Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

延伸線畑の設置

民家Aの畑ユニットが完成しました。 畑サイズ決める採寸時に解ってましたが、先行製作した本線築堤部を削り込んで設置する事になります。

【1月15日7:30外気温-9℃】
工作サボってらえないと暖房した自室でできる工作のつもりで始めましたが、1年で一番寒い時期に屋根裏作業する羽目になりました。 例年この時期には最低気温マイナス2桁と最高気温マイナスの真冬日が複数回あるのですが、1月15日朝外出時の-9℃が最低でした。


諏訪湖に4cmの氷が張り6年振りの御神渡り出現が期待されましたが、その後寒気が緩み溶けてしまいました、真冬日も1月24日だけなので助かります。 温暖化の為かDIY天井断熱工事の効果か解りませんが、やってみると許容範囲の寒さなので進める事にしました。

最初に県道を洞門出口基準で位置合わせして民家Aの設置地を決め、土台畑側ラインをケガキました。 予定では青く見えてるスタイロフォーム部を全て除去し、紙粘土でなだらかになってる築堤裾を45度傾斜に削り込めば、自然な地形で収まるハズでした。

畑サイズ決める時に民家側斜面と通路は計算に入れてましたが、畑両側(写真上下)各2mmフチを見込み忘れ、4mm大きくなってます。 その差の吸収には紙粘土斜面を削り、45度を急に修正するしかありません。

この場所の板紙ベースは11個の30mmキューブ材の足に支えられており、先行製作した築堤は赤枠4個で支えられ、赤点線枠部分は切除可能です。

スタイロフォームを含め赤点線部分を大型カッターで切除しました。 スタイロフォーム下に高さ合わせコルクマットがボンド接着してあり削り取りは無理、切除を選びました。

畑ユニットを設置位置にセット可能になりました。 畑周囲が4-5mmの絶壁になり有り得ない地形になってます。 畑ユニット奥行4mm拡大の影響はかなり大きな物でした。

自然な地形にするには築堤角度を急にするしかありません。 元々気持ち45度で紙粘土を盛ったので、基準60度に余裕あります。 大型カッターで紙粘土共に削ぎ落していきます。

削り過ぎは後で紙粘土盛れば良いのでOK、削り不足はNGの加工です。 結果的に先行製作した紙粘土築堤斜面の大部分を削り取りました。 せめてもの救いは、畑境界と一括処理と考え、築堤の塗装や植栽をしてなかった事です。 避けられなかった後戻りです。

畑ユニットを置いて確認しながら削り込み完了時です。 奥の築堤側だけでなく左右の地形も自然になる様に削ってます。

上から見ると解りますが、築堤を若干余分に削ってます。 築堤斜面が選を引いた様に緩斜面になるのを避け、紙粘土詰め込んで少しでも緩和勾配を付けるのが目的です。

板紙ベース切除したので畑ユニット接着代が不足してるのを補正します。 30mmキューブ材3個追加しました、、6-7mm下の板紙ベースに潜らせて接着し強度アップしてます。

キューブ材に板紙を渡して接着し、畑ユニット接着代を確保しました。

畑ユニット裏にボンドを塗って接着しました。

削り込んだ築堤斜面の見え方を確認しました。 45度以上は確実、50度強に見え、ゆったり感は少し減りましたが、風景としての自然さは維持されてます。 この角度から見ると傾斜地畑が緩い傾斜に見えてしまいますが、全体風景に良く溶け込んでると思います。

ここで畑ユニット固定前にやるべきだった作業を思い出しました、堆肥置場設置場所の造成です。 設備の性格上畑の脇になくてはなりません、彫刻刀とカッターで畑脇に平坦スペースを削り出しました。


ではまた。

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