Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

鉄の履歴書-21 タイムカプセル部品箱②

8/14前号に続き半世紀前部品箱の話題です。 ペーパー車両製作や蒸機追加工を経験し、自信と言うか糞度胸がつきました、過信と言う方が適当かもしれません。 市販部品流用の自作動力車製作計画を進めていた痕跡が残っていましたので紹介します。

【場内進行】・・・中山平上り方
無謀にも自作蒸機を計画中でした、8620をモディファイしたC56サイズ自由形です。 C56は小海線のイメージで力感に乏しく、発煙装置組込みにはボイラーが細過ぎます。 1C+3軸片ボギー炭水車の設計図を引き、ペーパーで炭水車を完成させました。


背景は、計画中レイアウトの最小曲線半径450mm、ホーム長800mmが目一杯で20m車は入線不能、小型蒸機と17m級客車が似合う仕様だったからです。

自作蒸機用に入手したC12下回りの直径17.5mm動輪です、フレーム長を詰めて従輪をなくし、ロッド類はそのまま流用予定でした。 当時高校生の筆者に蒸機上回りを製作できる力量があったかどうかは大いに疑問です。(製作着手した記憶も形跡もありません)

もう一台作りたい動力車がありました、機関車より貨車移動機と呼ぶべき2軸小型ディーゼル機で、写真の様な片流れ屋根、有蓋貨車2/3車高の超小型でした。 山手線駅(特定できず)貨物側線で見かけて惹かれ、スケッチして16番設計図を作成しました。 レイアウト駅構内や保線車両を引いてトコトコ走る姿を再現したいと考えていました。


そこで困ったのが駆動モーターです。 台車マウント用縦型、蒸気斜めマウント用横型モーターは大き過ぎ、キャラメル型超小型モーターでも収まりません。

そこでキャラメル型回転子流用でモーターを自作しました。 幅広回転子と磁石はキャブ内、ブラシが短凸側、ギアが長凸側に収まる形に真鍮板で基台を作り組み立てました。 絶縁してエポキシ固着した一方のブラシが紛失していますが、試運転時はシューンと調子良く回転しました。 ない物は作るという執念は現在より強かったと感じます。


ただし、磁力が弱くトルクも細いので、平歯車で1段減速し傘歯車とウオームギアで30:1程度の減速比で駆動する設計でした。 スピード不要の車両でしたので。

サイズが解る様、前記自作蒸機用横型モーターとツーショットしてみました、キャラメル型の四隅を切り取った形です。 どこにもない超小型模型用モーターと悦に入っていましたが、半世紀の技術進歩は空前絶後、現在のNゲージ水準から見れば巨大です。


ではまた。

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