農家5③塀際の製作
タイトルを見て??と感じた方も居たのではないでしょうか。 屋根・ベース加工・ウェザリングと来れば、次は母屋のパーツ遮光・組立と進むのがこれまでのやり方でした。 農家5は外構塀を先に建て、塀際から製作を進めます。
塀の接着後、わらぶき農家製作時ストックしていた庭石を位置決めし、邪魔な地面を一部剥がして接着します。 庭石周辺と壁際にボンド水溶液を塗り、地面・植物素材を撒いて壁際の風景を製作します。 見えない場所ですが、この順番でないと作業できません。
庭石側壁際は植栽コーナーになります。 最初にコーヒー滓を撒き、0.35mmフラワーアレンジメント針金10本で作った小型庭木2本と、足元にツツジ等の低木や草花をイメージした植物を配置してエリア完成です。 削った成形植込み跡は完全に隠れました。
小型庭木は枝を短くして横に張り出し、小さ目に千切った緑色フォーリッジクラスターを先端に接着して、剪定された常緑樹の様子を再現しています。
確認の為仮置きした物置きとの高さ関係はこんな具合です、塀との関係を含めて高過ぎず低過ぎずいい塩梅です。 石碑の様に大きな庭石は、塀より高いと使えませんでしたが、ギリギリ収まりました、実に堂々としています。
曲がり屋は住居と家畜舎が一緒になった建物で、反対の塀際は家畜舎前の差し掛けになります。 枯れ草色フィールドグラス束で作った家畜用飼料を台に乗せて置きました。
当時の農耕用牛馬飼料について筆者は詳しく知りませんが、野ざらしNG地面直置きNGの前提で配置しました。 差し掛けと塀のすき間に、反対側庭木とのバランスで小さな庭木が欲しくなり作ってみました、簡単に紹介します。
小さな庭木の幹枝は外径2.5mmビニール被覆線、フィーダー線引き回しに使用した電線です。 撚ってから枝分けトライは視力の限界で失敗、芯線3-4本を撚り、先端を仮半田したのを8本作ってから捩じって半田上げし、フラットアース塗装しました。
枝にタミヤセメントを塗りカントリーグラスの中へ、小さな葉の枝振りが見える庭木予定でしたが気に入らず、再度タミヤセメントを塗ってフォーリッジ滓の中へ、樹高25mmの小型樹木が完成しました。 写真キムチボトルは素材入れに大変重宝しており、コーヒー滓・ターフ各種・自然石等の保管に10個近く使用しています。
塀際に植樹しました(単体写真撮り忘れました)塀の上に少し頭を出す程度です。 この小型樹木、手間がかかり目も疲れるので、今のところ増産予定はありません。
門を付けて正面からです、バランスを取る目的を果したかどうかは別として、この1本があるとないでは印象がかなり違います。
物置き入口に照明を付けます、野小屋持主自宅なのでここも点けっぱなしです。 物置き入口上と床に穴を空けて配線を通し物置きを接着、LEDは点灯確認後にクリアオレンジで色差しをしました。 差し掛けは遮光確認と対策をしてから取り付けます。
配線はベース裏面を通し家畜舎部で母屋内へ引き込みます。
ではまた。