Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

著作権に想う事②&湖南電源最終章④

前回の続き、まずは湖南電源から、ノッチ1-5の速度変化が異常です。

【各ノッチ最高出力電圧】
ノッチ1-4最高出力電圧はほぼ1V刻み設計なのに全く異なる特性です。

ブログに書きませんでしたが従来線用転用ロータリースイッチのサブチャンネル用は、最後のツマミ圧入時に分解破損してしまい追加調達品です。 症状からすると左右ロータリースイッチ配線ミスの様です。

つまりロータリースイッチ2組配線が逆の場合この様な特性になります。 基板とロータリースイッチ間配線接続部を外し抵抗値計測しました。

ノッチ回路は2.7kΩ5本直列で13.5kΩのハズなのに、10kΩ2本直列に10kΩ並列回路加えた加速回路の25kΩになっており、やはり間違えてます。

加速回路の配線外して抵抗値計測すると、こちらがノッチ回路で約13.5kΩでした。 双方の配線を逆転し動作確認へ進みます。 という様な具合で1歩1歩完成に近付いてます。


それでは『著作権に想う事』、2回目は筆者ブログ掲載画像留意点の紹介です。 あくまで紹介でお薦めする訳ではありませんので参考にする/しないは各自判断でお願いします。 また最初にお断りした様に体験に基づく雑感「読物」ですので、そのお積もりで。


★有料コンテンツは無断コピーや転載しない
前号に書いた最低限守るべき事について補足します。 極端な例ですがTMS最新号記事をブログで紹介したらどうなるでしょうか?、かなり高確率で出版元から訴訟を起こされるでしょう。(新製品発売予告ポスターやカタログは販売促進用情報で著作物ではありません)

【挿絵画像】
訴訟は100%負け、TMSは著作物ですから著作権法違反、販売機会損失損害賠償を含め高額支払いを命じる判決が下るでしょう、完全アウトです。

【レイアウトモデリング1972年版
では古いTMS、例えばレイアウトモデリング記事をブログで紹介したらどうなるでしょうか?、49年前なので雑誌著作権期限が後1年残ってます。 出版元が気付いても大目に見て見逃すか、警告して削除要求するかのどちらか、削除すればなかった事にしてくれます。


出版元が訴訟に及ぶ可能性は非常に低いと思われす、訴訟費用が損害賠償額を大きく上回るからです。 しかし君子危うきに近寄らず、相手に球を預ける著作権侵害状態は避けるべきで、筆者が著作権切れの元本掲載画像に限り転載してるのは訴訟リスク回避が理由です。

【使用許諾を得てコピーした有料コンテンツ】
京急押入線『卓さん』に教えていただいて採用した箱庭技研さんの背景画です。 この部分だけ不足し、コピー使用の使用許諾を得て使ってます。 前記著作権期限満了前雑誌記事/画像の転載についても出版元の使用許諾を得れば問題ありません。(許諾可能性が高い)


★非有料一般コンテンツへの配慮
ブログ記事を含め誰でもアクセス可能、コピー可能情報には著作権法保護対象著作物と非著作物が入り混じってます。 その判断は難しいので以下の様に区分けして対処してます。


①官庁/自治体公開情報
官庁や自治体HPは高信頼度情報の宝庫です。 制度/基準告知やPR/教育資料提供が目的なので使用許諾を得ず自由に引用してます。

【昭和30年代の韮崎駅】・・・韮崎市HPより
例えばコレ、市政50周年記念誌の歴史的価値がある画像です。 ブログ開設以来数百枚引用しましたが、公開趣旨に反する用法でなく参考資料なので問題になった事はありません。 当初は出典明記なしでしたが、リスク回避と礼儀として引用先明記する様にしました。


②個人ブログ等の公開情報
著作物か否かは別にして、作者が解ってる場合の引用したい公開情報の対処法です。 画像または記事の転載許可を求めます、目的を伝え礼儀を尽くし断られた事はありません。

【2019.01.08更新】
例えばこの記事は筆者生家近くの60年前の写真が必要で、大東京 ビフォア&ナウ様の転載許可がなければ成立しませんでした。

【風太郎さん写真展案内葉書】・・・著作物ではありません
筆者愛読ブログはレイアウトと鉄道模型中心ですが写真ブログもあります。 その中で風太郎さんブログは毎回欠かさず拝見しており、5年前の写真展でお目に掛かり昨年夏の写真展も新宿トンボ帰りで訪問しました。

【風太郎さん作品『駅の品格』】・・・吉都線加久藤駅
ファンになったキッカケが1980年代前半撮影のこの写真、転載許可を得て掲載しました。 鉄道車両写真が多い中、旅をテーマに時代の空気感を捉える視点に惹かれてます。 この加久藤盆地中心駅は1986年に無人駅化され、1990年に今風のえびの駅に改称されました。


風太郎さんブログ欄外には、著作権放棄しておらず無断転載お断り注記と共に、肖像権上の問題指摘に対応する旨の注記が掲載されてます。 個人情報保護が大きく進んだ現代は著作権同様に、場合によってはそれ以上に肖像権が手厚く保護されており注意が必要です。


③作者不明の公開情報
現在は画像検索すると画像掲載サイトリンクがあるので作者が容易に解り、必要あれば転載許可を求める事ができます。 4-5年前キーワードで画像検索すると、筆者見落とし、または調査能力不足かもしれませんが、作者不明の引用したい画像に出会う事がありました。


1万枚超掲載画像で10枚ほどこのケースで無断転載しました。 今後しませんが、訴訟沙汰にならず作者から警告あれば削除すれば済むと確信犯、自己責任でやりました。 前回書いた『なるほどそういう事かと緩めた部分』で、著作権と訴訟実態知識からの判断です。

【挿絵画像】
作者が解らず無断転載した画像で1度だけ警告コメントを頂戴しました。 拙ブログ掲載画像は自ブログ画像の無断転載なので直ちに削除せよ、応じない場合は法的手段に訴えるという警告でした。 非は当方にあり画像作者と確認できたので削除し一件落着させました。


このケース無断転載したのは筆者ですし、作者が削除を求めてるのでそれに従いました。 仮に筆者が警告無視した場合、作者が取る法的手段(恐らくご経験がない)とは、どの様な物になるのでしょうか?、次回その話を紹介します、筆者は経験者ですから(笑)


ではまた。

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