ブログ資産に想う事
拙ブログは開設10年目に入り、レイアウト製作サブカテで定期更新してる中の先輩は数えるほどの古株になりました。 最初の3年間は隔日を上回るペースで更新し、開設半年後からIN/OUT/PV3部門1位の時期が、ランキング不正行為者乱入時期を除き続きました。
俳句を始めた4年目から原則中2日に移行し、IN/OUTは2/3に減りましたがPVは減らず、読者固定化直接訪問が増えOUTは1位から滑り落ち、INも新興勢力台頭で1/2位の状態が続いてます。 今年から週3回に更新頻度上げましたが、ポイント変化がなく???でした。
ムラゴンの人気記事はどんな記事が読まれてるかの把握に便利な機能で、当初10位までが50位、100位と拡大されました。 同じく当初週間アクセス数だったのが機能拡張され、月間アクセス数確認可能になり、分析癖で水平飛行PVがどこから来てるのか調べました。
◆今後の設計⑤TOMIXポイントはレイアウトに使えない!
5月の月間アクセス1位は週間アクセス10位から落ちた事のない7年近く前公開の記事でした。 レイアウト製作を推奨するTOMIX製ポイント品質が劣悪な事を、技術的知見と計測データに基き解説した記事です。
TOMIXポイントの通電不良、切替不良に悩まされてるユーザーは多く、レイアウト製作者永遠の課題と誤解させられてる方も居ます。 悩んだ挙句の情報収集で拙記事に辿り着き、今でもコメントがあります。
構造的にも不良発生し易いヤワな設計ですが、お粗末の極致と言えるのが、走行電流最大1.2A流れるポイント電気導通部品に、リン青銅より抵抗率が高い(電気を流し難い)コイルバネを代用してる事です。 このバネ伸ばしたら何十mmですか?TOMIXさん。
【過去記事より転載】
そもそも通電部品でないコイルバネに電流1A以上なんて、電気を少しでも齧った者なら絶対やりません。 コイルバネ通電は室内灯ユニットでもやってます。 電流1/100なので実害ありませんが点光源で実感ゼロ、TOMIXはテープLED室内灯普及に貢献したと言えるでしょう、皮肉です。 今でも自信を持って言えます、TOMIXの電気設計は出鱈目です。
TOMIX電気関連製品には手を出さない方針の当社ですが、一つだけ例外があります。 他に選択肢がない点灯式腕木信号機がそれで、長寿命化可能な切替回路で使用してます。
◆TOMIX製品品質が向上しない理由
第2位は昨年7月公開の一向に改善しないTOMIXの製品品質を、その企業体質、玩具メーカータカラトミー子会社である事から解説した記事です。
この記事は公開翌日と翌々日に6万件のアクセスが集中し、炎上?と心配しましたが、グーグル注目記事に掲載された事が原因とムラゴンに教えていただきホッとしました。
【当該記事より転載】
公開翌日の5月8日にIN/PV共に新記録になりました。 OUTが伸びてないのはスマホから直接アクセスでブログ村を経由してないからです。 第1位/第2位共にTOMIXネタ2記事で月間602件、20件/日のアクセスです。
◆ポイント電気講座③ギャップとフィーダー設置法
第3位は6年前公開のギャップとフィーダー設置法解説記事です。 メーカーがショート防止工夫した道床付ポイントを使用しても、少しでも複雑な線路配置のレイアウトではショート事故が発生し、その解決に頭を悩ませてるレイアウト製作者が多い事の証明です。
★ギャップ設置法
ポイント分岐側が対向する場所にギャップを設置する。
★フィーダー設置法
ポイントトング側から給電する。
【当該記事より転載】
お浚いにポイントを再掲すると、ギャップとフィーダー設置の原則は各1項目しかありません、ショート防止ギャップは上記展開図でトング側給電を確認すればすぐ解ります。
TOP3を過去記事に独占されましたが、全体第4位に5月10日公開の『C59/C60の話』がランクインし、少々ホッとしました。 算定期間が30日未満なので対象外にします。
◆わらぶき農家の製作②屋根加工とウェザリング
第4位は超ロングセラー、7年前のTOMIXわらぶき農家の実感向上ウェザリング解説記事です。 5年ほど前、『TOMIXわらぶき農家』検索で上位に表示されてると教えていただきましたが、その後1ページ目から消え、5月31日検索すると1ページ目下に再登場してました。 工作下手レイアウト製作者の筆者工作法が標準技法化してるのは嬉しい限りです。
◆コンデンサポイント切替電気講座 総集編①
第5位は固定式レイアウトで一般的に使われるコンデンサポイント切替の記事です。 それ以前は『こうしたら動いた』の技術的裏付けのない公開情報しか存在せず、ポイント切替波形計測や動作マージン設計した信頼性の高いコンデンサ切替法と自負してます。
【当該記事より転載】
総集編①でTOMIXポイントを、総集編②でKATOとPecoを解説してますが、TOMIX編のアクセスが多いのは、TOMIXユーザー比率が高く、電気が苦手な方が多いからだと思います。
全体第7位は『木曽森林鉄道の話』、第8位には『製作水田の実在性考証』と公開30日未満の最近の記事がランクインしてます。
◆Nレール選びについて考える
第6位はTOMIX/KATO/Peco 3社のN用レール比較記事です。 当社従来線はKATO、延伸線にTOMIX採用を計画し、実際に調達して調査し、そのあまりに酷い品質が解りPecoに乗り換えた経験が一連のTOMIX品質関連記事のルーツになってます。
【当該記事より転載】
一番使い易いのがTOMIXなのは間違いないので、あからさまにTOMIXを否定してませんが、所詮お座敷運転用玩具レールに過ぎず、こんな甘言に乗って固定式レイアウトに採用したら最後、通電不良と切替不良に悩まされ続ける運命を背負い、TOMIXは何もしてくれませんと警鐘を鳴らしてます。 バカッ広い複線間隔の何処がリアルだと言いたくなります。
以上TOP10中6記事が過去記事で上位を占めてます。 全体第10位から13位までには公開30日未満の工作記、鉄道P誌蒸機特集と北海道遠征記がランクインしてます。
◆TOMIX被害報告続々に想う
レイアウト製作やNゲージブログにはTOMIX製品の低品質に係る部品やポイント交換記事が良く見られました。 顧客の声に耳を傾けないTOMIXの企業姿勢を批判してます。
【当該記事より転載】
本質はタカラトミーの問題と解ってましたが、潰れかかった東京下町玩具工場2社が合併してできた業界8位の2流企業とは言え、東証1部上場企業の正面攻撃を避けました。
◆ポイント電気講座⑤KATO その2
第3位ギャップとフィーダー設置法が基礎編、第8位はKATO採用時の応用編で、スプリングポイント用法や他社と異なる両渡線電気特性などを解説してます。 拙記事を参考にTOMIX地獄から抜け出せれば幸いです。
全体第16位と17位には北海道遠征記がランクインしてます。
◆ポイント電気講座①プロローグ
第9位は一連のポイント電気講座初回、7年前の公開記事です。 JAM出展品プロジェクトに参画し、委託を受けたリバース線を解説してます。
【当該記事より転載】
その過程でTOMIXがリバース制御用ディレクションスイッチ2個装備最上位電源の用法説明を販売時にしてないと知り、ユーザー無知に付け込むTOMIX商法に開いた口が塞がりませんでした。 設計改良すれば、ハイパーポイント電源やリバーススイッチは不要なのです。
◆チョッと高い買物をしました
第10位(全体第19位)は昨年秋中国四国旅行を前い買い替えたカメラの記事です。 公開9ヶ月後の現在この位置に居るのは実に不思議です。
全体20位には4年前公開の『Arduinoユーザー必見!倉元駅制御』がランクインしており、月間アクセスTOP20中実に11が過去記事で、今年1-4月公開記事は1つもありません。 TOP20の実アクセス数を比較計算すると6割以上2/3が過去記事アクセスでした。
拙ブログメインコンテンツの一つがTOMIX製品品質に係る解析や改善法及び改善しない企業体質批判のTOMIXネタです。 もう一つがポイント関連、レイアウト制御、電源製作の電気ネタで、双方の過去記事アクセスが2/3を占めてます、両方重複記事もかなりあります。
残り1/3が工作記その他です。 のれんに腕押しのTOMIXネタと電気ネタはほぼ書き尽くした感があります。 昨年以降今年3月までの公開初期アクセスが過ぎても読まれてる記事を拾ってみました。
全体20位台にKATO製品関連2記事がランクイン、30位台に古い鉄道雑誌を材にした3記事がランクインしてます。 ウーム、今一つ良く解りません、そこで週間アクセスTOP100全記事の公開年次を調べました。 100位月間アクセスは34、1件/日を越えてます。
結果は以上の通り、2022年以前公開60記事は長く読み続けられてる拙ブログの資産です。 昨年2023年公開16記事の2/3は資産になってくれると期待できます。 公開2ヶ月を経過した今年1-3月公開記事も6記事残っており、少々ホッとしました。 一方で最新4/5月は、4月公開記事の半数以上がTOP100から消えており、読み捨てられてる実態が解りました。
で、レイアウト製作情報データベースとして、または興味深い読み物として読者の皆様に長く読んで貰える記事品質向上を心掛けるしかないと、至極当然の結論に達しました。
ではまた。






















