Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ローカル駅舎⑭風景確認

ローカル駅舎組立と照明組込みが完了しました。 小物配置や煙突取り付けは基台設置後に行う予定でまだ半完成状態ですが、ここで全体バランスや手をかけて作り込んだ室内の風景確認を行います。

設置時に正面となる駅舎全景です、常時点灯照明により昼間でも室内が良く見えます。 少しやり過ぎかと思われた屋根ウェザリングも違和感なく調和してくれました。

夕景になると相対的に室内が明るくなります、外光で駅名板判読性は問題ありません。

屋根勾配が光ファイバー角度を制限し、入口灯の役割の一つ、駅名板の照明には少々難があります。 夜景になると設計で狙った照明色の差が際立ちます。

ホーム側の昼景です、差し掛けがあるので見える部分は限定されますが、駅務室の活気は伝わって来ます。 大屋根と差し掛け屋根マッチングもイメージ通りでした。

駅長室と差し掛けに照明が灯る夕方になると、駅舎ホーム側の表情が豊かになります。 ところで中央の一段低くなった部分、どんな用途の施設をモデル化したのか、見た記憶もなく調べても解りません。 ご存知の方がいらっしゃればご教授下されば助かります。

夜になると通票閉塞機のシルエットが目立ちます。 かなりオーバースケールですが有ると無いでは大違い、雰囲気演出小物として機能しています。 設置時に作り直す案もありましたが、あれ以上細かな作業と考えると意欲も失せこれで良しとしました。

ホーム側から視点を下げて駅務室をのぞき込んで見ました、ファイリングキャビやリンゴ箱程度のサイズまで識別できます。 書類・新聞・時刻表は何かあるの程度です。

照明取り付け位置を屋根干渉限界近くまでギリギリ高くした効果で、影のでき方が自然になってくれました、低いと遠くまで長く伸びてしまいます。

ここから駅舎をグルっと一周しながらの点景です。 最初はホーム側から待合室です。 差し掛けが付くと現実感が出てきた様に感じます。

待合室横の窓から内部をのぞきました、窓口表示や運賃表も判読可能です。

製作過程で数度掲載した入口からのアングルです、壁・室内照明・背景で雰囲気が変わります。 この写真で灰皿看板の90度貼り間違い発見、見えないって恐ろしい・・・。

駅務室内、台秤の頭や切符ホルダーも見えます、手をかけた甲斐がありました。

角度を変えた駅務室内です、国鉄駅の雰囲気を出せたと感じています。 通票閉塞機がこの程度しか見えないので、作り直し断念もご理解いただけるかと思います。

宿直休憩室はロッカー、ポスター、机の上に放置された雑誌も見えます。

駅長室のロッカーと絵画は見えますが、差し掛けが邪魔で机と椅子は良く見えません。

最後に低い目線で全景、駅前には電話ボックス、ポスト、バス停の3点セットは最低必要な様です。 駅務室はともかく、昼間の待合室にしては明る過ぎたかもしれません。

従来線生野北町踏切先の未製作場所での撮影ですが、ストラクチャの風景確認は単体ではなく、レイアウト風景の中で見た方が良いと感じました。

駅名板照明に難がある入口灯も、入口付近を照らす役割は果たしてくれています。 筆者としては、電球色と蛍光灯色のハーモニーがとても気に入っています。


ではまた。

ローカル駅舎⑬照明組込み 後編

ローカル駅舎照明組込みの続きです。 まず壁すき間の3.2mm穴から電源線を引き出して照明基板を仮置きし、常時点灯系に給電して様子を見ました。

昼間の室内見え方マル、夜景の漏光なしでした。 駅務室は電球色LEDですが蛍光灯より白く見えます、県道沿いの民家BではOKでしたが、室内壁の仕様差で見え方が異なる様です。 駅務室窓の影が複数灯でクロスした面白い形になりました。

子基板を外して駅務室LEDにクリアイエローを少し差しました。 間仕切り壁ホルダーに両面テープで照明基板を固定、差し掛け照明ワイヤーを半田付けして全点灯しました。 駅長室はマル、差し掛け灯は室内光に負けて暗いので、抵抗10kΩを3kΩに交換し1mA仕様にしました。 電流3.3倍、輝度調整は何%でなく何倍何分の一の世界です。

差し掛け下がグンと明るくなり、室内とのバランスも良くなりました。 ただ遮光材を貼ったにも係らず、一番左LED部差し掛け屋根がわずかに漏光しています。 明るさを落とせば改善しますが、程度が軽いのでこのまま許容する事にしました。

照明基板と入口灯光ファイバー位置関係はこんな具合です。 基板上の屋根裏スペースは一番高い部分で5mm弱、その中に子基板LEDを組み込まなくてはなりません。

2mm厚2.8mmx4mmプラ板、と言うよりプラ片に0.3tプラ板を鉢巻き状に接着し、中心に0.8mm穴を空けた入口灯用部品を作りました。 0.3tプラ板は糊しろです。

0.8mm穴が子基板LED電極中心に合う様に位置決めし、糊しろを現物合わせで1mm強に切って瞬着でチョン止めします。 これだけでは強度不足なので、黒い瞬着でモールドし、硬化剤を吹いて固着しました。 0.8mm穴から光ファイバーへ導光します。

照明基板に子基板を再び取り付けました、照明基板中央の0.8mm真鍮線が結果的に邪魔になっています。 駅舎屋根の棟が入口側へ張り出しているので、真鍮線右側スペースに子基板を収容するのが良さそうです。

位置合わせして光ファイバーをニッパーで切ります、端面をサンドペーパーで磨けば輝度アップしますが、折るリスクが高いのでそのまま使います。 光ファイバーを0.8mm穴へ挿入し瞬着で固着します。

遮光用黒色絶縁テープに切れ目を入れて光ファイバーを跨がせ、子基板配線を照明基板に沿わせて仮止めします。 子基板は乗っているだけで固定していません。

屋根を乗せてみると、子基板が干渉せずに収まりました、何とか難問クリアです。 入口正面からの夜景です、もう少し駅名板が読み易ければ申し分ないのですが、光ファイバーの特性上これで良しとするしかありません。 駅舎照明組込みが完了しました。


ではまた。

ローカル駅舎⑫照明組込み 前編

ローカル駅舎の照明組込みが遅れたのは、駅舎外周の小物配置が決まらないからでした、例えば固定した差し掛け下に小物を取り付けるのは非常に難しくなります。 いまだ配置は決まりませんが、照明組込みを先行する事にしました。 差し掛けと屋根を付けた風景を眺めれば良いアイディアが浮かぶのではないかと期待しての見切り発車です。

駅名札を貼った細く長い差し掛け柱は、先にベース固定しないと組立できません。 差し掛け屋根がキチンと取り付けられる様、柱の垂直に注意して接着しました。

差し掛け屋根裏側の照明取り付けエリアに遮光材を貼り、更にLED固定位置3ヶ所とその中間の5ヶ所に両面テープを貼り重ねました。

ワイヤー付LEDを3本直列接続し、台紙を剥がして両面テープに配線がクロスしない様に接着します。 中間の両面テープは配線長余裕吸収と固定が目的です。 この状態で点灯確認とクリアオレンジ色差しを行ってから瞬着で要所を止め、目立たなくする為、遮光材と配線部をマホガニーとレッド混合色で塗装しました。

閉塞機室左壁に空けた0.5mm穴2ヶ所から配線を室内に引き込み、差し掛けを駅舎壁と柱に接着しました。 明るさ調整は照明基板側で行います。

《『ローカル駅舎③配置決定と内部設計』より転載》
駅舎照明基板製作に際し、高効率な3灯直列3系統式の上記基本設計を変更しました。 広い駅務室照度不足が予測される上、昼と夜で明るさが異なる必然性がないからです。

見直しの結果、駅務室3灯、待合室2灯の常時点灯としました、宿直休憩室を加えた6灯を3灯直列2系統で点灯させます。 駅長室は独立、最終的に全部で11灯になりました。

長いサイズのユニバーサル基板在庫が切れており、使用頻度が低く送料が勿体ないので、標準サイズを加工した2枚接続で使う事にしました。 基板とLED設置位置確認する為、屋根に合わせて見ました、浅い屋根なので屋根裏余裕はごくわずかです。

割りピン状電極を付けてLEDを所定位置に半田付けしました。 狭い駅長室と宿直休憩室基準で1mA仕様とし、駅務室3灯、待合室2灯になっています。 別回路別仕様も可能ですが、¥30のLEDなので複数灯による照明の均質さを優先しました。

パターン面に回路構成します、配線を兼ねた3本の0.8mm真鍮線で両基板は1枚化しています。 待合室・駅務室・宿直休憩室は3本直列+3kΩで1mA、駅長室は10kΩで0.9mA、子基板実装で宙に浮いている入口用は820Ωで11mA、差し掛けは3本直列+10kΩで0.3mAです。 照明系と常時点灯系電源を駅務室奥壁のすき間から供給します。

当初基板に電極を立て横向き実装を予定していた入口照明用LEDは子基板にしました。 別体でないと万一の場合に補修が非常に困難になるからです。 このサイズなら照明基板と屋根のすき間に収容可能なはずですが、3次元的な確認はできていません。

常時点灯系の点灯試験を行い、クリアオレンジで色差ししました。 左端宿直休憩室と右端2灯待合室は白熱電球、中央3灯駅務室だけ機能優先で蛍光灯としました。 中山平駅とは逆になりますが、倉元駅待合室に蛍光灯は似合わないと考えたからです。

色差しは点灯状態で行います、クリアオレンジを含ませた面相筆とティッシュを用意し、塗り過ぎたら拭き取り、狙い値になったら1時間ほど点灯放置、LEDの自己発熱で焼き付け塗装になり、丈夫な皮膜が形成されます。


早く組み込んで昼景/夜景の見え方や、入口灯LEDの屋根干渉や駅名板の見え方など確認したい事が山ほどあるのですが、まだ解決すべき課題があり作業が続きます。


《4/11ゴルフコンペ降雪中止》
前回投稿にポカポカ陽気と書いた途端冬に逆戻り、幹事を務める今年第一回の地区コンペは、蓼科ゴルフ場降雪により中止になりました。 早朝から電話連絡で大童でした。

朝方の冷たい雨はみぞれに変わり、庭はシャーベットの絨毯になりました。 葉を出したチューリップも凍えています。 予定キャンセルの空いた時間で、ストーブを点けた自室で工作に励んでいます。


ではまた。