南基台固定と線路敷設
本業はまだ大工仕事が続きます。
【鉢植えの山躑躅】・・・5/16撮影
前科掲載した花々も含め、山からいただいた物です。
◆路盤防護板設置
従来線台枠切り欠き工事では出入り時に延伸線路盤干渉しない様に切り欠き量を33mmに抑えました。 それは正解でしたがホッと気を抜いた際に路盤に寄り掛かってしまう場合があり、強度的問題がなくても列車接触防止策を取る事にしました。
①1x4材木っ端を斜め切断し背景板逃げを付けます、利用価値がなくなった捩れたロス1x4材が作業台替わりになりました。
②出入口延伸線路盤下にL字金具で固定しました。
③反対側も同様に固定し台座にします、水平でなく路盤と一緒に傾いてます。
④4mm厚75mm幅材を切り出し遊び心でゼブラ塗装して取り付けました。 更に従来線台枠側からコーススレッドを打ち込み、寄り掛かっても大丈夫な強度にしました。
ほぼ真上から見ると路盤防護板がこの様に出っ張ってます。 中に従来線フィーダー、延伸線フィーダー、両渡り線ポイント切替3系統配線を通してあります。
◆南台枠固定
南台枠固定条件が整ったので固定します。
①位置合わせし南台枠を東基台に押し付けて下穴を空け、床桁にコーススレッド2本打ち込みました、これは奥側、インパクトレンチ使える事は事前確認済みです。
②続いて手前側も2本打ち込みました。
③東基台接合部はスイッチバックポイント設置位置になるので、地震時の路盤損傷を避ける為、両基台を10mmボルト2本で一体化しました。
④北と東基台固定ボルト1本ではアンバランス、配線用穴を別に空け2本にしました。
◆線路敷設
南進する路盤に線路敷設します。
線路敷設部にコルクシートを貼ります、残りを有効に使いたいので一部切り貼りしてますが密度が高いコルクなので機能上問題ありません。
15‰緩和勾配から33‰本勾配へS248を敷設しました、奥の従来線水平レールとの高低差が大きくなってきます。
続いてS64x2本とS62Fフィーダーレールで出入口上空を通過します。 フィーダーは半田付けでOKですが用意して他に使い道もないのでここに使いました。
次に敷設するトンネル内列車交換施設分岐ポイントは購入品なので初期設定選択式です、これをスプリングポイント化します。 裏側3ヶ所のネジ位置を変更するだけです、詳細はポイント電気講座⑤KATOその2をご参照ください。
スプリングポイント専用使用なので切替配線不要、そのまま敷設します。
①ポイントパッケージに小さな透明なビニール袋が入ってます。
②中には絶縁ジョイナーが入ってます。
③直線側は道床干渉防止切り欠きのあるS60とS62双方ジョイナーと交換します。
④カーブ側はR481/15度先のジョイナーを交換します。
複線区間は横に長く両面テープを貼ってそれぞれ敷設しました。 絶縁ジョイナーで電気的別区間にした先からが交換施設有効長になります。
①その先のレールを置いたら問題発見、南基台62mm移動でS33x2をS64に置き換えた結果、中央柱部でクリアランス不足になりました。
②S64位置を変えて平行移動すると、今度は反対側が路盤端面になります。 路盤に接して背景板設置予定なのでこれもNGです、困りました。
この問題は端数レールで2線S字カーブオフセットを狭めれば解決します、しかしS64は端数レール組合せで構成できません、S29+S33でS62なら可能です。 そこでS62Fから先を再敷設して全長変化なしの案にしました。
①敷設済地点からポイント先S62Fフィーダーレールまで取り外しました、コルクシートにフィーダー線逃げ溝を追加してあります。
②フィーダー線を半田付けしたS64を敷設しました。
③続いてポイント再敷設。
④最後にS60+S62とR481を敷設して最初の位置より2mm写真左に移動しました。
案通りレールを置いて見ると双方の問題クリアして通過可能になると確認できました。 手配ミスのS33に出番が来て良かったです。
①ここで配線整理、両渡り線前後の延伸線フィーダーを1本化し制御盤への配線と半田付けします、眼病で遠近感が狂っており半田付けが結構大変な作業です(涙)
②両渡り線ポイント切替端子にはコネクタを半田付けします。
③移設してポイント定位側交換施設構内線フィーダーになった配線にも制御盤への配線を半田付けします。
④念入りに絶縁処理した後、従来線台枠にクランプしました。
S33/S29使用案で敷設完了、ポイント反位側構内線一番奥S64にフィーダーを半田付けしてあります。 これで従来線張り出し部線路敷設完了、延伸線基台上作業に着手可能になりました。
ではまた。