Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

東北の旅 その2

昨日6月14日正午過ぎに無事東北旅行から帰着しました。 5日半行程の行動中に全く雨が降らず、傘を必要としない幸運に恵まれました。

帰着を待ってたかの様に15時過ぎからポツポツ降り出し、走行距離と平均燃費確認した20時頃には本降りでした。 1,914km走行、期間中東北訪問地最高気温は23-26度で蒸し暑く、エアコン使用し燃費が悪化する高速道利用が多かったにも係らず17.9km/Lの燃費でした。 写真を整理して旅行記を早めに完結し、通常営業に戻りたいと考えてます。

6月10日2日目の目的地は秋田でした。 自宅-秋田間は約10年前に2回直行してますが、体力の衰えもあり二日に分けた日程を組みました。 初日は県内保存蒸機探訪と一茶旧宅、この日は旧国鉄矢島線、現在の由利高原鉄道鳥海山ろく線沿線訪問を組み合わせました。


前夜のナビ検索で7時出発で矢島駅を目的地に設定すると到着予想は12:30でした。 秋田着を15時過ぎにするには最低30分短縮が必要で、高速の速い流れに乗って新潟県北部を走破し、新規開通高速区間の助けもあり11;30頃に到着できる見通しが立ちました。

目的地が近くなった象潟道の駅で今回の旅のお楽しみ、今が旬の岩牡蛎を味わいました。 10年近く前の前回は¥500でしたが今回は¥700から¥900とかなりの値上げ率でした。

一つじゃ物足りないので¥700を2個、ポン酢でも旨いですがレモン汁でいただきました。

  

日本海東北自動車道本荘インターで降りて矢島駅へ向かってる途上、右手に並走するDCが見えました。 撮影ポイントに予定してた黒沢駅近くの踏切て警報機が鳴り目の前を矢島行列車が通過して行きました。 思わず車内からスマホで撮影した画像です。
  
この路線の乗車経験はありません、羽越本線急行の窓から羽後本荘駅(現在の由利本荘駅)で接続する矢島線列車を見ただけです。 奥羽本線湯沢と繋ぐ計画のあった盲腸ローカル線終着駅がどんな場所か見たいの興味です。 矢島駅に11:30に着きました。

終着駅なので有人駅、でも1人だけでした。 入場券を買って構内へ、懐かしい硬券です。 『持ち帰って良いですよ』と言われました。

終端駅お決りのホーム1本1面と機廻し線、奥に車庫付き側線が2本あり、DC1両留置されてました。 黒沢で追い越してった車両とは違います。

2-3分後踏切で見た列車が到着、途中駅で列車交換があり筆者が追い越してたのです。 降車客は5人、矢島町民と見える2人と旅行客の老年夫婦、若い乗り鉄さんでした。

ド派手なラッピング車両は願い下げですが、この程度のカラフルさは沿線の緑に良く映え好感を持てます。 由利本荘-矢島は23.0km、所要時間50-60分、表定速度30km/h未満です。

終端駅の終端を見に行くとこんな具合、国鉄時代は貨物輸送があったので機廻し線と本線は多分Y字ポイントで1本になってたハズです。

で、駅の入口側を見に行くと貨物側線が1本残ってました、貨物ホームと上屋の痕跡は何もありません。 スペースから見て国鉄時代は到着用と出発用の2本あったと思います、推理ゲームも楽しです。 本線と機廻し線のY字ポイントもローカル線特有の物です。


もう一つ、機廻し線から分かれる側線2本は高規格レールが使用されており、第三セクター化された時に敷設された様です。 時刻表を確認すると由利本荘で夜を明かす列車はなく、矢島駅が車両基地化された際に敷設され、車庫も建設されたと考えられます。

上下各2本の列車で撮り鉄の真似事をしました。 黒沢駅近くの築堤上をゆく矢島駅列車です。 土曜なので高校生が多く乗車してる様です、手前黒沢駅でも3人降りました。

2-3駅先で交換した由利本荘行列車を別アングルで狙いました。 さて昼を過ぎ腹も減ったのですが食事する場所がありません。

燃料補給も必要、と思ったら運良く何もない国道にGSとコンビニが並んでました。 他地方では梅雨前線と台風の影響で大雨の処も、秋田は曇り時々晴れでした。 長閑な田園風景の水田農道脇で昼食、水田を横切る国道には吹き溜まり防止柵が続いてます。

前写真撮影地近くの黒沢駅は待合室だけでしたが、お隣鮎川駅は立派な駅舎がありました、次の撮影地はこの近くの自然公園付近の予定です。

【森影のカーブから接近する矢島行】
昨年末の四国旅行は準備期間があったのでストリートビューで撮影場所を事前に決めてましたが、今回はぶっつけ本番です。 写真の腕は置いとくとして、良いポイントを探す面白さを感じました。 撮り鉄の楽しさにはそれも含まれるのかもしれませんね。

そのまま秋田へ向かえば15時過ぎホテル着でしたが、もう1時間粘って由利本荘行をと欲張りました。 何もする事ない?、いえいえ俳句考えてるとアッと言う間です。 秋田は季節風が強く北海道と並んで風力発電機が数多く設置されてます。

【大失敗作】
本職の撮り鉄さんに嗤われる覚悟で掲載します。 うっかり撮影モードボタンに触ってしまうミス、日に4本の予土線江川崎でやらかしたミスをまたやりました、進歩なしです。

【秋田土崎港の日本海に沈む夕陽】
写真は失敗でも良い句ができたと慰めながら秋田土崎へ、16時過ぎ到着でした。 一番日の長いこの時期、しかも北へ行くほどより長くなります、撮影時間は18:58です。 この日の走行距離は350kmでした。


ではまた。

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