Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

「ハチロク」と言えば・・・

筆者は「ハチロク」と聞いて思い浮かべる物が四つあります、皆さんは幾つでしょうか? 「ハチロクって何?」の人を除く成人男性が思い浮かべる物は何か考えたお遊びです。


1.蒸気機関車8620型
最初は蒸機の「ハチロク」8620型です。 国鉄時代の非電化亜幹線レイアウト製作者としてコレが一番になるのは当然ですね。

【当社8620】・・・1両デフ除去
しかし鉄道マニアは狭い世界、大正時代の蒸気機関車を思い浮かべる人は一体何%居るでしょうか?、多分3%程度が良い処、意外と少なく大目に見て5%として置きましょう。


2.TOYOTA AE86
車に興味ある人なら「ハチロク」で思い浮かべるのは、1983-1987年生産のFRライトウェイトスポーツ、レビン・トレノ形式名AE86、これが一番で7-8割ではないでしょうか。

【AE86】・・・ウィキペディアより
今から見れば低剛性ガラス張りペラペラボディに大出力エンジン、サス性能が高くないので簡単にお尻を振り出す、そこそこのウデがあれば扱い易い当時の若者が憧れた車でした。

【某中古車情報サイトより】
FRスポーツとして中古車市場では超人気絶版車、後継FFレビン・トレノなど足元にも及ばない、現行ハチロク新車より高値で取引されてます。

【自宅近くのナンバーなしAE86】
35年前の車となるとメーカー部品供給期間は終了し、AE86に限らず旧車が好きで乗り継ぐ人は部品取りを用意するのは良くある事です。 近所に10年以上ナンバーなしAE86が置いてあり、これもそうかもしれません。


3.TOYOTA 86
生産効率化で車はFF全盛、ステータス/スポーツから生活道具へのユーザー意識変化と若者の車離れが進みました。 トヨタは遊び心のある車としてスバルとFRスポーツを共同開発し2012年「ハチロク」と命名し発売しました、コレ思い浮かべる人も多いと思います。

【TOYOTA 86】・・・ウィキペディアより
かつてAE86に乗った、あるいは憧れた50代以上想定顧客と、若い人に車の楽しさを訴求する狙いだったと思いますが販売は低調です。 ウデを磨くダート林道は姿を消し、峠を攻める何て格好悪い、車は快適・使い易さ優先、ミニバン全盛時代のあだ花かもしれません。


さて、「ハチロク」と言えば車か蒸機が99%だと思いますが、筆者にはもう一つマイナーな「ハチロク」があります。 『ソレもあったね』と言えるのはアラカン世代以上の車好きのごく一部だけだと思いますが・・・。 


4.POTENZA RE86M
今も昔も車好きはタイヤにこだわる人が多く、かつての愛車ファミリアターボには金メッシュアルミにコレを履いてました。 先行したヨコハマADVANに対抗し1982年に発売されたブリジストンスポーツタイヤです。

【1983-1986年の愛車】・・・過去記事より転載
全天候型ハイグリップスポーツタイヤとして評判が高く、やはり「ハチロク」と呼ばれてました。 人生初の60タイヤの思い入れで記憶に残ってますが寿命が約半分と短く、俗に消しゴムタイヤと言われてました。


他の世界にも筆者の知らないマイナー「ハチロク」が存在するのでしょうね。 数字の組み合わせで「ハチロク」は「サンパチ」等と共に語呂が良いですから。 無駄話にお付き合いありがとうございました。


ではまた。

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