Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

傾斜地畑周辺の風景製作

延伸線建設作業は、先行製作した民家A裏築堤を削り込み傾斜地畑を固定設置しました。 今回は法面角度変更の築堤再製作と周辺風景製作です。

前々回モミ殻焼作る時に探して見つからなかった写真が出てきました。 モミ殻を積み火種を入れて煙突立てた直後の撮影です、4-5時間で8割ほど黒く蒸し焼きされ消火します。

傾斜地畑境界部は少し余分に削ってあるので、紙粘土でその隙間を埋めながら、なだらかに畑に繋がる様に整形します。 スタイロフォームは塗料やボンド水を吸い込むので、露出部にも紙粘土を薄く貼る必要があり、粘土溜りの穴を掘って薄く伸ばそうと考えてました。

紙粘土をどこまで薄く伸ばせるか試行すると、0.5mm厚程度まで簡単に伸ばせ、スタイロフォーム喰い付きが良いと解りました。 築堤と神社境界、手前は県道まで整形しました。 

4-5日放置して乾燥確認してから、紙粘土部をフラットアース塗装しました。 この色作った人は天才だと思います、落ち着いた大地の色です。

また数日放置してから植栽準備を始めました。 神社裏築堤へ修正施工したKATOターフ、グリーンブレンド、明緑色、枯草色3種各同量です。

よく混ぜてからボンド水を多目に加え、柔らかいバター状にします。

ピンセット一撮み置いては指で伸ばす作業を繰り返し、築堤全体と神社境界側は県道から入る農道奥全てにペタペタと貼り付けました。 後は放置乾燥固着ですが夜間は氷点下なので凍結影響が心配です。


この状態で48H放置して様子見した処、凍結被害はなく一応接着されてるものの湿り気があり、更に時間を掛けて完全固着を待つ事にしました。 真冬の乾燥には時間が必要です。

更に1日計72Hで乾きましたがまだ完全ではありません。 と言って紙粘土と塗装で1週間、植栽ボンド水でこれ以上待ってては先に進みませんので、次工程へ進めます。

乾燥状態で今回植栽の築堤と神社裏築堤の色が違う事に気付きました。 同じターフ配合比率ですが、神社裏はグリーンブレンドの上に色修正重ね撒きなので下地が透けた様です。


配合比率替えたターフでグラデーションし、神社樹木による日当たりの差で、生えてる草も異なる事で不自然さ解消しますが、また長時間乾燥待ちを回避する為、他部分と一緒に乾燥させる事にしました。

次工程は農道とその他の地面の砂撒きですが、その前に農道の轍を三角ヤスリと小丸ヤスリで掘り込みました。 深さ1.5mmで車の底を打ちますが砂撒きで1mm弱に仕上げます。

➊轍に撒くのはフルイに掛けた細かいコーヒー滓とリアルサンドブラウン混合砂です。
➋通常は撒いてボンド水固着ですが乾燥時間が長いので、嫁さんが家庭用に使ってる小ボトルボンドの細いノズルから直接ボンドを塗りました。
➌混合砂を全体に撒きます、ボンド水で溝に撒くより簡単です。
➍余分を掃除機で吸い取ります、乾いたら濃厚ボンド水を塗って3種混合砂を撒けば轍部分だけ黒っぽい砂が透けて見え、それらしくなります。

轍ボンドと一緒に乾燥待ちする様にグリーンブレンド、明緑色、枯草色1:1:1を2:1:1にした混合ターフ少量をボンド水で柔らかいバター状にして色が異なる境界部がグラデーションになる様に貼り付けました。 またまた乾燥待ちです、サッパリ進みません。


ではまた。

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