Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

令和の田舎の沿線を訪ねて その6

◆10月11日(水)
旅行中日のこの日はしまなみ海道から四国入りし松山まで、直行すれば3時間半なので疲れが溜まってたら朝寝坊OKでしたが、せっかく来たのだからと貧乏性の欲が出ます。 しまなみ海道は20年近く前に松山⇒自宅長距離帰宅時急いでに通過しただけなので、今回はPAなどに寄りのんびり移動にしました。 それでも時間が余り、撮り鉄も加えました。

しまなみ海道は島々を結んでるので、吊り橋の見本市会場の様相です。 正式名称が『西瀬戸自動車道』であると知りました。

西瀬戸自動車道は他の地方自動車道と同じく基本片側1車線、数キロ毎に追越車線のある自動車専用道です。 橋は全て片側2車線で作られており、これは最も高い支柱の橋です。

 

橋は2車線仕様でも1車線に規制されてる場所もありました。

天気が良く空の碧と海の蒼がとても綺麗でした。 しかし島通過区間は海を渡ってるという感覚が非常に希薄でした。

【しまなみ海道来島海峡PA】
ハイウェイオアシスの様な施設があるのではないかと思ってましたが、最初に寄ったPAはトイレと自販機だけで眺望ゼロでした。 四国に寄った来島海峡PAでしばし休憩です。


この日の行程で昔と変わらぬ四国の風景、お遍路さんの沿線撮影を考えました、できれば狭い道ですが遍路道が解らず、ストリートビューでお遍路さん写る道を探し、今治市大西駅付近に発見しました。

500mほど予讃線と遍路道が並行する場所です。 写真の歩行者踏切を渡った少し高い場所から狙えます、9:45着、1時間粘ってお遍路さんが通らなかったら諦める事にしました。 ちなみに着いたらすぐ来るジンクスで、上り特急が通過しました。

暇潰しに上り今治行普通列車を撮影、前の家の住人が出て来たので聞くと『お遍路さん良く通りますよ』の返事、期待しました。

車と自転車は通りますが歩行者は現れません。 遠くにポツンと人影が見えて期待しましたが、菅笠も荷物もなし、首タオルの散歩でした。

到着直後通過の次の上り特急が来ました、1時間経過です。 下り特急は歯抜け時間の様です。 後15分延長して待つ事に変更、下り特急と普通列車が通過し11:00になりました。

1時間15分の間にお遍路さんは通らず諦める事に、次のポイントへ移動です。 この間に通った昔の匂いがしたのはこれだけ、小型乗用稲刈機で、人が歩くほそのスピードでした。


【旅で初めて出逢ったお遍路さん】
車に乗り次の光洋台駅と堀江駅間の海沿いへ移動し始めたらすぐに来て、『後10分待てば良かった』とならないかと心配しましたが、擦れ違ったのは狭い道が国道に合流した4-5km先、更に1時間以上待つ必要があった訳で、結果的に切り上げて正解でした。

次の目的地のお目当てはコレ、架線事故防止柵です。 国鉄時代に電化された路線では滅多にお目に掛かりません。 電化を失念し2tトラックにバックフォー積んで・・・何て事故防止なのでしょう。 調べると伊予市までの電化完成は1990年、30年以上前でした。

折角の海沿い風景なので、通過した上り普通列車を撮影しました。

昼時なので麺類にしようと国道沿いの旨そうなラーメン屋かうどん屋を探しましたが見当たりません。 すると丸亀製麺の店が、◎じゃないけど一応〇なので昼食を摂りました。

ホテル直行では早過ぎるので伊予鉄道沿線へ、15分毎定型ダイヤなので時効表を気にする必要がありません。 適当に名前に惹かれた地蔵町駅を選び行ってみました。

道は狭く家が建て込んだ昔の私鉄沿線の様な場所でした、違うのは駅舎や住宅が新しいだけです。 ところがそんな雰囲気の駅前に『昭和の店』が残っておりビックリしました。

看板は米屋ですが、食品や生活雑貨も扱う現代版よろず屋です。 車でスーパー行くの面倒だからで生き残ったのでしょう。 近くにコンビニないのも理由かもしれません。

駅前の細い道を50mほど進んだ場所で交差する片側1車線道路のゴミステーション脇に駐車して駅に行ったのですが、その道沿いにこんな店も営業中でした、蔵のある酒屋です。

次に3駅松山寄りの岡田駅に行ってみようかと移動中の踏切からです。 家の軒先を掠りそうな場所を線路が走っており、地方私鉄らしいです。

岡田駅は交換施設があり大きな駅舎です。 駅前の自転車数がここから松山へ通学する高校生の多さを表わしてます、幸い駅前駐車可能でした。

松山市街に戻る途中の川に土手道があり、その向こうに伊予鉄道鉄橋が見えてました、行きがけの駄賃です。 京王井の頭線からの譲渡車両で松本電鉄島々線でも現在使ってます。

前写真撮影が13:30、まだ早過ぎます。 15分毎運転なら上下1時間8本ですぐ来るからもう1枚と鉄橋反対側で待ってると、ANA便が松山空港着陸態勢で上空を通過しました。

今度は松山行の後追い撮影です。 同じ京王でもこれは昨年琴平参拝で乗車した本線特急に使われた形式です。 撮影後東横イン松山へ、14:00着で駐車料+¥100、部屋代+¥1,000でアーリーチェックインしました。


松山で待ってる人が居ました。 友人の友人のWさんで、15年前に一度会って顔と名前を知るだけの間柄でしたが、昨年四国旅行の松山で晩飯ご一緒し意気投合、今回が再会です。 楽しい時間を過ごしました。


ではまた。

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