Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

機関庫の製作⑥塗装その2と部品組立

機関庫の製作6回目です。 今回は部品を塗装してウェザリングを行い組み立てます。 本来は7月6日投稿予定だったのですが、ご承知の様に雨続きで屋外塗装作業ができず、遅れてしまいました。

煙出し屋根壁をマスキングして屋根の上塗りをしました。 ダークグレイ系から少し光沢のあるジャーマングレイを選びました。 下の細い4本は土台用1tx2.5mm材です、天面と前面塗装、接着面と底面になる奥と裏は塗装してません。。

土台用に調達した材料です、切り出すより買って楽する、仕上がりも綺麗です。

ジャーマングレイは屋根に似合う色でした、でも土台には光沢が邪魔します。 切り貼りすれば端面が見える場所も出るので、結果的には下塗りになりました。

側壁/妻面壁/煙出し妻面壁の経年表現として、信号扱所/詰所よりニュートラルグレー比率を減らして上塗りし、その後軽目にウェザリングしました。

煙出し屋根を大屋根に接着、こちらは風雨に晒されたヘビーウェザリングです。


次は工程設計で悩んだ窓ガラス製作です。 市販キットは窓枠と窓桟一体ですが、側壁に窓枠を付けガラス素材に窓桟塗装する方法で工作を容易にしました。 使ってみてカッティングマットの便利さが良く解りました、コレなかったら作れなかったと思います。

①カッティングマットに70x100mmガラス材外周位置4ヶ所に両面テープを貼ります。
②詰所付属ガラス材を貼り、18mm幅マスキングテープを20mm間隔で貼ります。
③カッティングマット縦ラインガイドでカッター刃を寝かせて滑らせ、中央を気持0.6mm幅(笑)剥ぎます。
④横ラインガイドで5.5mm間隔上下3本づつ剥ぎます、窓開口部13x21.5mm、ガラスサイズ20x26mm、余裕込みで10枚分です。

カッティングマットに貼ったまま段ボール塗装台に乗せマスキングしました。

①梅雨明けで絶好の塗装日和、マホガニーを吹いて乾燥させました。(この後雨続き)
②周囲マスキングを外しカッティングマットが姿を表しました、仕上がり確認は後廻しにして四隅の両面テープを慎重に剥がし裏返します。
③光に透かして見てカッター刃が通っている場所はありません、しかしガラス材は0.2t、0.05-0.1mmはマスキングテープ切断時に切り込み強度低下してるハズです。
④ガラスに触っただけで破損リスク回避の為、梱包用極薄透明テープで裏打ち補強、ところがこのテープを気泡なしで貼るの非常に困難でした。

透明テープ裏打ち後にガラス部マスキングテープを外しました。 目分量での工作にしてはそこそこの出来栄えで9枚は使えそうです。 裏打ちで質感が少し落ちましたが、古いガラスの汚れや歪みと言う事で良しにします。

①室内壁を建コレ箱紙にケガキ、窓部分を切り抜きます。
②切断位置に切り込みを入れマホガニー塗装しました。
③設計サイズに切り出し、ガラス板と位置合わせしGボンドで貼り付けます。
④ガラス板を内壁基準で切り側壁内側からまたGボンドで貼り付けます。

8ヶ所の窓にガラスが入りました。 窓桟をスケールに近い太さで作れたのは良いのですが、近くに配置する詰所とバランスが取れるかどうか気になります。

窓のない出入口脇側壁内壁です。 窓切り抜き内壁と一緒に塗装してから鉛筆でスジ入れし、再度マホガニーを吹いて鉛筆のテカリを消しています。

側壁両サイド内側に接着、外から見える内壁がそれらしくなりました。 土台取付まで進めたかったのですが、目が疲れる細かな作業の連続、ここらで時間切れです。


ではまた。

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