Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

2016年6月のブログ記事

  • 生野南中学校の製作ー2 体育館完成

    筆者が通った小学校では昭和36年に体育館が完成し、最初の体育館卒業式開催世代になりました、ジオコレ体育館と同じカマボコ屋根でした。 生野南中学校でも昭和30年代後半に式典や文化祭にも使える講堂兼用体育館が建設された想定です。 体育館は校門正面、校舎奥にL字型に配置しています、側面に2ヶ所ある出入口... 続きをみる

  • 広かった昭和30年代の日本

    ネタ不足で始めた鉄の履歴書シリーズですが、振り返ると色々書きたい事、思い出す事があり、良い整理になりそうです。 昭和37年、中学入学時点まで進みましたが、今回は当時と現在の、時間的感覚的な日本の広さの違いについて書いてみたいと思います。 空路・鉄道・車を使い、家族旅行・帰省・学校行事などで、自宅か... 続きをみる

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  • 鉄の履歴書-7 16番レイアウトを夢見る

    小学4年の都内見学で行った万世橋交通博物館で、大型レイアウトを始めて見ました。 感激しましたが、伯父の鉄道模型と同じで特別な人の特別な物、自分と結び付け考える事はできませんでした。 その後、友達から鉄道模型販売店の話を聞き、自転車で武蔵小山商店街まで何度も見に行きました。 16番の模型は小さく精巧... 続きをみる

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  • 鉄の履歴書-6 愛読書は時刻表

    父が旅行幹事を良く務めていたからでしょうか、家に時刻表がありました。 手に取って眺め始めたのは小学4年、昭和34年頃の事です、すぐに夢中になり、日本中を空想旅する様になりました。 年1-2冊、ダイヤ改正毎に購入していた様で、役目を終えた時刻表を貰うのが楽しみでした。 次々と新しい特急、急行が登場し... 続きをみる

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  • 生野南中学校の製作-1 校舎完成

    半年以上の工事中断後、中学校校舎と体育館を一気に完成させました。 ブログで紹介する事になるとは夢にも思わず、製作過程写真を残さなかったのが悔やまれます。 教室内暗さについては昼間照明で解決する事にしました、一方夜間全教室点灯は不自然なので、学校内照明を3種6系統、各系統3灯直列で合計18灯の照明設... 続きをみる

  • 鉄の履歴書-5 ささやかな乗り鉄

    青ガエルこと初代5000系デビューは4歳の時、急行運転も開始しましたが、最寄駅は通過なので乗る機会に恵まれませんでした。 昭和33年頃、相武台前へ引っ越した伯母の家へ行った際に初めて小田急に乗りました、ほぼ年1回訪問しました。 渋谷から井の頭線、下北沢ー相模大野間の急行乗車です。 当時は箱根湯本行... 続きをみる

  • 鉄の履歴書-4 鉄道模型との出会い

    小学校入学前、昭和29-30年頃です、年上の従兄弟に良い物を見せると誘われ、父方伯父の家に遊びに行きました。 そこで見たのはOゲージの鉄道模型、車内まで精巧に再現した客車にただ見惚れるばかりでした。 線路を敷き準備する時間が長く感じられました、機関車の記憶はありません、伯父は当時の模型界で名を知ら... 続きをみる

  • 生野南中学校のシナリオと部品製作

    今回は風景製作です。 南西コーナーは峠を下った生野駅から、穀倉地帯を中山平へ向かう経路です。 ループ線(北西)、立体交差(北東)、180度カーブ(南東)など山で隠す必要がなく、むしろ大きなカーブを進む列車を見せたい場所です。 本線1本通るだけのコーナーなので、後で考えれば良いと、設計図白紙のままで... 続きをみる

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  • 鉄の履歴書ー3 国鉄との馴れ初め

    両親が省線と呼んでいた国鉄(昭和24年6月発足)に始めて乗った記憶は昭和28-29年、高円寺の伯母宅へ連れられて行った時か、逗子へ海水浴に行った時だと思います。 もっとも私鉄と国鉄の違いも解らず、長くつながった電車のイメージしか残っていません。 山手線(「やまて」です)中央線は101系登場前で72... 続きをみる

  • ご愛読に感謝します3万アクセス到達

    一昨夜ブログ開設から3万アクセスに到達しました、皆様のご愛読に感謝いたします。 予想外の展開に、当初方針はどこへやら、更新しなくてはとプレッシャーを感じつつここまで来ました。 心地良い緊張感は次第にストレスへと変質し、先日の『ブログを始めたのはいいけれど・・・』の心境になりました。 頂戴したコメン... 続きをみる

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  • 鉄の履歴書-2 鉄道旅にワクワク

    小学校入学前、昭和29-30年の話です。 月一度あるかないかの「渋谷へお出かけ」は、電車に乗れる貴重な機会でした、わずか6-7分の乗車ですが唸りを上げるモーター音や、渋谷駅ポイントを通過する際の揺れや車輪の不規則音にワクワクしました。 お昼は東横百貨店7階食堂で、日の丸の旗が立ったお子様ランチがお... 続きをみる

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  • 鉄の履歴書-1 記憶にない失踪事件

    ブログネタに窮してきたのが本当のところですが、昭和25年2月生まれの筆者が鉄道に惹かれた遠い昔の思い出をシリーズで紹介します。 昭和20年代末から40年代前半までの話です、同世代の方には懐かしい話もあるでしょうし、若い世代の方には物珍しい話があるかもしれません。 埋め草的記事で恐縮ですが、ご興味が... 続きをみる

  • もう一つの御柱祭 木造り

    5/20付け記事で紹介した各部落の御柱祭、「小宮祭」の木造りが6/5に行われました。 御用材です、木造りに備えて神社用4本、道祖神用4本を調達し安置してありました。 真っ直ぐなカラ松材で、一の御柱用は直径40cm強、長さ10m以上あります。 午前9時、神社に参拝し祭りの安全祈願をしてから作業開始、... 続きをみる

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  • 生野街歩き-9 県営住宅

    建設中住宅の隣は県営住宅です、ジオコレ集合住宅(木造長屋)を使っています。 戦後の住宅需要で、昭和20年代に建設された木造平屋公営住宅は、昭和40年代にはありふれた存在でした。 筆者が諏訪に転居した昭和50年代末に、当地にもまだ残っていましたが、平成に入る頃には取り壊され、再開発されたり建て替えら... 続きをみる

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  • ブログを始めたのはいいけれど・・・

    初ブログ開設から5ヶ月半弱で100回目の投稿になりました、アクセス数は2万7千を超えました、皆様のご愛読に感謝いたします。 筆者の風景重視コンセプトを予想以上に評価いただけた事は大きな収獲でした、コメントを頂戴した皆様ありがとうございました。 独自の工夫や夕景なども楽しんでいただいている様子が、ア... 続きをみる

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  • 生野街歩き-8 線路沿いの住宅街

    生野街歩き続編です。 御柱が建つ小さな社から南側は、街外れでも駅に近い好立地条件なので、折からの経済成長により、最近住宅が建ち並ぶ様になった想定です。 住宅街建設前の状態です、自宅近くから見た霧ヶ峰から車山を背景に使いました。 背景下部2ヶ所の小角孔は照明給電配線用です。 右側雑木林前が小さな社建... 続きをみる

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  • 道南ぶらり旅-4 噴火湾沿いを南下函館へ

    函館から松前・江差・瀬棚へ至る海岸線は、比較的平坦な地形図から想像できませんが、砂浜が少なく、磯から沖合へ点々と岩が突き出した、荒々しい表情の風景が続きます。 畳岩や千畳敷と呼ばれそうな平坦な磯も多く、岩のりを採取する姿を見かけました。 奇岩が多く様々に命名されています、これはその中の一つ「親子熊... 続きをみる

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  • 道南ぶらり旅-3 廃線遺構と江差の街

    渋滞がなく平均速度も高い北海道ですが、函館からの日帰り旅には限度があるので、3泊目は瀬棚町に宿を取り、江差訪問と渡島半島西海岸を北上をすることにしました。 江差南端に旧江差線橋梁が残っていました、廃止後2年なので不思議ではありません。 4連40mほどのデッキガーダー橋で、待てば単行キハ40がやって... 続きをみる

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