Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

湖南中央駅制御③構内線制御 その1

いやーっ、驚きました、前回更新のアクセス数です。 最近更新1週間で200超えるのが少ないのに初日に500近いアクセス、過去最高です。

【更新初日486アクセス!】
滅多に車両買わない筆者車両関係記事だから注目集めるなんてある訳ないし、単にタイムリーだったのでしょう。 と思ったら翌日2度ビックリ、中2日なら次は月曜と日曜に見逃した方が多かったのかもしれません、

【更新2日で1298アクセス!!!】
更に800上積み、更新2日で1,300なんて空前絶後です。 無煙化直前まで生き残ったとは言え、45年前に姿を消した8620の注目度の高さが信じられません。 復活蒸機イベント列車の2次的ファンなのでしょうか?。

【3月9日23:30】
結局2日連続の大入満員になりありがとうございました。 でも「東北仕様」で良かったです、過剰装飾の厚化粧だったら幻滅でしたから。


さて本題は前回の続編、最初は後回しにしたギャップとフィーダー設置です。

【がおう☆さん提供PR画像】・・・中央駅左方
転車台と扇形庫、広がるレール、大規模駅の雰囲気満載です。


2-3.ギャップとフィーダー
ギャップとフィーダー設置法については理解されてる前提で解説を進めます、用法が特殊なPecoダブルスリップについてはポイント電気講座⑦Pecoその2をご参照ください。

上図の様にギャップを設置し、2/4/5/6番線とダブルスリップに従属接続フィーダーを設置します。 2番線がFJXなのは機廻し線にFJ2を使ったからでなく、支線乗入れ、第2機関区入出庫機能を併せ持ち、4/5/6番線とは性格が全く異なるからです。

3/7番線はショート防止ギャップで、中央駅縦断モジュール分割部切れ目をそのまま使います。 1/2/4/5/6番線は運転目的ギャップで、分割部を接続する配線が必要です。

2番線を除く4/5/6番線従属フィーダーは、フィーダーブロック切替でなく左右ギャップ先レールへの切替で、その番線を左方/右方どちらに従属させるか切り替える機能です。 リレー非通電時は中央駅進入方向をデフォルトとして割り付けました。

ダブルスリップの従属接続フィーダーは進路により外回り本線2外Fまたは内回り本線2内Fに切り替えます。 なおPecoダブルスリップはフログ給電が必須な仕様です。


2-4.3番線/7番線の進路選択
外回り3番線と内回り7番線の本線運転は第1本線中間駅制御の設計思想を踏襲しますが、制御法は転用できません。

【『制御の基本と応用技法 その6』より転載】
第1本線中間駅では制御線数増加とスケッチ複雑化を避け、3P/2P各1個のトグルスイッチで進路選択を行いました。 しかし複雑線形中央駅には適用できません、プッシュボタン(ロック機能なし)制御信号によるArduino制御を行います。

構内本線3番線にB131、7番線にB171進路選択プッシュボタンを設置します。 ボタンを押すとArduinoへ制御信号S131/S171を供給し、選択表示LEDが点灯します。 本線運転モードは通過列車もあるので左方/右方一括制御です。 

電源ON時はポイント全て定位で本線進路選択がデフォルト、中央駅は左方/右方から列車到着待ち状態になります。 外回り/内回り本線はそれぞれ個別に制御可能です。 センサーによる信号機のArduino制御については前号をご参照ください。

内回り副本線5/6番線について考えます。 通過はなく停車/終着/留置/折返しの運転パターンがあるので到着と出発制御を分ける必要があります。 5番線左にB151、6番線左にB161進路選択プッシュボタンを設置します、図はB161を押した状態です。

B161を押すと制御信号S161(ボタン/と制御信号対応以下同)をArduinoへ供給し内回り本線左方が6番線開通、場内信号機JXを進行表示します。 同時に2内Fで6番線進入可能な様に従属フィーダーFJDS/FJ6を切り替え、進路選択表示B161 LEDを点灯します。

【がおう☆さん提供PR画像】・・・中央駅右方
同時選択の可否を別表にまとめると書きましたが、設計できてる訳ではなく何もかもこれから、様々な運転モード進路考えると脳味噌が液状化しそうです。

右方出発制御用にB152とB162を設置し、進行方向の進路選択と信号機制御を行います、図はB162を押した状態です。

5/6番線到着列車が右方出発の場合は本線7番線制御を左方/右方分割しただけで、終着・地下ヤード回送運転は何の問題もありません。 しかし折返しや留置時の場内信号機JXの停止表示ロック解除をどう制御するかが課題で『がおう☆』さんと相談中です。

外回り副本線4番線にもB141/B142進路選択プッシュボタンを設置します、場内信号機がないので、図は4番線列車到着後B142を押した状態です。

Arduinoの制御は6番線の左右反転で、こちらは外回り本線左行到着列車が留置しても、場内信号機ロック解除問題が発生しません。


トンだ難問解決を引き受けてしまいましたが、難しい知恵の輪を解く様な面白さがあり、結構楽しみながら取り組んでます。


ではまた。

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