Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ヒートブリッジ対策 前編

小屋裏立地の露太本線、夏季休業期間短縮の為、昨年天井断熱工事を実施しました。

【完工間際の延伸線南天井裏】
40mm厚スタイロフォームを受熱寄与率換算で屋根裏1/3の面積に施工しました。

今年7月に効果検証実験し体感的に大きな効果ありと報告すると、「た625さん」から『完璧になさるなら垂木もなんとか出来れば良いですね。  スタイロから顔を覗かせている垂木が、 ヒートブリッジ(熱橋)となって外の熱を伝えることが予想されます。』とコメントを頂戴しました。 それが今回テーマの発端です。


★ヒートブリッジ(熱橋)って何?
調べるとこんな説明がありました。
『ヒートブリッジ・熱橋とは、断熱材の切れ目に存在する柱等が熱を伝える現象で、断熱に配慮されずに外部に露出している構造材は、鉄もコンクリートも木材も熱橋となる。 下の写真のように断熱材を木と木の間に詰め込む簡易施工では木が「熱橋」になる。』

ヒートブリッジ問題発生の簡易断熱施工例は、そのものズバリ筆者事例です。

つまりより完璧を期すにはヒートブリッジになる垂木をこの様に覆う必要があります。 100mm木材断熱性は10mm断熱材相当なので、30mmスタイロで設計図を引きました。

施工方法や工数・費用見積りが不明で「た625さん」にお尋ねしたところ、丁寧に回答いただいた上に接着剤まで頂戴し、今更ヤーメタと言えなくなりました(滝汗)

そこで、作業環境がNGになる限界タイミングで腰を上げ、30mm厚スタイロフォーム2枚を購入、搬入口を通る様に図面A材x24、B材x12をホームセンター作業場で切り出し搬入しました。 『県道沿いの民家4軒の風景』撮影はこの材料を使いました。

接着剤を使うにはこんな道具が必要、でもとても安価¥135、やはり中国製でした。

準備作業として目張りテープを外します。 30mmスタイロA材を40mm施工済スタイロ断熱材と垂木の2面に接着します。

ノズルを外し接着剤出口貫通、ノズル先端を切って再装着しカートリッジガンにセット、木工用ボンドより粘度が高くタレにくい、適量が解らないので多目に塗布しました。

ストッパーを外して接着剤を塗ったA材をベタッ、自重と施工済断熱材重みでズレる場所もあるので、固着するまで4mm合板端材ストッパーで位置ズレ防止します。

固着待ち時間が長い単調作業です、外したストッパーにも最後の仕事をさせました。

最後はB材に接着剤を塗布しフタをします、固着するまで粘着テープで仮止めします。 延伸線南屋根でこれを延々と繰り返します。

接着剤カートリッジは保存ができず開封したら使い切るしかありません。 3.6m完工、2.7mA材接着で1本目を使い切りました。 引き続き2本目で施工します。  


ではまた。

民家B照明改修の電気講座

前回県道沿いの民家4軒の確認で民家B居間照明輝度を落とし、全体バランスを改善する事になりました。 作業は10分で完了しますが、皆さんの電気設計の参考になればと、電気講座形式で設計変更プロセスを紹介します。


設計図を残してないので民家B照明回路が不明でした、4月2日更新記事にありました。

【『県道沿いの民家B②照明組込み その1』より転載】
照明基板写真と共に『居間から厨房ラインへ2灯、土間に1灯を直列接続で配置します。
・・・最終仕様は820Ωx2本1.8mAですが、漏光確認を容易にする為、1本をジャンパーして3.6mAにしてあります。』
と記しています。

つまり上図の回路になっており、LED3本直列で9V電圧降下、残り3Vと1.64kΩで1.88mAの電流を決めています。 土間と厨房はそのままで居間だけ暗くする必要があります。

直列接続は同輝度LED複数設置、例えばホーム上屋照明などに使われている事例は見ますが、照明条件が異なる場合は、通常上図並列接続回路が使われます。
★並列接続回路のメリット
①個別に明るさを設定できる。
②万一故障の場合1灯だけ非点灯になり他に影響が及ばない。
★並列接続回路のデメリット
①部品数が多い。
②消費電力が大きい。(9V/12Vは熱損失になる)
③配線が長くなる。


直列、並列それぞれ得失があり、民家Bも門灯は並列接続です。 筆者は200灯近い照明系消費電力を減らす目的で直列接続を多用しています。 直列接続は原則電流一定で1灯だけ暗くする今回のケースは難しい?、いえいえ簡単なんです。

暗くしたい居間照明LEDと並列に分流抵抗を追加し、LED電流の一部をバイパスさせれば良いのです、土間と厨房のLED電流は変化せず明るさは変わりません。 今回は約半分の目標で3kΩで1mA分流し、LED電流を1.88mA⇒0.88mA、0.47倍にしました。

作業は2本のネジで大屋根を外し3.3kΩ抵抗を居間LED並列に半田付けするだけです。

改修前です、県道路面に漏れ出る光を比較する為、民家Aと2軒並べ3mmスチレンボードを居間前に置いてあります。 周囲が明るいと差はほとんど感じません。

ところが真っ暗にすると色味の違いもありますが、居間、県道路面に漏れ出る光共に民家Bがかなり明るくなります。

改修後です、周囲が明るいと同じか、むしろ民家Bが若干暗く感じられます。

真っ暗にすると居間、県道路面に漏れ出る光共に民家Bが明るく感じますが、白熱電球と蛍光灯の差として妥当な範囲に改善されたと思います。 人間の明暗感覚は対数なので、輝度調整する場合は、何%でなく何倍、何分の一でないと変化を実感できません。


民家B照明消費電力は1.88mA(室内3灯)と0.09mA(門灯)で23.6mWとなりました。これを並列接続回路で構成すると56.8mW、差は33.2mWです。 わずかな差ですが50棟に換算すると1.66W、決して小さな値ではない差になります。


ではまた。

県道沿いの民家4軒の風景

北基台県道沿いの民家4軒が完成しました、集落の風景と夜景照明バランスの確認を行いました。 建物だけですが、位置と高さ関係はほぼ完成時に準じて配置しました。

手前川上から県道際に民家A、小さな橋を渡り少し奥まって民家B、その対面に民家D、三叉路先に少し高く角度が付いて民家Cです。 三叉路には倉元駅2km(実際は0.8km)の標識と街路灯設置予定で、新開発紅葉樹葉で製作した大型樹木を置いてみました。

目線を下げて県道を浅い角度で眺めると、建物基礎の高さの違いが実感できます。 4軒の屋根は全て微妙に色合いを変えてますが、この角度からそれを感じさせません。

作業灯にレジ袋+赤マジックの簡易夕陽ライト照射で撮影した夕景です。

民家ABはBが明るくギリギリ許容範囲、Aの居間は白熱電球、Bの居間は蛍光灯の雰囲気です。 このアングルでは全体の照明バランスが解りません。

表面の照明バランスを確認可能なアングルから撮影しました。

この紅葉樹葉は中々見栄えが良く気に入りました。

民家Bが一番明るく、他は明るさ色合い共にバランスが良い様です。

反対側本線方向からです、屋根色合いの違いが解ります。 車窓風景はもう少し低い目線で、民家の間から県道がチラチラ見える形になります。

夕景は逆光です、3軒の裏手に照明が灯りました。

裏面の全体照明バランスは良好で合格です。

気になる民家Bの明るさを再確認する別アングル、川下側から県道を見通しました。

夕景では民家Bが特に明るい印象はありません。

しかし夜景になると県道へ漏れ出る光が突出しており、違和感があります。 輝度を落して全体バランスを改善する事にしました。

通常のレイアウト観賞方向からはこんなイメージの風景になります。

延伸線スペース入口から目線を下げると、こんな風景になります。


★ハナちゃん
我家の新しい家族ハナちゃんは順調に生育中、生後1ヶ月半で体重690gに増え遊び盛り、ハイテンションになると家の中を疾走してはジャレるターゲットを探してます。

動きが鈍くなったと思うとコックリコックリ、ママのエプロンにくるまれてお昼寝が定番です。 トイレは躾け不要の賢い子、でも離乳は手こずってます。 見て学ぶ機会がないので口で食べる事がまだできません。 離乳食を口に押し込んで食べさせてからミルク、ようやく水をピチャピチャできる様になりました、気長に取り組みます。

2階自室から降りてくる気配を察して扉の処で待ってる、タバコで外へ出れば窓際で待ってる、肩や頭まで登られキャットタワーになってます、でも可愛くてたまりません。


ではまた。