Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

新型コロナ第5波に想う事

新型コロナ感染拡大が止まらず、ピークが解らない状況が続いてます。


◆全国と長野の状況
連日感染者数が記録更新し、1日の感染者十万人、必要な治療を受けられず死者多数が出た米国やインド、一部の欧州諸国で起きた事態が日本でも現実に近付きつつあります。


政府専門家会議から協力要請は限界、何らかの強制措置が必要の提言が出され検討開始された様ですが、五輪開催最優先で遅きに失したと思います。 想定内の事態に対して事前に『次の一手』を用意して置くのが政府の責任です、公表するしないは別にしてです。

【倉元駅】・・・記事内容とは無関係です。
数以上の都道府県で緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置が発出される中、長野県は1桁だった感染者数が連日記録更新、同じく1桁だった病床使用率が50%に近付いてます。 県独自警戒レベルが上から2番目の5に引き上げられ、蔓延防止等重点措置申請を検討中です。


高齢化率が高い長野県の65歳以上ワクチン接種は7月末に完了したので、新規感染者は若年層に集中してます。 首都圏/関西圏往来者から感染拡大するケースが多く、152人には約20人の帰省/観光の来県者が含まれてます。 帰省/夏休み中の来県者を責められません。


◆従順な日本人も限界
そもそも最初の緊急事態宣言協力要請に国民が応じ感染拡大を抑え込めたのは、日本人の国民性が大きく関係したと考えてます。 落とした財布が戻る国、東日本大震災の混乱の中で略奪が発生しなかった国として、世界各国を驚かせた(変と思われた)国民性です。

【日暮れの貨物ホーム】・・・記事内容とは無関係です。
コロナ火元の強権国家中国では都市封鎖を行いました、最悪千万人近い市民が全滅しても抑え込む体制でした、人権重視のフランスでも数度の夜間外出禁止令が出てます。 善悪は別にして、日本人は従順であると共に性善説の国、対し諸外国は性悪説の国とも言えます。


しかし自粛1年半、頻繁な宣言の狼少年効果もありもう限界、リフレッシュ・リラックスの外出は心の健康に必須ですし、成長する子供を残り時間が限られた両親に見せたい親心は当然で、回数減らしても帰省はなくせません。 筆者は2年以上子供や孫に会ってません。


◆国民性の違いを表す事例
話は変ります、居住する住宅団地中央通りは片側1車線歩道付直線道路で、抜け道利用通勤車が70km/h近くで走行し事故を懸念してます。 警察署へ横断歩道設置や通学路指定と速度違反取締実施を陳情し続けてますが実現してません、事故発生後の対応でしょうね。

【道路に設置されたバンプ】・・・ウィキペディアより
性悪説の米国では、横断者の多い裏通りや住宅街生活道路にバンプまたはハンプと呼ばれるカマボコ状突起が設置されてます。 安全通過には15km/h未満の減速強制設備で、車壊しても事故っても良いならどうぞなのです。 日本の道交法ではバンプ設置できません。

【道路標識】・・・ウィキペディアより
米国出張時はレンタカー利用でしたのでバンプを各地で経験してます、米国内で事故誘発・燃費悪化・騒音など批判もありますが効果が勝ってる様です。 さて国内感染拡大抑制策を注意深く見守ってます、強制でないが従うしかないバンプ的な施策が必要だと思います。


例えば『鉄道の21時以降運転休止』『自家用車高速道通行禁止』の様な施策追加により、ロックダウンや外出禁止をしなくとも、人の流れを抑制し感染拡大防止に資するのではないでしょうか? もし本当に『次の一手』用意してなかったら泥縄の誹りを免れませんね。 今回は号外更新なので、次回は明後日8月22日更新予定です。


ではまた。

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