Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

旅の余談と句-04

9月末から旅行準備に忙殺され10月6日出発、16日帰宅し写真整理と旅行中発信できなかった旅後半旅行記まとめてたら10月が終わろうとしてます。 当社は屋根裏立地で7月から9月前半は暑さで作業できません。


旅の最適時期とレイアウト製作最適時期が重なりレイアウト製作は停滞中です。 一度止るとエンジン再稼働にエネルギーが必要で、早くしないと冬将軍がやって来ますが依然充電中で、今回は旅の余談と俳句です。

昨年から始めた一人旅には吟行の目的もありました、非日常時間の中で目にした物、感じた事を題材に作句するのです。 今回の旅でも期間中に15句ほど作句しましたが、ここに書く事はできません、既発表句となり未発表句が条件の投句ができなくなるからです。


今回作句した中の5句を10月20日定例句会に提出し、参加者同士の選句、主宰の講評と添削指導を受けました。 毎月6句結社に投句し、2句~最大5句が入選として機関誌に掲載されます。 その間に3ヶ月必要で、入選句のみ公開と決めたので時間差が生じます。


★昨年四国旅行作句の入選作
今年6月東北旅行時作句の結果も出てますが、寒くなる時期に初夏の句は相応しくないので、昨年四国旅行の入選句をいくつか紹介します。

【土讃線 坪尻スイッチバック】・・・2022.12作
昨年土讃線の二つのスイッチバック駅、坪尻と新改に始めて下車しそれぞれ約1時間半滞在しました。 坪尻は長崎大学生と新聞記者の3人、新改は1人でした。 木守柿は柿の実を全て収穫せず高い位置に1個残し自然に感謝する風習で、晩秋の季語になります。

【週末運転『しまんトロッコ号』】・・・2022.12作句
生憎の雨でしたが、観光イベント列車初乗車でした。 お断りして置きますが、ブログ紹介するのは旅と鉄道に関する句のみで全体の1/3程度、残りは日常に材を取った句です。 

【足摺岬展望台】・・・2022.12作句
足摺岬は南東に向けて突き出してる岬です。 太陽が昇る位置は冬至に最も南寄りになり、訪問した11月末は展望台ほぼ正面の水平線から顔を出しました。 椿は春に咲き春の季語ですが、温暖な土地では11月頃から咲き始め、冬椿・寒椿と呼ばれてます。

【東宇和島-分水嶺峠間】・・・2022.12作句
ストリートビューで見つけた撮影予定地を確認すると、今一っパッとしないし逆光、順光では面白くない画にしかならず諦めて宇和島へ向かいました。 宿泊は宿毛で時間が余る、ナビ画面見ると予土線が並行してると、県道沿いで1時間20分待って撮影しました。


職質をするもされるも着膨れて  的場浩司


TV番組プレバト俳句の才能査定ランキングで、新宿南口写真で一句の回に才能アリ第1位になった句です。 情景が鮮明で、若い頃突っ張ってた的場さんのキャラを含め味わい深く好きな句です。 新歳時記の冬の季語「着膨れ」の例句に掲載されたと話題になりました。

【四万十川遊覧屋形船】・・・2022.12作句
この日はしとしと降る雨で川霧が立ち込めてました。 観光ツアー客満載の屋形船と一般客筆者一人だけの2艘出航、水墨画の様な風景を楽しめたこの日の雨は二重丸でした。


レイアウト製作記の看板掲げてますが、旅行記あり、俳句あり、人騒がせな随想あり、何でもありの正体不明ブログになってます。 市井1老人の興味がおもむくままに好きな事してる記録ですのでご容赦ください。 そろそろ工作再開とは思うのですがね。


ではまた。

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