Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

道南ぶらり旅-1 定年後の特権?

5/24-28、4泊5日で函館を拠点に道南を夫婦で旅してきました。 今月末期限切れのANAスカイコイン用途を考えていた時にタイムセールのメール着信、再訪したかった函館へ、御柱祭の骨休みを兼ねて、事前計画のなかったぶらり旅に出かけてきました。

この航空券、往復普通運賃6.4万円、ディスカウント約4万円、株主優待3.8万円です。 航空会社は1ヶ月前予約状況で搭乗率をほぼ正確に予測できます。 空席より収益向上、でも他へ影響するので販売価格は伏せたい。 そこで、空室確実のホテルと組み合わせ、タイムセールを行います、羽田発福岡2日¥19,800、札幌・沖縄3日¥29,800などです。

羽田は遠く時間は十分ある、函館4泊の条件で検索し一番安い5/24出発を選びました。 羽田13:05発、16:35着、現地滞在時間が長くアクセスに都合良い、ホテル(食事なし)は函館山の麓、赤レンガ倉庫に近い十字街、〆てお値段何と¥37,500。 株主優待より安くホテル4泊おまけ付き、スカイコインと株主優待券売却で超激安旅になりました。 こんな選択ができるのは、時間が自由になる定年後の特権かもしれません。

5/24到着後シャトルバスで市内へ移動しチェックイン、市電終点谷地頭から立待岬を経由してロープウェイ山麓駅まで1時間ほど散策してから、18時過ぎ函館山へ登りました。

初訪問の9年前も夜景を見ましたが、夕暮れから刻々と変化する様が本当の楽しみ方と後で教えられ、今回はそれを見に行ったのです。 あいにくの曇り空で霞がかかり、夕焼けに浮かぶ光景は見られませんでしたが、日没時間18:55はこんな状態でした。

その30分後、かなり暗くなり光が浮き上がってきましたがとにかく風が強くて寒い。

それに、ここは香港島かと思えるほど中国人観光客の大軍団、真っ暗になるのを待たずに山を下りました。 新幹線開通企画ツアーかもしれませんが、ロープウェイアナウンスが日本語・中国語・韓国語・英語の順でしたので、普段から多い様です。 宿泊ホテルにも他日訪問した元町教会群やベイエリアにも傍若無人な中国語が飛び交っていました。


ではまた、続きます。

生野街歩き-7 難関突破の風景製作

製作時期は大きく異なりますが、風景としては前回の続編です。 工事中断理由は、生野町張出しスペース端に位置する狭隘部風景製作アイディアが浮かばなかったからです。


生野駅1番線ホームと背景間距離は88mmで、道路を通すとほとんど余裕がありません。

張出し部と南側背景を、自然な形で接続する課題も同時クリアする必要がありました。 先を急いでもロクな事にならないと、アイディアが熟成するまで時間を取りました。

狭隘部道路印刷データです。 初期製作の北町通りは板紙マスキングに筆塗りでしたが、横断歩道など手に負えず生野駅前以降印刷に切り替えました、少し青味の入ったグレーを使っています。 横断歩道が出荷蔵角街灯の場所、その先で右へカーブしながら道幅を狭くし狭隘部を通過させる算段です。 路側帯間道路幅は、6mの表通り規格から4.5mセンターラインなしの裏通り規格へ、少し減速してすれ違い可能な道幅になっています。

道路が通過できても背景接続は別問題です。 左右背景間を雑木林画像でつなぎ、手前に樹木を配置して背景と一体化させる方法にしました。 ここで困ったのが樹木スペース、必要は発明の母の言葉通りで「広葉樹もどき」発祥の地です。 右側緑色広葉樹もどきで背景境界を隠し、コーナー部に針葉樹、左側に明緑色広葉樹もどきを植樹しています。

コーナー部から道路は背景と離れますが狭小スペースです。 雑木林連続は芸がないので小さな社を建てました。 鳥居は鎮守様余剰部品の小型化、自作祠の奥は背景画のまま、左に2本植樹しました。 御柱はKATO部品ランナー2種、実物に準じ太さ高さを変え先端の冠落しも再現しました。 北国の街生野に”御柱”の伝統があるとは考えにくいですが、露太本線所在地の文化をレイアウトに取り込む遊び心があっても良いと思っています。

駅前から左へ30度、道幅を狭めてながら右へ15度、歩行者通路は横断歩道で反対側へ、その先は生野駅構内柵に沿って進みます。 また、横断歩道から手前へ緩い傾斜で下っています。 微妙な曲がりと傾斜、小さな社が風景を引き締めるワンポイントになり、難関を突破して、何とか自然に見える風景製作ができたと感じています。

街灯が歩行者通路側にポツンポツンと並んでいます。 生野駅は敷設時の反対運動で生野町南東の隅にある設定です。 駅前や町役場付近、北町はそれなりに賑わっていますが、駅南側は街外れの外れで道幅も狭く商店もありません。 大きな駅を出るとすぐに街並みが切れ田園風景に変わる車窓からの眺めは、当時良く見たものです。

空撮です、ホーム・道路・背景の関係と共に、広葉樹もどきの薄さが解ります、通常樹木と混植すると、レイアウト鑑賞視点から全くと言って良いほど解りません。 道路面に舗装補修跡を追加しましたが、ウェザリングだか汚しているだけなのか判然としなくなり、数ヶ所で止めました。 横断歩道と駅敷地の三角地は草が生えた空地になっています。 ここにコンデジ縦置きが可能で、生野駅進入列車撮影ポイントとして使っています。


ではまた。

生野街歩き-6 駅前から南へ

生野街歩きシリーズ続編を再開します。 未公開の生野駅前から南側の風景です。

【生野街歩き-1 生野駅前より転載】

北町通りは生野駅ロータリー出口・駅前大通りの交差点を通過し、南へ伸びています。 劇場隣の映画館までは紹介済みで、その先が今回シリーズのテーマです。

北側からの駅前交差点俯瞰です、駅前交番と劇場間に伸びる道路は、映画館先で左へカーブしています。 交番側にはガードレールが設置された歩道があります。 左側の構造鉄骨を目立たなくする為、生野駅ホームとの間に造り酒屋倉庫と樹木を配置しました。 

同エリア空撮です、映画館先で左にカーブした道路は両側石積壁に挟まれて進みます。 左は造り酒屋倉庫敷地で右下に屋根が見えます、道路に正対して両開き門があり、右は出荷蔵です。 北町生野トンネル近くに店蔵・賄い処を構える造り酒屋の駅前拠点です。

筆者は現在スマホ歴3ヶ月、た625さんの記事に触発され、劇場と映画館の間に伸びる路地を撮影してみました、コンデジには絶対できない芸当です。 路地は建物間で駅前大通りに、奥は映画館裏の土管がある空地に通じています。 画質は落ちるが使えない事もないと思ったら、何と物干し台足の浮きが発覚、工作ミス発見能力は充分に高い様です。

低い目線で南から駅前方向を眺めたアングルです。 駅前から南側の工事を一旦中断した時点の状態です。 その後、奥に天井裏空間が見えている「生野公園」「裏町通り」エリアの製作へ移行しました。 出荷蔵の位置と角度を、劇場からの街並み・倉庫との関係・道路との関係の三条件で決める事で、ありそうな昭和の風景になったと感じています。

夜景です、映画館前の歩道と出荷蔵手前側に街灯を設置しました。 北町商店街より間隔を広くして、「照らし切れない暗がり」を作っています。 出荷蔵事務所には小さな灯りがありますが、倉庫は真っ暗で夜は淋しい雰囲気の通りになっています。


ではまた。