Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

諏訪大社御柱祭フィナーレ「建て御柱」残念な事故

山出し祭から一ヶ月、5月5日、上社御柱祭フィナーレ本宮一「建て御柱」で落下事故があり、深夜近く死亡の報が流れました、亡くなれた方のご冥福をお祈りします、合掌。 事故は全国ニュースで伝えられましたが、「建て御柱」とはどんなものなのか?、筆者が参加した5月4日、前宮四「建て御柱」の様子を紹介します。

前宮の御柱は、里曳き祭初日5月3日に所定の位置まで曳行されました。 前宮四は本殿裏の傾斜地が建て位置になり、氏子達は雛壇状の桟敷や山の斜面から見守ります。 画面左中央に、午前中の神事「冠落し」で先端を鋭角に削ぎ落された御柱が見えています。 この写真は昼休み後、「建て御柱」に必要なの綱の準備をしているところです。

大総代が御柱上で挨拶した後、木遣りと喇叭が鳴り響き、氏子達が『ヨイサ、ヨイサ』の掛け声で気持を一つにまとめます。 御柱から右側支柱を介し右奥紅白十字型巻き取り機にワイヤーを懸けてあります。 8人の若者が巻き取り機を回し、何本もの綱に支えられながら、御柱はゆっくりと立ち上がります。 以降ほぼ10分毎の写真を掲載します。 

ワイヤーが巻かれ、御柱先端が3m強まで持ち上がりました。 御柱には15人以上の氏子が安全ベルト装着で乗っています、「建て御柱」行事終了まで2時間以上乗り続けです。

ワイヤーは一定の速度で巻き取られ、30度近くまで立ち上がりました。 御柱が左右にぶれない様、四方の綱を張って支持しています。 本宮一の落下事故は「建て御柱」終了後に、この綱を外す作業中に発生したようです。

更に10分後、乗り手の氏子達は角度変化に合わせ、足場や手懸りで体勢を維持します。

先端の地上高は10m近くなりました。 前宮4本の「建て御柱」が同時進行なので、木遣り、喇叭、掛け声が幾重にも重なり響き渡り、祭のクライマックスを迎えます。

もう少しで垂直になります。 建て角度が決まると神事があり、御柱根元を固める作業が行われます。 全長の1/6が地中、5/6が地上に出るよう建てられます。 懸垂幕、宝投げなどセレモニーが続き、午後5時、7年(目)に一度のお祭りが終了しました。


ではまた。 

重連貨物 鉄橋をゆく

『生野駅貨物待避線』でD51ツーショット撮影をしたので、久し振りに重連貨物列車を運転しました。 峠越えに挑む峡谷鉄橋付近のシーンを紹介します。

ループ線を登り鉄橋に差しかかる情景です。 保線小屋が列車を隠さず、峡谷奥背景の山を見せるには、小高い丘の上から見下ろすこのアングルしかありませんでした。 静止画なので音は望むべきもありませんが、せめて煙を吐いてくれたら良いのにと思います。

夕景になると照り返しと影、光の強弱により、地形・建物・車両の凹凸が強調されたり、逆に闇に沈んでディテールが曖昧になったりします。 このエリアは風景製作に熱中し、完成時の撮影アングルや撮影ポイントへの配慮が欠けていたと反省しています。

鉄橋を渡り切る前の一瞬を、線路と同じ高さから狙ってみました。 背景の山に替わり、峡谷内部を見通せるようになりますが、重連蒸機を主役にするのは難しいようです。

夕景は鉄橋自体が反射で表情を変えます、蒸機の存在感も高まるようです。 鉄橋反対側からは撮影不能なので、どの様に重連貨物列車を見せるかは難しいテーマです。

鉄橋手前のループ線で重連蒸機をクローズアップしてみました。 迫力は出ますが昼間のの蒸機は「黒い塊」になり易く、照明を工夫してもこの程度が限界です。 もっとも、記憶の中でも蒸機は「黒ずんだ塊」であり、音・煙・匂い・振動がセットになって「らしさ」が出てくるのだと思います。

照明の工夫ついでに夕景も撮影しました。 ディテールが浮かび上がります。

もう一つ、赤味を帯びない照明を、更に低い位置から照射するとこんな映像になります。

日の出直前の朝の風景に見えないでしょうか?


ではまた。

生野駅夕景と動画「急行列車」

生野駅の夕景スナップと夕景動画『急行列車』を紹介します。

前回『貨物待避線』に掲載したD51ツーショットの夕景版です。

夜景が絵になりにくい貨物列車ですが、夕景なら鑑賞に耐えるのではないでしょうか。

当時は客車列車同士の交換も毎日繰り返される風景でした。 3番線は荷物上屋付近なので、スハニ32を置いてみました。 KATOから発売されたC12予約注文の際、混合列車に必要と入手しました。 カプラー交換、室内灯組み込み(色差し)、軽いウェザリングを済ませてあります。 もちろんオハ35系との混成にもピッタリです。

上り急行到着の図です。 この時間帯のホームに人影がないと淋しいですが、まだ方針が固まっていません。 動画撮影重視なので、動かない人の不自然さ回避に加え、Nスケールフィギュアの品質に満足できず、配置すると質感を損なう様に感じているからです。 現在配置したフィギュアは数体、建物内など動きがない姿かつ目立たない場所のみです。

陽が傾いて構内灯や通信電柱を照らしています、機関区施設の影も長く伸びています。 4番線に生野始発守屋行区間列車が停車中です、通勤通学客用の土日運休ダイヤです。 1番線に下り急行が到着して、間もなく発車時間です。

Nゲージレイアウト国鉄露太本線09「急行列車」

生野駅を舞台にした夕景動画「急行列車」をアップしましたのでご覧ください。 車内放送・構内放送などは筆者の声を録音編集して製作しています。 効果音製作に力を入れており、音楽編集ソフトWavePadと多重録音ソフトMixPadを使っています。 なお、急行「ろふと号」はヘッドマーク装着前、ラストシーン生野駅南側は着工前の状態です。


ではまた。