Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

ポイント切替電気講座⑩Peco その2

知らないと言う事は恐ろしい(汗)、ポイントマシンPL-10使用法について『がおう☆さん』から教えていただきました、カタログ掲載取付用部品が必要だと思ってました。

PL-10単品で裏側からマウントできました、この正規使用条件で実験やり直しです。

トングレールスライダー両側にポイントマシンピン用穴が設置されているので、180度逆方向にも取付可能です。 前所有者『親爺ぃさん』が足2本カットしてますが、裏面取付には4本で十分、枕木天面までの足2本は邪魔です、平面取付用かもしれません。

前回実験で11.5V/2.4A付近に閾値がある事が解りました。 KATOハイパーD用アダプタ13.5V/2.81Aで再確認は芸がないので、もう少し低い電圧、先日改修しKATO両渡り線を13.4V/2.63Aで切り替えたポイントスイッチから電源を取りました。

結果は12.6V/2.63A、保持する手に振動が伝わるほどパチパチ切り替わりました。

昨日絶縁テープを外し実験終了後に絶縁処理した12V/5A電源とポリスイッチ絶縁テープを外しました、青矢印平網線からマイナス、ポリスイッチからプラスを給電します。

昨日とは様子が違います、11.2V⇒10.9Vに落ち、通電音が聞こえるだけで全く切り替わりません。 さあ困りました、確実動作下限確認には12V前後の電源が必要です。

そこで目を付けたのが給電用ワニ口クリップ付きリード線、3.33Aなら配線抵抗が影響するのではないかの着想です。 大容量可変電源があればしなくて済む苦労です。

プラスはポリスイッチ電源側へ半田付け、マイナスは30芯ビニール被覆線で短いワニ口クリップ付きリード線を製作して給電しました。

驚く結果でした。 さすがに5A電源、直接給電なら2.5A負荷でも12V出力します。 10往復の切替試験で一度もミスる事なくポイント切替できました。 ゾーンは絞られました、更に絞るにはどうする?、手持ち機材で工夫するしかありません。

ある工夫の計測結果がコレ、11.7V/2.44Aで完全切替できなくなりました、Pecoポイントマシンは12V駆動可能という情報がありますが、間違いでなくとも限界ギリギリです。

で、ある工夫とはマイナスの接続を普通のリード線に交換しただけ、これだけの長さ太さの差で0.3Vです、大電流のPeco、KATO両渡り線、コンデンサ切替のTOMIXでポイント切替不良に悩まされている方は配線抵抗を疑う必要があると思います。

Pecoポイントコンデンサ切替推奨回路設計に協力いただいている「がおう☆さん」も、ポイント切替配線選択で苦労されています。 太い方がロスは少なくとも線数が多ければスペース制約や重量にも影響し難しいところです。

再試験結果のまとめです、安定動作領域は12V/2.5A以上と解りました。 11.7V/2.44Aはスイッチ操作速度により切り替わり確率が変化し、ON時間長短が影響する様です。

多少回り道して、PecoポイントPL-10駆動時のソレノイド電流波形図が完成しました。 次回推奨回路設計で最終回になります。


★遅れる稲刈り
先月末に始まった当地の稲刈り、10/7-9連休にピークを迎え中旬までに終るのが通例ですが、まだ1/6ほど終ってません。 10/10以降雨続きの異常気象で晴天は10/18だけ、ある程度乾燥しないと稲刈りできないのです。

【10/25】
稲刈りが終った水田は水びたし、例年なら乾燥して備蓄庫に入っているワラボッチも形が崩れてズクズクです。

【10/25】
諏訪は小雨なのに西空が晴れ冠雪した槍穂高連峰が見えました。

【10/26】
昨日は8日振りの好天、故郷の山八ヶ岳連峰も初冠雪です。 もうこれ以上待てないと、そこここで遅い稲刈りをしてました。

【10/26】
シーズンを迎えた蓼科へ紅葉見物に出掛けました。 本日10/27も好天予想、農家の苦労とは比べ物になりませんが、我家の家庭菜園も後片付け、そして来春に備え掘り上げて置いたチューリップの球根植付けの予定です。


ではまた。

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