Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

鉄道模型界の後進性に想う

JAM納期が迫り準備に追われブログネタに事欠く始末です。 先日臨時休業し普段の顔を紹介したらJAMプロジェクト『た625』さんから『私なら1-2行で済ますのに休業でも長文』と笑われました。 今日も実質休業ですが、日頃感じてる事を書いてみます。


1970-80年代製品品質に起因する事故は現在より多発してましたが、報道される事は滅多にありませんでした。 メーカーが菓子折持参で被害者宅を訪問、お金と代替品で示談してたからです。 不祥事を隠す=会社を守る愛社精神は美徳の文化が定着してました。

【深まる秋の夕】
1995年にPL(製造物責任)法が施行され、2000年に起きた「雪印集団食中毒事件」と「三菱自動車リコール隠し事件」を契機に消費者が企業を見る目が一変しました。 品質ニッポンの一流企業が出鱈目やって消費者を騙していた事が明るみに出たからです。


隠蔽に対する社会の目は厳しくなり、現在の経営者は業績目標達成/収益確保と共に不祥事による企業価値毀損防止が非常に重要な仕事になってます。 頻繁に報道される不祥事記者会見は、日本の品質がダメになったのではなく隠れてた物が顕れたに過ぎません。 内部告発者保護の法整備がされ、後手に回っては世間から袋叩きにされるからです。


《好例》Panasonicは最悪発火事故の可能性がある30年前の石油ファンヒーターを莫大な広告費を使って探しました、製品回収と共に世間から免罪符を得るのが目的です。

【夜汽車】
さて我らが鉄道模型界はどうでしょうか?、たかが趣味のニッチ市場に当局の規制は及びません。 誇大広告しても景品表示法に基づき公取委が目を光らせる事はなく、製品評価技術基盤機構niteが評価しユーザー利益を損なう問題点を指摘する事もありません。


それを良い事に構造欠陥と通電信頼性に欠けるポイントや、延長コード延ばしたらまともに切替できない欠陥制御機器が平然と販売されてます。 正常動作する様に設計され品質管理されてると信じてお金を払うユーザー利益は誰が守るのでしょうか?。 失礼ながらこの実情とそれを許してるユーザーが鉄道模型界の後進性を表していると感じます。

【晩秋の峠越え】
メーカーに物申す消費者団体はなく、オピニオンリーダーを果すべき雑誌は商売の得にならぬと本当の事を書きません。 ユーザーが工作/電気/塗装の基本を身に付け(必須条件だった)、玉石混交の数多くのメーカーから各自の鑑識眼で製品選択してた半世紀前よりむしろ退歩してる様に思えます。


TOMIXは、『電気が解らなくても遊べる様にしてやったのだから言う通りにしろ!』と奢り、ユーザーは『通電不良と切替不良はレイアウト永遠の課題』と思い込まされ騙されてます。 貴方達は被害者なんですよ!いつまでこんな事を許して置くんですか?


関連記事:
TOMIXポイントはレイアウトに使えない!
TOMIXの電気設計は出鱈目です!
TOMIX電気設計の検証 その1
TOMIX電気設計の検証 その2
TOMIX電気設計の検証 その3
TOMIXに告ぐ!


ではまた。

電源組立②ケース加工と部品取付 その2

前回の続きです。


1-4.操作パネル部品取付cont.
ポチッしても間に合わない6Pトグルスイッチ中点付きを捻出しなければなりません。

目を付けたのがTOMIX N-1001-CLのPWM周波数切替スイッチです。 低周波/ノーマル/低周波2重変調の3切替から低周波をなくして2切替に変更し中点付きを浮かせました。 すでに秋月調達4回、高機能回路不足部品もあり5回目確実です(汗)

ディレクションスイッチとパイロットランプに配線を半田付けして取り付け。

ようやく上ケース部品取付が終りました。

裏返すと配線だらけ、市販品が基板実装タイプ部品使って上ケースに基板固定してる理由が解ります。 配線が短く上下ケース分離が容易で生産効率が高いからです。


1-5.下ケースの加工
上下ケース背面上部に3.8mm径排気口11個設けました、そこから機内で温められた空気が逃げます。 下ケース底に吸気口を設け空気流路を作ります。 

主な発熱源は出力回路パワートランジスタですが位置未定なので、3.2mm径吸気口15個を等分に空けました。

外部から見える部分を機関庫屋根に使ったジャーマングレーで塗装しました。

ケガキ線が透けてますが裏面なのでOKにします。 一方排気口から下ケース白色が見えると興覚めなので黒色サーフェーサーで部分塗装しました。

艶消し黒と光沢のあるシルバーっぽいグレー中々高級感のあるツートンになりました。 DC入力ジャックと補助電源出力端子用穴を空けます。

補助電源出力にはクラシカルなターミナルを使います、汎用性を考えた選択ですがデカイし決して安くないので、それそれお好みのコネクターをお使いください。

デカイです、雰囲気ブチ壊しまで行ってないのでヨシとします(汗) ターミナルとDC入力ジャック脇のスペースは左右CH制御部との配線を通す予定です。

最後にDC入力ジャックをを付けてケース加工と部品取付の完了です。


ではまた。

電源組立①ケース加工と部品取付 その1

今回から通常方式速度制御電源の組立開始です。


1.ケース加工と部品取付
1-1.ケース選定
電源組立はケース選びから始まります。 《手頃なサイズ》《肉薄でそこそこの強度》を条件に百均大手D三店探しましたが使える物がありません。 ダメ元で最後に寄った売場面積が狭いSに良い物がありました。 百均もそれぞれ品揃えに特徴がある様です。

その名もStorage Case、ドカベン弁当箱の様な仕切りのない収納ケースです。

①KATOスタンダードSXを少し長く深くしたサイズです。
②フタを空ける為の切り込み部が入出力端子配置スペースに使え好都合です。
③回路実装使用予定のブレッドボードタイプユニバーサル基板が3枚収まります。
④具合良く4隅に足があり吸気路確保用ゴム足を付ける必要ありません。


1-2.操作面レイアウト
操作し易さを考えて天面操作部配置を決めます。

上横一列左からパワーSW、パイロットランプ、PWM周波数切替SWです。 超スロー走行を可能にする『高機能』低周波PWM用SWは通常方式速度制御電源には不要です。 中央左右にディレクションSWと速度調整VR、その右上が常点灯調整VRです。

ディレクションSWにはパワーSWと同じシリーズのON/OFF/ONの6Pを使います。 市販品は上下切替が一般的ですが筆者は列車進行方向に同期させ左右切替を採用します。

天面に貼る操作パネル版下です、ツマミサイズで位置修正しました。 名称はハイパーGにしました、Hyperは超越した意の接頭語、Gはゴージャスの略です。 「豪華な」の意に捉えられていますが、コミュニケーションやディスカッションの正しい訳語がないのと同じで、原語のゴージャスは「素敵な」「素晴らしい」に近いニュアンスの言葉です。


1-3.上ケース加工
操作面レイアウトが決まったので上ケースを加工します。

①天面から10mm、端面から15mmの位置に2.5mm穴を空けます、反対側もです。
②背面は両端面から15mmを基準に等分し、2.5mm穴11個を空けます。
③下ケースを組合せ全ての穴を貫通させます、変形防止で2回に分けました。
④背面穴をピンバイスで咥えられる最大径3.8mmに広げて仕上げ排気口完成です。

鉄道模型用電源は廉価品は青、高級品は黒かシルバーという不文律があるようなので、上ケースを黒色サーフェーサーで塗装しました。

操作パネルを写真用紙にプリントしトップコートを吹きました。

操作パネルを切り出して上ケース一段高い面に接着しました。


1-4.操作パネル部品取付
操作パネル部品取付は速度調整と常点灯調整ボリュームから行います。

①時計回りで出力電圧向上する様に抵抗値確認し長目の配線を半田付けします。
②ドリルで下穴を空け、リーマーでボリューム軸が通るサイズまで広げます。
③ボリューム本体回転防止ツメが邪魔なのでニッパーでカットしました。
④ワッシャ掛けてスパナで6角ナットを締め固定、念の為回転方向と抵抗値確認です。 常点灯用50kΩボリューム計測値は50.6kΩ+1.2%と高精度でした。

ツマミを位置合わせして固定すると電源らしくなってきました。

下穴開けてリーマーで広げ、トグルスイッチ3個取付に掛かります。

と思ったら在庫あるハズと発注しなかった6Pトグルスイッチ中点付きがない、あるのは中点なしばかり。 ¥100部品に送料¥500も馬鹿らしいので少し先送りします。 右側電源スイッチは2CH分電流流れるので芯数多いビニール被覆線にしました。

ちなみにこんな工具で電源ケース加工してます、今回はここまでにします。


ではまた。