Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

KATOフォーリッジ入手難!

湖南電源が完成し、気候が良くなったら延伸線北基台製作着手予定です。

【特急通過待ち】
本格着工はまだ先ですが準備作業を進められる処は先にと考えました。

北西ユニットは国有地針葉樹人工林の想定で、約200本植樹しました。 トンネル上部や県道洞門上も同様で多分60-70本の植樹が必要です。

【『KATOフォーリッジ自作樹木の植樹①』より転載】
北西ユニット植樹用樹木は数回に分けて量産しましたが、KATOフォーリッジ緑色6袋を200本で消費、ストック使い果たして調達が必要です。


【通販店製品紹介ページより】
ところがレイアウト製作定番素材KATOフォーリッジが在庫切れです。 大手中小のこれまで調達実績がある7-8店全て在庫切れ欠品中です。 フォーリッジクラスターはストック十分ですが代用利きません。

【アマゾン商品ページより】
『KATOフォーリッジ』で検索すると通常価格3倍強¥1,980の1点限り、別の通販サイトでは何と¥4,980の超プレミア価格、一時的品薄ではなく長期欠品としか思えない状況です。 KATOフォーリッジが入手できないと樹相統一できず非常に困るので必死に探しました。

【KATOフォーリッジ送品伝票より】
在庫有りの模型店を発見し、問い合わせて購入可能と知りホッとしました。 大手通販より高価格ですがリーズナブル、必要な緑色に加え、明緑色/暗緑色の全てを発注しました。

【到着したKATOフォーリッジ】
KATOフォーリッジ緑色4袋、明緑色4袋、暗緑色1袋の計9袋、今後調達できるかどうか解らないので買い占めました、延伸線建設で全て消費すると思います。 他社からも同種素材が出てる様ですが、使い慣れたKATO製が一番です、何ゆえの供給停止なのでしょうか?。

まとめて塗ってあった幹は残りわずか、マホガニーとRLMグレイ1:1に溶液を加え、幹の色塗りをザッと100本行いました。

早速樹木製作開始です。
KATOフォーリッジ緑色を座布団状に切って一番下を瞬着でチョン止めします。
座布団4-5枚重ねて瞬着を垂らし樹冠を被せて形状完成。
定着用ボンド水溶液に浸して自然乾燥させます。

4袋調達の最初の1袋を使い切り31本完成しました、北西ユニット西部だけでもう1袋消費、やはりまだ不足しそうです。

KATOフォーリッジはネット状繊維に着色繊維玉を絡ませた素材です。 双方は非固定で、繊維同士の絡みと静電気で止まってるだけです。 従って開封しただけで繊維玉がパラパラと落ち作業中も落ちます、それを植物素材として貯めたのがキムチ容器一杯になってます。 ボンド水で固着処理してるのは、レイアウト植樹後も落ち続けるからです。

【大手通販会社製品紹介ページより】
気になって調べたらKATOフォーリッジクラスターも市場から姿消えてます。 レイアウト製作に欠かせない定番素材、使用されてる方は非常に多いと思います。 KATOさん、まさか生産中止じゃないですよね。

【『レイアウトの水田を実感的に!』より転載】
レイアウト製作素材調達で苦労した経験があります、数多く制作した稲刈り後水田素材のTOMYTEC「秋の畑」です、従来線で6-7枚必要でした。

【TOMYTECジオラママット秋の畑】・・・筆者在庫品より
従来線建設の2013年時点で売切れ店もあれば在庫店もある状況で何とか調達できました。

延伸線建設決定の2016年には困りました、この素材がなければ晩秋の水田風景再現が非常に困難で従来線との整合性が取れないからです。 探し回って売れ残り在庫有りの2店から、同等品畑002を3枚調達できました。

【価格ドットコムより】
試しにググると現在でも調達可能、ただし絶版品のプレミア価格です。

2016年調達の同製品は¥609、倍近いプレミア価格です。 オリジナル秋の畑は¥500くらいだったと思います。 成形部品ストラクチャは高価な金型活用で色変更して再生産されますが、植物素材や情景小物の安定供給がないとレイアウト製作が難しくなると思います。 


ではまた。

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