Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

Hyper-G湖南仕様改修⑦ボチボチと(汗)

『がおう☆』さんの『気が向いた時で良いですよ』の言葉に甘え、TMS紹介や回想録で1ヶ月半湖南電源改修をサボってました。 当方から委託したKATOキハ58系やC12の入線整備が進む中で放置もできず、両目注射手術が終わり、遅れ馳せながら着手しました。

恥を晒す様ですが、ノッチ加速特性改修で図矢印リード線を2列上横基板穴に遠近感狂いで挿入できず嫁さんに手伝って貰う始末、ブログ記事変換ミスも拡大鏡確認で修正が必要で、車の運転を極力控えてました。


140万アクセス到達

【7月2日18:00拙ブログアクセスカウンタ】
7月2日皆様のご愛読のお陰で140万アクセスに到達しました、ありがとうございました。

安定ペースから直近100Kの低下は、レイアウト製作が進展せず雑感でお茶を濁してたからの様で、読者は正直ですね。 昨年8月から継続した月間3万越えは4月に途絶えました。

今年年末には当面目標の更新1,000回、アクセス累計155万前後に達するでしょう、 拙ブログは過去記事アクセスが多く遺産で食ってる状態です。 次の目標は?、200万アクセス?、あまり意味があるとは思えずモチベーション維持に苦労しそうです。 更に更新頻度下げる手もありますが、一度緩めると元には戻らない物、まっその時また考えましょう。


◆ノッチ加速特性の改修
サブチャンネル実施の改修をメインチャンネルに適用し同特性にします。

手術後視力検査で0.7まで改善しこれ以上良くなる事は多分ないので、今やらないとできなくなると考えメインチャンネルの裏ブタを空けました。

【過去記事より転載】
間が空いたので確認しながらです、R67 33kΩに43kΩ追加して76kΩとし、C51充電時定数を1.7-2.2倍にして加速を緩やかにする改修です。

一体化したメイン基板と高機能基板を4本のナットを外して裏ブタから浮かせます。 数十本の配線に無理な力が加わらない様に細心の注意です。 どこか1本切れたら箇所特定に非常に手間が掛かるだけでなく、補修する自信が全く持てないからです。

33kΩと10kΩのリード線を撚って半田付け、リードカットしました。

自分の眼を信じてないのでテスターで確認、42.2kΩでOKです。

43kΩを33kΩとロータリースイッチ配線ランドと隣接ランドに挿入しました、1工程毎写真撮影確認です、抵抗リードは意図的に浮かせてます。

裏返して抵抗リード線出てる場所を半田付け、余分なリードカット後、表面ロータリースイッチ配線を根元から切断し、半田上げして抵抗リード線に半田付けし回路改修完了です。

メイン基板と高機能基板外しての作業完了なので裏フタに再固定しました、黄丸が改修部で見た目悪いですが、確実接続と最小リスク両立でこの方法にしました。 赤丸出力トランジスタも交換と追加工必要ですが、ICソケットユニット化したので独立で作業できます。

【LOCOモードノッチ2のON後39秒後】
作業確認も含め、両チャンネルノッチ1-5速度計表示を13秒毎に計測しました。 両チャンネル特性は誤差1-2km/hでOKでした。

計測結果を表にまとめました、LOCOモードノッチ1は13秒後18km/hですからかなりゆっくりした加速です。 実車は一定加速ですがHyper-G電源はコンデンサ充電特性に依存し次第に加速が鈍くなるので、実車加速度と加速度特性変化を比較して使用法を検証します。

新型電車の加速度は3km/h/秒前後です、DCは加速が悪く旧型なら2km/h/秒程度、大馬力エンジン最新型でも電車に及ばないと推定しました。 電車ならノッチ3で発車、40-50km/hでノッチ4、90km/h前後でノッチ5に進めるとほぼ等加速度運転が可能です。 キハ82/キハ58ならノッチ2で発車、電車より1ノッチ下げて切り替えれば丁度良いでしょう。

EL/DLは2km/h/秒前後、SLは1.5km/h/秒前後と推定しました、発車後1km地点速度は前者が73km/h、後者が55km/h(物理法則で計算)ですので大体合ってると思います。 EL/DLノッチ2、SLノッチ1で発車し速度感でノッチ進めれば良いと思います。 以上の検証は実車に準じた等加速度運転法で、入れっぱなしズボラ運転でも十分実感的だと思います。


◆安全性保証回路改修
出荷試験でOKだった安全性保証回路が検収試験脱線事故で動作せず、返送後試験で再現しました。 フルパワーなら出力トランジスタ焼損が起きる問題で、検収試験と再現試験で動作異常はありませんが、熱ストレスを与えてる可能性があり再出荷前に交換予定です。

【安全性保守回路改修】
安全性保証回路動作=ラッチ回路オフTR93/TR94のベース/GND間原設計はポリスイッチでした。 しかし過電流自己発熱作動素子ポリスイッチは、常点灯の狭いパルス幅で作動時間が長いまたは非作動リスクがあるので、1パルス動作の金属皮膜抵抗に変更しました。


より安全にの方策が逆に大きなリスクを生んだ結果で、実験開始に先立ち金属皮膜抵抗直列に1.3Aトリップポリスイッチを追加します。 この変更は出力トランジスタ焼損事故防止のダブルプロテクションとして、今後の実験結果に係らず最終仕様として採用します。 

安全性保証回路基板を裏ブタから取り外しました。 基板毎脱着して作業してるのは、組込時に配線がとぐろを巻くのを防ぐ為に余裕最小にしており、配線を保護する目的です。

改造部分の拡大です、回路図通りTRベース側にポリスイッチ挿入するには部品/配線が集中するパターン半田外しが必要、ミス避けるには金属皮膜抵抗リードカットしてポリスイッチ挿入しかありません。 それより金属皮膜抵抗GND浮かして挿入の方が安全確実です。

金属皮膜抵抗GNDパターンの半田を吸い取りリードを浮かせました、良く見えてないので1工程毎に写真撮影で確認しないと自信持てません。

金属皮膜抵抗が挿入されてた穴に1.3Aポリスイッチを挿入し半田付け、電流容量必要箇所なのでリード線曲げ半田付け、隣接電源ラインショートがない事をテスター確認しました。 ポリスイッチと浮かせた金属皮膜抵抗リード線をからげ半田、余分リードカットです。

活電部を浮かせて置くのは危険なので、3mmH材2段重ね接着してスペーサーとし、黒い瞬着でモールドが予定工程だったのですが、使い残しボトル底の瞬着使ったらドドッと出てこの通りの失敗(泣)、お見せしたくなかったのですが仕方りません、機能はOKです。

安全性保証回路基板を裏ブタ固定し作業完了、右下赤丸部が改修半田付け部です。 数年前なら途中経過を飛ばし、または集合写真使って作業をどんどん進められたのですが、現在はコレが精一杯、安全確実優先です。


ではまた。

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