Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

雪崩覆いユニットの固定前作業➋

トンネルポータル上の地面製作を終了しました。


◆地表面製作と植樹
続いて地表面製作と植樹を行います、ユニット固定後では作業困難だからです。 ユニット地表面製作法を過去記事で確認しました。

①中性洗剤数滴垂らした少量の水を用意します。
②水の量の3-4倍のボンド投入、高浸透性高濃度ボンド水を作ります。
③これを地表に塗ると濃度が高いので流動性が低く、流れ落ちず全面に塗布できました。
④散布するのは4種混合、リアルサンドブラウン・ナチュラル各1、カントリーグラス2、コーヒー滓2の割合にしました、混ぜて様子見して追加するアバウト法です。
【以上2020.07.24更新より抜粋転載】


濃いボンド水を塗って4種混合砂を撒布しt製作してます、面積は狭いですが同じ方法使った方が良さそうです。 犬走りはリアルサンドブラウン・ナチュラル混合砂撒布なので、こちらを先に施工します。

犬走りに砂撒きし固着しました。

トンネルポータル上はコーヒー滓とカントリーグラスを混ぜて撒布です。 コーヒー滓が部分的にダマになってますがOKです。

➊ここも国有林なので、下草を生やしてから最後列に5本植樹しました。
➋その手前2列目に更に5本植樹しました。
➌右手奥に3列目を3本植樹、切りがありません。
➍一番左にも3列目1本追加植樹、後は草の茂み作って完成にします。


◆線路際のアクセサリー設置
先日紹介した線路際のアクセサリーもも固定前に設置します。

【線路際のアクセサリーより転載
最初は防護柵、トラフガーダー橋に設置が必要です。

古枕木で作られた柵ですから、枕木から製作しました。 Pecoの枕木材質は粘度が高く、ヤスリで削ると糸状のクズが出て処理に困りました。 次回からプラ角棒を使います。

このトラフガーダー橋渡る場合は反対側ですよと防護柵で通せんぼしました。 拡大しても沢の岩はそれらしく見えます、コレ猫のトイレ砂です。

工勾配標とキロポストを付けたいのですが自作は面倒、で2セット調達しました。 従来線用購入したのは9年前2014年で千円弱だったと記憶してますが何と¥1,400!、物価高騰の波は鉄道模型界にも波及してます。

内容物確認すると勾配票は上下各1個、距離標甲号は1個です、と言う事は従来線建設時に3セット購入した事になります。 ジャンク箱調べれば使える物が出てきそうです。

一番シールサイズの大きいキロポストは何とか貼れましたがこの辺りが限界、勾配標はとても無理そうです。

足元を面相筆でニュートラルグレイ塗装して雪崩覆い出口に設置しました。 トラフガーダー橋手前で25‰勾配から水平になっており、勾配標が必要ですがシール貼れません。

そこで嫁さん工房に作業委託しまし良好な仕上がりです。

反対側は水平の『L』、請求書まだですが高くつきそうです(笑)。


◆背景画にひと手間
雪崩覆いユニット奥の空の背景画にひと手間を加えます。

右側青丸部分の背景は空で問題ありません、左から張出した尾根鞍部で向こう側が低くなってれば矛盾しません。 しかし左側赤丸部分は雪崩の通り道の想定なので、向こう側に更に高い土地がなくては辻褄が合わず、背景に隣接尾根が見えてないと不自然です。

【八ヶ岳山麓】
植林した国有林に使えそうな画像としてこれを選びました。

選んだ画像の使う部分を角度調整・左右反転・トリミングしました。

この基準画像を別方向へ伸びる尾根の遠近感が出る様に次第に小さくして貼り重ね、この部分に追加する背景画像を作りました。

加工した画像をフォトマット紙にL版写真プリントし、空と雲の部分を切除しました。

それを位置合わせして背景画に貼りました、空に浮いた林です。

雪崩覆いユニットを固定位置に置くとこんな風景になります。 背景写真はユニット右側の森に繋がる尾根で、ユニット左尾根間の谷で発生した雪崩が、背景板の場所で右に向きを変え手前に流れ出てくる地形です。


これで雪崩覆いユニットの固定前準備作業は完了です。


ではまた。

×

非ログインユーザーとして返信する