Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

急行津軽の思い出

昨年の末、KATO製10系寝台急行「津軽」を入手しました。 露太本線に寝台特急はなくとも、夜行急行ならあっておかしくないですし、急行津軽には思い出があるからです。

津軽6両基本セットです。 「寝台急行」のネーミングに違和感を覚えるのは歳のせいでしょうか、当時「寝台急行」と呼ばれたのは全て寝台車の「銀河」だけで、他は単に夜行急行でした。 寝台車を連結した急行を寝台急行といつから呼ぶようになったのか知りません。 それはともかく、昭和50年代の中頃、仕事で津軽B寝台を良く利用しました。 川崎で20時近くまで残業してから上野駅へ、行き先は新庄、22時頃の発車でした。

身長186cmの筆者はスハネ16上段が定位置でした、車掌に起こされるまでグッスリ、新庄着は5時頃でした。 歩いて10分程の工場守衛所仮眠室で寝て8時半から仕事、自分が設計した新製品の工場試作立ち合いです。 夜まで仕事して帰りも津軽B寝台のトンボ帰り、朝7時頃上野へ着いてそのまま出社というタフな業務出張が年数回ありました。

津軽はカプラー交換しただけで、室内灯も未装着、一緒に入手したDD51耐寒型は、入線整備どころか今回初めて開封しました。 欲しい物は買える時に買わないと、入手困難になる市場状況では、車両収集に興味が薄い筆者でもこうするしかありません。 DD51に牽かれ、白々明けの風景の中を進む夜行急行列車の姿を再現したいと考えています。


ではまた。

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