Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

延伸線北基台の製作①

昨年11月に延伸線北基台材料を調達しました。

【拙ブログ2019.11.18更新】
そして北基台設置によりレールメンテが非常に困難になる従来線基台に穴を空け、新春更新で謹賀新年:今年の計は延伸線着工 - Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記と宣言までしました。 以来3ヶ月、すでに今年の1/4終わりました。

【3月27日の延伸線エリア】
暖冬だったのでやる気があればできたのですが、つい億劫で先延ばしになってました。 そろそろ着手しないと健康寿命内に仮完成に持ち込めなくなりそうです。

【一時避難した完成ストラクチャ群】
2m四方の延伸線エリアは資財置場と化しており、大工仕事するには片付けなくてはなりません、苦労して製作したストラクチャ踏み潰したら泣くに泣けません。 そこで延伸線エリア外屋根裏に半裁コンパネを敷き一時避難させました。

【延伸線組込み用Hyper-G電源】
運転用高機能2CHと予備高性能1CHのHyper-Gも避難です。 これで踏んで自分が痛い思いするだけで、壊して困る物はなくなりました。

【従来線東基台450mm/400mm高境界部】
友人大工さんに製作依頼した基台裏です。 縦材と横材台枠に足、全て直角に足の長さ揃えて水平になんて素人には無理です、アドバイス求めると『足と横材先に組んで縦材後で貼るのが楽』と言われました。 それを参考に床桁余材利用の製作法を考えました。

【8フィートから床桁を取った2x4余材】
床を途中延長したので約460mm余材長さが2本だけ数mm短くなってます、まず6本同じ長さが必要なので区別しておきます。 下手でも作れる製作法を採用しました、頭の中に図面ありますが作図面倒なので作りながらと言う事で(汗)

6本の長さは462mm、これに1x4材厚み18mm2枚足すと498mm、設計基台幅500mmになります、2mmは風景製作で何とでもなる誤差許容範囲です。

6本中3本、最終天面になる場所にミス防止マーキングしました、天板貼れば見えなくなるので、マーカーで大書しても良かったのですが。

基台組立にはコーススレッドを使います、通常木ネジと形状違います。 1x4材を2x4材にコレで締め付けます、プロは下穴なしで使いますが筆者は無理、端材予備実験で3mm下穴を空けると作業性と強度が両立すると解りました。

1x4材は長さ354mm、これを足にして6mmコンパネ天板貼れば設計基台高床上360mmになります。 1x4材をガイドにして両端18mmに下穴位置ラインをケガキます。

1枚4ヶ所3㎜穴を垂直に貫通させました。

天面2x4材とコーナー位置合わせし、3mm下穴を1x4材を通し2x4材に空け、両コーナー各1本コーススレッドを締め付けました、1本なので力を加えると動く状態です。

指金で直角出しをして2x4材に下穴を空け、コーススレッドで締め付けると位置決めされビクともしない強度になります。

床面用2x4材も同じ様に、コーナー位置合わせ、下穴開け、コーススレッド締め付けを行い、2x4材2本に1x4材2本が直角に8本のコーススレッドで固定されました。

同じ工程で2x4材反対面にも1x4材2枚取り付けると、北基台骨格になる自立型足1基完成です。 レイアウト基台足としてオーバースペックですが、精度が高く頑丈(人が乗っても大丈夫)、かつ簡単に作れる方法として考えました。

【完成した北基台足2基】
ドリル刃とチップのインパクトレンチ脱着を繰り返し、もう1基完成しました。

【北基台設計図面】・・・基台足仕様変更前
北基台西部は基台幅が狭くなるので3基目と4基目足は仕様が異なります。[続く]


ではまた。

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