Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

中山平駅裏水田からの風景ー2

中山平駅裏水田からの続編です、カメラに下駄を履かせて見える風景です。

高さを調整して農家2前の三叉路を人間目線で見た風景です。 カーブして下って行く笠松信号所からの道、農家2前から分岐して高台のビニールハウスへ真っ直ぐ登って行く作業農道それぞれの傾斜感が、ここから見ると実感できます。

右へカメラを振ると笠松信号所入口付近が見えます。 レイアウト端面から望遠で撮影した画像とは違った雰囲気になります。 遠近感と共に、道の凸凹感や植物のモジャモジャ感が強調される様です。 ここから百葉箱が見えるとは思いませんでした。

更に右へ振った眺めです、筆者の好みで夕景にしてみました、わらぼっちの影が長く伸びています。 視方向は同じでも高台から俯瞰したイメージになり『雄大さ』の様な物が感じられます。

最後の一枚は駅裏水田と言っても減反蕎麦畑からのD51クローズアップです。 ブログ開設時に紹介した動画『夕焼け貨物列車』の2ndカット撮影ポイントです、再掲します。

Nゲージレイアウト国鉄露太本線01「夕焼け貨物列車」


ではまた。

諏訪大社御柱祭 里曳き祭直前レポート

4月2日から4日に開催された山出し祭の様子をお伝えしましたが、諏訪大社御柱祭はもう一つ里曳き祭があり、5月3日から5日に開催されます。(上社の日程、下社は別日程) 『勇壮』な山出し祭に対して『華麗』な里曳き祭、4/27の様子をレポートします。

『御柱屋敷』と呼ばれる、山出し祭で八ヶ岳山麓から曳行されてきた8本の御柱が、里曳き祭までの約1ヶ月間安置される場所です。 里曳き祭はここから上社本宮まで約3km、上社前宮まで約1km曳行し、それぞれの神域を示す4隅に建てるお祭りです。 これは本宮の4本、一番手前が最も太い「本一」です、皮むきの事前作業が終っています。

「本一」のメド穴です、左右に角の様に生えたメドに氏子を乗せて曳行されてきました。

「本二」正面アップです、曳行し易い様に下側を斜めに落し、そり状になっています。
明日4月29日は『木造り』、氏子達が里曳き祭用のメド造りなど曳行準備を整えます。

里曳き祭で御柱が曳行される御柱街道沿いには、企業・部落・個人の桟敷が多く仮設されています。 街道沿いの昔からの住人は「御柱年には結婚式を出せない」と言われるほど散財する風習があります。 お世話になった方、親類縁者をご接待するのが基本ですが、メディアに「何処でも酒食の接待がある」と伝えられ、勘違いする観光客が多い様です。

前宮参道入り口です。 筆者が住む地区は「前四」担当なので前宮の様子を見ます。
なお、前宮は曳行距離が短いので、里曳き祭は5月3日、4日の二日で終了します。

前宮本殿です、諏訪大社四社の中で最も静かで神厳な雰囲気がある社です。 言い方を替えれば、訪れる観光客が一番少なく、土産物屋もありません。

6年間前宮の神域を守った「前一」が建っていた場所です。 『御柱休め』の行事で氏子達の手により丁重に引き抜かれました、今回新しい「前一」がここに建ちます。

本殿裏手へ続く急坂を登ってゆくと、段々畑に桟敷が設置されていました、里曳き祭フィナーレ『建て御柱』観覧用です。 柱先端に冠落しの加工後、選ばれた名誉の氏子達を乗せ、1時間程度かけてゆっくり引き起こされます。 前回下社建て御柱で落下事故があり二人亡くなりました、今回は安全ベルト着用義務化などの安全対策が徹底されています。

筆者が住む地区の桟敷は本殿裏のマレットゴルフ場が充てられていました。 ここにブルーシートを広げ、弁当持参で建て御柱を見に来る氏子が5月4日に大勢集まります。

前宮本殿前を通る細い道に「鎌倉道」の標識がありました。 諏訪盆地南側山裾を縫うように鎌倉道が続いています、遠くに見える山裾に旧甲州街道が通っており、現在は家が建ち並ぶ上川一帯の低地は、数百年前まで諏訪湖を囲む湿原だったようです。


ではまた。

中山平駅裏水田からの風景-1

田園風景ー9「中山平駅裏」で紹介した駅裏水田からの風景です。

小さな流れを越えて堤に沿い、コンクリート擁壁の前を通ってトンネルに向かうキハ52各停列車です。 『微かな光の中で』の1枚はここからカメラを引いて高ズームで、今回は前へ出して低ズームで撮影しています。 昼景はこの方が遠近感が出て良い様です。

右手方向へ視線を移すと、生野方から中山平駅に進入する列車を捉える事ができます。 遠くはるかにレイアウト南端、段々水田奥のなだらかな里山の背景が見えています。

旧客とDC各停同士の列車交換風景です。 1番線停車中オハ35の床下に階段踏切一段目が見えています。 タブレット授け器と停止位置目標の間が踏切登り口になります。

カメラでしか見る事ができない駅舎ホーム側です。 改札口前に階段踏切があり、対向ホーム使用時以外は降り口に鉄板で蓋をしてあります。 改札が始まる頃、職員が鉤のついた鉄の棒で蓋を開けるガッシャンという音が聞こえてきます。

下り方を覗き込むアングルにすると貨物ホームが見えます、本線ホームにコの字型に入り込んだ典型的スタイルです。 当時、大多数の駅に職員が常駐して貨物・手小荷物の扱いをしていました。 貨物側線は国鉄ローカル駅の特徴で、現在は痕跡が残るだけの失われた風景です。 背景がループ線と峡谷鉄橋になるので、夕景にして誤魔化しています。 しかし駅名板が透けるとは・・・、考えれば当然ですが、想定外でした。


ではまた。