Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ドライブインの製作⑧後悔先に立たず

手間のかかる食堂部品の加工が完了し、いよいよ組立です。 で、記事タイトルは「食堂組立」の予定でしたが、思わぬ展開になりました(涙)

【中山平 製材所】


4-5.食堂組立
部品加工が完了した4面壁と屋根を組み立て土台に取り付ける作業開始です。

前面壁に両側面壁を接着しました。 全ての壁にわずかな高さ方向の反りがあり、45度の壁端面が完全に密着しません、遮光したL材により漏光は大丈夫だと思います。

裏面壁を接着しました、これで構造的にはかなりガッチリしました。

食堂貯蔵庫部分床に門灯用と室内灯配線引き出し用の3㎜穴を2ヶ所空けます。 配線を穴に通し位置決め検討し、屋根を被せて照明明るさ確認しようとしました。

ここで重大問題発見、門灯設置の為に追加した庇と屋根が干渉して組めません、またまたアチャーッです。

干渉する庇部分を門灯配線を切らない範囲で削ります。
看板屋根の厚みを斜めに削り落とし、干渉回避できました。
削った庇にNATOブラックで遮光塗装しました。
最後にマホガニーを塗りました、ところが門灯が非点灯です。

庇接着面をカッター刃で剥がし裏返すと、配線は切れてません。 しかしプラス側電極が外れてます、庇を削る際に配線に加わったわずかな力で電極剥離させてしまいました。 こうなると修復不可能、庇製作からやり直すしかありません。


4面壁組んだ状態の修復は難儀ですが、庇と屋根干渉を事前確認しなかった報い、後悔先に立たずで仕方ありません。 ところで、今まで見た事ありませんでしたが、瞬着接着面はこの様に繊維状になってるんですね。

屋根を逃げ奥行を小さくした庇を切り出し、両面に黒色遮光塗装します。
その上にマホガニーを吹きます、写真の色味少し変です。
両面テープで庇と門灯LEDを位置決めし瞬着固定します、庇前面は斜めにヤスリ落とし薄く見える様にしてあります。
前面壁にポリウレタン線を通し、屋根を逃げた位置に庇を接着します、結果的に吹付塗装で綺麗な庇になりました。 念を入れ接着前に点灯試験を行いました。

照明基盤そのままで半田付けするとトンデモナイ悲惨な事故リスクが高いので、取り外してポリウレタン線を必要長に切り半田付けしました。

4面壁組み上がり状態なので基板固定位置は貯蔵庫補強材に変更しました。

門灯の照明具合を確認しました、配光特性OK、庇の漏光もありません・

ここで4面壁を土台に接着しました、建物から出っ張る土台寸法は右側面と裏側が狭く、出入口がある前面とトイレがある左側面を広くしてあります。

ここで屋根を乗せドライブインの全景を確認します。 住居と食堂のバランスもまずまずですし、色調を統一した事で風景に調和し易い落ち着いた雰囲気になりました。 商売用建物としては地味ですが、これでヨシとします。

食堂室内は常時点灯、他は夜間点灯です。 LED6灯で明る過ぎを心配しましたが、住居とのバランスは丁度良い様です。

視線を下げて斜めから、壁コーナーや屋根隙間の漏光もありません、これ以上視線を下げると門灯LED直視になります。 もう少し進めたかったのですが予期せぬ回り道があったので、今回はここまでにします。 


ではまた。

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