Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

Arduino制御や~めた!

昨日1月18日は-2℃でした。 大した事ない?、最高気温がですよ!

【倉元駅舎】
これまで延伸線倉元駅ポイント/信号機制御をArduinoで一括制御する前提で進めてきましたが、この度Arduino制御中止の見直しをしました。

【倉元駅制御はこうする!より転載】
本線系だけでポイント8個と信号機8基、スイッチバック通過/停車の上下列車に対し、全て手動切替は面倒で楽しめないので、可能な限り一括制御の設計方針を立てました。

【過去記事より転載】
その結果、使用頻度が低い場所はトグルSW3個切替とし、11個のLED付きプッシュボタンで運転モード切替を行う方式になりました。 11個のボタンはArduino入力端子に接続され、必要なポイント/信号機制御信号と選択ボタン表示LED点灯信号を出力します。 この様な複雑な制御を行うにはArduinoが最適デバイスであるのは間違いありません、しかし・・・。

【過去記事より転載】
Arduinoの11本入力、16本出力全てに誤動作防止用プルダウン抵抗、理想的にはパスコンを追加する必要があり回路規模が大きくなります。

2年前は『スケッチ設計参考書買ってそろそろ勉強』と考えてましたが、現在はその気力が失せました。 倉元駅制御だけで先に活かせないし、そもそも先がないですから(苦笑)

それにこんな多ピン狭ピッチ基板に細かな部品半田付けするなんて、現在の視力では考えただけで寒気がします。  つまりは視力低下とスケッチ勉強の手間を惜しんで、逃げ手がない物かと知恵を絞る事にしました、『頭は生きてる内に使え』と言いますからね。

【過去記事より転載】
実際の制御盤を模した操作系配置案です、運転モードを整理すると。
➊本線通過:上下
ポイント操作なし、本線場内信号機のみ操作、信号機通過後停止表示用B01設置。 でもよく考えたらB01はB00で代用可能。
➋停車:上下
進入/出発各3モードに合わせポイント/信号機切替操作。
➌補機単機回送:上りのみ
2番線から直接上り方へ運転する特殊モード用にB14設置。 停車モード使用で本線引上げを許容すれば省略可能。

前記➌のを許容すれば、上下共デフォルト含めて1/5モード選択です。 スマートなデジタル制御から時代逆行のアナログ制御への転向は1年前に思い付きました。 困った時ほど知恵(悪知恵?)が出るものです。 しかし必要な部品が中々見つかりませんでした。


その部品とは40年前のラジカセモード選択に使われてた多連プッシュロックスイッチです。 1つのボタンを押すとその回路がオンし、それまで選択されてた回路がオンからオフする、ガチャンガチャンと切り替えるスイッチです。 電子機器スイッチも小型薄型化されて今時流行らない数世代前の部品で、ネットやメーカー当っても発見できませんでした。

【5連プッシュロック選択スイッチ】
それがいつもの電材屋さんに寄ったついでにダメ元で聞いた処、4連ならあるとの事、必要なのは5連と半ば諦めながら言うと『チョッと待って』と出て来たのが売れ残り最後の2個でした。 5連でサイズもピタリ、値札¥1500は少し高いと思いながら千円札3枚出すと怪訝な顔、¥150で2個¥300でした。 これで倉元駅アナログ制御可能になりました。

ツマミがないのが玉に瑕ですが、正に天祐の巡り逢い、1回路使用なら基板不要です。 Arduinoと聞いただけで拒否反応の方が多く、参考になると思いますので、延伸線倉元駅のアナログ制御を別にまとめます。


ではまた。

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