Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

テープLED室内灯⑤量産仕様検討

本テーマは1ヶ月、間が空いたので進捗状況整理から始めます。

【比較基準キハ52と露太本線仕様オハフ33近代化更新車】
テープLED直列抵抗1.0kΩ、色味調整マスキングテープ2重貼り。
オハフ33は室内パーツ色グレーにより尾灯側が暗くなる、塗装が必要。
集電シュー位置によるテープLEDと車室オフセットの輝度均一化影響は小さい。
ブリッジダイオード事前組立法は両面テープ粘着力が強く非採用とする。

【『テープLED室内灯③』より転載】
アイディア倒れのブリッジダイオード事前組立残り2個、捨てるの勿体ないのでカッターナイフで剥がして使います。

何とか原型を留めて両面テープから脱出成功、極性確認と位置合わせをします。
テープLED電極に半田付けして、強度保持用一方のリード線を切り取り除きます。 ここで点灯試験を行い2個共OKでした。

直列抵抗を1/6W1kΩに変更し、モジュール土台に両面テープで貼りました。
下は近代化更新車(蛍光灯)用にマスキングテープ2重貼り、上は非更新車(白熱灯)の色味差演出の為、LED電極にクリアオレンジ色差しをしました。
色差しの上にマスキングテープを貼ります、光拡散効果が狙いです。
点灯試験すると赤味を帯びて輝度が下がりました、輝度差が大きいかもです。


次にオハフ33室内パーツ塗装効果と更新車/非更新車の色味/輝度バランス確認を行います。 現物で一歩一歩確認せずに進めては落とし穴に嵌ってますので(笑)

オハフ33尾灯側が暗くなる対策として室内パーツをフラットホワイト塗装しました。 フラットアースを微量混ぜればより近い色になった様ですが、これで先へ進めます。

先行組立近代化更新車は通電バネを切って継ぎ足す方法を取りました。 小さな部品で作業性が悪く、集電シュー位置によるモジュールオフセットの問題がありました。
KATO通電バネです、純正室内灯使用者にはお馴染みの部品です。 コレを加工して上下回り完全分離可能な、扱い易い給電法の確立が目標です。
このバネ先に0.5mm真鍮線を付ける方法を試行しました。 必要高12.7mmに対し14-14.5mmと長めにして導通させる目論みで、上手く行けば作業性が大幅に向上します。
下回りにセットした状態です、通電バネを斜めに伸ばしオフセットを解消します。

【上:オハ35(茶) 下:オハフ33近代化更新車(青)】
通電バネ形状変更により、テープLED室内灯モジュールを客室中央に貼りました。 で、組み立てたところ点灯しません、高さは十分届くハズなのですが・・・。

構造確認すると真鍮線が間仕切りに干渉しバネストロークが取れない上に、梃子の原理で通電バネが抜ける方向へ移動して位置ズレする事が解りました。

間仕切りをカットし、通電バネが自由に動ける様にしました。

通電バネをセットし真鍮線の先を調整後組み立てると点灯しました。 しかし点灯状態が安定せず、再組立で非点灯になる始末、真鍮線先端の点接触導通は信頼性NGでした。

改善策として真鍮線先をU字に曲げて半田上げ、全長を伸ばし通電バネ下部に半田付けしストロークを長くしました。 この通電バネで安定点灯可能になり、量産仕様が決まりました、結果的に間仕切りカットは不要でした。 また、リン青銅線の方が信頼性が高いと思いますが手持ちがなく、真鍮線+長ストロークで十分な信頼性が得られました。


オハ35非更新車にも量産仕様通電バネを付けて一発点灯、この方法なら楽に室内灯改修を進められそうです。 さあいよいよ点灯確認です。

まずは実用常点灯域の0.75Vで確認しました。 モジュール単体で懸念した近代化更新車(蛍光灯:青)と非更新車(白熱灯:茶)輝度差は自然で丁度良い具合、色味差は写真で多少圧縮されてますが、はっきり解る差がありOKです。

常点灯域上限に近い1.5Vでは十分な輝度が得られます。 暗かったオハフ33尾灯側は白色塗装で逆に明るくなっており、少しトーンを落した方が良い様です。

最高速度走行に相当する6.0Vでは明る過ぎるほどです。

同じく6.0Vで縦方向から見ると、隣接線路を室内灯が浮かび上がらせてます。 反対側ハザカケを見るとやっぱり明る過ぎ、でも6.0Vは速度計80km/h、実速100km/hですからトコトコ走るローカル鈍行列車なら問題にならないと考える事にしました。


ではまた。