Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

週刊●●●を作るに想う TNGの話

『週刊●●●を作る創刊号¥▲99』というTV CMを頻繁に見る様になったのは7-8年前からでしょうか、発売元はデアゴスティーニジャパンです。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
最近では海上自衛隊護衛艦いずもです、スケール1/250でも完成すれば1m弱の巨大船舶模型、パーツ数も半端ではありません。 同社CM見ていつも疑問に思ってた事があります。

『いずも』創刊号は¥499ですが次号からのお値段は?、完成するには50号?100号?総額幾ら掛かるの?、細密な1mスケールモデルなら5万円は軽く超えるでしょうね。 それにどうでも良い事だけど、創刊号買った人の何割が完成させるのでしょう?、2-3割?。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
コチラは予約受付中で創刊号¥990、1/8スケール完成品は50cm以上とやはり大型です。

【ムラゴン掲載広告より】
毎週エピソード読みながら少しづつ完成に近付くプロセスが楽しい人も居れば、一気に完成させたい人も居る、シリーズまとめ買いもできれば完成品販売まで用意されてます。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
しばらく前にはケンメリGT-Rをやってました。 幻の希少車何て笑わせます、レース実績を上げたスカイラインベース車はプリンス時代のGT-BとハコスカGT-Rだけ、デカくて重いケンメリGT-Rなぞ車好きに全く人気なく売れず生産中止に追い込まれただけの話です。


希少車とは欲しくても庶民には全く手が届かないトヨタ2000GTの様な車です。 実は1971年にトヨタ2000GT助手席に5分だけ乗せてもらった経験があります、貴金属回収会社跡取り息子の先輩が所有してたのです。 寝そべる様な乗車姿勢と低いシートで目線は歩行者の腰より下、深いレッグスペースはX型フレームを逃げ少し左にオフセットしてました。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
そのトヨタ2000GTを作るシリーズもあった様です、現在は組立完成品のみ販売、お値段何と20万円オーバーです。 前出フォードGTも完成させるには似た様な値段でしょうね。

【通販サイトより】
車、船舶、航空機は単品で楽しめますが鉄道車両はそうはいきません。 『昭和にっぽん鉄道ジオラマ』のシリーズがありました。 他人の引いたレールを走るレイアウト製作は最大の楽しみ放棄で興味がなく傍観してましたが、今でもネット通販で入手可能な様です。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
作らないシリーズもあると知りました。 鉄道関連では1月にこんなシリーズが発売されてます、戦前の弾丸列車計画に始まり、小田急SE車/151系最高速試験、新幹線/リニア開発秘話、民営化後の経営再建物語も含まれてるかも知れません。 公開資料や文献を脚色編集しただけと推定され興味持てません、次月号以降¥1,529と公開してるだけ良心的です。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
『鉄道プロジェクト』は3年前企画の2番煎じで、創刊号、次月号(税別¥1,102)共に値上げしてます。 北斗星に始まる鉄道旅を楽しむコンセプト列車は、分割民営化され金もない何もない、あるのは借金だけのJR東窮余の策で、大ヒットに一番驚いたのは企画者でした、カシオペアもトワイライトエキスプレスも車両寿命と共に役割を終え退場しました。

【デアゴスティーニジャパンHPより】
同社製品には冷淡だった筆者がグラッときたシリーズがあります、スタートレックに登場する宇宙船エンタープライズNCC1701Dです、派手なTV CMもなく3月に発売されました。

【TNG第4話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
[註]タイトルリスト転載画像は版権所有者から削除要請があった場合は削除します。
スタートレックファンはトレッキーと呼ばれ、ホーキング博士がトレッキーだったのは有名ですが、筆者は1987-1994年の第二シリーズTNGの熱烈ファン、と言うより製作者ジーン・ロッテンベリーの思想共鳴者です。

【TNG第2話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
彼が製作に係ったTOS/DS9は好きですが、TNG完結前に亡くなっており、第4シリーズVOY以降はメッセージ性の少ないエンターテインメントで興味がありません。 TNG最初の国内放映は仕事が一番忙しい世代で全部見られず、再放送でも全てカバーできませんでした。

【TNG全7シーズン178話タイトルリスト】
定年退職後TNGのシーズン構成や全エピソードリストを発見し、これは見逃したエピソード含め再度じっくり見たいと思い、TNG全シリーズDVDを探し回り買い集めました。

【筆者所有TNG全7シーズン178話DVD】
BOOK OFF等で入手したのは比較的安価、ネット購入は高価、全部で7万円ほどでした。 レイアウト製作準備中で少々お高くても惜しいとは思いませんでした。

【筆者所有TNG劇場版DVD】
劇場公開版もありますのでこれも購入、各エピソード/劇場版最低2回は鑑賞して評価リストを作成し、お気に入りは4回5回と見てます。

【TNG第22話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
舞台は22世紀、地球は統一されワープ航法獲得で星間社会にデビュー、惑星連邦一員として深宇宙探査、連邦内宙域治安維持、他星間帝国との外交や戦闘の任に当たる設定で、宇宙が舞台のSFにワクワクしました。

【TNG第22話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
そこにはワープ航法の他にも転送機/ホロデッキ/シールドと言った夢の技術や装置と共に所有欲や権力欲を克服した進化した人類が登場します。 進化したとは言え人間のエゴやプライドの残渣が思わぬ事件を引き起こしたり、当時の現代社会への批判が織り込まれてたりと、TVドラマとして面白いだけでなく深く考えさせられる事が多いのが特徴でした。

【TNG第22話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
スタートレックはNASAの監修を受けており、理論上あり得ても存在証明されてない、時空の裂け目/ワームホール/パラレルワールド/時間の輪に閉じ込められるエピソードもあり、宇宙マニア心を刺激しました。

【TNG第65話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
TNGの魅力は登場キャラにもあります、沈着冷静なピカード艦長、アンドロイドのデータ、特に好きなのがクリンゴン人のウオーフです。 第1シーズンではブリッジの彩程度だったのが次第にキャラが鮮明化、メークも変化し人間より人間らしいクリンゴン人でした。

【TNG第21話の1シーン】・・・タイトルリストより転載
TVドラマとして戦闘シーンも必要です、初期はカーデシア/ロミュランの人間型星間帝国が相手、個が存在しない機械生命体ボーグ登場により『この方があり得る感』で不気味さを感じました。 なお筆者の選ぶNo.1エピソードは125話の『惑星カターン』です。


で、TNG話の発端になったデアゴスティーニのエンタープライズはパスしました。 価格不明の買物しない主義ですし、シリーズDVD付属製作者/出演者裏話を解説本でさも秘話公開の様に聞かされるのは願い下げです、それにNCC1701Dは宇宙が背景しか似合いません。


ではまた。

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