Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

KATO D51一次型ポチッしました

KATOからD51ナメクジ東北仕様の発売予告がありました。

【2000.07.31更新】
拙ブログで食指が動くとお話したのは7月末です。 すでに3両配備のD51 4両にするのは如何な物か、でもやっぱり欲しいと迷った挙句に予約しました。 それだけでは欲しいモデルお金払って買います報告に過ぎないので決断プロセスなどアレコレ書きます。

最初にうんちくを少々、ナメクジはD51初期型で車番1-100の86-90 5両を除く95両の所帯、22/23はキャブまでドームが伸びた特殊形状です。

【KATO HPより】
完全な新製品なら迷わずポチッでしたが再生産です。 それに東北仕様ネーミングと馴染みのないテンダー重油タンクも気に入りませんでした。

【長野県坂城町静態保存D51】
D51重油併燃装置と言えば圧倒的にこのタイプ、静態保存蒸機巡りで県内と関東合わせ20両以上見ましたが、同時発売される希少種ギースルエジェクター煙突はあっても、テンダー搭載大型タンクはゼロでした。

【蒸気機関車スタイルブック1963年版 1937年撮影写真】
ナメクジ遭遇経験は2度ほどですが、特異肢体自体が魅力なのに余計な物付けて良さをスポイルしてると感じてしまいます。

【塩尻市静態保存D51】
車輛履歴によると重油タンクテンダー搭載機は標準型含め意外と多く、筆者見逃しかもしれません。 長野県内活躍の155号機もその1両ですが、静態保存は外されてます、国鉄自身も格好悪いと思ってたのではないでしょうか(笑) 画像転載控えますが、梅小路保存1号機も外されてる様です、オリジナル姿展示の意味でもそうしたのだと思います。


【通販店製品紹介より】
出逢った経験があり、その時の旅やその頃の思い出と重ね合わせて懐かしく、だから欲しくなる筆者にはこのタンクはマイナスポイントです。 高校2年夏に青森電化直前の東北本線に乗りましたが、青函連絡船接続0時過ぎ青森発夜行だったので見る機会を逃しました。

【『Manic』さんコメント原文】
ブロ友はありがたい物で『Manic』さんから助け舟が出ました。 標準型D51テンダー部品交換で重油タンク取り外し可能、標準型1両重油タンク装備になりますが問題解決です。

【鉄道ピクトリアル1966年12月号より 東北本線奥中山】
青森電化前東北本線D51三重連写真を良く見ると、3両共テンダーに大型重油タンク乗せており、これが今回製品のプロトタイプと解ります。

【通販店製品紹介より】
時代考証の次は付属品検証、車番プレートが4種付属してます、東北本線全線電化前の機関車配置表で確認します。 ついでに先日購入の8620配置も車番選択参考に確認しました。

【盛岡機関区所属他形式省略】
17号機は補機基地だったと推定される一戸機関区、40号機は盛岡機関区所属で間違いなく三重連組です。 57号機は会津若松(磐越西線[管])、76号機は 尻内[管]所属で確かに東北地方です。 しかし『東北仕様』は存在せず、KATOが多用する販売用命名です。

【安曇野市静態保存D51】・・・密閉式キャブ改造機

集煙装置、重油併燃装置、デフ加工や取り外しは転属先機関区使用条件や現場要望で必要な改造を施したに過ぎません、密閉式キャブ化改造もありました。 無煙化前10年は頻繁に蒸機転籍があり、盛岡/一戸ナメクジの東北本線電化後を1969年配置表で調査しました。

8両中4両廃車、4両現役で東北2両、北海道1両、20号機は九州直方でした。 KATOさん、売らんかなの勝手なXX仕様命名は顰蹙物ですよ。

【KATO HPより抜粋】
重油タンク問題が解決しポチッの決め手になったのがコレ、再生産でも大幅マイナーチェンジです、ナメクジのより忠実な再現に合わせ、HL高輝度化も期待して予約ました。 でもね、赤字アンダーライン部の製品説明はKATOらしからぬ大チョンボです。

【蒸気機関車スタイルブック1963年版より編集】
煙室扉に丸味があり、ボイラー先端に丸味があるのではありません。 短い運転室???乗務員の居場所なくなります、運転室(キャブ)屋根が短いのです。 鉄道模型メーカーなら正確に記載しましょうよKATOさん。


ではまた。

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