Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

起点線路敷設と北基台固定

線路敷設の続きです。

【遅霜と咲き始めたチューリップ】・・・4/24朝撮影


4.線路敷設(cont.)
前回積み残した延伸線接続部北部の線路敷設は両渡り線南側からです。

緩和勾配区間にコルクシートを貼りました。
道床接着薄手両面テープを貼り、台紙を剥がして・・・。
R481/15度S字カーブの間にS29直線を入れて貼り付けます。
厚手両面テープで押さえて敷設完了です。

S29を入れる事で鉄骨が建築限界外になり通過可能になります。 この角度から見ると15‰の勾配を実感できます。

ユニトラックはフィーダーレールで給電する物と考えてましたが、多くの方がジョイナー半田付けや、レール半田付け給電されてます。 生野機関区取り外しレールで実験した処、簡単にできたので両渡り線反対側のR315にフィーダーを設置しました。

コルクシートを貼る前にR315を両渡り線に接続しレール端位置を確認します。
ここから12.5‰の緩和勾配が始まるので、矢印部を軽く斜めにヤスリ落としレール段差防止をします、計算値で0.3mmですが、細かな部分で走行性が左右されます。
コルクシートと薄手両面テープを貼りました、コルクシート切除部はフィーダー線の逃げです。
線路を敷設し厚手両面テープで押さえます、フィーダー線は穴を空けて基台裏へ逃がしました。

従来線接続部北部の線路敷設完了です。 従来線で線路押さえ厚手両面テープ台紙剥がれが発生し除去したので全部剥がしました、半年-1年すればベタ付かなくなります。


5.北基台固定
北基台方面へ線路敷設を進めるには基台固定が必要です、それには先に東側背景板取付をしなくてはなりません。 屋根裏立地当社の天井が低い場所では、レイアウト本体完成後に背景板取付の工程を踏めません。

北側背景板の残り4mm材に5寸勾配屋根と梁の出っ張りを計測しケガキました。

切り出しました、平面的に狭く高さもない空間で520mm幅定尺材を取り回すのも、切るのも写真撮影も結構大変な作業です。

背景板取付の段になって1基目足35mmオフセットにより、両端台枠1x4材にしか固定できないと解りました。 そこで30mm角材200m長を背景板取付台として追加しました。

取付台と両端台枠に背景板をネジ止めし定位置セット、良くできました。 右端20mmは東基台背景板位置決めガイドになります。

東側背景板と鉄骨隙間を1mm取って固定前に北基台寸法確認、設計値2,000mm、大丈夫ピタリです。

南北方向は床と基台が面一、台枠1x4材分内側が足の端面になります。

基台固定にはL字金具を使います。 固定後の撮影で4本使ったので6本です。

基台前面が床接合部で2x4材床桁が2本入ってます、この床桁に51mmコーススレッドで固定します。 ところが床から台枠下まで270mmしかなくインパクトレンチを立てる事ができません、3mm下穴をピンバイスで途中まで空けて・・・もう大騒ぎです。
横方向は比較的作業性が良く、2x4材にコーススレッドを深く打ち込みました。
前面2ヶ所固定でビクともしませんが体重掛けると奥が少し持ち上がります、やはり奥も固定すべきと拷問の様な作業、51mm無理なので天板止め28mmを使いました。
換気扇送気ダクトがある最後はもうヤケクソ、『コノヤロー思い知ったか』と28㎜ビスをインパクトレンチで打ち込み固定完了しました。

固定に手間取りましたが延伸線初の基台完成に記念撮影、タイマーセットして飛び込みますが狭い!、10回ほどトライして撮影成功、風景製作開始したら2度とこんな事できませんから、ちなみに潜り込む際ミシリとも言わない強度でした。


ではまた。

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