生野駅機関庫の改修②
Hyper-G設計改善関連と寄り道で間が空きましたが、機関庫改修の続編です。
【取り外した機関庫位置から北町通り-1】
GSサインボードも光らせたい、何~て欲出すと多分収拾不能だね。
2-3.新庫内レール完成
点灯式車止で回り道しましたが、S45.5を入手したので機関庫改修に戻ります。
①S45.5と接続するピットレールジョイナー裏側に塗料は回り込んでません、念の為にこの後サンドペーパーで磨きました。
②表面ジョイナー接触部塗料を落とし通電確保します。
③ここでS45.5接続、ピットレール側に入り込んだジョイナー色が気になります。
④旧庫内レールはS248+S50車止、新庫内レールはS45.5+S186ピットレール+S29+レール湾曲車止で全長が2㎜短くなり、機関庫相対位置も2mmズレます。
①最初にピットレールとS45.5ジョイナー部を露出させ、S45.5反対側ジョイナー部と共にマスキングします。
②ジョイナー部のグレーが目立たなくなる様にフラットアースをサッと吹きます。
③今度はピットレールとS45.5境界をマスキングし直しま、フラットアースをたっぷりと吹きます。
④マスキングを外しレールを磨き出して新庫内レール完成です。
2-4.新庫内レール取付
完成した庫内レールを取り付けます。
旧レールを外した跡地はこんな状態です。 地面掘削カスを掃除機で吸い取る際、車止側レール間地面も千切れてゴミ扱いになりました、作った方が早そうです。
旧テープは利かなくなってるので重ならない位置3ヶ所に貼りました。 仮固定ズレ防止目的ですのでこれで十分です。
新庫内レールをジョイナー角度最小になる様にスライド挿入し、完全にジョイナー接続する位置まで押し込みます。
複線間隔と機関庫入口線路との直線に注意してコルクマット上両面テープに押し付けて仮固定します。
新庫内レール取り付け完了、旧レールより2-3㎜短いので右端に隙間ができます。ノッチ1最高速で通電確認、地面補修してから通電不良気付いても手遅れですので。
ポイント切り替えて奥の庫内レール通電確認、OKです。
3.地面修復
3-1.入口側
新庫内レール取付を完了したので地面修復へ移ります。
入口側S45.5挿入部はレール抜き差しで地面に亀裂が入り、道床に貼ったバラストテープが浮いてます。
道床両側3/4ヶ所は再利用可能で貼り直しましたが、千切れてしまった写真上側バラストテープを取り除き、出口側補修用と合わせ製作します。
①レイアウトルームゴミ箱から廃棄処分カッティングマットを取り出し、何度目かの最後のご奉公、両面テープを2枚貼り台紙を剥がします。
②その上に間隔を詰め今度は糊面を上に両面テープ3枚を直角に貼りました。
③当社使用バラストはKATOブラウン細目です。
④両面テープ糊面にボンドをタップリ塗ります。
①バラストをタップリ目に撒きます、と言っても5cc程度です。
②中性洗剤水溶液を一吹きしてからボンド水溶液を垂らします。
③ボンド水溶液もタップリです、少ないと後で落ちる量が多くなります。
④通常は自然乾燥ですが寒中なので自室ファンヒーター前で乾燥させました。
①細かなバラスト粒全てをボンド固着できません、乾燥後パラパラ自然落下させ、更に固着力が弱い粒を歯ブラシ、カッター背、ピンセットで掻き落とします。
②カッティングマットから台紙ごと外したバラストテープ表裏です。
③縦半裁が基本サイズです、機関庫入口側全幅にハサミで切り出しました。
④台紙を剥がし道床肩に貼り付けました、フラットアース互換色スプレー塗料で吹いた道床が少し暗目なので、フラットアース筆塗りで馴染ませ塗装をこの後加えました。
最後にバラスト撒いて植物素材スパイスにしてボンド水溶液固着、入口側完成です。
3-2.出口側
旧庫内レール取り外しで地面掘削した出口側地面修復へ移ります。
旧庫内レールを掘り出した跡はこの状態、レール2本間地面はなくなってます。
①まず補修が容易な様に奥側を更に掘削し真っ直ぐにしました。
②レール間を含め地面ベースに2㎜コルクシートを貼り込みました。
③コルクシートにフラットアースを下地色として筆塗りします。
④道床両側にバラストテープを貼って次工程準備完了、こちら側も暗目な道床の馴染ませ塗装をこの後加えました。
こちら側もバラスト撒いて植物素材多種をボンド水溶液固着して完成です。
ついでのつもりで始めた庫内レール交換がようやく完了しました。
ではまた。