Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

駅裏の風景-1 森金属工業

最初に、想定にこだわる筆者のスタイルに少々お付き合い下さい。
●森金属工業のシナリオ
①現社長の祖父の代までは村の鍛冶屋、農具や鍋釜の製造と修理が生業だった。
②父の代に機械を導入して有限会社「森鉄工所」になり、旧市街片隅で仕事を続けた。
③戦後家業を継いだ社長は積極経営、設備導入を進め、金属部品製造へ事業拡大した。
④町の工業団地計画を受け、産業道路開通前に角地に工場建設し、操業7年目を迎える。
⑤高度成長で守屋市に進出した大手工場からの受注を獲得し、プレス屋として発展中。

というシナリオで、ジオコレ鉄工所を採用しました。 このキットの煙突は長大で、そのまま使うと空を突き抜けてしまうので、線路沿い道路横断歩道からの画角を確認し、根元側3段カットして装着しました。 小物とステッカー類を追加してウェザリングし、基台に固定した状態です、ベース段差は産業道路で最終的に同一平面になります。

窓が少ない旧タイプの工場なので、照明はほどほどの灯りが漏れる程度に抑え、敷地右端に構内照明を設置して、工場を淡く浮かび上がらせる夜景設計を行いました。 構内灯はLED完成品と内径1mm真鍮パイプで製作し、工場照明から子亀式で給電しています。 ギボシ端子付き給電線を10mmコンパネ基台に通す10mm穴の数を削減する工夫です。

開発前の踏切手前は、段々水田からの農道とT字路になり、現在は工場敷地の境界柵沿いに未舗装の狭い道路が駅裏方向へ続いていました。 開発により踏切手前道路が舗装延長され、産業道路と接続された想定です。 工場敷地は駅境界柵と平行なので、道路との間に三角地ができています。 左下に産業道路終点コンクリート柵を設置済みです。

段々水田側からの眺めです、産業道路や工場敷地は雑木林だった場所を開発した想定で、農道終点付近に開発前を偲ばせる雑木林が少し残っています。 右下畑の持主が頑として土地を手放さなかった為、唐突に産業道路が終る形にして、工業団地と田園風景接合部の辻褄を合わせました。 農道先、現在の工場裏口が開発前T字路の名残りです。

通常見る事ができない裏側です、通過列車窓からの視点です。 工場1階窓が塀で隠れて殺風景なので看板を設置しました。 この位置から煙突先端を入れる画角は取れません。

工場正面のアップです、社名看板が滲んでいたので交換し、仕上げウェザリング追加した状態です。 築7年でも仕事柄油汚れを避けられないので、かなりヘビーにしました。 正面の床はコンクリートに機械油が染みついた雰囲気を狙っています。

完成した産業道路越しの情景です、広い路側帯と前面塀がないので、大型トラックを横付けできる広さがあります。 3段カットしても十分に高い煙突です。

産業道路終点コーナー交通安全の為に、街灯を設置しました、真鍮パイプ、ユニバーサル基板、チップLED自作品で、産業道路街灯3本直列で給電しています。 最終的に工場が両側から照らされる夜景になりました。

産業道路終点です、コンクリート柵は生野駅・段々水田両基台接点部にあり、道路手前はレイアウト外です、看板と右折標識を設置しました。 夜間交通量が少ない産業道路は、カーキチ若者の溜り場になっている想定で、終点付近にタイヤ痕を描きました。 映画アメリカングラフティラストシーンの様に発進加速を競った跡かもしれません。


ではまた。

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