Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

湖南電源⑩基板準備 恥を晒します

湖南電源はケース/接続ケーブルが完成し組立に移行します。 しかしここで筆者ミスが次々発覚、カメラ設定ミスを含めミスオンパレード、恥を晒します。


◆9V三端子レギュレータ
チンチンに発熱し昇天させた9V三端子レギュレータ調達・交換からです。

【カメラ設定ミスったまま進めたので色が変です】
当初基板部品と共に秋月調達予定でしたが、従来線置換用高機能基板転用で調達部品がほとんどなくなりました。 近所の電材屋に仕入停止した売れ残りが3個ありました、¥140で秋月の3.5倍ですが送料込みなら断然お得と調達しました。

逆差しで9V出力に12V印加し発熱、方向逆転で発熱解消するも出力12Vだったので破損と判断しました。 取り外す前に9V出力線を基板耳に半田付けしました。
念の為部品外形図を探して端子配列確認すると何と逆差しではなかった!、出力0Vならショート発熱疑いましたが12Vでした、非正常動作/発熱原因は不明です。
基板から取り外した三端子レギュレータ単独で計測すると出力9Vで生きてます、でもかなり長時間発熱させたので信頼性は???です。
発熱ダメージリスクを回避し新規調達品を取り付け無事9V出力を得ました。


確認不足が原因ですが、元プロの筆者としては恥晒し物です、逆差しと判断して公開した2記事を6月14日に追記訂正しました。


◆ディレクションスイッチ
ディレクションスイッチ天板取付穴加工でもチョンボやらかしました(滝汗)

ディレクションスイッチ用トグルスイッチに逆起電力保護ショットキーダイオードを取り付けます、天板取付で最も背が高い部品なので、突出しない取付法です。
電源用3A容量配線被覆をワイヤーストリッパーでこの様に剥きます。
先端は縒って半田上げし端子穴に差して折り曲げ、中央は縒り上げて端子穴に差して折り曲げてクロス配線します。 直接半田付けでもOKですが、信頼性重視です、製造者責任で関西まで出張修理はつらいですからね(笑)
折り曲げからげ状態で端子半田付け、配線先端に電源出力ターミナルラグ板を、コレも穴に通して縒り上げて半田付けしました。

このトグルスイッチは防水カバー付き、なくさない様にと嵌めたのが大失敗でした。天板穴径加工の為に外そうとしましたが、どうにも外れません。
最後は諦めて再調達前提で切開手術しました。
止めネジの上に防水カバー用ネジが締めてあり、双方間のスリットに防水カバーがピタリ嵌まり込む構造でした、黒く残ってるのが防水カバー残骸です。
防水カバー除去して止めネジ外し、天板6.3mm下穴をリーマーでグリグリ広げディレクションスイッチを天板取付可能にしました。

で数日後、交換用防水カバー買ってきたらアレーッ、ネジが付いてる!。 ネジ込み方式では引っ張って取れる訳ありません。 どうやって取り付けたかを忘れてしまうなんて、ヤキが回ったかもしれませんね、以上恥でした。


◆速度計
速度計用電圧計は壊し易い部品なので注意が必要です。 従来線用とHyper-G開発で2回壊してます、お前がそそっかしいから?、それはその通り否定できません。

調達したまま保管、初期不良交換請求は1週間以内なので正常を祈るだけです。
プチプチ袋に入ってるので静電気に弱いMOSデバイスではありません。
3+1桁でフルスケール199.9mVです、回路基板裏側露出が壊し易い原因です。
両端に電源入力と計測端子入力があるので、背の高い半固定ボリュームを逃げて基板表面の70%を絶縁テープで保護しました。

絶縁テープで覆ってない部分にギャップがありP3(橙丸)をショートします。
この電圧計はフルスケール20V/200Vでも使用可能で仕様書に従いました。
P3ショートしたらギャップ部分も絶縁テープで覆います。
メーター本体とベズルで天板をサンドウィッチする構造です、付属の止めネジ/ワッシャー小袋と一緒に出番まで再収納しました。


◆マスコンロータリースイッチ
従来線置換用は4ノッチ、湖南電源は5ノッチ専用仕様なので、高機能基板転用時は置き換えが必要です。 もう一つ課題は従来線置換用は狭いスペース押し込み前提で部品配線を短くした事で、湖南電源では長さ不足になります。

湖南電源用マスコンロータリースイッチです、配線は6本です。
これも6.2mm穴では取付不能なのでリーマーで広げ取付可能にします。
底板を外した時、高機能基板を近くに置いてもギリギリの配線長で余裕不足です。
ロータリースイッチを外し比較すると、従来線置換用より20mmほど長いのですが、それでも足りません、配線長を伸ばすしかありません。

で、一番確実な方法を選択、基板実装されたロータリースイッチ半田付け場所を確認して切断し双方を継ぎ足しました。 半田付けミスと配線間違い防止できる最善策です。


◆操作部配線長
マスコンロータリースイッチ配線長が伸びたので基板位置は他の部品優先で決められる様になりました。 メインCH前々写真③の位置にはメイン基板を置きたいのです。

高機能基板を反対サイドに置いてもマスコンロータリースイッチは余裕十分、常点灯ボリュームはこの基板位置なら届きます。 しかしブレーキボリュームは余裕なし、列車種別選択スイッチは2.5倍にする必要があります。

それぞれ部品と基板の半田付けを外し必要長配線に付け替えるのが普通ですが、動作確認済み基板に低下した視力で半田ゴテを当てるのが嫌で、ブレーキボリュームはマスコンと同じ、列車種別選択スイッチは基板半田付けそのままで配線延長継ぎ足しました。 これで天板に操作部取り付けて電源組立可能状態になりました。


◆通販は良く調べないと・・・恥晒しのダメ押し
普段は読書や作業に1.6倍ハズキルーペと2倍拡大レンズを併用してます。

【愛用拡大鏡】
細かな活字本を読むには便利な拡大鏡ですが視野が狭く、半田付けなど作業に使えず以前から視野が広く倍率高目で作業に使える拡大鏡が欲しいと思ってました。

手頃な物はないかと探すと数百種引っかかります、ルーペスタンド商品名でも倍率表示なし製品が多く1.75倍前後の様です。 これは2玉で倍率4倍。2枚重ねで7倍とチップLED半田付けにも使えそう、お値段もお手頃とポチッしました。

商品届いてビックリ、エーッこんなに小さいの?、そう言えばサイズ書いてなかった、視野広く読書には無理ですが、倍率選択可能な作業用スタンドに使えます。 通販商品写真には筆者の様なユーザーの為にサイズ解る基準を写し込んで欲しいです。


ではまた。

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