Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

鉄の履歴書-18 東北研究旅行 後編

深夜青森を発車した列車は花巻辺りで夜明けを迎え、平泉に着く頃にはすっかり明るくなっていました。 平泉駅側線に蒸機約10両が連結放置されていました、 前年10月仙台-盛岡電化で最後の職場を失い廃車されたD62が、解体待ちで留置されていた様です。 これは見逃せません、少し時間をもらい間近で眺めました。 太いボイラーが大迫力でしたが、赤錆が浮いた無残な姿でした。 写真を探しましたが発見できませんでした。

【カーブの先へ消えるトンネル】
中尊寺開園までの時間調整で訪問した朝陽の毛越寺庭園がとても綺麗でした、当時は拝観料や開園時間がなく自由に見学できた様です。 中尊寺は金色堂と高台から見た北上川以外ほとんど記憶に残っていません。 厳美渓へ寄り仙台へ夕刻到着、七夕祭りのアーケードを歩きました。 その日の夜行で東京へ帰る強行日程、50年前の研究旅行でした。


東北旅行するなら三陸海岸をぜひ訪問したかった(そこを走る路線や車両も)のですが、所要時間が長く、夜行列車もなく、宿泊を避けられなかったので諦めました。 均一周遊券有効日数は余裕でしたが、参加費上限(8千円?)を抑える選択でした。[この項完]


ではまた。

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