県道洞門の製作①谷側壁の製作
寒さも峠を越した兆しが見え始め、重い腰を上げて県道洞門製作に着手しました。
このストラクチャの鍵を握る谷側壁、図赤枠部分の製作から始めます。
方眼紙に谷側壁表面形状の表裏をケガキます、上下底面間120mmです。
これをタミヤ0.5tプラ板に両面テープで正確に貼ると両底面と右端が材料に一致する手抜きの工夫です。 裏から光を当て撮影しました、両面テープ位置が透けて見えます。
プラ板をコンパネ工作台に置き、ケガキ線に従ってカッターで開口部を切り出します。 1回目位置決め線、2回目切り込み、3回目切断、0.5tでも3回に分けないと切れません。 カッター刃を惜しまず1ヶ所切る度に折って新しい刃を使います。
作業慣熟する為、失敗が目立たないトンネル内壁から切りました。 4ヶ所くり抜いたら天面と片端面を切断し部品完成です。
手首指先と目が疲れる根気作業を終え、内外壁面部品が完成しました。 でも実は赤色部ケガキミスで寸法違うんです、ミスった谷側外壁基準で組立進めたから悲惨な結果に。 気付いてから作り直しで大変な回り道を余儀なくされました(涙)
で、泣く泣く作り直した外壁内側上下一杯と縦柱位置に5mmプラ角棒を接着します。 上が再製作した設計寸法の物、下が大チョンボのゴミ箱行きです、わずか0.5mm~1mmなんですけどね、失敗経過も記事にしないとネタ切れです(笑)
ここで部材製作、1.2tプラ板5mm幅x120mm3枚を切り出し、1枚から32mm3枚を切ったところです、プラ鋸では仕上げが面倒とカッターを使い力技で切りました、腱鞘炎になりそうです(笑) ミスの発見は次工程でした、 げに老眼は恐ろしいし情けない。
1.2tプラ板5mmx32mmを出口から2番目底面5mm角棒に接着します。 外壁と高さが一致し37mmで1.2mm上昇、3.2%勾配になります。
出口から3番目は1.2tプラ板2枚、4番目は3枚重ねで外壁と高さが一致しました。 って、そうなる様に設計したのに1mmも間違えたんだから我ながら嫌になります。
また部材製作です。 5mmプラ三角棒を4.7-4.9mmに8個切り出します。
切り出した4個を5mm幅31mmの1.2tプラ板の端に接着します。
トンネル側高い方の外壁角切り部に三角材を接着します。 他の3ヶ所も同様です、谷側から見てはみ出さない様に面一にします。
三角材を接着したプラ板を反対側から水平に順次接着します。
これで谷側壁内部のコンクリート充填完了です。 下のトンネル内壁面を貼り付ければ谷側壁の外形ができ上がります。 今回はここまでにします。
★過ぎゆく冬
梅や早咲桜、菜の花の話題も聞こえて来ますが信州の春はまだ遠いです。 それでも最低気温二桁は姿を消し、最高気温+5℃を上回る日もある様になりました。 本日3月1日の最低気温予想は今年初めてマイナスが消えた+2℃、4月上旬の気候だそうです。
日中凍ってた地面が溶けて庭はぬかるみ状態、夜間足跡のまま凍るのでデコボコです。 10日~半月して蕗の塔が顔を出せば春が近くなった事を実感できます。
一方北側ストックヤードはこの状態、屋根からの落雪が50cm程度積み上がってます。 地面が凍み上がって10cm上昇し、壁のタキロンは湾曲、ドアは春まで開きません。
ではまた。