発設計プロセス記録の技術情報として修正しておりません。

Hyper-G製作必要情報を集約した上記記事を1.2A 1CH限定に加筆訂正しました。 差し替え必要図面が多く、更新日は終日公開情報改訂に費やしました。

今月はほぼ毎週の秋月部品手配になりました、配送員はご近所の方です。

郵送対応用ポリスイッチ/トランジスタの他、湖南電源で判明した常点灯ボリューム特性改善等々、必要部品が7月20日に到着しました。


2.製作サポート者への連絡
半田付けさえできれば誰でも作れます!と言ったのは筆者です。 電子工作経験が少ない方も製作挑戦され、個別サポートも二桁に及びませんが行いました。 メアドを頂戴したサポート者には7月19日事前告知しました、2例紹介します。


①Hさんのケース
先月個別サポート依頼を受け、『秋月に該当品がないので互換部品教えて欲しい』の内容で、実は筆者の商品コード記載ミスでした。 製作中解らない事があれば質問すると仰ってましたが、独力で1CH仕様を完成されておりホッと一息でした。


②Fさんのケース
サポート事例として公開したFさんは2CH仕様で当面1CH使用なので心配でした。 その後の様子を伺うと完成2週間後にショート事故でトランジスタ発煙・焼損、元は筆者責任なのにすぐ破損と言い出しにくく、ご自身の判断で正しい選択をされて、トランジスタとポリスイッチ1CH用に交換し以後快調に動作してるそうです。

本件では正直メゲましたがFさんの返信で救われました。 お子さんとN-1001-CLと2台で遊ぶ際に、いつも先にHyper-Gを取られてしまうそうです。 もう1台製作予定で部品用意もあるのでと部品郵送を辞退され、逆に感謝の言葉をいただきました。


3.湖南電源の軌道修正
この事実判明時に『がおう☆』さん報告し、問題解決の為の納期延長の了解をいただきました。 問題はどう解決するかです、巨大レイアウトトンネル内脱線ショート事故発生時にパイロットランプ表示機能がない暫定2CHでは使えません。

【湖南電源サブチャンネル】
一番安全確実な解決策は2CHから1CHx2台への変更です。 メインチャンネル単独電源化は6Pコネクタ穴を塞ぐ程度で比較的容易ですが、サブチャンネル単独電源化は流用可能なメインボードはある物の非常に大変な作業になります。


完成してるケースにDC入力ジャック/電源スイッチ/パイロットランプ取り付けの苦手なケース加工は気が重く、ACアダプターも1.5A仕様2台別調達で、感覚的にはほぼ作り直しになります。 別の事情もあります。

【自家用Hyper-G】
自家用Hyper-Gはこの箱の中に1.2A 1CH補助電源と1.2A 2CH走行電源、計3組のメインボードが入っており、この問題は筆者自身の問題でもあるのです。

【自家用Hyper-Gシステム】
この走行電源を1CHx2に改造する気力がありません、と言って放置できないので追加安全性保証回路搭載を考えてます。 「こうすればできるハズ」のアイディア段階ですが、『がおう☆』さんの了解をいただき、同じ方法の2CH仕様で進める事になりました。


折角2CHで開発した物を1CHに戻すのは敗北・撤退のイメージがあり嫌いですし、何とか正面突破して初期コンセプトを活かしたいと思います。


ではまた。

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