Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

KATOのナメクジ食指が動きます

筆者は新幹線・JR車両には全く興味のない偏食鉄道模型マニアです。 車両収集癖もなく、従って新製品情報フォローはしておらず、ブログで知り興味のある車両を年に一度か二度購入する程度です。

【KATO公式HPより】
それが虫の知らせだったのでしょうか、予約した8620発売時期が近付き何気なくKATO HPを覗きました。 活字は小さくて読めなくてもシルエットでD51一次型を11月発売予定品に発見しました。 ちなみにキハ58パノラミックウィンドはオリジナルの良さをスポイルしてると感じてるので興味なしです。

【KATO新製品紹介ページより】
時刻表列車番号で蒸機牽引と当たりを付け、C57/C61期待でD51だと何~だとガッカリ、8620/9600期待のC58と同じで、1960年代後半はありふれた蒸機で特に好きではありませんでした。 しかし50年経つと見慣れただけに懐かしさが沸き上がってきます。

【鉄道ピクトリアル誌1966年12月号より】
大所帯D51の1/10に満たない初期型、高車齢から廃車の通例があるにも係らず、蒸機末期時代まで相当数が生き残り、筆者も2度ほど目にしてます。 当社には標準型2両、長野式集煙装置付き1両が在籍してますが、ナメクジには食指が動きます。

【鉄道ピクトリアル誌1966年12月号より】
煙害防止対策だったと思われますが、集煙/重油併燃装置付きD51は相当数あり、筆者が見たのはこのタイプ、モデル化されるテンダー搭載は記憶にありません。 D51多数在籍機関区のバラエティアイテムとして面白いですが、筆者にはマイナスポイントです。

【KATO新製品紹介ページより】
同時に確か10両あるかないかの変わり種、輸入品ギースルエジェクター付きD51も発売されます。 末期は北海道に集結したかもしれませんが、8620東北型と同じで北海道型のネーミングには違和感を覚えます。

【鉄道ピクトリアル誌1966年12月号より】
装着機車番と車歴調べてませんが、上記写真は開放式キャブであり、後述する様に北海道限定仕様ではありませんでした。 細かなバリエーション展開で購買意欲を刺激する、KATOも商売上手になって来たという事でしょうか。

【『災害時に見る日本人の変化に想う事』挿絵画像】
この国鉄名称「誘導通風装置付煙突」については2017/1/15更新記事書くまで全く知りませんでした。 上諏訪機関区から中央本線電化で北海道へ渡り、室蘭本線で稼働した後、追分機関区で最後を迎えた岡谷市静態保存349号機が装着機で驚かされました。

【KATO新製品紹介ページより】
それにしてもこの様なマニュアルに蒸機は遠くなったと痛感します。 アフター蒸機世代の皆さんにとってD51は筆者にとってのC53と同じ名前だけ知る存在なのでしょうね。


当時を知る人はその雄姿を再現すれば良し、古くて人間臭い車両として蒸機が好きな人はC56と重連でも、24系寝台特急牽かせても本人が楽しければそれで良い、鉄道模型の楽しみ方は多様で、有り得ないとか何とか目くじら立てるのは野暮の骨頂だと思います。


ではまた。

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