Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ドライブインの製作①前準備

設計が固まったのでドライブインの製作に着手します。 と言っても多分一気に完成まで進まず、他テーマとの同時進行になると思います。

【長大貨物列車】
長大はローカル線の枕詞付きです、この風景には元イメージの写真があります。

【両毛線C58牽引貨物列車】・・・鉄道P誌1966年4月号より


第一章:前準備
1-1.遮光法確認実験
屋根はグレー材ですが壁はクリア材で遮光が問題になります。 当社はこれまで遮光材による遮光を標準技法にしてましたが、細い窓桟には適用できません。 そこで黒色塗装でどこまで遮光可能か確認予備実験を行いました。

前回テストピース余りを使い、右端窓は塗装なし、2番目窓から左は室内面窓桟含め黒色サフで軽く一吹き塗装、3番目窓から左は表面も一吹きしてます。 これで十分な遮光性が得られれば重ね塗り遮光材なしで製作でき、窓桟が透けなくて済みます。

漏光性能評価を邪魔する周囲光影響除去の為、0.8t板紙に14x70mmの穴を空け、テストピースを両面テープ固定し評価ユニットにしました。

評価光源は天井断熱工事用照明に使用したLEDシーリングライト、延伸線照明として天井に2基設置した物と同一品で、表面はかなり高輝度です。

塗装なしは問題外として、両面塗装の中央から左はほとんど漏光してません。 片面塗装部分は漏光してる様子が解ります。

塗装なし部が明る過ぎるのでマスクして撮影しました、片面塗装と両面塗装の差が明確になりました。 ただしマスクは表面側なので、未塗装部入射光が壁材の中を導光し横から漏れてる可能性を否定できません。

そこで切り抜いた板紙で未塗装部を室内側から遮光しました、これで片面塗装と両面塗装の差がより明確になります。

窓桟部の遮光性が解り易い様に早いシャッター速度の撮影です、両面塗装部は漏光がなく窓桟も遮光されてますが、片面塗装部は遮光性が低く明るくなってます。 またこの実験で細部造形が甘いと窓コーナーや窓桟交点に夜景違和感が出ると確認できました。


クリア材の細い窓桟遮光が心配でしたが、黒色両面塗装で十分な遮光性を得られると解りました。 ドライブイン/住居共未塗装キットなので下塗りは問題なしです。


1-2.部品分離法比較実験
本命部品をサポートから分離しサポート足を取り除き平坦にしなければなりません。

本命部品の他にサポート付き部品が同梱されてましたので、これで実験します。

まず2部品同時造形されたサポート台を大型カッターで筋彫りして割り分離します。

2種類の部品分離法のどちらが良いか解らないので比較します。
サポート台側で切り、サポート足を部品に残す。
部品側で切り、サポート足をサポート台に残す。
部品ダメージが少なそうな①から新品カッター刃を使い前後面壁で試しました。

裏面壁は分離できましたが、表面壁はサポートと部品が中央部分で一体化してカッターで分離できません。 積層トラブル失敗作を試験用に同梱してくれた様です。

分離した裏面壁です、残ったサポート足長さは半数強が1mm弱、残りは切断時に折れてカッティングマット上にころがってました。 ニッパーで一本一本切り平坦にするの結構手間がかかりそうです。 またプロパンボンベやレンジフードがあるのに左端がマットに接してる事から反ってるのが確かで補強材による修正が必要と解りました。

両側面壁は②の方法で分離しました、サポート足はサポート台側が少し太い様で、切断力は少なくて済みました。 では①と②の分離法を比較します。

下が①の裏面壁、上が②の右側面壁です。 窓桟部サポートがないので外観には影響ありません。 長目の数本切ってサンドペーパーで仕上げられる②の方が、1本1本ニッパーカットが必要な①よりはるかに楽、本命部品は②で分離する事にしました。


1-3.本命部品の分離
同じ様な写真ばかりになるので途中経過を省略し、前項②の方法で本命部品をサポートから分離しました。 部品側切断と言っても傷付けたら元も子もないのでほどほどです。

分離したサポート台側に長いサポート足が残ってます、切断時に折れた足もあります。

分離した本命部品です、指で触ると切断したサポート足がザラザラしてます。

それを中目ヤスリで軽く削ってからサンドペーパーで素材の粉まみれになりながら時間をかけて削り取ります、特に補強材を取り付ける上下を念入りにしました。


1-4.補強材取り付け
前写真では解り難いですが全ての壁が反っており補強材で真っ直ぐに修正する必要があります。 遮光塗装を先にすると接着強度に問題が出そうなので、補強材を先に取り付け、補強材を含めて両面黒色遮光塗装する事にしました。

壁下側に3mmプラ角棒補強材を接着しました、3面は内部制作に全く支障なく、前面は5mm高テーブルを置き、余程上から覗き込まない限り見えないのでヨシとしました。 前面背面壁上側は窓枠から3mmなので、若干強度不足ですが2mmプラ角棒です。

3mmプラ角棒補強材で4面壁は自立するので、おおよその位置に置いてみました。 側面壁窓上部補強材は屋根リブ干渉で設置不能です。 4面壁は斜めカットでピタリ合う設計ですが、側面壁反りの問題は組立時のコーナーL材等で対処したいと思います。


★新ノートPCに苦戦中
基本的セットアップを終わり供用開始した新ノートPCですが、WIN10に馴れず苦戦中、ブログ書くにもPicture ManagerがなくOffice 2010からインストールしたり、ムラゴンサポートの助けを借りてブラウザー入れ替えたり・・・。 カーソル位置が解り難いのも悩みの種でしたが、前回更新9月2日にチョンボやりました。


【筆者操作ミスの恥です】
投稿記事の誤字脱字変換ミスがないか最終確認(前後に毎更新実施)し記事作成へ戻ろうとした処、カーソルが飛んでてniceボタンをクリックした様です。 自更新niceが有効だなんて知りませんでした、でもみっともない(汗)


こりゃ何とかせねばと調べるとできるんですね。 早速マウスカーソル設定変更し、標準から特大・黒に変更しました。 サイズが大きくコントラストが明確でとても使い易くなりました。


ではまた。

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