Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

晩秋の田園夕景

5回シリーズでお届けした田園風景を舞台にした、新撮夕景を紹介します。

そろそろ野良仕事が終りの頃合いです。

婆ちゃんと母ちゃんはお勝手に立ち、間もなく帰る男達の為に玄関に灯りがつきました。

尾根向こうのお寺は夜の闇に包まれていきます。

小川を渡り急斜面の下を進む急行列車、赤とんぼが舞っていそうです。

レールの影が長く伸び、夕陽は間もなく山の端に沈みます。

東の空が暗くなり、ワダチの影も濃くなります。 この写真8時半から9時方向にレイアウト基台の台枠が写っていますが、目立たないのではないでしょうか。 試行錯誤して、ダークグーン塗装すると違和感が最小になることが解りました。

暮れ残りの築堤大カーブを、残照を浴びて列車が去っていきます。


動画をアップしました。

Nゲージレイアウト国鉄露太本線07「晩秋の田園夕景」

お寺の鐘の音、川のせせらぎ、用水路流水音、鉄橋通過音など効果音入りです。


ではまた。

諏訪大社御柱祭 めど練習

7年目に一度の御柱祭が近づいてきました。 めど練習の様子を紹介します。

諏訪大社上社御柱祭のハイライト、木落しの様子です。 「めど」とは曳行する御柱前後に取り付けられたV字型の角です。 氏子若者(めど衆)が片側8-10人乗って、御幣(おんべ)を振りながら調子を取り、それに合わせて2本の引き綱を氏子達が曳きます。
不安定な足掛け2ヶ所、手掛け1ヶ所でバランスを取り、胸を張って御幣を振るのは簡単ではありません。 更にめど先端に取り付けた数本の命綱を交互に引き、左右に傾ける(練る)ので、初めて参加する若者は練習しないと危険ですし、美しく乗れません。

部落共有地に安置してある練習用めどです、昨年末に造り、練習に使っています。

厳寒の中、ほぼ毎日曜日に練習しています、2月21日(日)練習開始時の様子です。

カバーを外すと、練習用めどが姿を現します。 5人乗りでサイズは小型ですが、足掛け、手掛け、命綱、すべて本番と同じ形で作ってあります。

練習開始に際し、挨拶と注意事項の伝達があります。 練習用めどでも高さは3m、落ちれば無事では済みません。(御柱祭で死人が出ることは珍しくありません)

命綱を張ってめどを安定させ、足掛けを登って両側2人づつ乗りました。 片手に御幣を持ち、体の安定を確認して準備中の状態です。 めど長から足掛けの位置、姿勢など指示が飛びます、練習でも緊張感があります。

「よいてーこしょ」「よいてーこしょ」の掛け声と共に練ります。 乗る方も引く方も体力が必要で、2-3分ほどで交替、乗り手、乗る位置を変え、冬空の下で練習が続きます。


ではまた。


植樹と風景改修-3

最高気温が7-8度の温かい日を選んで作業しています。

いよいよスイッチバック信号所両渡り線裏の風景改修作業です。

植樹に先立ち、樹高35-40mmの小型標準木を、更に5本追加生産しました。

植樹位置の検討です、まず7溝小、緑色を野立看板視界を遮らない左側、土手下段に仮止めし様子を見ます、植樹時は幹が約15mm短くなるので、良さそうな位置と高さです。 

次に7溝小、明緑色を3本針葉樹の左側、土手上段に仮置きしてみます、樹高はイメージ通り、背景画の継ぎ目隠しを兼ねているので、この位置で決定です。

改修した針葉樹をその少し左側、土手中段に配置すると色・バランス共に良さそうです。

ここで仮置き樹木3本を取り外し、下草製作を先に行います。 これまでの風景紹介でお気付きと思いますが、築堤・土手等にレイアウトマットを多用しています。 ループ線と峡谷は、プラスタークロス⇒下地処理⇒地面⇒草⇒植樹の一般工法ですが、他はプラスタークロス又は骨組・新聞紙・粘着テープ⇒レイアウトマット⇒土・草⇒植樹の工法です。

手間をかけて隠すより、草状マットの上に土を載せる逆の発想で省力化を図っています。

右側の3本針葉樹足元です。(ピンボケでスミマセン) 線路脇には下草・野花・茂みがありますが、土手斜面はほぼレイアウトマットのままです。 植樹効果を上げる為にも、通常は草刈りされないこの様な場所に、草を生い茂げらせて足元を引き締めます。

両渡り線ポイントスイッチ部を、マスキングテープでカバーしてから作業開始です。

傾斜地レイアウトマット上は、素材配置⇒ボンド水溶液の通常工法が使えません。 ボンド容器を押し、先端を打ちつけて薄く塗布します、面積の7-8割が白くなればOKです。 最初に木の根元にコーヒー滓をサラッと撒きます、土の表現です。 次にKATOコースターフ枯草色・明緑色を、ボンド水溶液でもんじゃ焼き具材状態にし、ピンセットで摘まんで草を生やす場所に置き、指先でそっと押し広げます。 写真右から4ヶ所交互に置きました。 一番左側はフォーリッジ緑色の滓をそのまま撒いて、軽く押さえてあります。

3回に別けて施工完了、野立看板付近や土手下部などに草を生やします。

植樹で隠れる土手上部は様子を見てから行う事にし、乾燥させます。

完全乾燥後にクリーナーで余分な土と草を吸い取った状態です、適度にモジャモジャした形状になります。 明緑色コースターフは乾燥して風景に溶け込みましたが、枯草色は明るく浮いてしまいますので、風景に馴染ませて枯草らしくする後加工を行います。

枯草色コースターフにフラットアース水溶液を浸み込ませ、その後フラットアースを筆先で部分塗りし乾燥させます、色調トーンが下がり、風景に馴染んでくれます。 左側フォーリッジ滓を撒いた部分は、ご覧の様に背丈の低い草がまばらに生えた状態になります。

枯草加工の後、配置検討した大型樹木3本を植樹した状態です、左側7溝小は仮配置より15mm低い位置まで植え込んであります。 植樹時に根元にコーヒー滓・フォーリッジ滓を撒いてお化粧しています。 今回はここまでとし、野立看板奥は別途紹介します。


ではまた。