Nゲージレイアウト国鉄露太本線建設記

運転よりシナリー重視コンセプトで、昭和40年代後半の風景再現を目指しレイアウトを製作中です。映像・画像を交えながら、製作記に加え、随想や旅行記も発信します。2016年9月より延伸線建設に着手しました。

某社からのオファー

拙ブログは先日80万アクセスに到達し、村内伸弘氏からお祝いと内部SEO対策としての『まとめページ』作成を薦められました。 11月4日更新『生野駅ヤード塔撤去工事』の最後にその件に触れ興味津々と書きました。

【生野駅構内 昼 再掲】・・・撤去したヤード塔が跨線橋上に見えます。


◆某社からのオファー
すると全く予想外の反応が届きました、非公開、部分伏字の拙ブログ宛コメントです。

この後に事業者HPリンクと氏名・連絡先メアドが添付されてました、非公開扱いにした理由です。 事業内容を確認しSEO関連と解りました。

「話を聞きます」旨のメッセージを即レスしましたこれには意味があります。 意地悪爺さん筆者は、話の内容への興味に加え相手のマーケティング屋力量と、ビジネスパーソン信頼度を計るワナを仕掛けました。

【生野駅構内 夜 再掲】
自らの一方的依頼に対する即レスには遅くとも翌日午前中にお礼と詳細説明、遅れるならお礼と詳細説明日程通知が、国を問わずビジネスパーソンのマナー・常識だからです。 それに話の中身とプレゼン技術でどれほどデキるか見抜けますからね(ムヒヒ)


◆返信時期も冒頭部分も落第
翌11月5日は平日、昼まで連絡なく内容如何に係らず落第判定した相手からメールが届いたのは、私の返信から48H後の11月6日夕刻でした。 往路1H復路48Hでスピードが命のビジネス、それもネットビジネス対応できると思いますか?。

現役時代も今もこの様な相手と仕事するのは願い下げです、返信お礼はあっても最低限の礼儀、連絡遅れ謝罪もありません。 また「依頼内容」は「弊社依頼内容」でないと主語がなく曖昧、『依頼したいのは貴方でしょ』と心の中で呟きました。 独立して書くべき依頼内容に冒頭で触れ、当方メリットに言及するのもプレゼン技術として稚拙です。

この間延びしたタイミング返信で筆者を読んでみるかという気にさせるには、せめてこの程度の書き出しじゃないとね。 それにこの段階では依頼より提案にすべきです、頼む側と頼まれる側のYES/NOでなく、5分と5分の立場での交渉ですから。


◆依頼内容
依頼内容本文は解り易く具体的に書かれてます、でも1ヶ所だけ要修正ですね。

【01】ご依頼の目的って何?、貴方の目的でも読み手筆者には関係なく不要です、依頼内容理解を助ける記述なら「ご依頼の背景」が正しいタイトリングです。 こんな処に読み手の立場で文章作成してるか否かが現れ、力量を見抜かれます。


依頼内容は拙ブログ記事を部分修正し特定部品を推奨する記述とリンクを追加してくれないか?、と言う打診です、虫の良い話ですが依頼内容は正しく伝わり合格です。

この<詳細事項>を読んで嫌~な気分になりました。 サンプル送付するから評価し良い部品と判断したら推奨して欲しいなら解ります、その手続き一切なしです。 拙ブログの宣伝広告媒体価値を認められた事は置くとして、人の褌で相撲を取り、筆者が読者を騙す結果になりかねない行為の依頼です、到底飲めません。


しかも記事原稿にまで口出しすると書いてあります。 ブログ管理人フリーハンドを制約される依頼は、魂を売り渡せと言われたに等しく言語道断です。

【03】で条件提示です、ゼロが足りないと言いたい処ですが、ブログの魂売渡しは金額多寡に係らずNOです。 その後に延々と実績PRが続きます、お若いの!ビジネス成否は①オファー品質、②双方Win-winの訴求技術、③ビジネスパートナーとしての信頼獲得、この3条件で決まるのだよ、虚仮脅しの実績羅列は何の役にも立ちません。

うんざりしながらPR斜め読みしたら、最後の【05】【06】が重要情報、【05】は【03】前に<詳細事項>と一緒に、【06】は【03】の直後に伝えるべき内容です。 PRは依頼完結後に「弊社実績事案を添付しますのでよろしければご覧ください」ですよ。


◆筆者回答
悪意はないにしても信頼に足らぬ相手から、依頼内容伝達手段は稚拙、肝心の内容は中身知らんで良いから拙ブログを宣伝広告に使わせてくれ、上記ビジネス成否3条件全てNGですから、筆者回答はご想像の通りです。

要点のみ、最後は先輩マーケティング屋の皮肉です。 目立った方が勝ちの今の世の中、この様なマーケティング手法は理解できますし効果もあるでしょう、でも美しくありません、『お客様に喜んでいただいてナンボ』の原則が完全欠落してます。


この事例ならば、依頼した事業者&顧客企業がハッピー、依頼を受けた筆者もハッピー、拙ブログ記事を信じ部品選択したユーザーもハッピー、スマイルチェーン連鎖こそが本来のマーケティングが果たす役割と、経験を通して固く信じてるからです。

時代と共に手法変われど本質は変わりません。 SEOは情報価値最大化マーケティングツールですが無から有は産めません。 と言う訳で、今回オファーの収穫は、
ネット情報は玉石混交、見分ける眼力が重要と改めて認識した。
拙ブログに宣伝広告媒体価値があると教えてくれた。
ブログネタを提供してもらった。(コレ一番大きかったかも・・・爆)


ではまた。

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