Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

神社完成

神社街灯3本立てるのに結局5本製作、しかも良く見えない0.22mmポリウレタン線半田付け作業に手古摺りましたが、何とか難関突破しました。

ユニット裏側の配線作業が終了したので3/4コーナーの竹串と、スペーサー端材を取り除き正立させました。 まず、残りの神社組立です。

御神木の大イチョウは数年前に製作し保存してありました、御覧の様な大木です。 ただし植樹するだけではNGです、これだけ黄葉になってれば、少なくとも枝葉の下+αの地面に落葉がないと不自然です。

➊イチョウの落葉は粉体を使う方法もありますが、葉に使った枯草色ターフを使います。
➋これをコスメ用小型ハサミで1mm以下に切るつもりでしたがとても無理、ターフ塊を紙の上に伸ばし軽く叩いてから、指で掴める取出した量のほとんどををボトルに戻します。
➌指で掴めない細かなターフ滓が残ります、これを十数回繰り返しターフ滓を集めます。
➍集めたターフ滓は透明なガラスビンに入れ、蓋を乗せた状態で丸1日天日乾燥させます。 これを落葉として大イチョウ下に撒きます。

大イチョウ植樹位置を他の樹木との関係、右下部分に建つ広告塔との関係で決め、2.5mm穴をユニット基台4mm合板裏まで貫通させ、その穴を竹串で塞ぎ御神木ダミーにします。

選別して乾燥させた枯草色ターフ滓を撒きました。

スポイトでボンド水を滴下浸透させ乾燥を待ちます。 乾燥後眺めると今一つしっくりしません、落葉は樹下だけでなく風で階段や参道にも落ちてるハズで追加撒きしました。

追加撒きは周辺なので先に竹串は抜いてあり、方向確認して大イチョウを植樹しました。 右下広告塔視認性を枝葉が邪魔せず、神社入口大鳥居とも干渉しない位置と角度です。

ここで大鳥居を取り付けます、土台の径は4.6mm、地面に埋め込む突起径は1.6mmです。 手持ち2.0mmドリルで穴を空け接着固定しました。

大イチョウ枝が干渉しない向きに植樹しましたが余裕はわずかです。 当てがって穴位置検討してる処です。

左右位置と傾きに注意して大鳥居を接着固定し、参道を挟んだ反対側には大型広葉樹を大イチョウより少し低く植樹しました。 神社境内用に7本または9本必要と考えましたが、結果的には6本で済みました。

大型の常緑樹2本と広葉樹1本が余りましたが、近景用樹木としていくらあっても困らないので、ストックにします。

ドライブイン屋根押さえを外し、低目線で見ると大小鳥居・社・石灯篭・街灯が列を成して並んでます。 確認用に広告塔を設置位置にセットすると、高さ向き共に良さそうです。

斜め上方から見下ろしても問題ありません、夜景確認は灼熱の屋根裏作業になるのでユニット固定時の楽しみにします。 図面を書き頭の中でイメージした風景が形になって来るのがレイアウト製作の醍醐味です。


神社はドライブイン&神社ユニットの一部で、ドライブインはまだ完成してません。 広告塔は配線と接着固定だけですが店内製作が未です。

【過去記事より転載】
店内製作にサンケイペーパークラフトのテーブル・椅子使用予定と以前紹介しました。

納期未定でしたが6月中旬に届いてました。 でも現物見た瞬間拒絶反応!、こんな細かなパーツを台紙から切り離すのも組み立てるのも5年前ならできても、現在は不可能です。

そこで嫁さん工房に発注、最初は時間かかりましたが慣れたらスイスイ、3時間ほどで4セットを完成させました、請求書まだ来てません。 店内を製作設置すれば擁壁の設計から長い時間と工程で製作したドライブイン&神社ユニットが完成し東基台固定設置になります。


さはさりながら、連日猛暑日地域の皆さんは『適宜にエアコン使用』で外出しなければ何とかなるでしょうが、エアコンなしの連日真夏日は『信州高原は避暑地』だなんて誰が言ったの有様、自室の日中作業もままならず、連日リビング野球観戦で工作夏休み状態です。


ではまた。

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